Sorariの塩飽(シワク)です。



皆様、NHK大河ドラマ「麒麟が来る」は観てますでしょうか?



直虎以来の戦国モノで、個人的にはかなり期待して観始めましたが、おもしろいですね!大好きな長谷川博己さんがみっちゃんこと明智光秀を好演しています。



そしてそろそろ来るはずです、「桶狭間」。



ノブ先生こと織田信長を一躍、戦国の雄に押し上げるあまりに有名な戦です。



個人的にこの「桶狭間の合戦」には特別な思い入れがあります。



美容師としてではなく、経営者としての勉強を始めたときに、縁あって「ランチェスター経営戦略」という教材をもとに学びました。


この「ランチェスター経営戦略」には基本的な戦略概念として、有利な方がより有利になるような戦い方である「強者の戦略」と劣勢側が無駄な損失を避け効果的に戦う「弱者の戦略」があると結論付けています。



ランチェスター経営戦略は太古の様々な国の戦争から、近代では第一次世界大戦の損害を元に集団戦闘における損害=相手の攻撃力を数式化したもので、文字通り命がけの先人たちの知恵の結晶を研究した中から生み出された法則をビジネスに転用したものです。



この法則を知ったうえで、当時の合戦を見てみるととても納得のいくことが多くあります。



この「桶狭間」では「東海一の弓取り」(つまり結構やり手)と言われた今川義元率いる今川軍25000が進軍しています。


細い山道を大軍が行くので、隊列は細長く伸びます。通常大将を取り巻く親衛隊は二重三重になっており、容易に大将に刃が届かないようになっておりますが、この場合は非常に守備網が薄いのです。


ここからは想像が入り混じりますが、長細い列になった大軍では列の真ん中より少し後ろくらいに、輿(こし)に乗った今川義元がいたはずです。



そして雨が降り出し、今川軍は休憩をとることにしました。

義元:「今頃、織田のバカ息子、ブルブルふるえとるんやろな。最近父ちゃん(信長の)も死んだし、あのバカ息子じゃどうにもならんやろ。楽勝や。酒でも飲むか」と義元が言ったかどうかはわかりませんが・・・完全に相手を侮り油断しています。



そのとき、織田のバカ息子・信長は手勢を集め急襲する作戦を立てていました。この時の織田軍は3000程度。さらにノブ先生はこの中から精鋭500に絞り陣頭指揮をとりタイミングを計ります。注目すべきはただでさえ相手方25000に対して少ない3000という数から武勇に優れたものだけとはいえ、さらに少なく500名程度に絞ったことです。

ノブ先生:「今川のおっさん、俺をアホやと思って油断しとるやろ。待っとれ。ぷっ殺しちゃるばい」とノブ先生が言ったかはわかりませんが・・・



果たして、天はノブ先生に味方し、雨が降り出しました。雨音で織田軍の気配は消され好機が訪れます。

ノブ先生:「おっ、あの派手な輿に乗っとるのが義元に違いなか!すわ、かかれ!」という号令のもと、織田軍の精鋭部隊500騎は今川義元ただ一人を狙って襲いかかります。



結果は皆様ご存知の通りです。(*注:諸説あります)



特筆すべきポイントはいくつもありますが、

1・地形が大軍にとって有利でなかったこと(地域戦略)

2・急襲実行部隊を精鋭に絞ることで一人一人の能力が高い者をそろえたこと(商品戦略)、さらにより小回りがききやすいという機動力を重視したこと(組織戦略)

3・自分をうつけに見せることで相手を油断させたこと(情報戦)

4・それらを総合的に考えて「生き残るにはこれしかない」という針の穴に糸を通すような作戦を、今しかないというタイミングで実行したこと(決断力)



もちろん、この時代は「ランチェスター戦略」なんてものはないのですが、その基となった「孫氏の兵法」などは武家の間で出回っていたのではと想像します。しかし、それらを理解し実行できるかどうかは別問題です。もしかしたらノブ先生は天性の軍略家というだけではなく、とても勉強熱心な方だったのかも知れません。


そう考える理由としては、後年ノブ先生が勢力を拡大し、大軍を動かすようになってからは大軍であることが有利になるような堅実な戦い方(包囲戦など)をします。弱者であったときは「弱者の戦略」、強者になってからは「強者の戦略」をうまく使い分けているのです。



長くなって申し訳ございません。つまり「桶狭間の合戦」は我々ランチェスター経営戦略を学ぶ者からは「キング・オブ・ランチェスター」と言われている(勝手に言っている?)のです。



お読みいただきありがとうございました。







今週の予約状況でございます。

2月11日(火)11:30〜12:30までが満席でございます。15:00以降が満席でございます。

2月12日(水)16:30以降が満席でございます。その他の時間帯は空きがございます。

2月13日(木)まだ全体的に空きがございます。


皆様のご予約をお待ちしております。