2008年12月06日
11月16日 モーニング娘。ライヴレポート
お待たせしました。久々のライヴレポートです!
☆ 2008.11.16
モーニング娘。コンサートツアー2008秋
“リゾナント LIVE”
米子コンベンションセンター 16:30〜
モー娘。のライヴを見るのは2005年の大阪厚生年金会館以来、ここ米子コンベンションセンターでのハロプロライヴも、2003年のモーニング娘。さくら組(懐かしいねぇ)以来となる。
この日は午前中アミノの練習日で、本来は30km走の予定だったので果たして体力が持つのかと心配していたが、幸か不幸か右足の痛みのためこの日は12kmのリハビリ走だったので、その点は大丈夫だった。
チケットが売れてないのは、前日までTVで宣伝を続けていたし、ライヴの数週間前にれいな&さゆがわざわざ米子に来て、地方紙からケーブルTV局まで出演してアピールしていたことからも分かっていた。
そして当日券も発売したそうだが、残念ながら1Fで7割程度の客の入り。
その7割も密度は少し薄めだ。
2Fは100人弱のサイド席を開放していた。
最高2000人の会場だが、多めに見ても1200人位か。
さくら組ライヴの時は1Fのみだったけど、ぎっしり満席だったもんね。
もはや、会場近くでバッタモノグッズを売る者も無く、会場内のグッズ売り場も昔に比べると随分小規模になってしまった。
これが最近のTシャツ軍団か、と各メンバーそれぞれの応援Tシャツは珍しげに見させてもらったけどね。
さすがにこれではいかんと思ったのであろう主催者側は、通常ステージ前3〜5列程度は空席にするのがこの会場の通常なのに、ステージかぶりつきにまで客を入れていた。
たしかそういう移動もできる設備だったからね。これで、熱いファンは目の前で彼女らを見ることが出来る。
となると、実際の入りは7割より少しは多いのかも知れないが。
僕は前3分の1くらいの席。一般売りでこれ位の場所が取れた(FCは更新しなかったのでね)。
さて、久しぶりのモーム娘。ライヴが始まった。
(注・さすがに最近のアルバム曲・カップリング等、曲名が分からないものがあったので、各種ファンの皆さんのHP・ブログをあちこち覗いて確認をしてます。感謝です)
会場暗転、ペンライトが揺れる。久々にこの感じ。
「その場でビビっちゃいけないじゃん!」からのスタート。
そのまま「みかん」と続いていく。
シングルとしてはあまり評価してないこの曲だけど、つかみにはOK。
短い自己紹介の後、ピンクレディーのデビュー曲にしてカバーシングルとなった
「ペッパー警部」
米子市公会堂で、本家本元ピンクレディーのこの曲を目にしたのが1977年だから、31年後にこうしてめぐり合った訳だ。
まぁ、なんでこの曲だったんだろう、という疑問はあるままなんだけどね(「阿久悠物語」で愛ガキコンビでPLを演じた縁ではあるのだけど)。
「TOP!」「YAH!愛したい」にて、えりりんこと亀井絵里のダンスソロがあった。
おお、以前この会場での「さくら組」ライヴの寸劇で台詞が飛んで固まってた彼女が、こんな魅惑のダンスが出来る様になったんだぁ、とちょっと感激。
この後のMCだったと思うけど、今日ガキさんがウケたことを話す。
「田中っちが、“衣装室”がなーいって言ってたのね。それで、“ドレッシングルーム”を指差して教えてあげたの」
「そうしたら“サラダじゃん!シッシッ”って言って、その“シッシッ”がツボにはまって大笑いだった訳」
それから、愛ちゃんガキさんで「ドレッサーとか言うでしょ」とか言ったんだけど、どうにも分かってないれいなだった。
「英語もっと勉強しましょうね」というシメとなった。
そして「インスピレーション」、久々に聴くなぁ。手が自然に挙がって揺れるよね。
「Ambitious! 野性的でいいじゃん」は、切れがあるよね。
ここから、3〜5人で入れ替わっていくステージ。
「パープルウィンド」ときて6期3人による「レモン色とミルクティ」
この日は、えりりんメインだった。今の娘。ではえりりん推しの僕としては嬉しい限り。
ここでの3人のMCでは、米子に関するクイズ。米子のマスコットキャラ「ヨネギーズ」は何を元にしてるでしょう?という問題だったけど、割とあっさりと正解してたね(正解はネギ)。
お次はMilkyWayの「タンタンターン!」
僕の前にいた小学生3人の女の子が一気に目を輝かせてた。
でも、この日は小春のみ、残念。後の2人もツアーに全部連れてあげてよね。
光井ソロの「私の魅力に気づかない鈍感な人」で、カーボーイハットにピンクのTシャツとショートパンツ。まぁ、みっつぃーは生かし方が難しいな。
「グルグルJAMP」は、小春・ジュンジュン・リンリン。
その後白いロングドレスのリーダー愛ちゃんによる「無色透明なままで」。
さすがに歌唱力は卓越している。本来はソロでいくべき子なのだ。
一転、早着替えでハードなナンバー「Take off is now!」を愛・ガキ・れいなの実力者3人で歌う。
ここで小春・光井・ジュンジュン・リンリンのMCタイム。ここは小春VSジュンジュンの収集のつかない掛け合いで、真ん中で面白がってるリンリンがかえって印象に残った。
阿久悠作品のカバーアルバム「COVER YOU」より、山本リンダの「どうにもとまらない」、
そしてフィンガー5「恋のダイヤル6700」を歌う。
当然リンリンが真ん中で自分を指差して、
♪リンリンリリン リンリンリリンリン〜
実に楽しそうで良い。と言うか、シングル化したって良かったんじゃないの?
ここで愛ガキ2人のリーダー・サブリーダートーク。この日のお題はジュンジュンについて。
「ジュンジュンはよく気のつく子だけど、やんちゃな子で・・・」と話してると、舞台中央にちょっと顔を出そうとするジュンジュン。
ガキさんが「私が鼻血を出した時、後で“鼻血とは・・・”なんてメールをくれたり・・・」などなど。
ここからはシングルが続く。
「そうだWe're ALIVE」「女に幸あれ」「浪漫」「ここにいるぜぇ!」
この辺はさすがに盛り上がる。
ラス前のMCだったかな、小春がここ鳥取にちなんで
“とっとり〜〜とっとり〜〜”と長く伸ばしてから、
“あ、とっとりとっとりとっとり”と早口で喋る。ここらを口で説明するのは難しい(笑)
「リゾナント ブルー」、今年の唯一のオリジナルシングル。この曲はカッコいいよね。
アンコールでは名曲の誉れ高い「雨の降らない星では愛せないだろう?」
この曲もシングルにしても良い出来だった。ジュンジュン・リンリンの中国語の歌唱が耳に残る。
一人一人のMCが続く。
れいな「みんなれいなより年上なのに、こうアホみたいにやって〜」と、苦笑物のトーク。
リンリンはゲホゲホと咳をして、みんなが大丈夫?と寄ってくる。
ガキさんは「1番後ろの席で小さな子が一生懸命踊ってるのが見えてたよー」と気を配ってた。
ま、それくらいそのあたりに客がいなかったんだけどね。
ラストは「青空がいつまでも続くような未来であれ!」
感想としては、さすがに個々のライヴパフォーマンスは向上している。ファンが熱いのも変わりがない。
それゆえ勿体無いと思うのだ。このメンバーが歴代の娘。史上最も長期間固定されてるのだけど、だからといってポジションまで固定する事もあるまい。
えりりんの成長を見ればこの2年くらいの間にセンターにする機会はいくらでもあったし、
「恋のダイヤル6700」でリンリンセンターのシングルでも良かった訳だ。
そういった伸びてくる子を見抜いてすぐ抜擢するフットワークの良さが、今のUFAスタッフには欠けてるんだろうな。
AKBみたいにいきなりSKEのしかも11歳をセンターに持ってくるような事ね。
あれって、娘。のセンターにエッグから、かにょんあたりをすえるようなもんだもん。
確かに、アットホームな娘。だから、かつての市井紗耶香のライヴでのアピールみたいに時に全体の調和が崩れてでも前へ前へ、というタイプがいなくなってるのも事実だけどね。
空席の広さは、人気の低下を歌い手が実感する最たるものだと思う。
でも、それでメンバーが悔しい思いを糧として這い上がっていくモーニング娘。であって欲しいのだよね。
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1. 11月29日モーニング娘。コンサート@大阪 [ おなじ星 ] 2008年12月09日 20:13
11月29日、大阪の梅田芸術劇場にて行われましたモーニング娘。のコンサートに行っ