平成29年3月4日、横浜国立大学にて第86回の神奈川予報士会が開催されました。

ここ数年恒例の、筆保研究室の卒論・修論発表ダイジェストバーションと、
ゲストの方の講演+気象予報士会の方々の発表と、盛りだくさんの内容です。

研究室メンバーは11時半に集合だったので、会場で皆様をお迎えします。
みなさん口々に「いい運動になった」とおっしゃられながらご来校。

そうなんです、、、なかなか駅から遠い、我が大学。
おまけに構内も広いので、特に初めての方は迷った方もいらっしゃったようで、、、。
とにもかくにも、なんとかみなさまたどり着いて頂けたようです。

今回は、学校行事と被ってしまったこともあり、まず学生の発表から(写真準備中)

回転水槽を超安くつくってしまおうプロジェクト
「ソラ回しプロトタイプの開発」byりまさん  

ここで白黒つけようじゃないか!
「白百葉箱vs黒百葉箱」byかせちゃん(インフルA) に代わり、代打ふで先生(咳が止まらない)

シミュレーションを駆使した渾身の研究                  
「鬼怒川氾濫をもたらした豪雨~もしも山がなかったら?~」byしゅん

学部時代から4年にわたる研究の集大成!
「日本初!台風ハザードマップ」byしょーさん

来年は北の大地で研究を続ける
「台風だけじゃない!爆弾低気圧ハザードマップ」byたまけん

5歳児でもMPバンドXレーダーのデータが読める!という報告
「SORAKIDS構想 ~幼児教育とボクと、時々、ボイパ~」byおっくん

の6人の発表となりました。

なんとその中でも、しょーさんの台風ハザードマップの研究は、
今年度の横浜国立大学修士論文の中の最優秀賞を受賞!!!
その場で初めて知らされたしょーさんはこの表情!
会場から大きな拍手が送られました。

IMG_1733

↑突然の筆保先生の発表に一瞬戸惑いを見せるしょーさん
            この後大きな拍手に包まれました。


SORAメンバーの発表にも活発な質疑応答がありましたね。

この後、遠藤泰彦会員の「神奈川ハザードマップあれこれ」の紹介。
元町プロジェクトのご紹介もいただきました。

一旦休憩を挟んで、、、

招待講演は、東海大学大学院地球環境科学研究科 中島孝教授による
「人工衛星を用いた大気観測」です。

IMG_1743

衛星による観測の手法の進化など、我々気象に携わるものとして、
興味深いお話を頂きました。

その後、TeamSORAメンバーでもある佐藤元会員による
「回転水槽実験装置の開発」熱のこもったお話を頂きました。

最後はもう一度遠藤泰彦会員にご登壇いただき、「気象の神様」ということで、
「気象神社」の紹介や、お守りなんかも見せていただきました!
これは是非ゲットしたい!次東京行く機会あったら買います(笑)

盛りだくさんの会も、最後は皆さんで記念撮影!
パシャり!

IMG_1746

こう写真を見ても大所帯ですね!

その後はみなさんお楽しみの懇親会です。
初めて来られた方の自己紹介から始まり、各テーブルで気象談義に花が咲きます。

IMG_1751

中島先生曰く、「こんなに多様性がある気象予報士会は素晴らしい!」とのこと。

みなさん、色々な職業に就きつつ、でも気象という共通項で繋がっているということを
再認識しながら、大盛り上がりの会となりました。

IMG_1758

もちろん僕も楽しい時間を。
普段とは違う切り口で議論やお話ができるこの予報士会は貴重な情報交換の場でもあります。
また世界がひろがりますね!みなさまありがとうございました!

P.S
今回のブログを書くにあたり、大畑高二様に写真の提供をいただきました!
ありがとうございました。