フクロウの羽音

"新世界の狼"JUNIOR BREATH唄屋、新世界ホシヲのしびれまくりの日々。

 

ドキドキ、主にウルトラ

6月。
ドキドキしっぱなし。
いいことも悪いこともずっと。

悪いことは別にどうでもいい。
いいことはたーくさんあった。
そんで、大体そこには遠井地下道と、ビールがいた。

6月1日からBUDDY TANDENとぶちあがった。
大好きなTHE MY BABY IS A HEAD FUCK、あまのじゃくと4つで大人パンク(アホ過剰)の祭典。
朝まで打ち上げて、地下道以外のメンバーとすんごく仲良くなった。男の子なんかこれでいい。一緒にいた時間よりも、見つけてきたものが一緒だったときのシンパシーだけでうおおおおおっていってハイタッチできる。ギターの大ちゃんもドラムの食パンも大好きだ。

6月2日も寺田町に奴らはいた。
SHOTGUN30の企画。すごいパンクロックに心臓持ってかれたり、テンションから生まれたような奴に出会えたり。バディタン3もワイワイやってた。

そして6月3日は川西でやってる密度の濃い、「うたの祭典」(だと俺は勝手に思ってる)HROCKFESTA。ロクブレスタでもソロでもお世話になってる居酒屋ふるやの二人とそこに集う仲間たちがやってる小さなフェス。はっきり言って、HROCKに出演したって売れない。でも、音楽って最高だぜ!!っていう後味は半端ない(大迫)いつも、ハッとさせられるし発見があるし純粋に感動する。
この日ソロで廊下で歌った歌は、今年のベストシングだと思ってる。
地下道とタテヤマのサチオ野郎とみんなが割と真剣な話をしている打ち上げ現場でふざけまくって、俺はコンクリートになった。

6月4日はHROCKの後夜祭。
地下道と俺は、閉店後の暗い居酒屋のシャッターが開く音で目を覚ます。歴史ある銭湯でリフレッシュ、缶チューハイですべてを叩き起こし、ふるやの隣にできたお寿司屋さんに一人で入る。妙齢の訳ありっぽい男女と俺だけのカウンターで、俺はとり貝を3回頼んだ。
そして、感謝とか時には愛とか、希望、そして絶望。できるだけのポジティブを込めて唄った。
声は出た。


そして少し開いて。
6月9日。
ある男の子と寺田町近くの音楽BARでマスターと3人でずーっと90年代のギターポップの話やニューウェーブの話で盛り上がる。その店はたくさんレコードがあって、マスターはことごとく俺の趣味を知ってる。俺の血と筋肉は、パンクだけで出来ているわけじゃないんだぜ。SHADYLANE、寺田町に来たら訪ねてみよう。

BAR SHADYLANE



6月10日はチャー絆のレコ発。
JUNIOR BREATHはトップを任された。
初めましての人もたくさんいたけれど、笑顔でいっぱいのフロア嬉しかった。
久し振りにオールスターを演奏したら、体ごともっていかれた。ヨシアキ本当に上手になったなあ。ドラムっていうか、俺の唄の感情の起伏へのシンクロ率が異常に高くなってる気がする。サンキューな。新曲アイスクリームは絶好調。
各バンドのライブが良すぎて、思いっきり呑みすぎてFireloopのフロアにて失神。こんなこと最近あんまりないんだけどな。すごい一日だった。ロックンロールはいつだって劇薬。用法容量なんて守ってる暇もなく俺をむしばむ。


6月14日はeverland。
初めての西永福JAM。
かつてのJAMの面影は、カズマックスくらいじゃないか!!!
すんごくきれいで快適で考えられているライブハウスになっていた。
これからもたくさん通いたいな。どんどん良くなっていくんだろうな。音作りすごく難しかったけど、どんな状況でもええライブしなくちゃいけない。everlandどんどん大きくしていかなくちゃな。バディタンとリマインズとジュニブレ。この3バンドがやってるんだから間違いない。早く見つけてくれポップパンクジャンキーズ。
次回のeverlandは8月19日大阪。バディタンレコ発編。寺田町Fireloop。

JAMでのエバランが終わって、今回は地下道の誕生日ってことで後夜祭。
新宿、ロックンロール以外は全部嘘に移動。各人のDJなどで騒ぎまくる。pillowsかかるとエンジンかかる人々がおもしろかったな。途中で新宿ロフトの大塚さんまで乱入してきて突然DJし始めてすごく盛り上げるというミラクル。Wケーキどっきりなんかもあって最高だった。そして、俺の記憶中枢はショート。次の日は島根でライブだというのに。4時40分の飛行機に乗らなくてはならないのに。。

奇跡的に(本当に!)空を飛び(本当に?)島根県に着いていた。
よくもまあ着いたもんだ。そして、6月15日、歌わせてくれる花房さんという最高にイカした漢に出会うことになる。あれよあれよの間に、まあここで仮眠をということで仮眠に入る。視界にはしっかりマヌーサがかかっていた。

ZZZZ

起床。
花房さんがお風呂に連れて行ってくれる。
おふろかー!地元の銭湯とか楽しみやなーって思って車に揺られていたら。到着したのは宍道湖畔のでっかいホテル。フロントに入って行って出てきたのはたぶん支配人。花房さんが支配人と一言ふたこと話した後、「行こう」といって俺と地下道はついていく。エレベーターにのり7階。
たどり着いたのは、宍道湖を望む絶景の大浴場。
え?
まじで。
前に名古屋でも風呂ではしゃいでたウルトラブラザーズ。
地下道からまた面白い話を聞く。へええ。変な知識を持っているというか拾ってきたやつの話は広がりがあって面白い。地下道とはずっと話していても飽きることは皆無である。
そういえば地下道とはあんまり音楽の話をしないな。珍しい。書いてて気づいた。お互いのやってる音楽のことには触れたりするけど、何の話してるんやろ。寿司かな。

風呂をでて、地元のラーメンをご馳走になり、いよいよリハ。
会場のTHEBARNっていうところがすんごくて。家のでっかい納屋を改造した、「男の夢テーマパーク」みたいな場所なんよ。バイク!ギター!レコード!ブーツ!シャンデリア!ウイスキー!卓球!みたいな。大きな山が目の前にあって星がすんごくきれいな場所で。絶対ジュニブレのメンバー連れてきたい。7月にまたいけるかも。
この日、久しぶりに再会した島根のパンクス、かんくんもオープニングやってくれた。かんくんの唄素晴らしくよくて。生命力というか生きていこうとするエネルギーの塊だった。ULTRABROSは完全に火が付いた。

そして、ライブ。

ライブはツイキャスで放送した。

ツイキャスはこちらで見れる。地下道のライブもあるよ。

この日、06.15は地下道の誕生日。何歳になったのかはあんまり知らない。
俺は人の年齢にまったく興味がない。どうでもいい。1年早く生まれようが、12年あとに生まれようがすごい奴はすごいし、魅力的なやつは魅力的。人の魅力に最も遠い価値観が年齢だと俺は思っている。とはいえ、友達の誕生日を一緒に祝えるなんて最高だよな!ほんで多分、祝っていらんやつをこんなとこに誘ったりしないだろうと思う。俺ならそうやわ。地下道のでっかい友情頂きましたな。誘ってくれてありがとう。

次の日はJUNIOR BREATHのライブが大阪であるので、後ろ髪惹かれながらひとり帰路。
花房さんの奥様が車で駅まで送ってくれたんだけども後部座席の扉あけたとたん車内から流れてきたのがくるりの東京で、ちょっと振り返れなかった。松江駅で三宮行きのバスを待つ間、頭の中で12曲くらいいっぺんに作ってた気がする。こんがらがってるからこれからどんどんほぐれてこんにちわ言うてこの世界で鳴るんだと思う。

6月16日。
寺田町Fireloop。
ポップパンクバンド、AX LITTLE CITYの企画に呼ばれる。
彼らは一昔前、Fireloopでたくさんライブしていたバンドでメロディーラインとアレンジが最高にナイスな三人組。久しぶりにオレたち以外がほとんど英詩。
おれちょっと前まで英詩に対してあんま良いイメージなかったんだけど、関係ないな。通ってきてるし。ハイスタとか、SOBUTとか、Mr.ORANGEとか。特に最近は(多分スケートボードが皆悪い)目ロディックとかヒップホップとかレゲエとかそんなもんばっかり聴いてるから見事に腰から持っていかれちゃったな。Down the Rabbit Holeが激烈かっこよくて。なんでもそうだと思うけど出汁が深いもんはグッとくる。インスタントでは勝てない届かない音の先の光、あるいは闇。
前日とは打って変わって朝までたーくさんパンクの話をする。やっぱり音楽の話してるときはキラキラらしい。ホシヲさん嬉しそうに話すっすねえって何回も言われた。そりゃ、同じもんが好きなやつに出会えたら嬉しい。音楽はひとりのものだからこそ、それがリンクしたときに何倍もの感動を生む。

6月17日。
昼過ぎから名古屋に向かう。
なんで?って、おとぎ話のレコ発ツアーを目撃するため。
おとぎ話も、紆余曲折の果てに繋がれた運命のバンド。この日は今池得三。ずっと行ってみたかったライブハウス。いつぞやニシヤマとGURUxGURU出た帰り道に寄ろうとして開いてなかったって時があったなたしか。その時に入った寿司屋さんの向かいの焼き鳥屋さんが大正解だったのでいくべし。
名古屋名店ランキング堂々ランクインですな。カッパの台所だったかな、確か。得三の近くの面白そうなビルの地下にあるぞ。
おとぎ話のライブは、対バンがアナログフィッシュ。化け物みたいなグルーブで思わずビールから焼酎に移行。すごかったなあ。じっくり繊細に描かれていくなんだろうな鉛筆画みたいな雰囲気。色はこっちに任せられてるっていうか。あんなに強烈な音なのにこっちに自由度があるすごい音楽だった。そしておとぎ話。
すんごい噛み締めた。(ある方にその様を見られてた)
新譜の「眺め」ってアルバムがまたすごい。ほんで、そのアルバムと全く同じ音出すのがおとぎ話のすごいところ。いつせかの磔磔でも牛尾くんのギターで度肝抜かれた。このライブで、俺は完全に牛尾君にもってかれた。すごいギタリストや。どないなってんねん。
文字通り、音楽を堪能して、幸せな気分でGURUxGURUに1杯飲みに行って、そこらへんのネカフェにて就寝。

6月18日。
午前8時発の近鉄特急で帰るつもりだった。
大阪がえらいことになっていることをまだ知らない。
ふわっと開いたツイッターで、大阪で大きな地震があったことを知る。頭の中を整理する間もなく、三重県津市。津駅。
車掌が鬼気迫る感じで、車両に乗り込んできて「大阪で大きな地震があり、これ以上進めませんので車両から降りてください!!」いそいそと下車。ほんで、そんなえらいことになっているのかと各方面に連絡。どうやら近しい人たちは無事のよう。でも、まだ全然何が起こってるかわからない。
一旦名古屋に帰ることに。
いそいそと逆車両に乗る。
バシッと開いたツイッターにメンバーの無事と自分の状況を投稿。すると、意外な人からリプライ。
ハイファイコーヒーズのひーくん。
「ハイファイ号、もうすぐ四日市です」
え?
反射的に車両内の電光掲示を見る。


next YOKKAICHI


!!!!
すぐさまハイファイコーヒーズに連絡。四日市で拾ってくれるとのこと。ミラクル。
雨の四日市で、拾ってもらい無事に大阪到着が14時半。感謝感激雨あられ。
最寄り駅の線路の上、不自然な位置で電車が止まってた。駅の電光板の示す車線はすべて赤く点滅。
津で土砂降りだったのがうそのように大阪は晴れていてそのコントラストが余計に不安を煽った。
帰り道で水とカップ麺を買い帰宅。テレビをつけるとずっと地震のニュース。
不在通知が入っていた荷物を受け取るととても最高のものが入っていて、不思議な気分だった。
君はどんな気持ちだったんだろう。
一通りの備えをして、湯豆腐などをガッツリ食べて(昨日までのハードドランクと夜中のラーメンによるダメージをひきずりすぎていた)眠った。

6月19日。
京都DEWEYにてソロ演奏。
出演者は俺を含め10人。大阪vs京都という図式のライブだったのだが、大阪チームには一人とても震源地に近いところに住んでいるやつがいて、柴田太尊なんだけども。彼の前夜のつぶやきに対して大阪チームの河野慶一朗、〆田高徳が反応していて俺もそれらを読んで強い気持ちで臨むことができた。しっかり唄って、役割を終えて、ちゃんと家に帰る。何があっても。
よくライブで話すけど、東北の地震の時、俺は音楽を捨てかけた。自分のやってきたことの無力さにどうにもならなかった。でも、何の因果か、地震の何日か後に東京池袋Admに唄いに行くことが決まっていた。ソロ→バンドのツーデイズで。正直迷った。帰ってこれるのか?そこに意味はあるのか?でも結局俺は唄いに行った。まちのぞんでくれていた人たちもいた。そこでもう一度唄うことを取り戻して、俺は誓いとしてナントカマンという歌を作った。6.19京都では、ウクレレで唄った。
同じようにいうとおかしな話だけど、涙してくれて、ありがとうと言われた。本当にありがとうって。俺の唄はそういうものでありたい。人数じゃない。ロックンロールはひとりのものだ。ちゃんといざってときに頼りにできる歌を作りたいし、歌っていたい。心からそう思う。

DEWEYから出ると、木屋町はWカップで沸いていた。
日本が歴史的勝利!俺はまだ地震が不安だ。これを書いている今だって不安だ。
でも、いいと思う。サッカー日本代表はそのひととき完全に何人かの絶望をぶったおした。
帰路、京阪電車で、秋山カラスウリとずっとサッカーの話をして(実は結構サッカー好きなの俺)、そのままの勢いで帰宅したのちセネガルvsポーランド戦を焼きそばに目玉焼きを乗せて、一本だけビールを飲んで最後まで見届けて眠った。


週末は、味園ユニバース。エマージェンザ大阪決勝戦。去年は皆に応援してもらって立てたステージ。優勝して東京大会も出て、SNARE COVERやLucky Strikeってやばいやつらとも一戦交えて仲良くなれて、TAKUYAさんと呑むなんておまけまでもらった。昨年。あれから一年か。むしろ人の上でギャーギャー言うてたのは2年前か。早いのか遅いのかよくわかんねえな。
今回はゲストで出演する。
狼と豹でおなじみの盟友The BEGが決勝まで上がってきた。このままいってまえ。俺たちが届かなかったドイツまで!エマジェンの決勝はね、各バンド、それまでで一番のライブを絶対にしてくれるよ。忘れられないライブたくさんあるよ。集まる人は演者だろうがお客さんだろうがしっかり刻み込んでね。俺たちはゲスト出演だ。審査している時間の間の演奏。決勝戦だと思って臨むから、しっかりかっこええフロア見せてくれよ!あんたに言うてんねんぞ!!取り置きもできます。バンドのHPから、このブログのコメントでもいいです。言うてください。味園で見るジュニブレは爽快です。



6月はいろんなことがありすぎて書いているだけでもキャパ超えそうだ。
でも、ひとつひとつのことが全部すごい輝いていて、そんな人生の中に居る俺はやはり幸せなのだと思う。


最近、何度目かのDRAGON ASHブーム中。


★★★★

いつまで生きれるのかわからないのはみんな一緒だけど、とにかく生きてやる!って思えるかどうかは、出会えた人や音楽で変わるもんだと思う。俺はやっぱり生きている間だけでも、そういう風に思えるきっかけでありたいって思ってしまうのは贅沢だとは分かっているけれどやはり思ってしまうのだ。


しーぬーまーでどーきどーきしたーいわー

またね。
くれぐれもロックンロール。

【詩】ウインドブレイカー


少しだけ 寂しくなる
着実に秒針に消えてく歴史を想ってさ
ガタガタと 夜の果てを
揺らす ハリケーンの絶叫と
爆ぜる 雨粒のリズムに
意味をつけていく

闇の中でいくつもサルベージしてきた
順番待ちの言葉たちを
繋ぎ合わせて祈りにかえていく

どうなってもいいから 僕は光を唄わなくちゃ
もう泣かないでいいように 君の窓を貫く光を


書きかけの 鼻歌で
完成したメロディーはまだ信じるに足りるだろうか
確かに在った 現在
愛しく想えた 時代
追い抜いたりしながら
稚拙な言い回し並べて
亀裂までも塗りつぶした季節

立ち入り禁止の明日
未到達の夢の向こう側
知りたくて 行ってみたくて
絶望 孤独 食っちゃ吐いて
踏みにじられた情熱の上
魂の飢え あの日の歯笛
溢れ出す涙 戻らない過去
ひとつも千切れないように
ついてこいよ未来

どうなってもいいから
僕は光を唄わなきゃ
歩いてきた道より
ここで鳴る鼓動のことを

ここにしかいない君と
僕の傷付いた体温の存在
きっと今それが宇宙の全てでいいんだよ
さあ新しい朝だ 窓を壊そう

追い風を待つのではなく
向かい風を切り裂いてく
ウインドウブレイカー

★★★★★★★★★★★★★

さあ鳴らすぜ、終わりのない始まりのファンファーレ。



先行策

マジか?
マジやな。

JUNIOR BREATHがライブ活動をはじめてから12年という月日が経った。
夜が明けたら12周年企画大阪編だ。
eightbeat sicknessも30回を数える。

ここにきて、俺は、ひとつ気がついたことがある。
挑戦をやめないということはもちろんだけども、率先して向かい風に飛び込んでいくという姿勢を貫きたいということだ。追い風ばかりを探すことが、俺のロックだったか?
そうじゃない。
自分の道を切り開いていく姿勢にこそ感動してきた。そして、未だ俺もそうでありたい。

JUNIOR BREATHというバンドが好きだ。一度でいいからフロアでライブを見てみたい。心底あんたがたが羨ましい時がある。そういう時はええライブを出来てるんやろな。当たり前だけど。
散々いろんな景色をみて、経験もしてきた。でもまだまだやれる。まだまだ見たいものがある。産み出してみたい音楽がある。

向かい風を切り裂いていく徹底先行を貫いて、そのままぶっちぎれるような、そんな力が湧いてくる曲をステージを。
圧倒的なポジティブを撒き散らして行きたいと思います。

スタートの4月。
13年目、いいスタートを切れてる。
加速して加速して、燃え尽きてしまうまで。エレキギターは鳴ります。
あなたのために。


明日も、かっこいいフロアを俺たちに見せつけてください。THANX BEATERS。君のおかげで、ここまでこれた。もっと欲しがってくれるならば、俺たちも応える覚悟がある。

これからもよろしくお願いします。
JUNIOR BREATHおめでとさん。
またあした。IMG_7972




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旅を始める理由

ツアー ザ・リビングシングス2017が終わった。

最高傑作といえるアルバムを作り、いつもの様にライブを重ねた。
ツアー中、考えてみればいろんな事があった。移動中に本気でブチ切れることとかもあった。その次の日のライブは多分この旅を大きく変えた、カトキットとのツーマン。
メンバーそれぞれと色んな話もしたし、自分の生活の中にもいろんなことがあった。
御存知の通り、バンドにもいろいろと。エマージェンザ大阪大会を優勝し、東京大会へ。東京大会では準グランプリと、両大会でベストボーカリスト賞なるものもいただいた。JUDY AND MARYのTAKUYAさんと朝まで飲んだり、ミナミホイールに出れたり、KING BROTHERSと念願の対バンが出来たり、STANCE PUNKSに企画に呼んでもらったり。ロクブレスタを今年もやれた。まだまだたくさんのことがある。小さな小さな一歩に見えるかもしれないけれど、感じる。JUNIOR BREATHはすごく大きくなったと思う。ふところも、音も。

★★★

2017.11.14。まさにツアーファイナルワンマン前日。
ずっと決まらなかったセットリストがするするっと決まった。
長い尺の時はそういうもんだな、すごく頭捻って考えたけど、結局すっと降りてきた。
今までのワンマンで一番ええセットかもしれん!てウェールに言ったら、まともなワンマンずっとしてないやんけ!って怒られた。せやわ、全曲ワンマンとかばっかりだった。廣瀬兄貴とスタジオみっちり入って、チケット購入特典のCDジャケットをメンバーでせっせと作った。BGMはWE ARE THE WORLD。ブルース・スプリングスティーンとシンディローパーがでてくるところは何度聴いてもテンションおかしくなるのは何故だ。


2017.11.15。まさに当日。
昼からスタジオに入り、セットリストの微調整。
スタジオが終わり、俺はサブギターを取りに家へ。そして、今俺のドキュメンタリーを撮ってくれてる橋爪大輔氏と合流するため電車移動。寺田町から電車に乗る。
梅田で合流し、シャングリラに移動中に歩きながら撮影。なに喋ったかな?いらん事いうてないやろか。まあ、しゃあないそれも俺か。

シャングリラに到着。
やはり現場につくと眼の色が変わる。自分でもスイッチが入る音が聞こえる。
リハーサルもええ感じで終えて、本番を待つばかり、っと思ったら、コンタクトレンズを買うのを忘れてた!
ので、梅田の街へ出るもののぎりぎり閉店。まあしゃあないか。スケボー乗って精神統一出来たしよしとしよう。
知らん間に開場。
ステージに出て誰もいなかったらどうしよう。
衣装に着替えながらそんなことをふわっと思った。口には出さなかった。
久しぶりに髪の毛を撫で付けて、ブーツを履いて、いざ舞台袖。

照明が落ちたのか、歓声があがる。

べぼん

SEが鳴る。
手拍子が聞こえる。
「うお、結構いるなこれは」
「いるねえ」
「楽しもうぜ」
「っしゃ」
「おれたちはー!!!」
『すごーい!!!!』

ステージに飛び出す!

ミドリ、イースタンユース、フラワーカンパニーズ、TOYDOLLS、STANCE PUNKS、ガガガSPなんかを見てきた梅田シャングリラ。今日ステージに立つのはJUNIOR BREATH。
予想を遥かに越えた風景が広がってた。嬉しかったなあ。

そこから先はただただ音楽を鳴らした。
フロアのみんなの顔、矯正視力0.5、矯正なし裸眼の俺にもバッチリ見えた。
本当にいい顔してたよ。みんな俺たちしか見に来てないんよな。すんげえなあ。
嬉しかったし、楽しかったし、終わってみたら、もうワンマンやりたいって気持ちしかなかった。

ロックンロールを好きになって、勝手にその中から見つけた石ころを大事にポケットに入れて生きてきた。
好きなものは沢山あるけれど、きっかけは音楽だったりする。服装も趣味も好きになるもの全てにロックンロールがまとわりついてる。価値観というには大きすぎてもうよくわからない。

そういうものを分けあって、おもちゃにして笑い合えるってのがもうそれ以上のことって無い気がする。
俺は音楽やってる人だからそれでええんやと思う。ラーメン屋だったらラーメンでそういうふうに繋がればええんやと思うねんな。


2017.11.15梅田シャングリラ。
JUNIOR BREATHがワンマンライブをしました。
ソールドアウトはしなかった。
フロアにはきっといろんな気持ちがあって、好きになってくれてる曲もそれぞれ違うだろうし見ている視線の先も違っただろうと思うけど、確かに俺たちはあの夜赤い壁とシャンデリアの下でミラーボールの光に照らされて、信じたロックンロールを掲げてた。充分です。

充分。

次の旅を始めるのに十分すぎる理由です。
ザ・リビングシングスはこれからも鳴っていくと思う。そういうアルバムだと思う。
でも、好奇心は止まらない。どんどん唄を書いてどんどんこの世界を暴いていきたいと思うのです。
全然、浸透しませんが、俺はあくまでもみんなをBEATERSと呼ぶ。
いつか浸透すると信じて(笑)信じるってのは、きっと続けることだと思うから。



本当に最高の夜でした。
THANXX!!BEATERS!! ROCK BLESS YOU!!

またね!

【LIVE SCHEDULE】

11.18 昼 難波屋(ソロ)/ 夜 LIVE BAR N (ソロ)
11.25 天王寺Fireloop(ジュニブレ)
11.27 天王寺Fireloop(ソロ)
11.28 新宿ロックンロール以外は全部嘘(ホシヲ企画!)

12.02 天王寺Fireloop
12.04 天王寺Fireloop(ソロ)
12.10 四谷OUTBREAK!(ジュニブレ/佐藤”boone"学生誕祭)
12.18 天王寺Fireloop(ジュニブレ/コロコロボンボンズ企画)
12.27 大阪某所
12.29 大阪某所

チケットご予約は!
JUNIOR BREATHホームページで!




唄う生き物

夜が明けたら旅の終わり。
スタジオにがっつり入り、様々な作業をメンバーでしてた。

家に帰ってきて、さあ寝るぞというところなのだけれども、少しだけ書いとく。久しぶりに。

ザ・リビングシングスというアルバムとそのツアーは、JUNIOR BREATHのネクストステージだった。ライブも変わったし、気持ちも、歌い方も変わった。そして、軸にあるものは変わらないんだなってことが分かった。
素直になった。
ステージで笑えるようになった。
本当にライブが楽しいし、メンバーと音を鳴らしたり馬鹿話するのが楽しい。

この旅が終わったらまた新しいパンチラインをもってして(すでにスタートは、ビーキルユースで切られてる)旅に名前をつけるための名前を作る。
作り手と聴き手が本当に求め合えた時に涙が流れたりとか心臓が揺れたりするのを知ってる。

もうロックンロールを諦めない。
仕方ないよ、俺は知ってしまったのだからこれを。みんなに教えたいんだよ。

20171115。
梅田シャングリラ。

最高記録を更新します。
そこは、いつものライブと思ってることは一緒です。
選んでくれた貴重な水曜日。
しっかりしがみついて俺たちの生命を貪り尽くしてくれ。
モッシュとかダイブとか俺たちは特に禁止はしてないけど、ガンガンしてもらってかまわんけど、やるからにはカッコよくやるように。怪我させんなよー!怪我すんなよー!約束やで。

俺たちは誰一人置いていくつもりはない!
明日は俺たちのワンマンやからな、好きにやろうぜ。

全員で作るぞ!鮮烈な記憶をな!!


どうかお互い、高いところまで昇って、最高の夜だったと、深く刻みこめますように。そして、もう一度この夜を!と望めますように。

ROCK BLESS YOU

シャングリラで待ってるぜ。





Profile

ヒノイデ”ホシヲ”ダイチ

JUNIOR BREATH /Vo,Gt,Harp担当。星屑円盤社社長。
憧れの男性は、星野鉄郎。
DJやソロでも活動中。

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