邦画スピリット

お気に入りの邦画を紹介します。感想やコメントをお待ちしています。

POSTER
2018年Netflix配給映画
監督;ベン・ヤング
脚本;スペンサー・コーエン
   ブラッド・ケイレブ・ケイン

出演;マイケル・ペーニャ、
リジー・キャプラン、
イズラエル・ブルサード、
マイク・コルター、エマ・ブース、
レックス・シュラプネル、ほか









あらすじ
毎晩、悪夢に悩まされる父親ピーターは、家族に迷惑をかけながら日々暮らしていた。誰にも相手にされないピーターだったが、ある日、その悪夢の通りに地球にやって来た侵略者と戦うことになる。そんな中、交戦の最中に妻のアリスが腹部に致命的な傷を負ってしまう。そして、そのあと・・・・・・・・・・。

その悪夢が、大切な家族を救う!
主人公は毎晩悪夢に悩まされて、睡眠不足で約束は破るは、仕事でミスはするはで、家族にも会社にも迷惑をかけています。奥さんも、上司も、医者に診てもらえと勧めているのに、この主人公は頑なに行きません。「どうせ、妄想だと云われるに決まっている」ですって。

その通り、妄想を見て目が覚めるんだから、「妄想です」と云われるのは当たり前ですよね。で、そういう妄想を見ないために治療しましょうということですよね。ほんと、早くカウンセリングに行けよ!とイライラしてしまいます。イライラと云えば、下の娘の言動、行動が、もううざくてしょうがなかったです。

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どいつもこいつもうざくてイライラさせるなぁ~とストレスが飽和状態になりかけた頃、唐突に地球侵略が始まります。おっ~、やっと始まったか!と一歩進んだかと喜んでいたら、また「なんなんだ!」と叫びたくなる設定です。それは、侵略者の武器が機関銃だということ。宇宙船からの攻撃はそこそこの爆発力ですけど、宇宙人の銃がビームとかじゃないことに思いっきり違和感がありました。

しかも、個々のビルの1階、2階と、ちまちまと調べて回る侵略者は見たことがありません。この地球にどんだけビルがあると思っているんだ!1個で数百キロ四方をぶっ飛ばすくらいの攻撃力がなくて地球規模の惑星の侵略なんて無理でしょ?と、またイライラしていたました。

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ところが突然、「なんじゃこりゃ~?!!」と、頭の中で叫んでしまうような驚くべき展開で、「えっ?ちょっと待って、どういう事?」と混乱したまま見ていると、徐々に、なんとなく「そういうことだったのか!」と、逆に感心してしまいました。

主人公のマイケル・ペーニャさんは、はっきりとは覚えていないんですが、メキシコ系(チカーノ?)の警察官や消防士の役で観た記憶がありました。よく見かけるから、結構売れっ子なんでしょう。とここで、こんな適当なことをしては駄目だと思い、ググりました。『アントマン』(2015年)、『オデッセイ』(2015年)、『運び屋』(2018年、捜査官役)などが主な出演作です。他にもたくさんの映画に出ている結構なスターでした。ペーニャさん、ごめん!

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また、奥さん役のリジー・キャプランも何度か見かけたことがある女優さんです。他には映画スターと云えるような俳優さんは出ていないので、人件費を削って、その分をSFとしてのCGなどの加工技術に回したんでしょうね(笑)。

最後まで、文句とボヤキを書きなぐりましたが、このB級SF感は嫌いじゃないです。終わり方も中途半端で、と云うか含みを残して、『エクステンション 新世記』みたいなタイトルで続編を作るつもりじゃないでしょうか?あるいは、『エクステンション 創世記』として、この映画の前作的なストーリーにするとか、何かやりそうな予感がします。(笑、『猿の惑星』か!)

ま、それはそれで楽しみですけど。もちろん、僕は観ますよ!! ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ!


映 画エクスティンクション 地球奪還予告編


※予告編は英語ですが、吹替版もあります。僕は日本語で観ました。

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ポスター (2)
2016年公開作品
制作;WOWOW
監督:平松恵美子
脚本:川崎クニハル

出演;
市原隼人、臼田あさ美、
中村倫也、陽月 華、
中原丈雄、中嶋朋子、
吉行和子








あらすじ
2000年3月、雇われ舞台監督の川村正治(市原隼人)と雑誌編集者の妻・美江(臼田あさ美)は、街の眺望がすばらしい、高台のテラスハウス「双葉荘」に引っ越すことにした。大家の寺田幸吉・直子夫妻(中原丈雄、吉行和子)の威圧的な態度が気になったが、感じの良い隣人で、ご主人が単身赴任中の主婦・八井沙季(陽月 華)と仲良くなり、二人は新生活をスタートする。

その後、正治は舞台監督を辞め、妻の美江の雑誌社からちょっとした仕事をもらい、自宅でのライター業を始める。そんな中、美江を送り出した正治は、誰もいない家の中で男の影を見かける。それは26年前にこの部屋に住んでいた倉田誠司(中村倫也)という画家の幻影だった。同じような境遇の二人は打ち解け、次第にお互いの悩みを相談し合うようになる。

こうして、26年という時空の壁を越えて、友人関係を築いていた二人だったが、思いもよらない事件が起こってしまう。そして、二人は・・・・・・・・・・。

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26年の時空を超えたロマンテック・ミステリー!
『第8回WOWOWシナリオ大賞』に輝いた川崎クニハル氏の「双葉荘」をもとにドラマ化した作品です。今回このドラマを見て、シナリオ大賞を獲得したことに、“なんの文句もありません。すばらしい脚本でした。”と賛辞を贈りたいと思います。

ストーリー的に、たぶんそうだろうな、と予想がつく部分があるのですが、それはどうやら脚本家の布石だったようです。終盤にきて、いくつもの驚くべき展開があって、動揺しながら見ていたのですが、最後には涙を流していました。でも、哀しみとかの涙ではなく、おだやかな感動によるものでした。本当に、よくできた脚本です。

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次に感じたのは、役者さんの好演です。いつもは肉体派というか、荒々しい男のイメージがある市原さんが、今回は慶応の文学部出身の繊細なライター役でした。案外、と云ったら市原さんに失礼なんですが、違和感なく演じていたのでちょっとびっくりしました。

そして、臼田あさ美さんが演じたのは、喜怒哀楽の激しい女性でしたが、どんな感情表現もナチュラルでした。また、市原さんとのセンシティヴな夫婦のやり取りも、きつい言葉で感情的に叫ぶシーンも、上手に演じていました。上から目線で申し訳ないのですが、いつの間にこんなに演技派の女優になったのかと、感心してしまいました。

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中村倫也さんは、ほんわかとした雰囲気で、主人公の市原さんにやすらぎを与えていましたが、観客の僕らも癒されました。陽月 華さんは、どこか寂しげで陰のある奥さんを自然に演じていました。その他、中嶋朋子さん、中原丈雄さん、吉行和子さんの存在感のある演技で、ストーリーがリアリティのあるものになっていました。

最近、意図的ではなく、観たいものが洋画ばかりになっていたので、久しぶりの日本映画になりました。まあ、映画というか、WOWOW制作のドラマだったんですけどね。とにかく、邦画で感動したのは数ヶ月ぶりでした。お薦めです。時間に余裕のある時に、ぜひ!


予告編はありませんamazonプライムに入っている方は本編が無料で観られます。
そのamazonプライムの料金は、年額3,900円 ですから、月額325円 です。これで、WOWOWのドラマや、過去に人気のあったテレビドラマ、そして普通の映画も準新作ぐらいまでは見放題です。他にも特典がたくさんありますのでご検討ください。
※決して、amazonの回し者ではありません。

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POSTER5
制作局;CBSテレビジョン
放送期間; 2014/9/22 ~ 2018/4/16
シーズン;4
製作総指揮;ニック・サントーラ ほか

出演者;
エリス・ガベル、キャサリン・マクフィー、
ロバート・パトリック、アリ・スティダム 、
エディ・ケイ・トーマス、
ジェイディン・ウォン、ほか

話数;93
各話の長さ;40分~43分

鑑賞言語;日本語吹き替え版




あらすじ
アイルランドに住んでいたウォルター・オブライエンは、11才の時、NASAのコンピュータにハッキングしたことで、国土安全保障省の特別捜査官ケイブ・ガロにアメリカに連れて来られ政府への技術協力を強いられる。時が経ち成人したウォルターは、行動心理学者のトビーとメカの天才ハッピー、天才数学者シルヴェスターの4人で、“スコーピオン”を設立して、捜査官ガロの持ってくる難事件を、それぞれの能力をフル稼働して解決するようになる。

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実在の人物、ウォルター・オブライエンに着想を得ているドラマ!
インターネットを使った犯罪を、天才たちがいろんな策を要して解決するという単純明快なストーリーです。しかし、その犯罪が、ハッカーによるバイオ攻撃であったり、空港の通信システムを乗っ取って離着陸をコントロールしたり、都心での連続爆破事件だったり、単純ではない犯罪を阻止する様子は痛快です。結果的に、約3年半にわたってシーズン4まで制作された人気番組だったようです。
   
主人公でスコーピオンのリーダーであるウォルター・オブライエンも、他の3人の天才たちも、自分の得意とする分野では秀でた才能があるんですが、こと一般常識に関しては、完全な落ちこぼれなんです。なので、外部との交渉など、普通の生活で必要な常識的なことを、ごく普通のウエイトレスだったペイジに教えてもらいます。

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そして彼女は、小学生の息子が自閉的な性格で、友達との交流も苦手だと悩んでいたのですが、スコーピオンのメンバーは彼が自分たちと同じ天才であることに気がつきます。それを知った彼女の表情が、パッと変わるシーンは感動的でした。

とにかく、他人との交流が苦手な人に見てもらって、そういうマイナス面だけではなく、人にはプラス面もあるんだという気持ちになってもらえば、この映画の目的は達せられたことになります。ただ、同じマイナス面を持っていても、自分にはあんな秀でたプラス面はない!とさらに落ち込んだらどうしましょう?まあ、そうならないように頑張ってください! 
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ ! はい!世界一の無責任男です!!


■TVドラマ【スコーピオン】予告編



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キャスト・スタッフ
原作;かわぐちかいじ
監督;古橋一浩
脚本;竹田裕一郎
アニメーション制作;スタジオディーン

放送関連
制作局;:TBS東京放送
放送期間; 2004/10/07 ~ 2005/03/31

あらすじ
西暦200X年。海上自衛隊の新鋭イージス護衛艦『みらい』が、南太平洋上で行われる米軍との合同演習に参加するため、横須賀基地から出航した。だが途中、正体不明の嵐に遭遇。嵐ののち、霧の中から現れたのは戦艦「大和」率いる連合艦隊・・・! 「みらい」は太平洋戦争の只中に降り立ったのだった。狂い始めた歴史の歯車。専守防衛を貫こうとする「みらい」が選ぶ道は?誰も見たことのない歴史が今、幕を開ける。

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映画レビュー
200X年、最新鋭のイージス艦『みらい』が、太平洋戦争の真っただ中にタイムスリップするというプロットは、1980年のアメリカ映画『ファイナル・カウントダウン』と同じです。また、1984年のアメリカ映画『フィラデルフィア・エクスペリメント』では、1943年の駆逐艦エルドリッジが、フィラデルフィア計画という実験によって、1984年にタイムスリップする逆パターンでした。

過去に同じようなストーリーの作品があるように、プロット自体は珍しいものではありませんが、最新鋭のイージス艦の戦闘能力のすごさを知ることができただけでも、観る価値があると思いました。このイージス艦だけで、太平洋戦争中のアメリカ海軍の艦隊を数時間で壊滅させることができるそうです。実際、その戦闘能力には、戦時中の日本兵と同じように僕も驚愕することばかりでした。

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また、60年も経つと、街の景観や自動車、高速道路などのインフラがすっかり変わってしまうのは当然としても、そこで暮らす日本人の心や思考回路までが大きく変わってしまうことに驚きます。完全なフィクションなんですが、専門的な資料に基づく作品なので、リアリティがあったり、説得力のあるセリフも多かったです。

あまりアニメーションを観ない、わたくしSOSEGONですが、この作品はのめりこむほどよくできたストーリーでした。ただ、もそすごく中途半端な終わり方をするので、終わった後、しばし呆然としてしまいました。続編があるんでしょうか?と云っても、もう15年も経っているので無理なのかもしれませんね。最後に予告編をご覧いただきたかったのですが、見つかりませんでした。なので、迫力の戦闘シーンをUPします。


■TVアニメ『ジパング』戦闘シーンダイジェスト




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2011年公開作品
監督;ニール・バーガー
脚本;レスリー・ディクソン
原作;アラン・グリン
出演;ブラッドリー・クーパー、
ロバート・デ・ニーロ、
アビー・コーニッシュ ほか












あらすじ
作家のエディ(ブラッドリー・クーパー)は、スランプに陥り恋人も去って行った。そんな時、街で出会った元妻の弟から、脳が100%活性化するという新薬「NZT48」をサンプルとして1錠渡された。その夜、薬を服用すると、一晩で傑作小説を書き上げてしまう。さらにビジネス界にも進出して株取引や投資でも大成功を収める。瞬く間に財界の頂点へと駆け上がっていくエディだったが、やがて、恐ろしい薬の副作用が・・・・・・・・・・。


1錠で脳の稼働率100%!その効能と副作用は?!
大病を抱えて日々大量の薬を飲んでいるわたくしSOSEGONですが、大きな効き目はないにしても、毎日地道に飲むことで、徐々に効き目が表れる、というのが現実です。(一部の薬を除いて)「NZT48」のように、20%しか働いていない人間の脳を100%にまで引き上げる薬があれば、誰でも手を出してしまう気がしますね。

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1粒飲んだ30秒後には効き目が表れて、絶体絶命のピンチを切り抜けたり、2、3日でピアノや外国語をマスターしたり、さらに、株でもその天才的な分析と予測で富を増やしたりと、オールマイティに能力を発揮します。この辺りの展開は、こういう映画のいちばん楽しいところで、ワクワクしながら主人公・エディの出世を喜んでいたのですが・・・・・・・・・。

“好事魔多し”ということわざがあるように、調子が良くなると、必ず邪魔をするものが現れるものです。エディさんも、最悪な男にその薬の秘密を知られてしまいます。このあたりから、どんどん運気が下がってきて、見ていてイライラするほどのダメ人間に戻ってしまいます。

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まあ、そのあとは期待通りに復活しますが、さて、最後はハッピーエンドとなるのか?またはその逆か?どうなるかは見てのお楽しみです。それにしてもこの映画の、1錠でスーパーな人格に変身するという荒唐無稽な設定に興味をそそられました。映画の中でくらい、夢を見させてほしいから、人はこういう映画を観るんでしょうね。

ただし、“薬”というものは本来“毒”ですから、効き目があるのと同じくらい、副作用というマイナスの面もあります。これは映画の中だけではなく、現実の世界でもあることです。僕も今、「NZT48」のように驚くほど効果のある薬を服用しています。

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ある部位がひどく劣化して、普通であればとっくに手術をしているレベルなんですが、僕には事情があり、その手術ができないんです。それでも、劣化は進みますから、その痛みは徐々に増してきて、普通の痛み止め(ボルタレン、ロキソニンなど)では効かないくらいひどくなってしまいました。

そこで登場するのが、先ほど一部を除くと書いたその薬、医療用麻薬と呼ばれるものです。麻薬の前に“医療用”とついていますが、犯罪者が売っている麻薬と根本的には違いはありません。つまり、医療に使えば“医療用麻薬”で、それ以外に使えば、違法なただの“麻薬”となる訳です。ですから僕が服用している薬も、アヘンが原材料で、モルヒネやヘロインと同じなんです。ああ、また得意の脱線で、話が麻薬の方へ行ってしまいました。

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結局、云いたかったのは、「NZT48」という薬の効き目を、映画の中で面白おかしく描いていますが、驚くほど効果のある薬は現実の世界にも存在しているということです。それらを正しく使うか、悪用するかは人次第です。一時期、オリンピックの陸上競技でステロイドを使って、失格になる選手が続出しました。あの薬もそんなすごい効き目の薬でしたね。

とにかく、荒唐無稽なコメディタッチの映画なんですが、著しい効き目の医療用麻薬を飲んでいる僕としては、お腹の底から笑うことはできませんでした。制作者に、その辺の“薬の脅威”を伝える意図があったのかも、というのは考えすぎでしょうか?

最後は、ちょっと的外れの麻薬の話になってしまいましたが、映画自体は面白くて楽しい作品です。こういう単純でわかりやすい映画は、久しぶりだったような気がします。考え込むようなシーンはひとつもありませんから、楽な気持ちで、ぜひ、ご覧ください!


映 画リミットレス予告編



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POSTER
2017年放送作品
(WOWOW)
監督;平山秀幸
脚本;鈴木 智
原作;大門剛明

出演;
窪田正孝、モロ師岡、
蛍 雪次郎、中村育二、
小澤征悦、萩原聖人、
有薗芳記、野波麻帆、
田中要次、深水元基







あらすじ
北関東刑務所に足を踏み入れた新人刑務官・武島良太(窪田正孝)。そこで目にしたのは、受刑者に対するいじめの黙認、所内での賭博など、正義とは程遠い刑務官の姿だった。ある日、剛腕で法務省出身の名久井惣一(小澤征悦)が看守長として着任する。

一方、良太は受刑者ながら力を持つ暴力団組長・神宮是清(泉谷しげる)に手荒い歓迎を受けていた。名久井は良太に腐敗した刑務所を一掃しようと“ある指示”を出す。そんな時、神宮が良太に近づき、刑務官であった父の死について知っているそぶりを見せる。父の身に、いったい何が起こったのか? 刑務所にある正義、真実とは・・・・・・・・。


相関図
真・相関図


刑務所の中は想像を超えるほど・・・・・・。
大まかに云うと、❶腐敗した刑務所内の浄化と、❷13年前の父親の不審な死の解明、という2つのテーマに新人刑務官が挑むという単純なストーリーです。主演の窪田正孝さんと、まじめで融通の利かない看守長の小沢征悦さんが『正義』として描かれていました。

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そして、ギャンブルに目がないけどその調査力はピカイチの刑務官・萩原聖人さんと、刑務所の中でも支配力を発揮している暴力団組長の泉谷しげるさんとその手下たちは『腐った闇』。それぞれの役者さんがキャラクターをリアルな人物に肉付けする演技を見せていました。

また、有薗芳記さんを筆頭に、体制に逆らえない刑務官たちもちゃんとリアリティのあるキャラクターとして描かれていました。さらに、大役ではないやくざの一員を演じている役者さんたちも、すばらしい演技で物語を盛り上げてくれました。全員が一致団結していい映画を作っていました。久しぶりに90点越えのドラマを観させていただきました。

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「こんな刑務所、あるわけがない」と思いながらも、心の片隅では、もしかしたらこれは真実か?などと、どんどんストーリーにハマっていきました。今日はあまり詳しくは書きません。冒頭で説明したように、単純な2つのテーマが絡み合いながら、少しずつ紐解かれていきます。

最初は、「刑務所の物語」なのであまり乗り気ではなかったのですが、見始めたら止まらないほど次が観たくなる作品でした。人間の弱さやズルさが露わになっており、自分もその場にいたら同じような行動をとるだろうと思いました。 amazonプライムの会員なら無料で観られます。まだの方は、これを機に入会をお勧めいたします。年払いなら、月にしたら325円でいろんなサービスが受けられますので、ぜひ!


■映 画【ヒトヤノトゲ獄の棘~】予告編



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2014年公開作品
監督;アントワーン・フークア
脚本;リチャード・ウェンク

出演;
デンゼル・ワシントン、
マートン・ソーカス、
クロエ・グレース・モレッツ、
デヴィッド・ハーパー、
ビル・ブルマン ほか









あらすじ
ホームセンターに勤務するマッコール(デンゼル・ワシントン)は、かつてCIAで名を馳せた工作員であったが引退し、ひっそりと生活していた。ある夜、少女の娼婦テリー(クロエ・グレース・モレッツ)がロシアン・マフィアにひどい扱いを受けているのを知ったことから、マッコールは自分にしかできない仕事をすることを決意。それは、警察が手出しできない不正を瞬く間に解決へと導くことだった。

19秒で世の不正を完全抹消する
云っちゃ~なんだけど、内容は薄く、❶善が悪を倒す、❷主人公の設定が元CIAの特殊工作員、❸引退したヒーローがしぶしぶ復帰する、というこれまでにもさんざん見てきたパターンの映画です。そして、主人公が30代の白人男性なら、それはもうあまりにもステレオ・タイプの映画になるので、あえて黒人のお爺さんにしてみた、ということでしょう。オマケの要素として、ものすごく几帳面な性格をプラスして。

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で、結局何が云いたいかというと、よくあるパターンの設定で、よくあるストーリーで進行し、よくあるキャラの主人公で、70点(僕の評価)の映画を作るのはなかなか難しいということです。ひとつは監督さんの手腕で、もうひとつはデンゼル・ワシントンの演技力でしょう。

正直、他に特別書くことはありません(笑)。僕は、採点が低かった映画は悪口ばかりになるので、レビューを書かずにスルーします。なので、こうしてレビューを書いているということは、あまり誉めてはいませんが面白かったということです。それが証拠に、2018年には『イコライザー2』が公開になっています。

まとめると、個性的でスペシャルなキャラは出てきませんが、全員がすばらしく忠実にキャラクターを演じた映画だと云えるでしょう。70点(僕の評価)は高得点ですし、観終わった後に後悔もしませんでした。教科書通りですが、それなりに面白い映画だったと思います。


■映 画【イコライザー】予告編



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2014年制作ドラマ
監督;ジョージ・フクナガ
脚本;ニック・ピラソット

出演者;
マシュー.マコノヒー、
ウディ・ハレルソン、
ミシェル・モナハン


全8話(1話約60分) R18+

 






あらすじ
1995年、ルイジアナ州の小さな田舎町で若い女性の全裸の変死体が発見される。手足を縛られ、頭上には王冠のような鹿の角がかぶせられていた。捜査を任された2人の刑事ラスト・コール(マシュー・マコノヒー)とマーティン・ハート(ウディ・ハレルソン)は、何かの儀式のような現場の状況と残忍な手口から連続殺人鬼の凶行と判断。僅かな手がかりをもとに、犯人の行方を追い始める。(全8話)


猟奇的な未解決殺人事件・引きずり込まれる2人の刑事。
物語は、2012年にルイジアナの警察署の一室で黒人の刑事2人が、1995年の殺人事件について質問し始めます。任意で呼ばれたのは、元警官の2人、ラストとマーティです。ラストはかなりヤサグレ感が強い変な奴で、マーティはしっかりとした身なりで私立探偵をしています。
死体
この2人は、同時に呼ばれたのではなく、バッティングしないように個別に呼ばれていました。ラストやマーティが話し出すと、その記憶が回想映像となって、1995年当時の2人の刑事の捜査に視聴者も巻き込まれていく感じです。

ルイジアナ州は、ミシシッピ川が貫通しており、その周辺に沼や池が多く、いわゆる湿地帯と呼ばれる地域なので、古い家屋が朽ちるのも早く、景色には湿って生温かい空気感があり、それがこのストーリーの陰湿さを増長しているようでした。
ラスト
アメリカの犯罪映画によくあるパターン、つまり、ある特殊な団体の中で、少女や少年が性的な悪戯や、むごたらしい儀式によって殺されている、そしてその団体は、地元の名士であるがゆえに、警察との癒着もあり、それらの犯罪を見逃している、という構図で、ストーリー自体はそんなに珍しくないのですが、この二人の刑事のキャラが立っていました。

特に、ラスト・コール役のマシュー・マコノヒーさんは、2012年の中年男ではだらしない変人ぶりを表現して、1995年では、理屈っぽくて神経質で生意気な若者を演じ分けていました。マシューさんの映画は最近よく観ています。この“邦画スピリット”でも、『追憶の森』(2018年11月25日投稿)と『インターステラー』(2018年10月15日投稿)のレビューを書きました。
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神経質な役が多いんですが、心根に優しさがあるのが判るので、口が悪くて我がままでも許してしまうというキャラクターですよね。マーティさんもあ~だこ~だと文句をも云いながら、結局はお手伝いをしていましたもんね。僕の周りにも何人かいますし、これまでの人生を振り返ると、結構な数のこういう人に縁がありました。

彼らは、他人のことについてつべこべ云わないのがいいですね。自分の主張に一生懸命で、よそ様を観察するような余裕がないのだと思います。それに、他人が何を云おうが、どう思われようが、関係ないのです。ですから、・・・・・、う~ん、また、本題を忘れて脇道に入り込んだようです。すみません。話をドラマに戻します。
マーティ
ドラマの始まりの1話、2話あたりまでは、ちょっと我慢して鑑賞しないといけないかと思いますが、3話から4話、特に4話の後編あたりから5話、6話~8話の最終話まではかなりスピードも上がり展開もめまぐるしくなって、もう目が離せない状態で一気に観てしまいました。

それから、外国のこの手のドラマは、シーズン1、2、3と続く場合が多いのですが、シーズン1は、きれいに完結しましたし、シーズン2では、主人公も変わって、全然別の話になるみたいなので、あのよくあるアメリカのTVドラマのどこまでも続くストーリー・・・・・・では、ないのが僕でも観る気になって理由です。
格闘の末
出だしだけ、ちょっと我慢すれば、後はもう止まらないくらいのめり込んでいきましたから、みなさんもご覧になる時は、休日を潰すつもりで、食事やシャワー、散歩などの気分転換をはさみながら1日で鑑賞するようなスタイルがベストだと思います。恋人と映画館へ行ったつもりで、デートにしてしまうのもお薦めです。ああ、今、気がつきました。内容がエグすぎてデートには向きません!!

それから、ラスト・コールは哲学的なことをベラベラしゃべるので、字幕だと読むのが大変かなと思います。最近僕は、ほとんど吹替版でしか観ないんですが、聞いていても分かりづらいところがあるくらいですが、まあ、吹替版の方がまだましだと思います。Amazonプライムにありますので、興味のある方はぜひ!
※あと、テーマ曲も貼っておきます。 (再生回数が半端ねぇ~!!)

★amazonプライムの【TRUE DETECTIVE/2人の刑事】(2014年) ◀◀◀クリック!


■映 画【TRUE DETECTIVE/2人の刑事】予告編




■『Far From Any Road/Handsome Family』(2014年)



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最近、映画を観ていません。というのも、amazonプライムで、Wowow制作の連続ドラマにハマっていまして、全4回~6回のサスペンスや企業もの、犯罪ものなどを片っ端から観ているのです。と云っても、Wowowと契約しているわけではありません。amazonプライムに加入していれば、超新作でなければ見放題なんです。

そのamazonプライムの料金は、年額3,900円ですから、月額325円 です。これで、過去のWowowのドラマが見放題ってすごくないですか?ああ、過去に人気のあったテレビドラマや普通の映画も準新作ぐらいまでは見放題ですよ。このamazonプライムは他にも特典がたくさんあって、このPrime Videoが見放題なのと、2000円以下の購入でも配送料が無料、お急ぎ便でも日時指定でも無料になります。僕は、この2つで充分満足なんですが、他にもいろいろあるみたいなので、興味がある方はネットで調べたらよいと思います。

WOWOW

ここで、ちょっと考えてください。たとえば、通常2000円以下の商品を買ったら発生する400円の配送料が無料になりますから、もうこの1回の買い物で、月額の325円の元を取っていることになります。なので、このamazonプライムには入っていた方が良いですよ。

なんだか、amazonの回し者のようになりましたが、ご存じない方はぜひ会員になることをお勧めします。特に、僕みたいに映画やWowowドラマを見る方、音楽の好きな方amazonで買い物をする方はぜひ。

注意)新作には金額が発生するものもあります。基本的に、準新作ぐらいまでは無料です。下記の写真の真ん中に、斜めに『Prime』の帯がついているものが無料です。ごらんのように、紹介ページのほとんどが無料になっています。ただし、実際に観る時は、『今すぐ観る』をクリックしてご覧ください。『その他の購入オプション』から始めると、金額が発生するので注意してください。

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会員のお話はこれくらいにして・・・・・・・。
最初に書いたように、 Wowow制作の連続ドラマを見ているわけで、これらの感想を書いて載せる手もありますが、いちばんのウィークポイントは、予告編がほとんどないということです。しかし、amazonプライムの会員になっていれば、第一話をしばらく見てみれば、あらすじと共に大体の雰囲気が判りますので、それでご判断ください。プライム会員なら、もちろん第二話~最終話まで観られますよ。


■ではここから、最近観たWowowドラマ3作品をご紹介いたします。
空飛ぶタイヤ
空飛ぶタイヤ(2009年)は、とても人気のあるドラマみたいで、カスタマーレビューが他とはけた違いの214本もありましたし、5段階評価でも86%の人が満点の5をつけていました。原作は『下町ロケット』や『陸王』でおなじみの池井戸 潤さんです。運送会社の社長(仲村トオル)さんが、死亡事故の責任のありかを探るというドラマですが、池井戸さんらしく、ドラマチックな展開の見ごたえのあるドラマです。他の出演は、田辺誠一、袴田吉彦、水野美紀、ミムラ、甲本雅裕など。

翳りゆく夏
翳りゆく夏(2015年)は、~~~~ある大病院で新生児誘拐事件が発生。犯人は両親ではなく、病院の院長に身代金を要求する。しかし、大金を手にした後、犯人は警察の追跡中に事故死。そして、新生児が見つかることはなかった。~~~~  というようなお話。渡部篤郎さんや時任三郎さんの自然な演技がリアリティを醸し出していました。あっと驚く結末に、二度びっくり!出演;渡部篤郎、時任三郎、鶴田真由、 菅田将暉、門脇 麦など。

トクソウ1
トクソウ(2014年)は、大手ゼネコンの建設会社と県知事の贈収賄事件を暴く特捜検察の活躍を描いた作品です。上司の三浦友和さんと吉岡秀隆さんの対立が物語のキイになっていました。検察の強引なやり方に疑問を持って、孤軍奮闘の吉岡さんですが、いつものように、あの気弱なキャラクターで、鬼のような三浦友和さんと互角以上に闘う姿が痛快でした。

他のドラマも簡単に紹介しましょう。『地の塩』(2014年)は、実際にあった遺跡発掘の事件です。遺跡に贋作を埋めておき、世紀の大発見だと世間をだました考古学者の物語です。
小泉孝太郎さんが主演の『死の臓器』(2015年)は、腎臓移植に関しての現在の問題点を鋭くえぐる作品でした。他の出演者;小西真奈美、武田鉄矢、豊原功補など。
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あとは、『震える牛』、『推定有罪』、『レディ・ジョーカー』、『楽園』、『プラチナタウン』、『ヘッドハンター』など、たくさん観ましたよ。事件もの、金融関係もの、企業もの、医療ものなど、いわゆる社会派ドラマと云われるジャンルですが、よくできたストーリーと、2時間ドラマではなく、6回~8回ぐらいの連続ドラマなので、バタバタ感がなく、じっくり落ち着いてみることができるのが最大の魅力ですね。

映画にマンネリ感を抱いている方や、ガツンと来る社会派のドラマが観たい方には、最高のサイトです。さっきも言いましたが、月額325円 です。興味のある方は是非ご覧ください。


■『空飛ぶタイヤ 予告編』(2009年)



■『翳りゆく夏 予告編』(2015年)




■『トクソウ 予告編』(2014年)



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Poster
2018年公開作品
監督;細田 守
原作;細田 守
脚本;細田 守
音楽;高木正勝

声の出演;上白石萌歌、
黒木 華、麻生久美子、
星野 源、宮崎美子、
役所広司、福山雅治









あらすじ
とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。ある日、甘えん坊の“くんちゃん“ に、妹ができます。両親の愛情を奪われ、初めての経験に戸惑うばかり。そんな時、“くんちゃん”は庭で「お兄ちゃん」と呼ぶ、不思議な女子“ミライちゃん”と出会います。

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“ミライちゃん”に導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つ“くんちゃん”。それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。待ち受ける見たこともない世界。昔、王子だった謎の男。幼い頃の母との不思議な体験。父の面影を宿す青年との出会い。そして、初めて知る「家族の愛」の形。


さまざまな冒険を経て、ささやかな成長を遂げていく “くんちゃん”が、最後にたどり着いた場所とは?また、“ミライちゃん” がやってきた本当の理由とは・・・・・・・・・?

この夏、ちいさなお兄ちゃんの大きな冒険が始まる!!!
先日、アニー賞の「長編インディペンデント作品賞」を受賞した、この『未来のミライ』が、アカデミー賞の「長編アニメ映画賞」の候補にもなったとニュースで知り、その晩にインターネットで500円払って観ました。鑑賞後、いろんなサイトのレビューを見ると、賛否両論、いや否定的な方が多かったような気もします。たぶん、「この映画で監督は何を伝えたかったのだろう?」とか考えた人は、この感覚的な映画の評価は☆1つになるでしょうね。

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僕が映画を観るとき、監督が何を伝えたいのかは、全く考えません。たとえば、10本の映画を観て、どれだけ正確に理解できるでしょうか?半分、それとも30%?でも、ほとんど理解できるよという人は、それをどうやって確かめたのでしょうか?僕も若い頃、そう10代の頃は必死になって正解=監督の意図を追い求めていましたが、やめました。

そのやめるキッカケは、武満 徹さんの『そして、それが風であることを知った』という曲に出逢ったことでした。いわゆる現代音楽と云われる武満さんの作品に触れて、答えを導き出せる人がどれだけいるのでしょうか?その答えを探すために、解説を読むのもナンセンスです。なぜなら、それは書いた人の考えであって武満さんが意図したものとは違うでしょうから。

そういうことを考えていた時、今度は、『秋庭歌一具』(しゅうていがいちぐ)という現代雅楽に出逢いました。この楽曲を全く予備知識がない状態で聴いたのですが、第6曲まで聴き終えたとき、自分が日本人であるということを意識しましたし、先祖から続く “血の記憶”(それが“血筋”や“血統”と呼ばれるものかもしれません)を感じたんです。

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 ■『秋庭歌一具』 ■興味のある方は、左の青文字をクリックすると、演奏が始まります。

つまり両親や、祖父母のことが想い浮かび、さらにもっと時代をさかのぼって、雅楽が生まれた頃にまで行きついてしまいました。それは、知識のない僕が考える勝手な風景で、時代さえもわかりませんが、そこに間違いなく僕の血筋の“誰か”がいたのです。当然、今の僕にその人の記憶はありませんが、血液にはきっとインプットされているんだと思います。

ちょっと理屈っぽい話になってしまいましたが、映画に戻ります。そういう“血の記憶”が何らかのキッカケでくんちゃんに甦って、曽祖父母や祖父の記憶、そして未来のミライの記憶にもアクセスしたのではないでしょうか。そういった血筋、つまり先祖から子孫へと流れる記憶があって、それが時間の流れ通りではなく、ランダムに現れたんだと思いました。

これは、『メッセージ』(2017年)という映画を観たときに気づかされた概念で、時間は規則通りに並んでいるものではなく、ひと固まりになって、同時に存在しており、過去も未来もないという考え方です。この考え方だと、人生で起こったことの記憶も、くんちゃんのように、ランダムに取り出せるのではないかということです。

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ここまでをまとめると、下記のようになります。

❶人にはご先祖様の記憶が“血”というものに受け継がれている。日常、それを認識することはない。しかし、何らかのキッカケで甦ることもある。もしかしたら、それが既視感(デジャヴ)なのかもしれない。
❷膨大な記憶を、僕らが勝手に時系列通りに並べているが、実際は過去も未来も関係なく、単にひとつの事象として、同じ場所(脳内?)にあるのではないか。
❸僕の映画鑑賞のスタイルは、「理解する」ではなく「感じる」。映画は、放映と同時に制作者の手を離れて、観客が自由な楽しみ方をすることができる。監督も、それは織り込み済みのこと。

僕は、これらのことを『未来のミライ』から感じ取りました。でも、僕自身の脳みその中では、これらはスッ~となんの引っ掛かりなくスムースに入って来たのですが、それをみなさんに伝えようとすると、こういった理屈っぽい文章でしか表現できないんです。まあ、それは僕の文章力のレベルが低いからだと思いますけど。

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もしかしたら、遠い昔のご先祖様には、自分の考えを文字とかに変換しないで、ダイレクトに伝える術(すべ)があったのかもしれません。また、100年後の未来の人たちも、テレパシーで伝える画期的な機械を発明したのかもしれません。人間の感覚は、環境によって研ぎ澄まされたり、退化したりするそうですから。

なんだか、映画に関係ない事ばかり書いてしまいました。それに、この映画を観た人に向けてのレビューになったかもしれません。まだ、見ていない方は、あらすじと予告編でご判断ください。うわぁ~、堂々と開き直ってしまった!本当に申し訳ありませんでした。では、また!


■映 画【未来のミライ】予告編



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