邦画スピリット

お気に入りの邦画を紹介します。感想やコメントをお待ちしています。

poster2 
2014公開作品
監督:武内英樹
脚本:橋本裕志
原作:ヤマザキマリ

出演:
阿部 寛、上戸 彩、
市村正規、木村緑子、
北村一輝、宍戸 開、
笹野高史、竹内 力、
勝矢








あらすじ
タイムスリップした先である現代日本の風呂文化から着想を得て斬新な浴場建設をし、一気に名声を得た古代ローマ浴場技師ルシウス(阿部 寛)に、コロッセオに闘士たちの傷を癒す浴場を作るよう命令がくだる。頭を悩ませていたルシウスは再び現代日本へタイムスリップ。風呂専門雑誌のライターになった真実(上戸 彩)ら、ルシウスが“平たい顔族”と呼ぶ現代日本人と再会する。一方ローマ帝国では平和推進派であるハドリアヌス帝(市村正親)と武力行使派の元老院が対立、緊張が高まっていた………………

全世界が沸いたーーーあの〈風呂〉映画史上最高傑作の第2弾!
ざっくりとした感想を云うと、予想通りといいましょうか、最初の作品と同じようなイメージだったように感じました。寅さん映画がそうであるように、大枠は同じで、細かいギャグが前回とは違う、というパターンで3作目、4作目と続けるんじゃないでしょうか?

加えて、“時の人”というか、話題になりそうなゲストを呼ぶとかですね。今だったら、竹内涼真さんとか、高橋一生さん、女性だったら土屋太鳳さんとか、吉岡里帆とか・・・・・・・。なんだか本当に寅さんと云うか、パターン化されてしまいますねぇ~。でも、その “お馴染みの” ってのがいいんですよね。「よっ、待ってました!」と声がかかるシーンですよ。

123

さて、そういう関係ない話はやめにして、内容についてのレビューです。
まず、観客で埋まったコロッセオを俯瞰で眺めるシーンだったり、大軍同士が戦うシーンなど、CGによる視覚効果をこれ見よがしでなく、さりげなく入れ込んでいたのが良かったです。

また、古代ローマから現代の日本へタイムスリップするとき、クラシックの歌曲をタキシードのおじさんが歌うという、1作目からのアイデアがスケールアップされていて楽しめました。しかし、続編の運命といいますか、1作目の設定に対する驚きやインパクトは、どうしても薄れてしまいます。

なので、どの映画でも続編と云うか、2作目はそこの初見のインパクトが大きいほど、残念な結果になるんですね。つまり、1作目の設定の面白さが40点満点の35点だったとしたら、続編は、その35点を引いた数字の-35点から始まるわけです。0点からのスタートでもつらいのにね。ヒット映画の続編が難しいのは、そういうことも原因のひとつなのでしょう。

456

それから、映画の中でも散々出てくる日本人の別名 『平たい顔族』 の日本人の役者さんとは逆に、日本人でありながら、阿部 寛さん、宍戸 開さん、市村正親さん、北村一輝さんといった『凹凸(おうとつ)のある顔族』は、イタリア人役でも違和感がなかったですねぇ~(笑)。

こうなったら『テルマエ・ロマエⅢ』も観たいので、どうぞよろしくお願い致します。
今度は未来の日本にアイムスリップ!というのはいかがでしょう?
って、まるっきり『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ですな。

あっ、あの映画、しまいには西部劇になっていましたね。
ということは、次の阿部ちゃんは “江戸時代” 行きで決まりですね。
ところで、次に観る映画は、エロかサスペンスにしよう。


■映 画【テルマエ・ロマエⅡ】予告編



日本映画のランキングに参加しています

にほんブログ村

こちらの日本映画ランキングにも参加しています
 
日本映画ランキング

音楽ブログもやっています。覗いてみてください
【SOSEGON魂】 http://blog.livedoor.jp/sosegon226/


Poster1
2010年公開作品
監督:マイケル・フェイファー
脚本:ピーター・サリヴァン、
   アンドレス・ボルトン

出演:
ブリタニー・マーフィ、ディーン・ケイン、
ミミ・ロジャース、ティム・マーチン、
ピーター・ボグダノヴィッチ










あらすじ
銀行員のメアリー(ブリタニー・マーフィ)は、怪我をした恋人ケヴィン(ディーン・ケイン)を病院まで送って行った。1時間ほどの手術だと聞かされ、しばらくして迎えに行くと、彼は忽然と姿を消していた。しかも、病院の全ての記録からケヴィンという人物が抹消されているではないか。さらに、彼女は奇妙な言動から不審がられ、精神科の医師まで呼ばれてしまう。だが、そんな中、ケヴィンの行方を知る人物から彼女に連絡が入る・・・・・・・。


ブリタニーの遺作です。心して観るように!!
2度目の鑑賞で気が付いたのですが、映画のラスト・シーンに、「IN MEMORY OF BRITTANY MURPHY」というクレジットが出たので、もしかしてと調べてみたら、やっぱり2009年12月20日に心不全で亡くなっていました。そういえば、西田敏行さんと彼女が共演した『ラーメンガール』も、楽しめる映画でした。

abandoned-06ra-men

ただ、昔の人なら亡くなっていても、こういう淋しい気持ちにはならないんですが、同じ時代を生きた役者さんだと、なんだか友人が亡くなったような気分になりますね。

正直、2本の映画を観ただけで、彼女のことはほとんど知らないんですが、結構人気があったみたいで、この映画の直前にも『2ROOMS』という映画で主演を務めていたようです。あまり上品な顔立ちとは云えませんが、唇とかは、男性目線だとそそられるのかもしれないですね。体つきも筋肉質で、僕はどうも苦手ですが・・・・・・。

映画としては正統派のサスペンスで、オチもちゃんとあるし、見て損はない映画ではあります。ま、彼女が亡くなったと思って観ると、ちょっと淋しくなりますけどね。恋人役の俳優さんがもう一つでしたが、刑事役の人はいい感じでした!とにかく、ずば抜けて良い作品と云いませんが、ぜんぜんおもしろくない映画でもありませんので、気楽にご覧ください。(まあ、気楽なサスペンスっていうのは、どうなんでしょうね?!)

123

いつも観ている邦画のような、抒情的な部分が無いので、ちょっと調子が狂います。ただ、こういう映画はなんにも考えずに、アクションやサスペンスを楽しめばいいから気分転換にはもってこいですよ。むしろ邦画が苦手とするジャンルかもしれないですね。サスペンスや推理物は、昔の日本映画の方が優れていたように感じます。ちょっと話がそれました。

洋画の鑑賞は久しぶりでした。
もう一度、『ラーメンガール』 も観てしまいそうです。
なにか、亡くなったというのが哀れというか、愛おしくなってしまいました。
ブリタニーさんのご冥福をお祈りいたします。

では、また。


■映 画【ラストプラン】予告編 



日本映画のランキングに参加しています

にほんブログ村

こちらの日本映画ランキングにも参加しています
 
日本映画ランキング

音楽ブログもやっています。覗いてみてください
【SOSEGON魂】 http://blog.livedoor.jp/sosegon226/


POSTER
2016年公開作品
監督;新海 誠
原作;新海 誠
脚本;新海 誠

声の出演;
神木隆之介、上白石 萌音、
長澤まさみ、市原悦子、
成田 凌、悠木 碧










あらすじ
1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉(みつは)は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに嫌気がさしていた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧(たき)も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになる。そして、運命の日が・・・・・・・・。


まだ会ったことない君を、探している 
この 『邦画スピリット』 のカテゴリーを見れば分かるんですが、これまでに約270作品のレビューを書いていますが、アニメは、2010年に亡くなった、今 敏監督の【パプリカ】1作品だけです。他のアニメ作品も、【攻殻機動隊】など数本しか観ていません。元々、漫画、アニメ、ゲームなどに、全く興味がありませんし、アニメファンの友人が「これは、面白いよ!」と紹介してくれた作品も何本か見ましたが、感想は、いずれも「まあ、まあ」でした。

そんな僕ですから、この【君の名は。】も観ていませんでしたし、今後観るつもりもありませんでした。ところが、いつものようにネットサーフィンでうろついているとき、海外の新聞が【君の名は。】についてどう評価したか?という動画にブチ当たりました。

12

覗いてみると、かなり辛辣で厳しい評価の多いフランスやアメリカの新聞が、日本の、しかもアニメーションに対して、最大級の賛辞をおくっていました。もうここまで知ったからには、無視して通り過ぎる訳にはいきませんでした。

事前の情報は、テレビCMなどで知った「高校生の男女が入れ替わって・・・・・・」という設定だけでした。それは、よくあるパターンですし、そういうファンタジー的な作品では、大林宣彦監督の【転校生】(1982年)が有名で、僕も観ていましたから、【君の名は。】もそんな映画だと思っていました。

ところが、ストーリーが進むにつれ、驚くべき展開を見せ、ミステリーと云うか、SFと云うか、すっかり物語に惹き込まれて、あっという間に終盤までたどり着いていました。そして、その後のラストがまたステキで、ふわふわとした気分でエンドロールをボッ~と眺めていました。もうこの時点で、アニメとか、実写とか、そんなことはどうでもよくなっていました。

しかし、本当によく出来たストーリーでした。もちろん、脚本もプロデュースもすばらしいものでした。Kの作業を、全部ひとりで仕上げた新海 という監督さんは、確かに「ポスト宮崎 駿」と呼ばれる逸材だと思いました。

34

さらに、ヴィジュアル的な事ですが、時々差し込まれる都会の雑踏や緑がまぶしい田舎の風景、また、雨がポツポツと降り始める道路の表現など、アニメーションが故の美しさに目を見張りました。実写でやっても単なる場面転換のカットだったでしょうね。今回、そういったアニメーションならではのストロングポイントを知ったのも収穫でした。こうなったら、こちらも世界で評価の高かった【この世界の片隅に】も近々観ることにします。

それにしても、これだけ迫力のある、壮大な映画は久しぶりでした。映画館の大画面で観たら、5割増しぐらいだったでしょうね。それから、ハリウッドで実写版が作られるそうです。プロデューサーに【スターウォーズ】のJ.J.エイブラムスさんが決まっているそうですから、すごい作品が期待できますね。ただし、この【君の名は。】とは、別物という認識で観ないといけません。まあ、いずれにしても、楽しみが増えました。

最後に、欧州の中でもいち早く公開されたイギリスの各紙の評価記事を載せておきます。
興味のある方は読まれてください。そのあとに予告編を貼り付けておきます。では、また!

イギリス各紙の評価

The Telegragh
信じられないほど美しい、まばゆく輝く白昼夢。【アキラ】や【攻殻機動隊】、【カリオストロの城】など日本アニメ映画の名作に続く作品。

The Guardian
美しく素晴らしい “体が入れ替わるロマンス”。新海 誠監督は、日本アニメ界の新しい第一人者としての名声を確固たるものにした。

Empire
新海 誠という名は、覚えておいたほうがいい。もしこの世に公平な目というものがまだあるならば、ここ数年のうちに、その名前は卓越した日本アニメの代名詞になるだろう。現在、宮崎 駿という名前がそうであるように。早ければ次回のオスカーを獲る可能性も十分にある。アカデミー長編アニメ映画賞または最優秀外国語作品賞・・・・・・・・その両方でもよいのでは?

■映 画【君の名は。】予告編



日本映画のランキングに参加しています

にほんブログ村

こちらの日本映画ランキングにも参加しています
 
日本映画ランキング

音楽ブログもやっています。覗いてみてください
【SOSEGON魂】 http://blog.livedoor.jp/sosegon226/


POSTER
2013年公開作品
監督;吉田恵輔
脚本;吉田恵輔、仁志原 了

出演;
堀北真希、松田龍平、
麻生祐未、ガダルカナル・タカ、
ふせえり、岡山天音、
温水洋一、余 貴美子









■あらすじ
声優を目指して奮闘中の麦子(堀北真希)が、兄・憲男(松田龍平)と暮らすところに、かつて二人を捨てた母・彩子(余 貴美子)が戻ってくるが、間もなく病のために、帰らぬ人となる。麦子は、納骨のため母がかつて青春を謳歌した田舎を訪れ、母が町の人気者だったことを知る。そして、彩子に瓜二つの麦子の登場に町の人々は活気づく。そんな彼らと交流するうちに、麦子は自分の知らない母の一面を垣間見ることになる。


■突然舞い戻って、突然死んでしまったお母さん。でも、ありがとう。
寒さも緩んだ日曜日の午後、何か映画を観ようと、契約しているamazonプライムやNETFLIXをウロチョロしていた時に、この『麦子さんと』のポスターに、大好きな松田龍平さんを見つけました。いつもにも増して男前に写っています。しかし、いちばん上に大きく載っている女優さんは知らない人でした。

ザッ~とあらすじを読んでいて「えっ~?!」と奇声を上げてしまいました。載っていた女優さんは、堀北真希さんでした。あわてて、もう一度ポスターを確認しても、「う~ん?!!」と唸るばかり・・・・・・。みなさんは、すぐに堀北真希さんだと分かりましたか?僕は新人女優だと思いました。アレレ、またくだらないことを書き綴ってしまいました。

それにしても、こんなにもハッピーエンドを絵に描いたような映画があっただろうか?というほど、やさしさに包まれた幕引きでした。そして、エンドロールの最後で、【監督;吉田恵補】という文字が目に飛び込んできて、な~るほど!このほのぼのとしたエンディングは、確かに吉田監督の雰囲気だなと納得。

GL-4SL1500_

吉田監督がメガホンを取った映画と云えば、宮迫博之さんと麻生久美子さん、仲 里依紗さんが出演した『純喫茶磯辺』(2008年)のラストシーンもほのぼのエンディングでした。商店街を笑いながら走って逃げる娘と自転車に乗って追いかける父親という、楽しそうにふざけ合う親子が走り続けてスクリーンで小さくなっていきます。

その二人の姿を追いかけるカメラがゆっくりと上がって止まり、商店街の俯瞰映像が消えるタイミングで、クレイジーケンバンドのさわやかな歌声が流れる・・・・・・・・なんともハッピーでセンスのいいラストでした。

また、『さんかく』(2010年)は、高岡蒼甫さんと田畑智子さん、そして田畑さんの妹役・小野恵令奈(元AKB48)さんが、ゆる~い三角関係になるのですが、こちらのエンディングは、3人が対峙したままセリフもなく、微妙に微笑んだり、ぼんやりしたり、また、後悔したりといった表情が、映し出されたところで、癒し系でほのぼのとした、“羊毛とおはな”が歌う主題歌「空が白くてさ」が流れるエンドロールへと進む・・・・・・・・というラストでした。

ああ、また本題から逸れたお話をしてしまいました。まあ、吉田監督繋がりではあるんですが、別の映画の解説ですからね。再度、お話を戻します。

G-4G-1 (2)G-7-ddd (3)

映画『麦子さんと』のストーリーは奇抜なところもなく、普通に暮らしていれば、普通に起こる出来事ばかりで、演出も凝ったところがあるわけではありません。それだけに、ひとつひとつのシーンを切り取ってみると、兄弟げんかも、親子げんかも、誰もが身に覚えがあるエピソードが散りばめられています。

ただ、吉田監督のいつものユーモア・センスが発揮されており、笑えるシーンも多かったですよ。ヌッくん(温水洋一)やタカさん(ガダルカナル・タカ)、ふせえり、岡山天音など、個性派の面白い役者さんが脇を固めていますからねぇ~。

主役のふたりについて。松田龍平さんは、いつものぶっきらぼうだけど、裏側には優しさが満ちているという演技で、ちょっぴりダメンズな兄を好演しました。そのやさしさと云うか、真面目なところが出たのは、母親を火葬した後でした。良かったです。

堀北真希さんの演技力は定評があります。『ALWAYS 三丁目の夕日』(2012年)で、“青森から出てきた田舎娘”を演じたかと思うと、『白夜行』(2011年)では、感情を押し殺した表情が、心の奥底にある邪悪なものを表現していました。また、この『麦子さんと』では、バイトをしながら声優を目指す普通の女の子を演じました。

G-10GL-3

そんな堀北真希さんですが、僕が強烈に印象に残ったシーンがありました。それは、いつもは物静かで礼儀正しい彼女が、お酒を呑み過ぎて、泊めてもらっている中女性(麻生祐未)に、離婚した彼女の子供のことについて、タメ口でひどく辛辣な言葉を投げかけるシーンです。

じつは、僕の人生の中で、映画と同じように清楚な女性が、心の中ではそんなことを思っていたんだ、というショッキングな本音を投げつけられたことが2回あります。それは、10代後半と20代半ばという、わりと若い頃だったので、今でもちょっとしたトラウマ状態から抜けられずにいます。まあ、男ならほとんどの人が好きだと思われる、清楚で優しそうな女性を見ると、「きっと。心の中では~~~だとか、そんなことを思っているんだろうなぁ~」と、その人のことを信じられなくなってしまいました。

僕の好みが、《見た目はきつい感じで、なんでもズケズケと云ってくれて、裏になんにもない人》、というタイプになっているという事実が、僕にとってどれだけショッキングな出来事だったのかを証明しています。あ~、また関係ない僕の好みの話を書いていますね。なにか、ピンとくる言葉があると、スロットが回り出し、スコン、スコン、スコンで止まった時代へ僕の魂が飛んで行くようです。 テヘヘッ(*゚ー゚)> 

RED1-2 (2)RED3-2

これはもう一つ僕がやっている音楽中心のブログ『SOSEGON魂』でも同じです。レビューの途中で、話がとんでもない方向へ進むという形態が、もはや僕のブログの特徴になってしまいました。無駄に連想能力がありまして、次から次へと思考が連鎖反応を起こして、・・・・…気がつけば、また映画と関係ない自分の話ですからねぇ~、呆れます。

ところで、映画のエンディングで松田聖子さんの「赤いスイートピー」が流れます。
物語の中でも、たびたび伏線のごとく出ていました。
しかしそれは、最後に「これが正解です!」というちゃんとした歌を際立たせるためでした。
聴いていると、なんだか妙に感激して、泣きそうになりました。

本当に幸せな気持ちになれる映画です。
麦子を演じた堀北さんは、実生活でも結婚、出産と幸せ続きです。
この映画の最後の数分間は、“ハッピーエンドの極地”と云えます。
そして、エンドロールの最後の最後に・・・・・・・・・・・。
僕の採点は、87点です!


■映 画【麦子さんと】予告編



日本映画のランキングに参加しています

にほんブログ村

こちらの日本映画ランキングにも参加しています
 
日本映画ランキング

音楽ブログもやっています。覗いてみてください
【SOSEGON魂】 http://blog.livedoor.jp/sosegon226/


POSTER 
2012年公開作品
監督;三木康一郎
脚本;三木康一郎、他

出演;
谷村美月、木南晴夏、
笹野鈴々音、入来茉里、
野間口 徹、佐津川愛美、
石橋杏奈、松浦祐也、
白羽ゆり








あらすじ
家電メーカーのコールセンターに勤務しているひかり(谷村美月)は、製品とは無関係のクレームにも丁重に謝り続けるまじめなOLだが、プライベートでは上司との不倫におぼれていた。ある日、中年女性のクレーム対応に疲労困憊(こんぱい)し、ようやく家に帰ってきたひかりは、隣の住人が、あるクレーマーと名前が同じだということに気がつく・・・・・。


今、あなたの隣に、狂気を抱えて住んでいる。
コールセンターに勤める谷村美月さんを軸にして、オムニバスになってたストーリーがいくつか絡み合って、最後には・・・・・・というような構成になっています。各ストーリーに、木南晴夏さん、佐津川愛美さん、石橋杏奈さん、入来茉里さんなど、魅力的な女優さんが出演しており、キャスティングのセンスの良さも感じました。

本来、血がドバァ~と出るスプラッター系や、グロテスクな人間解体もの、怖ろしいキャラクターが出てくるタイプなど、総じてホラー映画はあまり好きではなかったのですが、『リング』(1998年)、『らせん』(1998年)のよく考えられたストーリーに感銘を受け、それから、スプラッター&グロテスクを除いたホラーを見るようになりました。

111222333

この映画には、幽霊とか、妖怪とかは出てこないんですが、あなたの隣に住んでいそうな普通の人が、どこか神経が1本切れていて、それが狂気に繋がっているという感じでした。タイトル通り、「鳥肌」が立つような映画でしたよ。

もしあなたが、都会のマンションで一人暮らしをしているなら、隣の人が気になって正気じゃいられなくなると思います。とにかく、普通の社会に普通でない人が潜んでいるから怖いですねぇ~。ジワっ~とくるホラーだったら大丈夫という人は、ぜひご覧になってください。ゾクゾクとして鳥肌が立つのが、そのうち快感になって来ると思います。

それから、予告編の最後にも出てくる、笹野鈴々音(ささのりりね)という女優さん、申し訳ないんですが、お顔を見ただけで “トリハダ” が出まくりでした。身長138㎝だそうです、彼女が画面に映るだけでホラーです。う~、夢に出てきそうで眠れないです!とにかく、怖いです。限りなく、怖いです。


■映 画【トリハダ -劇場版-】予告編



日本映画のランキングに参加しています

にほんブログ村

こちらの日本映画ランキングにも参加しています
 
日本映画ランキング

音楽ブログもやっています。覗いてみてください
【SOSEGON魂】 http://blog.livedoor.jp/sosegon226/


POSTER
2014年公開作品
監督;今泉力哉
脚本;五十嵐藍
脚本;片岡 翔、今泉力哉

出演;
谷 桃子、前野朋哉、
佐藤かよ、川村ゆきえ、
古崎 瞳、モト冬樹
岡山天音、葉山レイコ








あらすじ
高校生の吾朗(前野朋哉)は、急逝した母親の再婚相手(モト冬樹)の娘ハル(谷 桃子)と一つ屋根の下で暮らしていた。登山家の父親(モト冬樹)は、世界の山を廻っているため、吾朗は血のつながらない姉と暮らしていた。しかし、ハルが仕掛けるセクシーでエッチな悪ふざけに悩まされながら、吾朗はもんもんとした日々を送っていた。


童貞の男子高校生と5つ年上の裸エプロンのアネキ?!
タイトルの“鬼灯”を見て、おに―、おにひ?と、読みが分からず調べてみたら、“ほおずき”でした。ああ、はずかしい。この映画のおかげで、1mm賢くなりました。まあ、そんなことはともかく《童貞の高校男子が、5才年上のセクシーな義理の姉と二人暮らし・・・・》という、この設定だけで、B級感が半端ないこの映画を、見始めてしまいました。

今やインターネットを開けば、そのものずばりのエロいAVがいくらでも見られるというのに、この映画の中学生が興奮しそうな設定につられて、いい歳をしたおっさんが見ますかねぇ~。まあひとつは、松田翔太さんの桃太郎とか、有村架純さんのかぐや姫でおなじみの「Au」のCMに、一寸法師役で出演している前野朋哉さんが主役と云うのも、見てみようと思った要因でしたけどね。それにしても最近の僕は、「リベンジポルノ」だったり、「援助交際」だったり、なんだか中学生のように、その手の映画に飛びついていますねぇ~。困ったものです。

abc

さて、映画の前半は、おおむね予想通りのB級エロチック・コメディとして話が進んでいきます。ひねりも何もなく、しかし、合間に差し込んである谷 桃子さんの下着姿が見たくて、ストップボタンを押せないまま見続けてしまいます。面目ない!さらに、佐藤かよさんが怪しい女子高生で絡んでくるので、なおさらストップできなくなりました。それにしても、佐藤さんは跡形もなく女ですよね。相変わらず綺麗だし。

そうこうしているうちに前半が終わり後半が始まると、別の映画かよ?と云いたくなるほどシリアスになってきます。ここらあたりで、前半のエロチック・コメディで何とはなしに聞いていたセリフや、別に気にもしないで見ていた普通のシーンが、ちゃんとした布石になっていて、「えっ~?!」とか、「ああ、そういうことだったのか」とか、驚きの連続でした。

実際、本当によく練られたストーリーで、佐藤かよさんのシーンは、「やられた!」と思っていると、もう一捻りがあって、びっくりでした。しかし、前半のB級エロチック・コメディとシリアスな家族ドラマに、違和感ありありで、ひとつの映画に思えないんですよね。前半と後半でそれぞれ1本ずつ映画が作れそうでした。まあ、そのコントラストが面白いという方がいるのかもしれませんねぇ~。

def

それから、谷 桃子さんの職場の同僚として出演していた古崎 瞳さんの、絡みというか、エロいシーンがもっと見たかったなぁ~。僕のドストライクの女性だったので、もっと出番が多ければ良かったですけどね。スタイルもバッチリでしたしね。さらに、川村ゆきえさんも、相変わらず、美しい顔立ちでした、ボディのボッ・キュッ・ボ~ンは昔から知っているので、ま、知っているとか昔の女みたいに語っていますが、単にグラビアを見ていたというだけですが

と云うわけで、男性諸氏は、鼻の下を伸ばして楽しく鑑賞できるんではないかと思います。女性が見るなら、男性とご一緒にその後の絡みの前戯的なアイテムとして、活用して頂ければと思います。正直な感想を云えば、見る前に予想していたより3倍くらい面白かったです。まあ、それだけ期待してなかったので良かったのかもしれません。これからご覧になる方も、過度の期待は禁物ですよ。では、また!

■映 画【鬼灯さん家のアネキ】予告編



日本映画のランキングに参加しています

にほんブログ村

こちらの日本映画ランキングにも参加しています
 
日本映画ランキング

音楽ブログもやっています。覗いてみてください
【SOSEGON魂】 http://blog.livedoor.jp/sosegon226/


POSTER
2011年公開作品
監督;吉田良子
脚本;吉田良子

出演;
柳 英里紗、渋川清彦、
河合青葉、黒田大輔、
川瀬陽太、

■R15+








あらすじ
深夜の渋谷。少女・和希(柳 英里紗)は母親の再婚を嫌い、むかし家のあった空き地で帰らぬ義父を待っていた。ある夜、ナルコレプシーの三津谷(渋川清彦)と出逢う。三津谷は元恋人・由以子(河井青葉)を遠くから見つめ続けていた。帰る家のない和希は、深夜の渋谷を彷徨いながら、三津谷に惹かれていく。
■ナルコレプシー;突然強い眠気におそわれ、車の運転中でもかまわず眠り込んでしまう病気。 


夜明けまでの小さな恋の物語
映画が始まると、キッチリとしたストーリーもなく、けっこう長く感じるほど、淡々と街の雑踏が映し出されます。気の短い人は、もうこの時点でギブかもしれません。僕は、気の長い方なので、ポジティヴに「これから面白くなるぞ」と考えて、見続けました。

登場するのは、帰る家がなく渋谷の街を彷徨い続ける少女と、突然コンセントが抜けたように眠るナルコレプシーの男。彼は、半年前に別れた彼女をストーカーしています。でも、遠くから見つめているだけ。そこに、彷徨う少女が絡んできて、ごちゃごちゃっとする映画です。

abc

少女は、男に惹かれていき、最後は男と結ばれます。まあ、スケベなおっさんですから、最後にはそうなったらいいなぁ~と思っていたので、願ったり叶ったりの展開です。しかし、つかみどころのない、子供のような女子でしたが、ベットの中ではしっかり大人の女になるんですから、人間ってのは不思議です。

そうなった時の姿は、アホッぽい女でも、真面目な秀才メガネ女子でも、アラフォーのキャリアウーマンでも、同じなんですよね。神様がここだけは平等に設定したようです。そして、この主演の柳 英里紗さんは、なかなかお目にかかれないほどの美乳です。爆乳とかの大きいバストが苦手な僕にとって、形といい。大きさといい、理想のおっぱいでした。

結局、最後に結ばれて、そのあとはどうなったんでしょうねぇ?って映画でしたが、こういうセミドキュメント風の渋谷や新宿をテーマにした映画はわりと多いんです。しかし、「なんだこりゃ?!」という失敗作がほとんどのような気がします。いづれも、後味が悪く、厭な気分で観終わるんですよね。

DDDef

しかし、この映画はそうではありませんでした。まあ、すごく面白かったとは云いませんが、時間を無駄にしたという映画でもありません。そのひとつの要因は、主役の男女のキャラクターが良かったからでしょう。少女は、フラフラしているんですが、不良っぽいところがなく、いや、むしろ清純なイメージがありましたし、男の方も、ガツガツしたところがなく、ホンワカとした癒し系のキャラでしたからねぇ~。

それは、主役の柳 英里紗さんと渋川清彦さんの演技もあるんでしょうが、それより持って生まれた雰囲気がいいのかもしれません。結局、この二人のキャスティングが決まった時点で、この映画の失敗はなくなったと思います。この手の映画を観た後の、なんとも云えない虚無感がなく、またエンドロールの童謡のような歌が、さわやかな気分にさせてくれました。

採点をすれば、僕的には75点です。減点は、肝腎な過去のシーンを語りで済ましたところなどでしょうか。でも、贅沢を云えばキリがありませんからねぇ~。吉田良子監督には、低予算でこれだけの映画を撮ったことに、拍手を送りたいと思います。ただし、映画を思い返したときに、カワイイ柳さんより先に、渋川さんのとぼけた顔が思い浮かぶのは、ちょっとご勘弁でした。終わり。


■映 画【惑星のかけら】予告編



日本映画のランキングに参加しています

にほんブログ村

こちらの日本映画ランキングにも参加しています

日本映画ランキング

音楽ブログもやっています。覗いてみてください
【SOSEGON魂】 http://blog.livedoor.jp/sosegon226/


Poster
2014年公開作品
監督;スコット・フランク
原作;ローレンス・ブロック
脚本;スコット・フランク

出演;
リーアム・ニーソン、ダン・スティーヴンス、
デヴィッド・ハーパー、マーク・コンスエロス、
ダニエル・ローズ・ラッセル、アストロ










あらすじ
ニューヨーク中が猟奇的な連続誘拐殺人事件におびえていた1999年、元刑事のマット(リーアム・ニーソン)のところにある依頼が舞い込む。それは妻を誘拐された麻薬密売人の夫(ダン・スティーヴンス)からの、秘密裏に犯人を見つけ出してほしいというものだった。依頼を受けたマットはこれまでの刑事人生で身に付けたスキルを使い捜索に挑むが、犯人たちは、またも麻薬密売人の14才の娘(ダニエル・ローズ・ラッセル)を誘拐して、身代金を要求して来た。果たしてマットはどう動くのか・・・・・・・・・・。


誘拐の掟を破る、猟奇的殺人犯を成敗せよ!
わたくしSOSEGONは、じつは邦画と同じくらい洋画も見ているんです。俳優さんで特に好きな人はいないんですが、リーアム・ニーソンと「ボーン・シリーズ」のマット・デイモンの映画は見たいと思いますね。いわゆる、スパイものやサスペンスが好きなんです。あと、SF。ただ、これらの洋画はどんでん返しやオチがあって、レビューではもちろんそれには触れることができないので、どうしても当たり障りのない感想になってしまいます。

つまり、「いやぁ~、面白かった」とか、「最後のどんでん返しがすごい!」とか、ですね。まあ、そういうところに触れないで上手に書くテクニックがないだけでしょうけど。一度 “ネタバレ注意” で結末について書いたこともあるんですが、自分が読む側に立ってみると、「ここからはネタバレになります、今後見る予定の方は読まないでください」と書いてあると、ダチョウ倶楽部の「押すなよ!絶対押すなよ!」を思い出してしまいます。

111222333

その結果、「読まないでください」が、上島さんが「絶対、読むなよ!」と云っているように感じて、「あ~、もうこの映画は見なくていいや」となり、オチを読んで、映画を1本損することになるのです。ですから、僕はそんな人の性(さが)をもて遊ぶような警告文が厭で、“ネタバレ注意” のレビューを書かなくなったんです。・・・・・おっと、いつもの事ですが、またストーリーに関係ないことを長々と書いてしまいました。反省。


さて、『誘拐の掟』は、久しぶりに出逢った気持ちがどんよりとなる陰湿な映画でした。同じく猟奇殺人を扱った、『ドラゴン・タトゥーの女』(2012年)と似たような雰囲気がありました。映像は、寒々しい雲が垂れ込めた街や、薄汚れた廃墟のような古いビル、さらに、現れる男たちは探偵か刑事か麻薬の売人、それに加えてテーマが誘拐プラス猟奇殺人。なんだか、アメリカの厭なところしか出てこない、なんとも救いのない映画でした。

なのに、最後まで観ていますし、こうやってレビューを書いているのは、リーアム・ニーソンの魅力によるところが大きいですね。とにかく、頼りになると云うか、彼に任せておけばなんとかしてくれる、という安心感が半端ないです。どんな困難にも立ち向かって、解決しますからね。ある意味スーパ―ヒーロ―なんですよね。孤独だけど。

444555666

以前、レビューを書いた『アンノウン』(2011年)でのリーアム・ニーソンも最終的には頼りになるカッコいい中年男でした。仲の良かった友人たちや、奥さんまでが自分の事を知らない人だという、難しい設定の中で、最後に見事な種明かしがある映画でしたねぇ~。しかし、その『アンノウン』も、この映画ほど暗くはなかったです。

結論として、暗いとか何とか云いながら、こうして取り上げているんですから、やはり面白かったんだと思います。“だと思います” って、なんとも頼りない感想ですが、こういう自分とかけ離れた世界を覗いてみたいという欲求は、誰でも、間違いなくありますよね。

最後にタイトルについて。
『誘拐の掟』は、映画の崩れた雰囲気と違って、堅いと云うかキチッとし過ぎですかね。
まあ、確かに犯人たちは、「誘拐の掟」を破っていましたけど。
それと、ラストですが、ゆる~く締められたままで終わっちゃいましたね。
もっと、気分が悪くなるほど、絶望的な幕切れか、
逆に、意外なほどスカッとするとか、どちらかに振りきれた方がよかったかな?
でも、ワクワクドキドキしながら観たのは事実だからGOODです。おしまい。


■映 画【誘拐の掟】予告編



日本映画のランキングに参加しています

にほんブログ村

こちらの日本映画ランキングにも参加しています
 
日本映画ランキング

音楽ブログもやっています。覗いてみてください
【SOSEGON魂】 http://blog.livedoor.jp/sosegon226/


POSTER
2015年公開作品
監督;岸 善幸
脚本;岸 善幸
原作;小池真理子

出演;
門脇 麦、長谷川博己、
菅田将暉、西田尚美、
リリー・フランキー、
烏丸せつこ








あらすじ
大学院の哲学科に通う珠(門脇 麦)は、一緒に住んでいる恋人卓也(菅田将暉)に、気を使いながら暮らしていた。あるとき、担当教授の篠原(リリー・フランキー)から、卒業論文の主題に、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する「哲学的尾行」を勧められる。そんな時、偶然街中で近所に住む石坂(長谷川博己)の姿を目にし、思わず尾行を始めてしまう。そして、彼の秘密を知り、徐々に尾行に夢中になってゆく・・・・・・・・・・。

理由なき尾行、はじめました。 
この映画の鑑賞後、すぐに尾行されていた側に自分を重ねて、ちょっと身震いしました。まあ、それなりに生きてきた人間なら、他人に云えない秘密ぐらい、一つや二つはありますよね。いや、日によっては一日で三つ、四つやっていることがあるかもしれません。

よく、浮気をしている奥さんに、ご主人が探偵事務所から受け取った不倫現場の写真を見せると、思わず「卑怯者!」となじるシーンを見ますよね。自分は相手に対して、もっとひどいことをしているのに。でも、この映画で、その不倫奥様がそう口に出すのが理解できました。こっそり自分の行動を見られていたなんて知ったら、誰でも逆上しますよ。

123

そして今、自分のここ数日を振り返ってゾッとしました。いや、別に悪いことはしていませんが、恥ずかしいことなら結構やっていますよ。そんな人の恥ずかしい秘密の行動を、ニヤニヤしながら見ていたかと思うと、そりゃ~「卑怯者!」とも叫びたくもなりますよ。

と、最初から脱線していますが、この映画を観ながら自分は大丈夫かな?と、僕と同じように、尾行される側に立ってぞっとしたあなたはアウトです。だって、尾行をする側にもなれたんですよ。でも、あなたはされる側を選んでいますものね。過去、現在、未来のどこかでそういう経験をしたか、しているか、なんでしょうね。

それにしても、リアルな映画でした。主人公の大学院の女性(門脇 麦)も、出版関係に携わるサラリーマン(長谷川博己)も、入院中の母親の世話をする大学教授(リリー・フランキー)も、現実の世界で、自分の隣に住んでいても何の不思議もない普通の人たちでしたからね。まあ、堂々と腕を組んでは歩けませんけどね、非現実的な物語の住人でもなかったですよ。

456

しかし、見られてはいけないというスリルが、ただならぬ仲をより真実の愛だと錯覚させるんでしょう。そういうびくびくとする街中の雑踏から、閉ざされた二人だけの世界に入れば、そりゃ~燃えるちゅ~もんです!ちょっと、分かるような気がします。ほんの、ちょっとね。

それから、大学教授(リリー・フランキー)とその彼女(西田尚美)の関係も微妙でした。あと、菅田将暉さんも、どこにでもいそうな若者でした。この彼と大学院生(門脇 麦)の、当たり障りのない浅い関係は、僕には理解できませんでした。いや、浅い関係じゃなくて、愛情表現が下手なのかもしれません。

本当はすごく好きなのに、それを出すのがカッコ悪いとでも思っているのかな?だからもし相手が「別れよう」と切り出したら、「そう、分かった」 とでも云いそうなふたりでしたよ。本心はそうじゃないんだけど、「すがりつく」姿を見せるのは、もっと厭なんでしょう。最近の恋愛はこういう感じなのかな?と思わせるあたりもリアルでした。

789

今日はあまり映画に沿ったレビューじゃなかったですね。
まあ、あまり詳しく書けないところが多かったのも事実です。
僕は、結構入り込める映画でした。

なんだか、一緒に尾行しているようでドキドキしました。
それに、明日から街中では、3分に1回、なにげに振り返えった方がいいかもね。
いやいや、あくまでも尾行されることに、心当たりがある人だけですけど!

あっ、その前に、今いる部屋の本棚の上とか、棚の隅っこに・・・・・・・・、
レンズらしきものがありませんか?
おしまい。

P.S. 門脇 麦さんの真っ白いおしりがあらわになります。

■映 画【二重生活】予告編



日本映画のランキングに参加しています

にほんブログ村

こちらの日本映画ランキングにも参加しています
 
日本映画ランキング

音楽ブログもやっています。覗いてみてください
【SOSEGON魂】 http://blog.livedoor.jp/sosegon226/


POSTER
2014年公開作品
監督;矢口史靖
脚本;矢口史靖
原作;三浦しをん

出演;
染谷将太、長澤まさみ、
伊藤英明、優 香、光石 研、
マキタスポーツ、柄本 明、
西田尚美、近藤芳正








あらすじ
大学受験に失敗し高校卒業後の進路が決まっていない勇気(染谷将太)は、林業の研修生募集のパンフレットに載っていた美人・直紀(長澤正美)につられて、1年間の林業研修プログラムに参加することを決める。向かった先は、携帯電話が圏外になるほど山奥のド田舎、神去村。粗野な先輩ヨキ(伊藤英明)のしごき、虫やヘビの出現や話が通じない老婆たち、そして、なにより過酷な林業の現場に耐え切れず、逃げようとする勇気だったが・・・・・・・・。


「少年よ、大志 大木 を抱け。」
「矢口史靖監督の映画ならハズレはない」というポジティヴなジンクスが、今回も継続されました。『ウォーターボーイズ』(2001年)、『スウィングガールズ』(2004年)、『ハッピーフライト』(2008年)、『ロボジー』(2012年)、そして、今回の『WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜』(2014年)と、これだけヒット作が続けば、そう云いますよね。

ストーリーはどの映画も共通しています。まず、決して有能ではない主人公が、未知のスポーツや職業にチャレンジするところから始まります。最初は途方もない挑戦に思えますが、失敗を繰り返しながらも、最後には夢を叶えるというぱたーんです。そもそもこの設定に、ワクワクが止まらないというか、心惹かれますよね。

abc

でも、監督の作品が、3年という割と長いスパンでしか公開されないのは、脚本もご自身で書かれていますし、下調べにも時間が掛かるからでしょう。ファンとしては、1年に1作品ぐらい観たいのですが、『ハッピーフライト』のように、航空業界に関しての「へぇ~、そうなんだ」と感心するトリビア的なシーンが続くと、納得せざるを得ないですよね。

さて、今回主人公が挑戦するのは、林業です。研修生募集のパンフレットに載っていた直紀(長澤まさみ)の可愛さにつられて参加するという不純な動機でした。その所為か、軽めのエロいセリフが多かったような気がします。主演の染谷将太さんは、なんだかフラフラとしたダメ人間でしたね。彼の本当の性格もああなんじゃないかと思える程でした。まあ、そんなんじゃ役者さんは務まらないでしょうけど。

長澤まさみさんは、最近出演する映画でエッチなセリフが多いような気がするんですが、どうなんでしょう?ああいう清純派というか、透明感のある女優さんがそういうエロい言葉を発すると、セクシーな女優さんよりそそられるのは僕だけじゃないですよね?まあ、それは男の勝手な処女崇拝のようなもので、普段はスッ~とした佇まいの女性でも、やることはちゃんとやっているってことは、もちろん分かっているんですけど。

2a2b2c

あと、伊藤英明さんが、暑苦しいほど林業に情熱を注ぐ男を演じていました。しかし、私生活になると、浮気者のいいかげんな男で、奥さん役の優香さんをやきもきさせていました。『海猿』シリーズのまっすぐな海上保安官が、山に入るとスケベな山猿になるんですね。ハハハ!

最後に真面目な感想ですが、三重県の山奥で撮ったという映像が、美しくもあり、荒々しくもあり、雄大でもありという具合に、自然のすばらしさを見せてくれる映画でもありました。ただし僕は、夏のキャンプとか、山のコテージとか、自然の中に居ると暑さや蝉のうるさい鳴き声にストレスが溜まってしょうがないので、この映画の環境には、1分たりとも居られません。

と云いながら、エアコンの効いた部屋で、コーラ片手にこの映画を堪能しましたとさ。
おしまい。


■映 画【WOOD JOB!神去なあなあ日常〜】予告編




日本映画のランキングに参加しています

にほんブログ村

こちらの日本映画ランキングにも参加しています
 
日本映画ランキング

音楽ブログもやっています。覗いてみてください
【SOSEGON魂】 http://blog.livedoor.jp/sosegon226/


このページのトップヘ