SOSEGON魂

あらゆるジャンルの、あまり知られていない『隠れた名曲』を紹介するブログです。 昔のレコードから選ぶので、1970年〜80年の曲が多くなります。

ファンキーなJ-POP


J-POP2

J-POPとひとまとめで云っても、いろんなタイプの曲がありまして、歌謡曲寄りのポップスもありますし、
ヴォーカルをフューチャーしたロック的な曲、さらに、シティ・ポップのようにオシャレなサウンドもあります。
暗〜い四畳半フォークが、J-POPと呼べるかは微妙ですが、日本のポップスには違いないのでOKでしょう。

そんなたくさんの中から、ファンクというアメリカの黒人主体のサウンドに、多大な影響を受けたであろう、
3組の日本人バンドの 『ファンキーなJ-POP』 を引っ張り出してきました。
約30年前の1991年に作られた2曲と、2017年という比較的最近の1曲という構成です。

BM-Z

それらは、日本的なメロディに、アメリカのファンク・ビートをプラスした、独自のファンキーJ-POPです。
アメリカの曲調を真似て作っても、それでは本家を超えることは出来ません。「アメリカの曲かと思った」は、
決して誉め言葉ではないんです。続けて「でも、同じような感じなら、アメリカの曲を聴くよね。』となるからです。

でもって本日お聴きいただく3組は、欧米のロックやブラック・ミュージックの影響を受けながらも、
日本人としてのフィーリングを無くさず、独自のスタイルを確立させているバンドです。
では、それぞれのプロフィールや楽曲について、簡単な感想を書いたので参考にしてください。




Neighbors Complain

■最初に、Neighbors Complain(ネイバーズ・コンプレイン)という、日本語にすると⦅隣人からの苦情⦆、
という面白い名前のバンドです。2014年に結成され2017年に1stアルバムをリリースしています。
メンバーは男性4人で、大阪を中心に活動していたようです。

今回の 「Sha La La Disco」 は、歯切れのいいギターのカッティングも、オクターブを使うベースも、
タイトなドラムも、ちょっと野暮ったいファルセットのコーラスも、教科書通りのディスコ・サウンドです。
だからと云って、アメリカのコピーではなく、ちゃんと自分たちのスタイルになっているのは流石ですね。




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スタレビ

■CMで スターダスト・レビュー の曲を聴いて、デビュー・アルバムを買ったのが始まりで、その後も数年おきに、
アルバムを購入するほど好きなバンドでした。しかし、大好きだったキーボードの三谷泰弘さんが抜けた後は、
スタレビを聴かなくなって、三谷さんのソロ・プロジェクト,esk に心変わりしてしまいました。

今回選んだ 「Celebrate」 は、スタレビ時代に三谷さんが作った曲で、少しJ-POP寄りなんですが、
日本人が苦手なファルセットのコーラスで、かなりブラッキーなファンクっぽい曲になっています。
根本さんのリード・ヴォーカルも、三谷さんのコーラスもレベルが高く、僕がスタレビで一番好きな曲なんです。




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supekutoramu

■ここで、アース・ウインド&ファイア(EW&F)の真似だと云われる スペクトラム を出すと、前半で書いている、
「アメリカの曲調を真似しても、本家は超えられない」との文章と矛盾しているというお叱りを受けそうです。
僕も、最初の印象は「EW&Fのコピーじゃん!」と思いましたが、スペクトラム好きの友人の意見は違いました。

「確かに、ブラスの高速アンサンブルなど、スタート時点ではEW&Fだったけど、今ではそうじゃないよ」と、
彼の解説でじっくり聴いていると、真似だと思っていたサウンドが、スペクトラム独自のものだと理解しました。
今回選んだ 「F・L・Y」 も、かなり日本的なサウンドです。偏見を捨てて聴いてみると、唯一無二だと気づくはずです。




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増尾好秋のフュージョン


M-2-X
■増尾好秋(ますおよしあき)  1946年10月12日東京生れ、ニューヨーク在住。


肉体的にも、精神的にも堕ちているので、軽めのサウンドを選びました。(◞‸◟ㆀ) しょぼん


増尾好秋 さんの記念すべき初のレコーディングは、1968年の渡辺貞夫さんとチャーリー・マリアーノとの共同名義による、
『ウィー・ガット・ア・ニュー・バッグ』でした。1969年には、ソロ・デビュー作 『バルセロナの風』 を発表。
そして、1973年から1976年までソニー・ロリンズのバンドに在籍していました。

1970年代終盤から1980年代にかけて、フュージョンのアルバムが多くなります。
今回お聴きいただくのは,その頃のサウンドで、肩の凝らないなんとも心地よい3曲です。
ご参考になればと、簡単な曲の解説を書きました。

M-1




❶ 「ビコーズ・オブ・ユー」
木陰の微風のようにさわやかな、トロピカル感にあふれた逸曲。
スピードが増した間奏とエンディングでのギター・バトルは、増尾さんと弟の増尾元章さんです。
TV番組のBGMなどに、よく使われる曲なので、どこかで耳にした方も多いのでは?





❷ 「ディアナ」
ゆったりとしたイントロの後、増尾さんの硬質なシングル・トーンがメロディを奏でます。
グラント・グリーンがお好きだと云っておられましたが、ソロの速弾きがグラントさんっぽくてニンマリでした。
流麗なストリングスですが、中低音と高温が効果的に使われています。このアレンジは素晴らしいです。





❸ 「ルック・トゥ・ミー」
2曲目がグラントさんなら、こちらはウェス・モンゴメリーばりのオクターヴ奏法が炸裂する1曲。
バックのパーカッションを含むリズムが、少々の疲れは忘れさせてくれるぐらい心地いいです。
こちらのストリングスもロマンティックな雰囲気を演出しています。



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ボサノヴァ風 J-POP


B-1


最近の 【SOSEGON魂】 は、ハード・ロックとか、思いっきり哀しい曲とかのUPが多かったので、
本日は、ほっとする癒し系でブラジル発祥のボサノヴァをお聴きいただこうと思います。
しかし、ボサノヴァと云っても、「イパネマの娘」 や 「デサフィナード」 などのスタンダードではなく、
日本人によるオリジナルを、ボサノヴァ風にアレンジした、れっきとしたJ-POPになります。

1950年代後半に生まれたボサノヴァですが、60年代には日本のジャズメンが取り上げ始め、
その後、歌謡曲やフォークにもその影響が及んでいきます。実際、この頃から今日まで、J-POPのアルバムには、
このボサノヴァ風の楽曲が、1曲は入っているような気がします。日本人好みのサウンドですもんね。

BGM-1

また、本棚の整理をするとか、洗濯物をたたむとか、ちょっとした料理を作るとか、コーヒーブレイクとか、
そんな軽作業をするときのBGMには、ボサノヴァや癒し系のフュージョンが最適ですからね。
YouTubeで 《ボサノヴァ》 と検索すれば、『森の朝食とさわやかボサノヴァ』 や 『ボサノヴァ・カフェ』、
さらに、ポルトガル語の 『松任谷由実でボサノヴァ』 など、1〜2時間のコンテンツがたくさんありますよ。

ま、僕の場合は、これからお聴きいただく 『ボサノヴァ風J-POP』 などを、音量を小さくして流していると、
もっと音量を上げて聴きたくなり、結果、そのBGMに没頭してしまうという残念な性分なんです。
ほら、引っ越しの荷造りの時、昔の卒業アルバムが出てきて、見入ってしまうのと同じですよ。ん、違うか?!
おっと、そんな話はどうでもよくて、3曲の 『ボサノヴァ風J-POP』 をどうぞ!



ミズノマリ

長くなるので詳しくは書きませんが、どこかの会社の社長さんが、作曲、プロデュースした作品です。
ギターの吉川忠英さん、サックスの小池 修さんなど、プロのミュージシャンが録音に参加しているので、
ボサノヴァとしてちゃんと成立しています。ただ、《これぞボサノヴァ》 という定番感が少しだけ残念ですかね。
歌うのは、男女のユニット、パリスマッチのヴォーカル、ミズノマリさんです。





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相田翔子

相田翔子さんは、1980年代後半から90年代にかけて人気を博した二人組、Winkのメンバーでした。
Winkの特徴は、なんと云っても無表情でからくり人形のように踊る、ぎこちない振り付けでしょう。
この無表情は、戦略かと思っていたのですが、事務所からは笑うようにと怒られていたそうです。意外でした。
今回の「愛された薔薇」は、ボサノヴァというよりゆる〜いサンバで、囁くような歌声がなかなか良いですねぇ。





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トワ・エ・モア

最後はド〜ンと時代を遡って、1969年の制作ですから半世紀以上前の作品になります。
そして、この曲は第1回のヤマハ・ポピュラーソング・コンテスト(略称 ポプコン)の入賞曲だそうです。
さわやかな歌声のトワ・エ・モアにぴったりの曲ですね。しかし、途中のセリフが時代を感じさせます。




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アトランダム Vol.4


A-3


またまた 『アトランダム』 の登場です。最近、かなり速いペースでこのシリーズをUPしていますね。
これは僕の性分で、気に入ると飽きるまで続けてしまうんです。たとえば、今、いちばんに思いつくのは、
ひき肉と里芋の甘辛い煮物です。里芋を筆頭に芋類は全部好きですし、ひき肉も頻繁に使っていました。
カレーもひき肉で作ってもらいます。合い挽き肉の甘みが溶け込んだ、コクのあるカレーになりますよ。

次に思い出したのが、ポーク・ソーセージです。結構大きなものを買っても、あっという間に無くなるので、
ふるさと納税好きの奥さんが、お礼にもらえる景品で、ポーク・ソーセージを見つけて納税したようです。
その結果、秋田県の横手市から送られてきたのが下の写真です。

ポーク・ソーセージ

笑えるくらいのボリュームでしょう。これだけ大量にストックがあると,ついつい食べる量も多くなります。
まあ、少しくらい多めに食べても、冷蔵庫にはまだ備蓄がたくさんあるんですからね。
と、そんな甘い考えで食べ続けたら、結局、思ったよりかなり早く無くなっちゃいました。 L(・o・)」 オーマイガ
おっと、雑談が長くなりました。まあ、いつものことですけど。


さて、本題の 『アトランダムVol.4』 のお話を進めましょう。
本日の無作為選曲ですが、国籍で云うとイギリス、アメリカ、ブラジルの三か国となりました。
今の気分がそうだったのか、わりとポップなと云うか、メロディアスな曲が揃いました。

前回はかなり毛色の違う3曲で、戸惑った方も多かったかもしれませんが、今回はそこまでの落差はありません。
ビートルズを頂点とする、ポップなロックを好きな音楽ファンは、世界中にいますから大丈夫えしょう。
では、僕の脳内インデックスをパラパラめくって、気になった3曲を、簡単な紹介文と共にお聴きください。



PREX

FOX を率いるケニー・ヤングは、日本ではほとんど知られていませんが、母国イギリスや他のヨーロッパでは、
ヒット・メーカーとして、あるいはミュージシャンとして名を馳せたレジェンド的存在です。
UKチャートでベスト10に入るミリオン・ヒットも多数ありますし、ストーンズにも曲を提供しています。
本日選んだ 「マイナー・セラピー」 も、変化にとんだメロディとカラフルなアレンジが光る名曲と云えます。

また、ヴォーカルのヌーシャ・フォックスは、その大人っぽくて色っぽい顔立ちからは想像もできない、
キュートと云うか、愛らしいと云うか、かなり個性的な歌声を持っている女性です。
このアルバム『TAILS OF ILLUSION』(1975年)でも、ケニー・ヤング歌う1曲を除いて、
他の曲はすべて、ヌーシャさんがメイン・ヴォーカルを務めます。ほんと、耳に心地よい歌声ですよねぇ〜!







W-2

WAR は、【戦争】 という物騒なバンド名ですが、安らぎに満ちた曲や、心地よいけだるさのゆる〜いファンク、
さらに、本格的なラテンという具合に、アメリカに数多く存在するファンク・バンドとは一線を画しています。
また、シカゴなどもそうでしたが、年齢と共に丸くなっていき、直接的な戦争表現は減っているように思います。

今回の 「ドント・レット-・ノー・ワン・ゲット・ユー・ダウン」 は、軽いラテン調のミディアム・テンポのバラードで、
ソウルフルな歌い回しや見事なファルセット、さらに、男っぽいコーラスと、WARの特徴がよく出ています。
サウンド的には、ラテン、ソウル、ジャズなどが程よくミックスされているスーパーなキラー・チューンです。







西院

ボカ・リヴリ で特筆すべきは、選曲した 「ダイアナ」 の見事なコーラスが、ライヴ、つまり録音ではないということです。
しかも、メンバー4人がそれぞれギターやベースなど、楽器を弾きながら歌っているんですよ!!
このパフォーマンスは、僕がこれまでに聴いてきた数多くのライヴの中でも、トップ5に入るレベルと云えます。

残念なのは、このライヴが音声だけで、映像が無いということです。他の年代の物ならあるのですが、
パフォーマンスの出来という面では、おそらく1980年代のこのライヴに適うものはありませんでした。
さらに彼らのデビューは1979年なんですが、メンバー交代はあるものの、今でも活動しているようです。




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今どきの若いもんは・・・・・


You-2


■Introduction
普通、「今どきの若いもんは、」の後には、どうだこうだと年寄りの小言が続くのですが、
最近の若いスポーツ選手を見ていると、「今どきの若いもんは、すげぇ〜!」 という賛辞しか出てきません。
ひと頃は、「最近はすっかり裕福になって、若者のハングリー精神は消え失せた」、とか云われていたのですが、
そんなことはないですよ、という具体例をいくつか挙げてみますね。

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❶ BOXING
井上尚弥
ボクシングの 井上尚弥 は、これまでの戦績が、25試合25勝0敗(22KO)という無敵ぶりです。
また、WBC、WBAなど、ボクシング4団体統一王者となり、さらに、ライトフライ級やスーパーバンタム級など、
4階級制覇という偉業も達成しています。現在30才ですから、もうしばらく快進撃は続きそうです。



❷ WOMEN'S TABLE TENNIS
卓球三人娘
また、卓球女子も、世界ランキング7位(2023年8月15日発表)の 早田ひな、同8位の 伊藤美誠
さらに、世界ランキング1位の中国人選手を破った(2023年8月5日) 平野美宇 (同13位)もいます。
主な世界大会で王者中国と決勝で競いあっていますし、その差も試合ごとに縮まっているように思います。




❸ JAPAN MEN’S& WOMEN’S SOCCER TEAM
男女ー2
さらに、僕の好きなサッカーで云うと、ワールド・カップ・カタール2022で、ドイツ、スペインを撃破した、
男子サッカー日本代表 や、結果はベスト8止まりでしたが、2023年の女子ワールド・カップの予選リーグで、
優勝したスペインに4−0で快勝した 女子サッかー日本代表 など、世界の頂点に確実に近づいていると思います。




❹ 三苫 薫、大野将平
個人
個人では、プレミアリーグ(英国)ブライトン所属の 三苫 薫 の活躍が、世界中から称賛を浴びていますし、
ひと昔前には世界で勝てなかった男子柔道も、73kg級の 大野将平 を軸に復活しました。
また、世界と戦うには、体格的に無理だと云われていた男子ラグビーも、南アフリカを破るなど、躍進しました。
あと、男子バレーも、ネーションズリーグ2023で3位に輝きました。(いつの間に、こんなに強くなったの?)


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■Conclusion
今回はスポーツ界をとりあげましたが、他にも、世界を席巻する『ポップカルチャー』(アニメ、漫画、ゲーム)や、
2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された『和食』など、日本が誇れる文化はたくさんあります。
実際、来日する観光客もコロナ解禁後着実に増えてきました。

AKI-2

これらの日本の躍進には、間違いなく「今どきの若いもん」のパワーが、全体の底上げに尽力していますし、
次世代ではその若いもんが働き盛りを迎えて、日本という船の舵取りをするようになるのです。
そのルーティンが定着して、現在の勝ち組日本があるんだと思います。

ですから、若い世代の行動をネガティヴに批判するのではなく、その頑張りで日本の躍進があると、
従来の考えを修正する必要があるようです。スポーツ選手を筆頭に、和洋中の料理人、ゲーム・クリエイター、
ミュージシャン、アニメ制作の従事者など、日本の「今どきの若いもん」は、日々頑張っています!!




■ Today's killer tune
KK
本日のテーマが若者だったので、元気ハツラツな愛の歌を選んでみました。
米米CLUB の1991年のライヴで、「ひとすじになれない」 です。しかし、32年も前の曲だったんですねぇ〜。
ヴォーカルの石井竜也さんが、今も元気に『モニタイング』に出たりしているのが嬉しいです。
32年前ですから、この映像では若者ですが、今では立派なご老人の石井さんですけど!




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哀しい曲を・・・・・


■Introduction
最近、『アトランダム』 というタイトルで、全然つながりのない3曲を選ぶという手法にハマっていますが、
本日は、『哀しい』 というテーマのある記事を書こうと思います。ただし、かけ離れたジャンルの3曲なので、
気持ちの部分で振り切られないように頑張ってくださいね。 なんだか偉そうでごめんなさい。 (*´人`*) 


MY Rain

悲しい、哀しい。 漢字にするとこの2つしかないのですが、どういう違いがあるのでしょうか?
僕は独自の解釈で、この2つを使い分けています。悲しいは、ただただ悲しい。いわば100%悲しいで、
哀しいは、80%の悲しいと、20%のせつなさが混ざっている感じです。このせつなさには、わずかですが、
心地よさが含まれるんです、分かりにくいので、例文を挙げますね。

【悲しい】  娘が病気で亡くなって、その後は涙にくれる悲しい日々をおくっている・・・・・・・・・・。
【哀しい】  娘が高校を卒業して、東京の大学へ行ってしまった。悪い事じゃないけど、やっぱり哀しい。


なんとなく解っていただけたでしょうか?ただしこれは、あくまでも僕の勝手な法則なのをお忘れなく。

月曜日

それに、一人の人間でさえ、いろんな “かなしい” を抱えていますし、それが10人、100人と増えていけば、
それこそ星の数ほどの “かなしい” があるので、たった2つの漢字では足りないですよね。
でもって本日は、アメリカ、日本、イギリスという三か国のミュージシャンによる、 “かなしい” をご用意しました。

たった3種類ですが、当然、全く違う雰囲気を持っています。この3曲で、寝酒なんてのはいかがでしょうか?
まあ、それぞれの国の、バーボン・ウイスキー、日本酒、スコッチ・ウイスキーを呑み分ければ完璧なんですが、
そんな面倒な事をする人はいないですよね。ここは、焼酎でも、ビールでも、ウォッカでもお好きにどうぞ!


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E-1

1曲目は、アメリカのジャズ・ピアニスト、エディ・ヒギンス さんの 「ウォーク・アローン」 です。
ただし、作曲は日本人ジャズピアニストの小曽根 真さんですから、日米ハーフの曲になります。
ブルージーなイントロから、主旋律に変わる瞬間が、ため息が出るほどステキです。

エディさんの演奏は日本人好みなのか、日本ですごく人気のあるピアニストです。
ヴィーナスレコードという日本のジャズレーベルからも、たくさんのアルバムをリリースしていますしね。
ウェス・モンゴメリーのように、ジャズだけではなく、ポップスなども取り上げるので人気なのかもしれません。
コアなジャズ・ファンは、邪道だと顔をしかめるでしょうけど。




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E-2

続いて、40数年前に活躍した、日本のフォーク・デュオ、BUZZ (バズ)の 「19の夏」 です。
しかし、1曲目と続けて聴くと、選んだ僕でさえ気持ちの切り替えが難しいです。 テヘヘッ (*゚ー゚)> 申し訳ない!
このBUZZというデュオのおひとり、小出博志さんの作った曲は、僕の琴線に触れるものが多いんです。

それにしても、12弦のフォーク・ギターというのは、奥行きを感じさせる独特の響きがありますね。
アメリカの大ヒット曲、「名前のない馬」(1972年)でも使われていました。フォーク・ギターを嗜む方なら、
一度は弾いてみたいと思う魅力的な楽器だと思います。ちなみに、僕も持っていましたよ。




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E-3

イギリスの マーク=アーモンド は、ジャズやフォークなど、いろんなジャンルのエキスを吸収して、
例えようもない、美しい退廃美の世界を創り出したバンドです。唯一無二のサウンドと云っていいでしょう。
今回取り上げた 「月曜日の悲しい歌」 は、歌い出しまで2分40秒ぐらいの長いイントロがありますが、
1分20秒過ぎからのトランペット・ソロは、これまで聴いてきた曲の中で、いちばん哀しいと思えるものです。

大学を卒業して、福井という全く知り合いのいない土地で暮らしたとき、夜中にこの曲を聴きながら酒を呑み、
虚しさにどっぷり浸るという、今考えるとかなりマゾヒスティックな行為を繰り返していましたね。
トラウマと云うか、あの頃の孤独感や虚無感が甦るので、たま〜にしか聴けないけど、大好きな曲です。




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アトランダム Vol.3


N-2A


最近、無作為に好きな曲を選ぶ、アトランダムにハマっています。テーマを考える必要もありませんし、
年代も、国籍も、ジャンルも一切気にしなくていいので,すっごく楽なんです。
前回も書きましたが、共通点と云えるのは、 《今日の気分》 ということだけです。

でも、テーマがないと、曲ごとに脳みそのチャンネルを切り替える必要があるので、少しだけ面倒ですけど
まぁ、それはそれでワクワク感があります。次はどのジャンルのどんな曲かな?という感じで。
今回も、UKロックやアジアン・ポップ、ブラジルのMPBと、意識せずともバラエティに富んだ選曲になりました。

では早速、短い紹介文を読んで曲をお楽しみください。


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A

フィル・マンザネラ さんは、イギリスのロック。バンド、ロキシー・ミュージックのギタリストです。
今回の 「フロンテラ」は、ソロ・アルバム『ダイヤモンド・ヘッド』のベスト・トラックだと思います。
スペイン語で歌われていますが,フィルさんはコロンビアイギリスの混血だそうです。




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B

最近、東南アジアでも、日本の80年代シティ-ポップが大人気です。
この IKKUBARU(イックバル)は、とりわけシティ・ポップに傾倒しているインドネシアのバンドです。
山下達郎さんの影響をモロに受けた感じですもんね。日本でのLIVE経験もあります。




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C

ブラジル人の Toco さんとNina Mirandaさんのシャレたデュエットです。
サンバ調のMPB(ブラジルのポップス)ではよくあるタイプの曲ですが、作曲能力があると云うか、
曲のクオリティが驚くほど高いんですよね。この曲だけでなく、アルバムのすべての曲がすばらしいです。





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ファンキーなアメリカン・ロック


■Introduction ❶
ここ数日、ストレスから来るイライラだと思うのですが、夜は眠れないし、食欲もなくなってしまい、
大きな声で叫びたい欲求を抑えながら過ごしている状態です。こんな時はやはりハード・ロック、
しかも、とびきりクレイジーな曲をと思ったのですが、根が真面目な僕は、そこそこクレイジーどまりでした。
僕はもちろん、みなさんもストレス解消になれば良いのですが。

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Southwest USA

■Introduction ❷
1970年代のロックといえばイギリス、そう、ブリティッシュ・ロックの全盛期でした。
また、70年代前半には、ELPやイエスなどのプログレッシブ・ロックも世界的に流行っていました。
いずれも英国中心でしたが、当時アメリカでも、イギリスのハード・ロックに寄せたバンドがいました。

それらは、あくまでもアメリカンにこだわり、南部発祥のサウンドを取り入れたバンドや、
ブラック・ミュージックのエキスを注入したようなバンドが、少数ですが頑張っていました。
今回は、そんな中でもアメリカ色の濃い、ファンキーな3曲をピックアップしたので、お楽しみください!


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COOL6HOT-11

アメリカ南部っぽいピアノとハード・ロックを掛け合わせて、他の国には真似のできない、
アメリカン・ハード・ロックを完成させて人気を博したのが、エドガー・ウインター・グループです。
彼らのアルバムには、今回の「リアル・グッド・タイム」のようにファンキーなロックが数曲収録されていました。

まあ、お世辞にも上品とは云えない、ちょっとやんちゃなサウンドですね。ピアノはアップライトが基本で、
チャップリンの映画で流れていた、昔風の音色が特徴です。ブルースやカントリーなどとの関係も深く、
澄んだ歌声ではなく、ダミ声やふざけたような歌い方がフィットするサウンドでした。

Rick_Derringer (2)

「リアル・グッド・タイム」が収録されている 『THE EDGAR WINTER GROUP』 というアルバムは、
基本ロニー・モントローズがギターを担当しているのですが、この1曲だけは、プロデューサーを務める、
リック・デリンジャーも弾いているようです。彼らしい独特のフレーズが、この曲にピッタシですもんね。




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COOL6HOT-22

今では、AOR的でロマチックなバラードを得意とするシカゴですが、デビュー時のブラス・ロックを経て、70年代後半に、
純然たるファンクとは違う、独自のファンキーなロックを始めていました。
僕は大好きでしたが、昔からのファンには不評で、あくまでもブラス・ロック路線を貫いてほしいようでした。

Chicago-A

しかし、初期の攻撃的なブラス・ロックはどんどん影を潜めて、ソフト&メロウへと進んでいきました。
これは僕だけの意見かも知れませんが、ひとつの要因として、ファンキーなカッティングを披露していた、
ギターのテリー・カスの死(1978年、拳銃の暴発事故)があったように思います。

彼の死後加入した、ドニー・デイガスなどのギタリストも、それなりのテクニシャンではありましたが、
テリーさんのような、独特のファンクネスを持ち合わせたGuitaristはギタリストはいませんでした。
大学出のインテリが多いシカゴの中で、楽譜が読めないのも彼だけでした。逆にそれが良かったのかも。

T-3

本日は、亡くなったテリーさんのカッティングが冴える、76年の「スクラップブック」をお聴きください。
このギターが聴けなくなって早45年、70才を超えた渋〜いテリーさんのカッティングを聴きたかった!
亡くなり方が、ちょっとしたおふざけのロシアン・ルーレットだっただけに、なおさら残念です。




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COOL6HOT-33

1969年に、ジョー・ウォルシュが在籍していたジェイムス・ギャングの「Funk#48」が元曲です。
その後、「Funk#49」を経て、今回の「Funk 50 (2012年)と続いています。
少しずつ構成が違っていますし、ベースとドラムも代わっているので、リズムはそれぞれ特徴があります。

しかし、この曲の凄いのは、1969年に創作されていることです。元曲の「Funk#48」を聴いても、
少しも古さは感じません。同じ頃に作られた、レッド・ツエッペリンの「ハートブレイカー」(1969年)や、
ディープ・パープルの「ブラック・なイト」(1970年)は、さすがに古いロックって感じですけどね。

Joe (3)

古さの原因は、ツエッペリンもパープルも、ギターが単音でリフを弾いているので、スカスカ感が出るわけです。
ところがジョーさんは、同じ時代にコードのカッティングで曲を構成しているので、スカスカ感がないのです。
まあ、それがジョーさんの凄いところで、いわゆる先見の明があったということですね。すばらしい。




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入院だより 5


8-1


つい2週間ほど前に、《入院だより》 のNO.4をUPしたばかりなのに、続けてNO.5を書いています。
というのも、一時期は快復していた脚の幹部、肩、腰の痛みが、再発してしまったんです。
それに、食欲もなくなり、朝食を三分の一食べた後は、昼も晩も全く手を付けずに返却という状態です。

とにかく、「あ〜、お腹がすいた」 という感覚が、もう10日間ぐらい皆無なんです。
5日前から,抗生剤お飲み始めましたし、食事で栄養が取れない状況ですから、今は免疫力が低下しています。
たとえば、「男優のAさんが肺炎のため亡くなられました。」 と、ニュースで聴いて、今時肺炎で死ぬの?
なんて思っている人もいるでしょうが、免疫力が極端に落ちているときには、肺炎でも命取りになるんです。

不眠

やっぱりネガティヴな文章にしかなりませんね。あと数日で入院100日なんですが、最近ストレスが溜まって、
イライラが日常的になっています。ブログを書くことで、なんとか平静を保っていますが、それも限界のようです。
長期の入院になると、必ず出てくる症状です。それは、30回以上の入院、手術27回の僕が経験しています。

そういえば、先日猫のメロディを抱っこしている夢を見ていた時、突然目が覚めたらメロディがいなくなって、
しばらく左右を探して、ここが病室だと分かってがっかりした、ということがありました。
まあ、近況はこんなところですが、粘り強く気丈に頑張りますね。愚痴ばかりで失礼しました。

M-1



さて、こういう時には、お気楽な歌でストレスを抑えましょう。
ダニー・オキーフ 「Good Time Charlie’s Got The Blues」 をお聴きください。
Good Time Charlie の意味を調べると、これというものがなく、たくさんの和訳がありました。

道楽者、遊び人、チャラ男、楽天家、放蕩者、など・・・・・・。ニュアンス的には分かるんですけど。
でも、すっごく嫌われている感じはしませんよね。まあ、憎めない奴なんでしょうね。
そういえば、エルヴィス・プレスリーもこの曲を歌っていました。

■「Good Time Charlie’s Got To The Bleus」  Danny O'Keefe



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℃-uteの超絶ダンス


TOP PHOTO


音楽ファンの方は、「うわっ!アイドル?!邪道じゃん」 と思われたかもしれません。
しかし、そのパフォーマンスに目を奪われる、もはや、ダンス・ユニットと呼びたいアイドル・グループもいるんです。
アイドル=カワイイだけ、と決めつけずに、試しに一度ご覧になってください。
食わず嫌いの方がいるかもしれないのでUPしました。僕は充分に見る価値があると思うのですが・・・・・・・・。

では、そのアイドルのお話です。僕がPerfume、東京女子流と共に好きだったのが、℃-ute 【キュート】です。
“好きだった”と過去形になっているのは、2017年の6月に解散したからです。本当に残念でたまりません。
そんな℃-uteは、ハロー・プロジェクト(通称・ハロプロ)の中でも、ダンス・スキルはダントツでした。

MEMBER

アイドルですから、カワイイ系のダンスは当然踊れますが、彼女たちはセクシー系、ジャズ系など、
多種多様なジャンルがミックスされた、難易度の高い振り付けを自分たちのモノにしていました。
ダンスに詳しくない僕でも、これほどのパフォーマンスに仕上げるのは大変なことぐらい分かります。

では、5人の息の合ったすばらしいパフォーマンスを2曲ご覧いただきましょう。
1曲目の 「人生はSTEP!」 は、大昔のジャズ、チャールストンを取り入れたスピード感に溢れた楽曲です。
これをハイヒールというハンデを背負いながら、5人のダンスを見事にシンクロさせるんですから驚きます。
振り付け自体も、昔っぽいものと、今っぽいものが見事に融合している、すばらしい作品になっています。

C-1

2曲目の 「夢幻クライマックス」 は、クラシカルなピアノが高速で弾かれる中、ゴシック調の衣装を着た5人が、
速くて細かい腕の動きを見事にシンクロさせたり、波のように動きが伝わる振り付けをこなしたりと、
℃-uteだからできた完璧なパフォーマンスと云えます。その努力たるや半端ねぇものだったでしょうね。
米イントロがベートーヴェンの「月光」のパクリだ、という声も聞かれましたが、著作権はとうの昔に切れているので、これはオマージュという事にしましょう。


この2曲を視聴すれば、彼女たちがただ愛想よく微笑むアイドルとは、違うと思われたのではないでしょうか。
もし、そう思われたのであれば、このブログをやっている意義があったんだと、少しだけ満足できます。
「いや、何にも響かなかったよ」という方には、時間の無駄遣いをお詫びいたします。なんてな!テヘヘッ (*゚ー゚)>


■『人生はSTEP!』 2916年




■『夢幻クライマックス』 2916年



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アトランダム Vol.2


奥四万湖(群馬県)


■Introduction.
今回も 『アトランダム Vol..2』 ということで、テーマを設けず無作為に3曲を選んだつもりでしたが、
自分の解説文を読み返してみると、《せつなさ》 という明確な共通項があることに気がつきました。
考えてみれば、その日の気分で選ぶのですから、《その日の気分》 という共通項でまとまることもあるでしょうね。

しかし、ジャンルの違う 《せつなさ》 を持った曲のコレクションというのも、それはそれで面白いかなと。
今回は、70年代ラウンジ・ミュージックと80年代ロック、そして2019年のシティ・ポップとなりました。
それぞれの時代の 《せつなさ》 がどういうものだったのか、そう思いながらの聴き比べは楽しいかも?!です。



AT-1

版権を持っているのが KPN ということで、ライブラリー・ミュージックと呼ばれていますが、同時に、
ラウンジ・ミュージックであり、ラグジュアリー・ミュージックでもあります。
なんともややこしいことを書いていますが、KPN を簡単に云うと、借りることができるサウンド図書館ですかね。

Neil

つまり、映画やドラマの音楽を、一から作ると高額になるところを、安く借りられる会社が KPN ということです。
曲にはタグが付いており、「一人ぼっちの夜」 とか、「楽しい飛行機の旅」 とか、「クライマックスの大乱闘」 など、
それぞれのシーンに合ったイメージでバックの音楽を選べるわけです。

今回お聴きいただく 「The Riviera Affair」 も、実際に映画 『オーシャンズ13』 で使われたそうです。
この曲は、せつないメロディーを流麗なストリングスが奏で、アクセント的にブラス-セクションが入る構成です。
おそらく70年代の制作と思われます。まあ、ある程度の年齢になれば、この曲の良さが理解できると思います。




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AT-2

バンド・リーダーの Richard Anthony Hewson の頭文字をとって RAH BAND と名付けたそうです。
彼は、プロデューサー&アレンジャー&プレイヤーというマルチな才能を持った人で、アレンジの実績として、
ビートルズやサイモン&ガーファンクル、ビージーズなどがありますから、正真正銘の超大物と云えます。

RAH (3)

この RAH BAND は、趣味で始めたと云うから驚きますね。しかも、囁くようなヴォーカルは奥さんだそうです。
それにしても80年代に現在のエレクトロ・サウンド的な曲を作っていたのもすごいですね。
まあ、シンセサイザーなどの音の古さはしょうがないとして、テクノの先駆け的な曲は感動ものです。

UPした 「Perfumed Garden」 は、か細くて、せつないヴォーカルのキュンとするキラーチューンです。
仕事でミスった夜や恋人と別れた夜に、ウイスキーでも呑みながら聴くと、泣いてしまう人もいるでしょうね。
今はそんな状態でなくても、哀しい想い出を肴に呑めば、心地よいせつなさに浸れますよ。一度お試しください!




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AT-3

MINUANO は、パーカッションの尾方伯郎さんのプロジェクトで、今回もLampのヴォ―カル&フルートの、
榊原香保里さんがサポート・メンバーとして参加しています。サポートというよりフューチャーですね。
相変わらず、鮮やかな転調が心地よい、ソフト&メロウなサウンドを展開しています。

Minuano2

以下は、「蜃気楼」 を含む今回のアルバム 『蝶になる夢を見た』 について、尾方さんが語った一文です。

『かつてMINUANOが発表した2枚のアルバムは、MPB、シティ・ポップ、ソフト・ロックなど、影響を受けてきた、
音楽や当時新たに関心を持ち始めていたジャンルへの憧憬をモチベーションにして制作しました。
一方で新作は、内側から湧き上がった音をそのまま捉えるという、以前とは少し違った過程の中で生まれました。』


影響を受けた音楽の一番目に MPB を挙げているのが尾方さんらしいですね。
MPB(エミ・ぺー・ベー)とは、ポルトガル語の Musica Popular Brasileira の頭文字をとった略語で、
英語では Brazilian Popular Musicとなり、60年代のボサノヴァ誕生後の、ブラジルのポピュラー音楽のことです。
主なミュージシャンとして、マルコス・ヴァーリ、ジョイス、イヴァン・リンス、ミルトン・ナシメントなどがいます。
では、転調が多く、囁きヴォーカルもサウンドもせつない 「蜃気楼」 をお聴きください。




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入院だより 4


F-2


五日前の7月20日で、当初の入院予定期間3カ月を過ぎてしまいました。思いの外、直りが遅いのは、
入院してから一カ月半ぐらい、痛みが激しくて食事がのどを通らない、という日々が続いたからです。
それは、僕の食欲減退が原因で、病院の食事が不味いとかではなく、いや、むしろ美味しいです。

特に、過去の入院では出たことがないメニュー、たとえば、ビビンバ丼やカレーライス、親子丼やハヤシライス、
冷やし中華にチキン南蛮、ハンバーグなど、街の定食屋さんのようなメニューがあって驚きました。
しかも本格的で、ビビンバ丼はコチュジャン付きでしたし、カレーは夏野菜のキーマカレーとかでしたよ。

bibinba

それから、退院が伸びたと云っても、そんなに長くはないと思います。でもそれは、僕の希望的観測ですけど。
個室に移ってから、とても快適な入院生活をおくっているので、入院自体はそれほど苦にならないのですが、
4人部屋では0円の部屋代が、個室だと発生するので、それが奥さんに申し訳なくてたまりません。
あと、猫たちに逢いたいよ〜!そんなことを考えていると、1日でも早く退院しなければと焦ってしまいます。

まあ、そんなわけで、精神的に落ち着かない日々をおくっています。それでも、入院した頃の激しい痛みは、
ほとんどなくなりましたから、少しずつでも、前に進んでいるのは間違いありません。
もうここは開き直って、なるようにしかならないと腰を据えて待つしかないようですね。


■Today’s Killer Tune
MF

では最後に、AORの先駆者、マイケル・フランクス のアルバム 『SLEEPING GYPSY』(1977年) から、
「Down in Brazil」 をお聴きください。前作の 『THE ART Of TEA』(1975年) と共に初期の傑作と呼ばれ、
前作のジャジーな雰囲気に、よりブラジル色を打ち出したアルバムでした。では、どうぞ。


■『Down in Brazil★Michael Franks』(1977年)



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キスエク=プログレッシブ・アイドル


XO-1


XOXO EXTREME (キス・アンド・ハグ・エクストリーム)」。 略して 「キスエク」 だそうです。
どこをどう読んだらキス・アンド・ハグ・エクストリームになるのか、僕にはさっぱりわかりません。
BABYMETAL(2010年結成)が成功したので、後追いで2016年にデビューしました。

つまり、BABYMETALのヘビメタ・アイドルに対して、こちらはプログレッシブ・アイドルってことです。
気持ちいいくらいの二番煎じですが、驚いたのは7年も前から存在していたことです。
全然知りませんでした。一部のおじさんプログレ・ファンは、感涙したそうですが。

Adrian_Belew_(2006)

ああ、プログレッシブ・ロックの説明をしないといけませんね。略してプログレと呼びます。
クラシックのように組曲形式が多く、1曲が20分以上の曲もたくさんあります。
1曲といっても組曲なので、(a)ーーー、(b)ーーー、(c)ーーー と、曲が組み合わせてあるのが特徴です。

フィーリング的には、未来、宇宙、変拍子、転調 ですかね。70年代前半に栄華を極めたロックです。
有名なバンドは、イエス、エマーソン・レイク&パーマー、ピンク・フロイド、キング・クリムゾンなどです。
しかし、パンク・ロックの台頭があったので、流行っていたのは短期間で終わってしまいました、

K-3

僕がキスエクを知ったのは、ネット・サーフィン中に、突然飛び込んできたキング・クリムゾンのような曲でした。
際物ロックが大好物なので、ネットで調べてみたら、エマーソン・レイク&パーマーやイエスなど、
プログレの大物バンドが連想される曲がワンサカ!!

こりゃ〜、おじさんが喜ぶはずだわ。案の定、ライブ会場はおじさんでいっぱいでした! ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
さっきも書きましたが、70年代がメインですから、リアルタイムで聴いた人はおそらく60代ですからね。
ちなみにエピソードとしてあるのが、キング・クリムゾンのギタリスト、エイドリアン・ブリューが、
“I like it” とSNSに書き込んだというお話。本当のような感じでしたよ。

では、1曲目はイエス風の 「鬱。」 、2曲目がキング・クリムゾン風の 「ADELHEID」 です。おじさんたちはウハウハです!
ちなみに、キスエクの歌やダンスを見ていると、BABYMETALのヴォーカル、スーメタルのレベルの高さが分かります。 (^∧^) ゴメーン


■『鬱。★XOXO EXTREME』




■『ADELHEID★XOXO EXTREME』



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Jazz ballad special 1


荒涼 (2)


年配のジャズ・ファンに好きなバラードは?と聞けば、ヴォーカルだったら、エラ・フィッツジェラルドなど、
たくさんの人がカバーする「ミスティ」とか、サックスだったら、ジョン・コルトレーンの「ネイマ」など、
愛に満ちたやさしい曲を挙げる方が多いでしょうね。

また、ヴォーカルなら、トランペッターでもあるチェット・ベイカーの「マイ・ファニー・バレンタイン」や,
マイルス・デイビスの「ラウンド・ミッドナイト」など、真夜中に聴くと泣きそうになる哀しい曲もあります。
これらの4曲は、口ずさめるほどシンプルで、印象的なメロディを持っていました。

しかし、もっと情緒あふれる感覚的なバラードがあります。哀しみというより、孤独や苦悩の方が似合う、
ちょっと小難しい曲調の、簡単には口ずさむことができないバラードです。
では、曲に関する僕のつたない説明文を読んで、お聴きください。



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寂1

冷たい雨の向こうには、寒々しい鉛色の空と霧に煙る枯れ木のシルエット。
耳を澄ませば、遠くから風に乗って聴こえる哀し気なトランペット・・・・・・。そんなイメージが湧いてきました。
なんだか抽象的な表現になりましたが、まさに、せつなくて、限りなく美しい名曲だと思います。

では、この曲を演奏する BLOOD SWEAT & TEARS (BS&T)の2人のメンバーをご紹介いたします。
ルー・ソロフ は、 BS&Tの代表曲「マック・エビル協奏曲」で、とトランペットを吹きまくったワイルドな演奏とは真逆の、
繊細でリリカルな演奏を披露しています。流石、ソロ・アルバムを多数出している実力者ですね。

Lew &Fred

ピアノの フレッド・リプシウス は、サックスとの二刀流で、さらに、この 「A Look To My Heart」 の作曲や、
他にもBS&Tのヒット曲のアレンジも務める才人で、バークリー音楽院で30年以上教鞭をとりました。
「A Look To My Heart」は、地味な小品ですが、僕の錆びついた感性をリセットする、大切な逸曲です。






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寂2

「Cry」 は、ピアノとギターがメインなんですが、控えめなドラムとベースがバックアップしています。
しかし、そのメンバーが、アレックス・アクーニャ(Dr)とエイブ・ラボリエル(B)という豪華さ!
彼らは、抑えた演奏においても、その存在感をしっかり示しています。

KH

そして、この曲を聴いて、ピアノとギターが紡ぐリリシズムを感じると、透明感のある涼風が生まれて、
日々のストレスによる澱んだ邪気を、吹き飛ばしてくれます。ちょっと仰々しかったですね。(笑)
それにしても、国府弘子 さんと 天野清継 さんのお二人は、技量も感性も豊かですね。
心地よいセンチメンタリズム、そんな表現がぴったりの佳曲でした。






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寂3

「寂光」とは、仏教用語で‟安らかで静かな光”となりますが、意味は知らなくてもそのタイトルから、
勝手に日本的なバラードを想像していました。確かに、《和》を意識したギター・ソロなどはありますが、
驚いたのは、菅野光亮 さんのピアノ一音一音に《和と洋》が混在していることでした。

kannno2 (2)

つまり、西洋的なフレーズがあり、次に和のフレーズ、という構成の安易な和洋折衷ではないのです。
それは、菅野さんに受け継がれた和の魂と、70年代の急速な西洋化がもたらした、時代の産物でしょう。
この曲も、日本の良さを残しながらの西洋化を、ジャズでも実現させた菅野さんの功績と云えます。

なんだか、小難しい文章になりましたが、何も考えずに心地よく聴けたら、それが最良なのかもしれません。
ぐだぐだと書いておきながら、“何も考えずに”という結びはないですよね。反省します。
最後に、44才という若さで亡くなった菅野さんの音楽に、今は唯々感謝するばかりです。(1983年没)




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70年代B級ハード・ロック 3


HARD ROCK 3


1970年代のハード・ロックの記事は、結構アクセスが多いので、今回3回目を書こうと思います。
約50年も昔のサウンドなのに、いまだに需要があるんですね。若い人も興味があるんでしょうか?
しかも、B級のバンドなのにね。もしかして、B級だから聴いてみたいのかもしれません。

その頃、アメリカで人気のあるバンドは、ブリティッシュ寄りのブルー・オイスター・カルトなどでしたが、
例外として「ウォーク・ディス・ウェイ」(1975年)のエアロスミスがいて、初めて聴いた時は衝撃を受けました。
この曲のギターのフレーズとラップ調のヴォーカルが、アメリカン・ロックを聴くキッカケになりました。
とは云え、70年代のハード・ロックは、断然ブリティッシュだったわけで、今回もイギリス勢3バンドです。


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BADGER MEMBER (3)

最初のバンドは、元イエスのキーボード、トニー・ケイが結成した BADGER (バジャー)です。
トニーさんが元イエスということもあり、英語版のWikipediaではプログレッシヴ・バンドとなっています。
しかし、僕の基準では純粋なプログレではなく、プログレッシヴ・ハード・ロックと呼びたいですね。

このバンドは、デビュー盤がLIVEで、イエスとのツアー中に、イエスの機材を借りて録音したそうです。
それも、イエスのヴォーカル、イアン・アンダーソンの勧めによるものだったそうです。
また、イエスのキ−ボードが不在の時、ベースのクリス・スクワイアはトニーさんを希望したそうです。

BADGER2

通常、ロック・バンドを抜ける時は、方向性の相違や金銭関係のもつれなど、喧嘩別れが多いのですが、
退団したバンドのメンバーと良好な関係を保つというのは、トニーさんの人柄を表していますね。
しかもイアン・アンダーソンはアルバムのプロデュースも担当しています。

このデビュー・アルバムのすばらしさに,次作の期待も高まっていたのですが,
メンバーチェンジにより、ソウルっぽいサウンドになって、大不評という結果に終わりました。
では、カッコよくてテクニシャン揃いだったファーストから、「Wheel Of Fortune」 をどうぞ!

■「Wheel Of Fortune」 BADGER (1973)  邦題;運命の轍



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SD3

STRAY DOG は3人組のード・ロック・バンドで、似たよう名前で紛らわしいストレイ・キャッツは、
80年代に活躍したロカビリー・バンドですし、同じハード・ロックのストレイも別バンドです。
また、ニコール・キッドマンの有名なアメリカ映画『ストレイ・ドッグ』(2018年)とも関係ありません。

デビューのキッカケは、イギリスのプログレッシヴ・ロックのエマーソン・レイク&パーマー(ELP)が、
アメリカ・ツアー中に、前座を務めたことでした。その後、ELPのグレッグ・レイク(B)がロンドンに呼び寄せ、
ELPのレーベル、マンティコアからデビューします。なので、メンバーは2人がアメリカ人で1人がイギリス人でした。

ST

今回取り上げる 「Crazy」 を含むデビュー盤は、ブリティッシュっぽい3ピースのハード・ロックでしたが、
2枚目のアルバムからキーボードともう一人のギターを加え、アメリカらしいど派手なロック変身します。
僕は結構好きで期待していたのですが、方向性が定まらずに、ほどなく解散してしまいました。

今回セレクトした「Crazy」は、ベースとドラムの重量感からヘヴィー・ロックと呼んでもいいくらいです。
ギターはジミ・ヘンドリックス的なところもありますし、グレッグ・レイクのプロデュースらしく、
プログレ的なフレーズも顔を出したりして、めっちゃカッコいい曲に仕上がっています。
ただし、録音時はギター2本ですけど、ライブでは1本なので、そこが物足らなかったかもしれませんね。

■「Crazy」  STRAY DOG (1973)



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PALADIN5

イントロは、ドラムの連打に重いベースが絡み、なんとも印象的なギターのフレーズが乗っかります。
まあ、このフレーズを思いついた時点で、この 「Give Me Your Hand」 は成功したようなものですね。
アルバムの1曲目なんですが、この曲を聴いた時、「こりゃ〜、普通のバンドじゃないな」と思いました。

実際その通りで、ハード・ロックではあまり使わないパーカッションが多用されていたり、
この曲の間奏で、ジャズ・ロックっぽいオルガンのソロがあったりと、規格外の部分が多々ありました。
しかし、70年代にこの特異性を理解する土壌はなかったんでしょうね。人気の点ではもうひとつでした。

P-Jacket
■Jacket open  Illustration;Roger Dean

PALADIN の意味は『模範的な騎士』だそうで、レコードのジャケットも、イエスやユーライア・ヒープを手掛ける、
ロジャー・ディーンのイラストで、その騎士が描かれていました。それは、サウンドにもあっていますよね。
それにしても、70年代にロジャー・ディーンはジャケットのイラストを,どれくらい担当したのでしょう?

ちょっと調べてみると、イエス、ユーライア・ヒープ、エイジア、パラディン、ジェントル・ジャイアント、バッジ―、
オシビサ、ミッドナイト・サン、ウィシュボーン・アッシュ、アトミック・ルースター、グリーンスレイド、
ニュークリアス、フォーカスなど、メジャーなバンドだけでも、こんなにありました。曲に関係ないけど!

■「Give Me Your Hand」   PALADIN  (1972)




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カレン・カ−ペンターを偲ぶ


Karen Carpenter (2)


カレン・カーペンター さんは、みなさんご存知の兄妹デュオ、カーペンターズのヴォーカルで、
その美しい歌声で、世界中の人々を魅了していましたが、残念ながら1983年に亡くなっています。

10代の頃に、ビートルズのリンゴ・スターに憧れてドラムを始めると、瞬く間に上達していき、
次に、ヴォーカル教室へ行くと、先生から「あなたには、何も教えるものはない」と云われます。

その後、兄のリチャードとカーペンターズを結成、カリフォルニアで人気を博し、次にアメリカ全土で、
そしてついに、世界中からオファーが届く兄妹デュオとして有名になりました。
今年(2023年)は、カレンさんが亡くなって40年です。ご存命なら73才、そんな彼女も見てみたかったですね。

BLACK (2)

では最初に、バート・バカラック作曲の大ヒット曲 「遙かなる影」 をお聴き頂きましょう。
カレンさんがドラム兼任で歌っていたのは、デビュー後数年なので、この映像は70年代前半のものですね。

続いて、ソフト・ロックの伝説の人、ロジャー・ニコルズが作曲した 「雨の日と月曜日は」 です。
このハーモニカのイントロだけで、いつもウルッとします。こういうせつない気持ちにアメリカも日本もないですね。
今回、3曲UPするんですが、これが僕の選ぶカーペンターズのベスト3です。順位はつけられません。

そして最後は、まだ若いカレンの魅力を映したTV番組で 「愛のプレリュード」 をご堪能ください。
僕の印象に残るカレンさんは、この髪型でこういうドレスを着ているものです。50年も前のお姿ですけどね。
それにしてもこの兄妹、本当によく似ていますね。この映像を見て、あらためて思いました。

Karen-Carpenter-Last1

さて、そんな訳で、3曲とも1970年代初頭のステージでしたが、このあと10年ぐらいでこの世を去るんですよね。
80年代になってから、極端にやせ細ったカレンさんをTVで見るのは辛かったです。
ファンがそんな気持ちなんですから、兄のリチャードさんの哀しみは言葉では云い現わせないものだったでしょう。

カレンさんのご冥福と、リチャードさんのご活躍とご健勝をお祈りいたします。
皆様も健やかにお過ごしください。入院中の僕が云うのもなんですけど。 k
では、また!


■『Close To You』(1970年)  邦題;遙かなる影




■『Rainy Days And Mondays』(1971年)  邦題;雨の日と月曜日は



  
■『We've Only Just Begun』(1970年) 邦題;愛のプレリュード



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原点回帰 ポリリズム


❶


2007年、夏の真っ盛りに、NHKと公共広告機構(現:ACジャパン)のリサイクル・キャンペーンの、
CMソングに抜擢されたPerfumeのテクノ・サウンド 「ポリリズム」 が話題になり始めていました。
それは、引っ掛かりのある昔風のロボットっぽいダンスを、当時を知らない10代の女の子たちが踊っていたからです。

そのアンバランスさが魅力となり、9月11日のオリコンチャートで、いきなりトップ10入りします。
秋頃には、テレビの歌番組への出演が増え始め、雑誌では、Perfumeの特集記事が組まれるなど、
順調にスケジュールが埋まっていき、年末にはライブ・チケットの争奪戦まで起きるようになりました。

❷

僕が初めてPerfumeに接したのは、彼女たちのアルバム『Complete Best』(2006)でした。
楽曲も振り付けも斬新で、毎日のように聴いていたのが、ブレイクする数ヶ月前で、
そこからは、あれよあれよという間に、スターへの階段を駆け上がっていきました。

誰も知らないユニークなPerfumeという3人組を、人知れず愉しんでいたのですが、
そんな至福の時間は刹那に消え去り、周りからPerfumeの話題が聴こえて来たりし始めました。
僕の心境は、「こっちはブレイク後じゃなくて、その前からのファンだから!!」というものでした。

XXX

今なら、「別に、ブレイク前とか後とか、どうでもいいじゃん」という大らかな対応ができるのですが、
あの時期はPerfumeが話題になると、“ブレイク前からのファン”だと、声高に自慢していました。
まあ、15、6年前ですから若かったんでしょう。というのは嘘!当時もしっかりおじさんでした。

でもって今日の映像は、9年前の2013年に dreamfighterJPN4 さんがUPしたもので、
ブレイク直後から5、6年の間に、いろんな会場で披露した「ポリリズム」をつなげてあります。
バラエティに富んだ衣装や、会場の違い、そして彼女たちの成長がみられるありがたい映像です。

❹

長らくPerfumeの記事を書かなかったのは、さすがに最近は、昔のように熱心なファンではなくなり、
見かけたら見る、程度のファンになったからです。しかし、30代の彼女たちもやっぱり好きだし、
ここは原点に戻って「ポリリズム」を取り上げようと思ったわけです。

そして何年かぶりに見ていると、彼女たちの努力が実って良かったという親心みたいなもので、
ほんと泣きそうになりました。と同時に、昔の彼女に逢ったような胸キュンも感じてしまいました。
う〜ん、 今の僕にも、こんな甘酸っぱい感情が残っていたんですねぇ〜。驚きです。

では、久しぶりの方も、初めて見る方も、全盛期のPerfumeをお愉しみください!!




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アトランダム Vol.1


蓮


今日から7月です。2023年も半分が過ぎたことになります。本当に月日の経つのは早いですね。
とはいっても、まだ梅雨は明けていませんから、大雨などへの警戒を怠らないでください。
あと、湿気対策も忘れずに、快適な日々をおくりましょうね。

さて、本日の記事はテーマを設けず、今の気分で聴きたくなった曲を、3曲ご紹介いたします。
現時点で、1曲しか思いついていないので、これから脳みその記憶部屋を開けて、
その中をかき混ぜて、「おおっ、これがあった!」とピンときた曲をUPしようと思います。

TY-2

まさにアトランダム、無作為に選んでいくので、ジャンルもバラバラで統一感はないでしょう。
しかし、“今日の気分”という共通点があるので、もしかしたら奇跡的にまとまるかもしれません。
まあ、バラバラなら、それはそれで変化に富んで面白いかなと思います。




SOWECO

最初に登場する ソウェコ は、スウェーデン出身のニュー・ソウルと云うか、AORと云うか、
また、古い呼び名ですが、いわゆる Blue eyed soul(ブルー・アイド・ソウル、直訳で“青い目のソウル”、
つまり白人がプレーする黒人音楽)でもいいかもしれません。

曲は、2016年の2ndアルバムから 「Yesterday」 をセレクトしました。メンバーが好きなマーヴィン・ゲイや、
ダニー・ハサウェイっぽいセンチメンタルでスウィートなハートを揺さぶるキラー・チューンです。
間奏のジャズっぽいギターやピアノのソロも気持ちいいですし、女性コーラスにもセンスを感じます。

それから、この曲のフローシェさんの声質や歌い回しが、1978年に亡くなったシカゴの初代ギタリスト、
テリー・カスの歌声に似ていて、なおさら胸に刺さりました。
もちろん意識してのことではないでしょうが、僕はウルッとしてしまいました。





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ウィスパーズ

ソウルフルな黒人コーラス・グループのアルバムは、合わせても10枚ぐらいしかなんですが、
そのうちの2枚が ウィスパーズ ですから、好きなんでしょうね。なんだか、他人事のようですが、
黒人コーラスに、あんまり詳しくないのでそうなってしまいます。

さて、これからお聴きいただく 「Love For Love」 は、ミディアム・テンポのメロディアスな佳曲です。
タイトルにLoveが2つも入っているくらいですから、スウィート&メロウなラヴ・ソングです。
黒人特有の“ほとばしる汗”感が苦手は人には、このスマートなアルバム『Love For Love』がお薦めです。

昔から、それほど黒人っぽくない歌い方でブラック・ミュージックのチャートだけでなく、
一般のチャートでも上位にランキングされる黒人ミュージシャンがいました。
たとえば、ディウォンヌ・ワーウィックとか、フィフィス・ディメションとかです。ほんとスマートでした。
はい!では、ウィスパーズのモダン・ソウルをどうぞ。





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member-R

「おっ、ラマタム じゃん!」と反応したのなら、リアルタイムで聴いていたもう初老と云われる年齢の方か、
生まれてもいないのに知っている方は、いわゆる“ロック・オタク”と呼ばれるマニアックな方でしょう。
何しろ、1972年デビューのスーパー・グループとして、キャプテン・ビヨンドと共に騒がれましたからね。

メンバーは、ギタリストのマイク・ピネラ(元ブルース・イメージ、アイアン・バタフライ、カクタス)と、
あのジミ・ヘンドリックスのバンドのドラマー、ミッチ・ミッチェル、そして、70年代では珍しい、
女性のギタリスト、エイプリル・ロートンがいました。この人が、またすごい美人なんです!

QL

でもって、ここまで長々とハード・ロックのラマタム、的な紹介をしておきながら、今回選んだ曲は、
のどかなスチール・ギターのカントリーソングという、SOSEGON得意の肩透かしでございます。(笑)
僕的には、ハード・ロック・バンドより、軽いカントリー・ロックのバンドの方が成功したのではと思いました。

カントリーの方が、マイク・ピネラのしゃがれ声や、美しいハーモニーが生かされるような気がするんです。
ま、プロデューサーがこんな方向性を打ち出したら、メンバーは怒って帰ってしまうでしょうね。
ラマタムのメンバーにとっては不本意な選曲で申し訳ないのですが、とにかく僕はこの曲が好きなんです!




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日本三大美人


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入院中の空き時間を利用して、ネットサーフィンに勤しんでいるとき、『美人の多い都道府県』という、
ランキング形式の記事を見つけました。ちょっと面白そうだったので覗いてみることにしました。
『ダ・ヴィンチWeb』の記事でしたが、昔からよく云われる三大美人は、秋田美人、京美人、博多美人で、
都道府県で云うと、それぞれ秋田県、京都府、福岡県となります。

その理由としては、「秋田美人」は年間を通して湿度が高く、日照時間が短いため、つややかな黒髪と、
色白の肌がきれい女性が多いことが挙げられていました。また、「京美人」は洗練されたしぐさに、
伝統に裏打ちされた教養もあり、さらに、はんなりとした女性の京都弁も魅力だと推測していました。

三大美人

最後の「博多美人」は、もつ鍋や水炊きなどの、鶏肉のコラーゲンが豊富な郷土料理を食べていることと、
栄える港の関係で流行に敏感だから、だそうです。う〜ん、教養だとか、コラーゲンがどうだとかは、
ちょっとこじつけのような気もしますし、京都の女性が全て教養があるとは思えません。
福岡の女性にしたって、毎日もつ鍋や水炊きを食べている訳じゃないですからね。


また、別の通説では、日本列島の北と南の端っこに美人が多いとして、北は北海道と秋田県、
南は沖縄県と鹿児島県が選ばれていました。その根拠は、北国は日照時間の関係で色白が多く
南国は暖かい気候のせいで、堀の深いエキゾチックな顔立ちの女性が多いから、というものでした。

秋田・京都

では、実際に三大美人のふるさと出身の、女性芸能人をピックアップしてみましょう。
ただ、美人率を芸能人の数で比べるのは、無理があると思うのですが、素人の僕が思いつくのは、
こんなことぐらいしかありませんでした。まあ、美人だと判断するのも人それぞれですし、実のところ、
きちんとした答えは誰もだせませんよね。では、続けます。

秋田県は、佐々木希、壇蜜、生駒里奈、京都府は、吉岡里帆、トラウデン直美、杉本 彩、
そして、福岡県は、橋本環奈、今田美桜、桜井ユキ、蒼井 優、吉瀬美智子、黒木 瞳、・・・・・・・など。

こうして調べてみると、圧倒的に福岡県が多いようです。ここに挙げた女性以外にたくさんいました。
僕も経験あるのですが、福岡の天神あたりをうろついていると、すれ違う女性に目移りしますもんね。
若い人からちょっとお歳を召された方までいますから、昔から美人の産地だったってことです。

福岡

と云うわけで、福岡の美人度の高さは証明されましたが、秋田と京都の有名な女性芸能人は、
それほど多くなくて、調べれば福岡に続く都道府県が、別にありそうな気がしました。
特に、北海道と福岡以外にも、沖縄、鹿児島のある九州勢が、上位を占めるだろうと予想します。

まあ。実際に調査するとなると、あと40あまりの都道府県の美人芸能人を挙げ無ければならず、
僕もそこまでする気力はありませんでした。ま、人口からすれば東京都がいちばんだと思います。
しかし同時に、美人の対極の人も多いということです(笑)。ま、今回、人口は無視ということでご勘弁。
以上で、日本三大美人の個人的考察を終わりにします。ご清聴、ありがとうございました。



■Today’s Killer Tune

Eliane Elias、AND

さて、今日の1曲は、アントニオ・カルロス・ジョビン作曲の 「Call Me」 .です。
ピアノとヴォーカルは、南米はブラジルの美人ジャズ・ピアニストで、その美貌にふさわしい、
落ちついた中音の歌声が魅力の イリアーヌ・イリアス (Eliane Elias) です。  

彼女の旦那さんは、ジャズ・ファンなら知っての通り、ビル・エヴァンス・トリオの最後のベーシスト、
マーク・ジョンソンさんです。そして、その前の旦那さんがトランペットのランディ・ブレッカーさんという、
ゲスな云い方で申し訳ありませんが、大物を手玉に取る、したたかな女性です。おっと、怒られるぞ!!

■『Call Me★ELIANE ELIAS』



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山下達郎カバー集


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YouTubeにUPされている山下達郎さんのカバーは、アマチュアのバンドは多いのですが、
プロのバンドはとなると、極端に少なくなってしまいます、何故なのかはよくわからにのですが、
もしかしたら元曲を超える創作は無理だと、手を出さなかったのかもしれません。

ま、そんなわけで、果敢にチャレンジしたプロのカバーは、いずれも秀逸なパフォーマンスでした。
それは、アカペラにピアノ&ベースの構成や、アイドルの意外なカバー、そして中国(たぶん)の完コピと、
3つのテイスティングをお楽しみいただけると思います。では、ごゆるりとどうぞ!!



SMOOTH ACE   「Ride On Time」 (2002年)

SA#

2002年に、この曲を録音したときのメンバー4人が大好きでした。
LIVE映像を見ても、ファッショナブルで、ヴィジュアル的にもイカしたグループだったと思います。
もちろん、コーラスアレンジも、コーラスワークもすばらしくて、純粋なアカペラは当然ですが、
ピアノとベースぐらいの小編成のバッキングがつくのが、僕的には最上級のサウンドでした。

2004年に、上記録音メンバーから二人(平 慎也、李 眞姫) が抜け、
2005年からは二人組(重住ひろこ、岡村 玄)になり,2006年にはその二人が結婚しました。
現在もサポートメンバーを加えて、活動し続けているようです。








つりビット   「踊ろよ、フィッシュ」 (2014年)

つりビット

残念ながら2019年に解散してしまいましたが、この「踊ろよ、フィッシュ」の公式MVは、
単なるアイドルのパフォーマンスを超えて、J-POPとしての完成度が高い作品になっています。
アレンジもすばらしく、アイドルってだけで見ていない方は損をしていると思いますよ。
それに、彼女たちの持ち歌じゃないかと思うほど、何もかもこの曲にフィットしているんですよねぇ〜。

真夏の青空の下で踊る5人のダンスも、スピード感のあるさわやかなバックの演奏も、
定期的に見てしまうほど、魅力的な楽曲であり、魅力的なアレンジ&振り付けだと思います。
先入観を無くせば、きっと良さがわかると思います。いち音楽ファンとして高く評価します。








ANDREW PORTNOY  「SPARKLE」 (2022年)

Andryu

最後に,プロフィールがよくわからない Andrew Portnoy さんがカバーした「SPARKLE」です。
こちらは上記の2曲とは違い、いわゆる『完コピ』というやつですね。
いつもだったら、こういう原曲のままを演奏したものは、取り上げないのです。

それでも、これをUPするのは、ここまで創りこんだ努力と云うかこだわりに感服したからです。
ブラス・セクションまで入れて本格的に録音していますもんね。
たぶん、ヴォーカルの人が Andrew Portnoyさんじゃないでしょうか?雰囲気は中国人?

あと、竹内まりやさんが中森明菜さんに提供した「OH NO, OH YES!」(1986年)という曲では、
ブラス・セクションに加えて、ストリングス隊までいるという大掛かりな映像がありました。
ここまでやれるのは、たぶんアマチュアではないですね。




追記  すごいカバーだなぁ〜と思いながら何度も聴いていました。で、ふと思いついて、本物を聴いてみたら、
このカバーとの差は歴然としていました。一つ一つの楽器のテクニックがやはり別次元でした。
もちろん、このカバーに対するリスペクトは変わりませんが、達郎さんが選んだミュージシャンの、
レベルの高さを改めて思い知りました。やっぱり、山下達郎は只者じゃないってことです。



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