SOSEGON魂

あらゆるジャンルの『名曲』を紹介するサウンドアーカイブです。 過去ログへのコメントもお待ちしています!

「アメリカのプログレッシヴ.ロック(1970年代)」


TOP-1


アメリカのプログレッシヴ・ロックというタイトルにしていますが、アメリカのその手のバンドを聴いて思うのは、
その呼称がそぐわないという事です。結構ハード・ロックの要素も含んでいるバンドが多いので、僕的には、
『アメリカン・ハード・プログレッシヴ・ロック』、通称 “アメリカン・ハード・プログレ” と呼びたいですね。
本日はそんなアメリカの70年代プログレについて語ります。




KANSAS  

KANSAS3

最初は、カンサスです。このバンドは、初期の頃はプログレ風だったんですが、イエスがそうだったように、
80年代は普通にポップなロックにシフト・チェンジして成功しました。
そういう変化を求められたのは、パンク・ロックの台頭によるプログレの衰退でした。

さて、今回の曲は、コーラスワークや力強いリズムセクションなど、独自のスタイルを作り出しています。
アメリカにおいて、その後の、スティックス、ドリーム・シアターなど後続バンドの先導役にもなりました。
まあ、このバンドは一流と云えるバンドなので、詳しい説明はいらないと思います。

選んだのは、カッコいい 「伝承(Carry On Wayward Son)」 (1976)です。




STRAY DOG

Timmy Dulaine

続く、ストレイ・ドッグは、エマーソン・レイク&パーマー(以下EL&P)のアメリカ・ツアーに前座で同行し、
そのパフォーマンスを見たEL&Pのグレッグ・レイクがイギリスに呼んで、マンティコア・レーベルからデビューさせた、
アメリカのハード&ヘヴィー・ロック・バンドです。(デビュー時はトリオ)

しかし、EL&Pのマンティコア・レーベルという事もあり、曲のアレンジなどに、ヨーロッパ的でプログレッシヴな、
雰囲気がありますし、本日ピックアップした 「Worldwinds」 (1974) は、プログレッシヴ・ロックと呼んでもいい曲です。
ハードなツイン・ギターと、ドリーミーなメロトロン、複雑なリフなど、イギリスのバンドとはちょっと違うテイストです。
「Worldwinds」(1974)は途中、長い無音状態が続くので、終わりだと思わないで待っておいてください。(曲は7分15秒ぐらいです)




CATHEDRAL

Cathedral2

最後にご紹介するカテドラルは、1990年代を中心に活躍したイギリスのロックバンドとは同名の別バンドです。
イギリスのカテドラルの方が有名なので、アメリカのカテドラルはなおさら目立たなくなったようです。
まあ、同じバンド名ですし、プログレとメタルという違いこそあれ、どちらもロックですからややこしいですよね。

で、 「Gong」 (1978)は、ベースとギターのコンビネーション、そして断片的なリズムなど、こちらはもろに、
イエスの特徴を再現しているバンドと云えますね。(特にベースは、クリス・スクワイアが相当好きですね。)
ただ、1枚だけで解散してしまいましたが、続けていたらだんだん個性を確立しそうな可能性を感じました。

選曲は、カッコいい「Gong」 (1978)ですが、本当にイエスをお手本にしてるのが丸わかりです。
あと、イントロなどはEL&Pっぽくもあります。う〜ん、これはありなのか?



■『伝承 〜 Carry On Wayward Son/KANSAS』(1976)




■『Worldwinds/STRAY DOG』(1974)




■『Gong/CATHEDRAL』(1978)



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「気まずい沈黙」


カフェレストラン グリーンオアシス TOP240



『一緒に黙っていることは素敵だ。』  (ニーチェ 1844−1900)


あるファミレスでの光景。

コーヒーとアップルティーを口にしながら、若いカップルが楽しげに語り合っています。
しかし、会話が途切れると、変な沈黙が二人を支配して、女性は、気まずそうに外を見ています。
男性は、この沈黙を終わらせようと、あせって次の話題を探しています。

しばらくすると、男性が話題を見つけて話しかけます。女性は、ホッとしたように笑顔で応じます。
若いカップルは、その後も1時間余りその一連の流れを繰り返していました。


カップル10


一方、少し離れた窓際の中年カップルは、それぞれが外を見たり店内を見渡したり、
商店街で渡されたチラシを読んだりしています。
二人は、思い出したようにひとことふたこと言葉を交わし、また静かに料理が来るのを待っていました。

会話が途切れた若いカップルの間には“気まずい沈黙”が漂いましたが、
同じく言葉を交わさない中年カップルの間には、“おだやかな静寂”が流れていました。
冒頭のニーチェの言葉は、そんな中年カップルの関係を称賛しているのではないでしょうか?

長年連れ添った男女には、“気まずい沈黙”など存在しないのです。
何も語らなくても、同じ時間と空間を共有できるわけです。
まあ、それが理想的な夫婦の姿なのかもしれませんね、


カップル8


さらに、この言葉には続きがあります。 


『もっと素敵なのは、一緒に笑っていることだ。』


そりゃそうです! 20年、30年という長い夫婦生活で、1日に1回、
そういう笑い合う瞬間があるのならば、きっとその夫婦は一生を共にするでしょう。
そんなつき合い始めの“気まずい沈黙”も、長い結婚生活の中では、初々しい恋心として想い出のひとつになりました。



NEO用バー Blue
RHA BAND1

最後に、今日の1曲です。
「ヘイ、ダーリン!」で始まる 「Clouds Across The Moon」 をチョイスしました。
イギリスの RAH BAND による1985年のヒット曲です。

本日は、野球で云うならば変化球的なジャズ・アレンジの逸曲です。
歌うのは、フィリピンの歌姫、レジーン・ベラスケス さん。

レジーン嬢のすばらしい歌声を、洒落たジャズ・アレンジ“でお聴きください!
オマケで、オリジナルの RAH BAND 版も貼っておきます。


■『Clouds Across The Moon/REGINE VELASQUEZ』(2008年)




■『Clouds Across The Moon/RAH BAND』(1985年) ORIGINAL



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「Perfume The BestP Cubed」


20190729-perfume_full


このベストアルバムは3枚のCDからなり、メンバーとスタッフが厳選した全52曲が、中田ヤスタカのリマスタリングを施して収録される。
シングル曲やライブの定番曲はもちろん、今月配信リリースされた「ナナナナナイロ」や、新曲「Challenger」も収めた充実の内容となる。

また完全生産限定盤と初回限定盤の特典ディスクの内容も一部公開された。
最新アルバム「Future Pop」の表題曲「Future Pop」のミュージックビデオや、
今年2月から4月まで行われたワールドツアー「Perfume WORLD TOUR 4th『FUTURE POP』」のダイジェストライブ映像、
そして「Perfumeのただただラジオが好きだからレイディオ!」の第4弾が収められる。


■仕様
2019-09-15


■購入(amazon)はこちらをクリック!


■「Perfume The Best “P Cubed”」 (Teaser)



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「シカゴ・ライヴ 1970」


C-2 (2)


シカゴが2nd・アルバムの録音を終えて、リリースする1ヵ月前にマサチューセッツ州のタングルウッドで、
まさにブラス・ロックの神髄を見せた、1時間30分にも及ぶ伝説のライヴがこのTanglewood Music Festivalです。
当然DVDで販売されており、僕も買おうか買うまいか悩んでいたのですが、ふと思い立ってYouTubeを覗いたら、
結構な高画質・高音響でUPされていました。

1970年の8月と云えば、シカゴがデビューして1年ちょっとが過ぎて、バンドとしての完成度が増して来た頃です。
それに加えて、アメリカがベトナム戦争に介入したことに対する“反戦エナジー”が、若者たちの間で飽和状態となり、
シカゴも1stアルバムで取り上げていた“シカゴ民主党大会”の暴動では、逮捕者まで出ていました。

そんな時代背景もあって、この頃のシカゴは荒々しいというか、すさまじい熱を感じさせるライヴになっています。
そのエナジーは、ギターのテリー・カスのプレイに象徴されるもので、迫力のある演奏となって現れました。


CHICAGO SOLDER 240-3


1か月後にリリースされた2ndアルバムでは、デビューアルバムのように直接的な表現は取っていないのですが、
甘い愛の歌を演奏すればするほど、時代にマッチせず、それが僕にはシニカルな作品のように感じられました。

まあ、それは“今考えると”という注釈がつくわけで、当時はシカゴの音楽的にポップな面が出た、
すばらしいアルバムだと思っていました。実はこの2ndアルバムの各曲は、反戦的な匂いのするデビュー盤に、
そぐわなかった曲を中心にしたアルバムですから、そりゃ〜、ポップでジョイフルな曲が多くなりますよね。

それが3枚目になると、ストレートに反戦を主張するポスター(無数の墓碑の前で、全員が軍服を着用)を封入したように、
再び荒ぶるシカゴが出現しました。そして、1曲目の「僕らの歌を」では、タイトルにMean=卑しい、汚い、下劣、
さもしいなどの意味のある単語を入れたり、「すべての笑い声が悲しみに消される時」や「自由になりたい」といった、
怒りや悲しみを前面に出したタイトルや曲調が多くなりました。


Chicago-1970-80%


それから、ここからは蛇足ですが、この3rdアルバムの1曲目の「僕らの歌を」という曲は、いわば不良っぽい、
品のない荒くれた曲なんですが、タイトルでは“僕”という一人称が使われています。先ほども書いたように、
Mean=卑しい、汚い、下劣、さもしいなどを使う輩が、“僕”というでしょうか?ここは100%“俺”だったと思います。

ですから僕は(注;僕は優しい口調なので“僕”を使います。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ)勝手にこの曲のタイトルを、
「俺たちの歌を」と変換して考えるようにしていました。結局、5枚目のアルバムでのライナーノーツで、
「今後、僕ではなく俺にしていこうと思う」と、CBSソニーのシカゴ担当の方が書いておられるのですが、
遅いよ〜!遅いよ、磯田さん!それをするなら3rdアルバムからだったでしょ!と、ひと言文句を云います(笑)。

え〜と、気がつけばシカゴのアルバム機銑靴砲弔い董⌒蹇垢繁佑隆響曚鮟颪い討靴泙い泙靴拭
今、気がつかなければ、7枚目ぐらいまでの感想が頭の中にあったのですが・・・・・・・・・、それはまた別の機会に。


T-4


と云うわけで、途中でも書きましたが、このライヴには、若くて、情熱的で、荒々しいシカゴが映っています。
その象徴が亡くなったテリー・カスのギター・プレイです。まさに、鬼気迫る演奏で、その迫力は半端ないレベルです。
ここまで自分の想いをギターで表現できるギタリストがいるでしょうか?圧倒されっぱなしでした。

それと、この初期のシカゴのライヴ・パフォーマンスでは、テリー・カスが中心人物だったということも知りました。
作曲の面では、ロバート・ラムが中心でしたけど。まあ、兎にも角にも、全20曲、1時間30分の大作です。
で、よくよく考えると、シカゴがデビューした1969年は、今年2019年のちょうど50年前なんですよね。

まあ、世の中に50年続けているバンドなんて、数えるくらいしかいません。
ビーチボーイズ、サンタナ、ベンチャーズ・・・・・・・あとは思いつきません。
いずれにしても、数少ない長寿バンドであることは間違いありません。

では、テリー・カスの大迫力のギターとヴォーカルがすさまじい「イントロダクション」からどうぞ!!


■『CHICAGO LIVE 1970 (Jury 21, 1970 ) Tanglewood (Lenox, MA)』



DDD


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「『わたしの人生』という本」


読書2


『人生は一冊の書物に似ている。
 馬鹿者たちはそれをペラペラめくっていくが、賢い人間は念入りにそれを読む。
 なぜなら、彼はただ一度しかそれを読むことができないことを知っているから。』


ドイツ・ロマン派の小説家、ジャン・パウル(Jean Paul 1763-1825)の言葉です。
今この瞬間は、もう二度と来ることはありません。
時が過ぎゆくということは、“死” へと一歩ずつ近づいているということです。
そう考えると、この一瞬、一瞬が、いかに貴重で尊いものかが解ります。


R-2


やがて来る “死” というものを平静に受け入れるためにも、無駄な生き方はできません。
今、この瞬間にも “〜の時間” という明確な意義を持たせて、大切に過ごすべきです。
まぶしい朝日、蝉の声、秋風の清々しさ、潮の香り、夕陽のせつなさ、・・・・・・・・。
私たちが経験するすべての事柄は、唯一無二の貴重なものでした。


さて、今日の1曲は、モリッシー・ミュレン「Stay A While」 です。
訳せば、「もう少し、そばにいて」 なんて感じでしょうか?!
愛する人とのこのひとときも、一度だけ・・・・・・・・。


■『Stay A While/MORRISEY MULLEN』(1981年)



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「猫たちの近況 September 2019」


TOPMELODY&TEN-CHAN 2019 September  


久しぶりの『猫ログ』です。
テンちゃんの年齢が、今月でちょうど8才になりました。気がつけば、あっという間の8年です。
8年と比べると、最初の猫だったDiddy(ディディー)の4年と3ヶ月という人生(猫生)がなおさら短く感じます。
今でもDiddyのことを思い出すことがあります。おとなしくて生真面目な猫でした。合掌。

そして今回は、各タイトルに添った写真を選んで載せようと思います。
Diddyが来てから数えて、8年半の間に、たくさんの写真を撮りました。
本日はその中から、わずか数点ですがご覧ください。





TOPーA
調べてみたら、Diddy、テンちゃん、メロディという3猫体制は、Diddyが亡くなるまでのわずか10か月でした。
その後の4年ぐらい、テンちゃんとメロディは共存していますが、Diddyとテンちゃんのように親子関係ではなく、
姉妹関係なので、ベタベタするほどではありませんが、まあ、2猫もそれなりに仲良しなんですけどね。

仲良し




TOP2
3猫の中で、変顔がダントツに多いのがテンちゃんです。理由はよくわかりません。
さっきも、いろいろと昔の写真を見ていたのですが、テンちゃん以外は、変顔なんてほとんどありませんでした。
まあ、元々のテンちゃんの顔が変なのかな?でも、普通にしている顔は仔猫のようにカワイイですからね。

変顔テンちゃん




TOP-3
ブリーダーさんのところに最初に行ったとき、連れて帰る仔猫の両親の写真も見せてもらいました。
その時の、テンちゃんの両親が下の写真です。お父さんのMarron(マロン)は、なんとなく顔が似ているんですが、
お母さんのMarry(マリー)は、毛色も、耳の形も、表情も、何もかも違うのでびっくりしました。

『テンちゃんの両親M&M




TOP-4
ここのところ、奥さんが忙しくてテンちゃんをカットに連れていけないので、ちょっと伸び放題になっています。
それで、ビフォア・アフターの写真を探してきて載せることにしました。
特に面白いのは、テンちゃんのお手々のカット後が、ドラえもん状態ですごくカワイイいことです。
全身もそうですが、やはりカットするとさっぱりして気持ちがよさそうです。(勝手な思い込みかもしれませんけどね)

ten スコ座り




TOP-5
わが家に、三女のメロディがやって来たのは、2014年の6月なのですが、それからの10ヶ月間、つまり、
Diddyが亡くなる2015年の4月までは、Diddy、テンちゃん、メロディという3猫体制でした。
そもそも気まぐれな3猫が、わが家に4つある猫タワーのひとつに全員集合することは、ほぼ皆無という状況でした。

ところがある時気がつけば、パソコンの横にある猫タワーに、3猫が揃って座っていたんです。
あわてながらも、3猫を刺激しないように静かに携帯のカメラで撮ったのが下の写真です。
猫たちは、それがいつものことであるように平然として映っていますが、超貴重なフォーメーションなんですよ。

しかも、全猫が視線をこちらに向けているのも、かなりレアなできごとです。
正確な日付は覚えていませんが、3猫体制の10ヶ月間で、たった一度だけ、神様がくれたシャッターチャンスでした。
(ところで、仏教徒である僕は、最初、“神様がくれたーー” のところを “仏様がくれたーー” にしていたのですが、
滅多にない瞬間だということが、“仏様がくれたーー” では伝わらないと考えて変更しました。 ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ 以上蛇足でした)

A8-2015.3,1




TOP-6
メロディがなかなか新2猫のアキとモカを受け入れてくれません。でも、少しずつ良い方向に行っていると思います。
下の写真は、なにげにリビングに入って来たメロディですが、まだ、「あっ!」 と両方で固まっしまいます。
それでも、最初はうなり声を上げていたメロディが、じっ〜と見ているまでになっていますから、前進しました。
これからもほんの数ミリずつでも、仲良くなってくれればと思います。
以上、テンちゃんを中心の近況報告でした。次はメロディ中心の記事でお逢い致しましょう。

対立-2



では、今日の1曲です。
楽しい猫たちのお話でしたから、音楽も飛びっきり楽しい奴にしました。
マーチングで有名な 京都橘高校吹奏楽部 の演奏で、彼女たちの代名詞 「Sing Sing Sing」 です。

本日は珍しいステージでのパフォーマンスをご覧ください。
高校の部活動には、大きく分けて 文化部 と 運動部 に分けられますが、彼女たちは両方を満たしているからすごいんです!
あんなに動きながら、息を吹いて鳴らすトランペットやサックスを演奏するのは並大抵の努力じゃ成し得ません。
もう、ただただ尊敬するばかりです。


■『Sing Sing Sing / Kyoto Tachibana SHS Band / 京都橘高校吹奏楽部』 2016年7月18日 たちばな ジョイント・コンサート・シリーズ



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「あなたは60%、でも運がいい!」


TOP看板


あなたのイメージ=本当のあなたの60%
誰だって、他人から自分がどう思われているのか気になりますよね。
いやな奴だなんて思われたくないし、周りのみんなに好かれていたい・・・・・・・・。
でも、自分の評判に聞き耳を立ててばかりいるのはみっともないですよね。て云うか、ナンセンス! 


人間というのは間違った評価をされるのが普通のことだ。自分が望むように評価してくれることなんかほとんどない
このありがたいけど残念な教えは、哲学者・ニーチェ(1844−1900)の言葉です。

ニーチェは、とても生真面目な人だったらしいのですが、その性格を端的に現す子供の頃のエピソードがあります。
彼がまだ小学生だった頃、学校から帰る途中、雨が降ってきました。他の子供たちは傘がないので走って帰ったそうですが、
ニーチェは一人雨の中を濡れながら歩いて帰りました。途中まで来ていた母が 「何故、走ってこないのか」 と怒ったところ、
彼は 「校則に帰りは走らず静かに帰れと書いてあるから」 と、答えたそうです。


Base


さて上記の、ニーチェの評価に関する言葉によると、他人が間違った評価をするのは当たり前だそうです。
これにはSOSEGONも同意します。僕の感覚では、だいたい 60 ぐらいしか伝わっていませんね。
じゃあ、あなたが自分を評価したらどうなるのでしょうか?当然、自分のことをいちばん分かっているのはあなたですが、
こういった場合、どうしても長所ばかりを見てしまうようです。

しかし、周りのみなさんは、あなたの些細な(失礼!)長所になんて気づきませんよ。
何しろ 60% しかあなたのことを理解していないわけですから、大まかな長所しか見ていないでしょう。
たぶん、あなた自身と彼女や奥さん、そして親御さんにしか、そういう些細な長所は見えないのです。

ですから、あなたが不本意だと思う自分が、周りの大多数から見たあなたなのです。
仕事で「あの人は信頼できる」とか、恋愛で「あの人のことを好きかも?!」と思わせるためには、
60%の自分で勝負するしかありません。それができなければ、仕事&恋愛で成功者にはなれません。


子供が描く-完成品1歩前


繰り返しになりますが、周りにはあなたの60%程度しか見えていません。
それでも、あなたの長所が強力であれば、60%でもあなたの本質が伝わるという事です。
ですから人には、自分の長所を日々レベルアップさせて、強力なものにすることが求められるわけです。

ここまで、長い長い前置きでしたが、ここからが本題です。
他人があなたを理解する60%で、自身の本質を伝えるための、具体的な12の行動を記します。
これらは、何冊もの自己啓発本から“人格を磨く”ために重要だと思われるキイワードを、僕がセレクトしたものです。
   

 12のワード 


結局、これらキイワードを実践するのは、上記の通り“人格を磨く”ためですが、
それは、ある程度の年齢になった時、あるいは死の間際で『充実した人生だった』と感慨深く振り返るためなのです。
これは僕の生きる意義ですが、人にはそれぞれ違った意義があるのかもしれません。ただ、何にも考えられない人には、
この12の行動が、その答え、つまり生きる意義にたどり着くための指針になる可能性があります。

でも、必死で覚えて実行しなさいとか、そんな強要は致しません。
仕事がはかどらない時、哀しいことがあった時、悔しいことがあった時、何にもなくて虚しい時などに、
何回かサッ〜と眺めていると、引っかかる言葉が、ひとつやふたつあるのではないでしょうか。
そしたら、それを実行すれば、きっと気分が変わって前に進むことができると思います。


最高の瞬間


最後に、僕が何かを始める時に、心に留めておく言葉をご紹介します。
それは、『自分は運がいい』というフレーズです。常にそう思っていれば、というか、僕は実際にそう思っているんです。
毎朝、それを意識して1日を初めると、何が起こってもなんとか起き上がれるものです。
『自分は運がいい』、一度、お試しあれ。



Today's Killer Tune
large-603
(L→R 梅田誠志、大岩沙彩、只熊良介、庸蔵、木村イオリ、丸山力巨)

で、今日の1曲は、tsukuyomi 「Parallel Tripper」 です。
アンサンブルと云いますか、断片的なリフの後に流れるようなフレーズが心地良いです。
楽器の組み合わせも面白いし、それぞれのソロもカッコいい!ベースも初めて見るフォルムでした。
メンバーもシュッとしているし、地方都市ではまず育たないタイプのバンドですね。
もっと他の曲も聴いてみたくなりました。


■『Parallel Tripper/TSUKUYOMI』(2018年)



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「懐かしいTVプログラム3選 〜 Perfume」


本日は、2007年、2015年、2017年にPerfumeが出演した3つのTV番組をUP致します。
さすがに、12年前のPerfumeはピチピチです。それに、彼女たちの青春時代を少しだけでも知れたのは収穫でした。
では、それぞれの番組の簡単な紹介文のあとに、番組をご覧ください。


『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』  (2007年10月22日)

2007年度に、NHKと公共広告機構(現:ACジャパン)の共同キャンペーンのCMソングとして採用され、
7月からTV放送が始まった「ポリリズム」は、9月12日にリリースされ、オリコン週間チャートで7位、
デイリーでは4位を獲得し、一気にPerfumeの名が日本中に知れ渡りました。

そして、その勢いのまま初めて出演した音楽番組が『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ)でした。
初出演の初々しいPerfumeでしたが、結果的にあ〜ちゃんの独壇場となりました。
合コンの話や、ポリリズムの話など、大学1年のPerfumeがいいですねぇ〜!
この頃からすでに、しゃべりは達者でした。


たたかれた


それから、この屋上で披露した「ポリリズム」は、とても印象的なステージでした。
お天気も良かったし、衣裳が僕のいちばん好きなセットだったので嬉しかったです。
この頃にON AIRされた福岡ローカルの『チャートバスターズR』でもこの衣裳でした。
(正確には、2007年10月5日(金)収録で、11月2日(金)放送。会場はROOMSでした。)




『バズリズム』 (2015年4月24日)

バカリズムとのトークは、懐かしい時代にタイムスリップする『青春!振り返リズム』でスタートしました。
まずは、2018年、17年と1年ずつ遡って、その年の代表的なシングルをかけてくれました。
結局、2005年のメジャーデビュー曲、「リニアモーターガール」まだたどり着くんですよね。
おじさんには、懐かしいというか、感慨深いものがありました。これを見られただけでも良かったです。


BAZ




『さんまのまんまスペシャル』
 (2017年10月9日)

この番組は2016年9月でレギュラー放送を終了したトークバラエティ番組「さんまのまんま」のスペシャル版。
2013年10月以来約4年ぶりの出演となるPerfumeは、プライベートでも仲のいい渡辺直美と共に登場し、
司会の明石家さんまさんと普段はあまり見せない素顔を明かします。


sannma


また、あ〜ちゃんの口から「東京五輪までは頑張りたいです」という言葉が聞けたのも嬉しかったです。
しかし、芸能界のど真ん中にいるさんまさんでも、リオ・オリンピックの閉会式での東京五輪の宣伝的パフォーマンスに、
MIKIKO先生が絡んでいることを知りませんでした。ま、一般的にはそこまで知られていないという事ですね。

ただ、MIKIKO先生とPerfumeの繋がりを知ったさんまさんが、「おまえら、開会式あるぞ!」と云ったシーンは、
別になんの根拠もないんですが、“もしかしたら”と実現を期待させてくれました。


では、以上3つのプログラムを続けてご覧ください。では、また!!


■『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(2007年10月22日)




■『バズリズム』 (2015年4月24日)




■『さんまのまんまスペシャル』 (2017年10月9日)



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「即断即決、信じて疑わず」


MY-2


『人間というのは 時間が経つと迷うんです』


実業家の 径沢香保子 (つねざわかほこ) さんの言葉です。

いざ問題に直面した時、ほんとは最初に答えを出していたのに、あれやこれやと思い悩んで、

でも思いきれなくて、さらに、あれやこれやと思い悩んで、結局、最初に戻って・・・・・・・・・。

そんなことを繰り返していませんか?これが時間をかけている人が入り込んでしまう “迷いのループ” です。


MY-2ーA


一度決めたら、すぐに行動する。思い切って突き進むことです。

悲しみを忘れるためには、時間をかけることも必要でしょう。でも、決断に長い時間はいりません。

問題が解決した後で、「結局、最初に決めたことが正しかったね」 ってこと、よくあるでしょ。

後悔しないためにも、悩む時間を省きましょう!即断即決、信じて疑わず です。

はい、これで解決。



100_SM


で、今日の1曲は、渡辺真知子 さんの迷い道です。

なんか、あまりにもハマり過ぎててどうかな?と、悩んだんですけど、最初に決めたことですからね。


本日は、1977年のデビュー間もない渡辺真知子さんのパフォーマンスをご覧ください。

当時21才で、この声量と見事な歌い回し、それに加えて唯一無二の個性、本当にすごいシンガーです!


■『迷い道/渡辺真知子』(1977年)



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「春して、恋して、見つめて、キスして/portable rock」


PR表紙2 アルバム『portable rock GOLDEN☆BEST』
 徳間ジャパンコミュニケーションズ
 TKCA-72788 国内盤
 2004年
 参考価格 2,037円(税込)





 ★アルバム詳細


portable rock は、野宮真貴さんが、ピチカート・ファイヴ加入前に、在籍していたユニットです。
彼女のコンサートでバックを務めた、中原信雄&鈴木智文(元フィルムス)と共に1982年に結成しています。

ミュージシャンの鈴木さえ子さんが作曲したシングル 「春して、恋して、見つめて、キスして」 は、
1986年春に、コーセー化粧品のCF曲に選ばれて話題になりましたが、残念ながら大ヒットとはいかなかったようです。


A (2)


鈴木さんと云えば、日清チキンラーメンのCMでおなじみの、『すぐおいしい、すごくおいしい』ですよね。
当時は、CMのディレクションなどのお仕事が多かったようです。(ちなみに、元夫はムーンライダーズの鈴木慶一氏)

こんな事書かずもがなですが、1981年にヒットした矢野顕子さんの 「春咲小紅」 に、ちょっとかぶりますよね。
あちらも、カネボウ化粧品のCF曲でしたし・・・・・・・。まあ、売れたのは断然 「春咲小紅」 でしたけど。
で、portable rock は、1983年から86年まで活動しました。その後、2006年と2011年に短期間再結成しています。


portable rock2 (4)


portable rock のサウンドは、判りやすいポップでニュー・ウエィヴなロックでしたが、ピチカート・ファイヴ同様、
野宮真貴さんのファッショナブルないでたちも、このバンドの特徴のひとつでした。
本日は、「春して、恋して、見つめて、キスして」(1985年)と 「ダンス・ボランティア」 (1987年)という、
カッコいいシングル2曲と、ハードポップな 「ペーパームーン」 (1987年) を間に挟んで、3曲UPしようと思います。

とにかく野宮真貴さんの声は、癖がなくて女性らしくて透明感があるのが、あらゆる音楽ファンから支持される所以でしょう。
この頃も、ピチカート・ファイヴの三代目ヴォーカル時代も、最先端のオシャレでポップな曲を歌っていましたね。
(ちなみに、初代ヴォーカルは佐々木真美子さん、二代目は、オリジナル・ラヴの田島貴男さんでした)

で、ここからは僕の勝手な希望というか、願望なのですが、あの美しい声でマイナー調の恋愛ソング、
たとえば、犯罪映画のラストシーンで、薄幸な男女が死体となったところを、ドローンが俯瞰で撮って、
上昇するほどに小さくなっていくというシーンで流れる曲を、あの癖のない野宮真貴さんお声で聴きたかったです。


portable rock3 (2)


めちゃめちゃポップな曲を聴きながら、こういう突拍子もない暗〜い妄想をしてしまうのが僕の悪い癖。
このブログでも頻繁に、ひとつのキーワードから別の話に移行して、結構長いこと本筋と関係のないお話を続ける、
というパターンが見られます。

それなら、そのズレたお話は破棄すれば解決なのでしょうが、案外良いことが書いてあったりして、
捨てるに捨てられず、そのまま採用という事が、これまでにどれだけあったことか?
気がつけば、今も9行分のスペースを無駄にしてしまいました。面目無い!

さて、いずれにしても、1980年初頭にこんなにオシャレでポップなサウンドを生み出した portable rock に、
最大級の敬意を表します。結局、商業的な成功とはなりませんでしたが、彼らの果敢な挑戦が
小西康陽さんのピチカート・ファイヴが生まれる、何らかのヒントになったのは間違いありません。



■『春して、恋して、見つめて、キスして/portable rock』(1985年)




■『ペーパームーン/portable rock』(1987年)




■『ダンス・ボランティア/portable rock』(1987年)



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「カーリーとキャロル/デオダート」


 DEODATO73アルバム『オス・カテドラーチコス73』
 ボンバ・レコード
 BOM-24175 原盤;USA盤
 1973年
 参考価格 2,392円(税込)





 ★アルバム詳細


デオダートの名曲を、ブラジル録音とアメリカ録音で聴き比べ!
コアなデオダート・ファンにお薦めのアルバムです。もし初めてデオダートの作品を買うのなら、
このアルバムではなく、『PRELUDE』(1972年)や『DEODATO2』(1973年)が良いでしょう。
なぜなら、この2枚はデオダートの名前が世界中に知れ渡った大ヒット・アルバムだからです。

当時は、ジャズの範疇でクロスオーバーと呼んでいましたが、これはもっとオシャレでポップなサウンドです。
ライナーノーツを書いている岩浪洋三さんは、「新しいタイプのイージー・リスニング・ジャズ」と表現しています。
なんともシンプルで、「そのままじゃん!」と突っ込みたくなるようなネーミングだと思ったのですが、
まあ、よ〜く考えてみると、デオダートのサウンドを的確に云い表した一文だと感心しました。


Deodato2 (2)-A


たぶんデオダートを、マイルス・デイビスやジョン・コルトレーンの曲のように、ジャズ喫茶で眉間にしわを寄せて、
聴く人はいないでしょうね。ふさわしいのは、まぶしい光と汐風が香る海岸線のドライブです。
あるいは、夕焼けに染まった高層ビルを眺めながら都市高速をぶっ飛ばす、なんてのも合っていますかね。

ただし、そういうイージー・リスニング・ジャズと云うだけなら、コアなファンにお薦めできませんよね。
このアルバムの売りは、大ヒットした『PRELUDE』(1972年)に収録されていた 「カーリーとキャロル」 の、
ブラジルで録音したプロトタイプ(別バージョン)が聴けるという事です。


PRELUDE


大ヒットしたこのアルバムは、クリード・テイラーをプロデューサーに迎え、アメリカで録音されたものでしたが、
この『オス・カテドラーチコス73』は、同じ72年にブラジルのミュージシャンが中心になって録音されているんです。
参加しているのは、ブラジルの著名なフュージョン.・バンド、アジムスのドラマー、イヴァン・コンチや、
デオダートと長年仕事を共にしているベースのセルジオ・バホーゾなどです。

「カーリーとキャロル」 は、もともと2コードのラテン風味のオシャレな曲なんですが、
ブラジル録音は、複数のフリューゲルホルン(もしくはトランペット)がユニゾンでリードをとっています。
(2コーラス目からはフルートに代わります。それと、ブラジル版でもブラス・セクションだけはアメリカ録音です。)

対して、アメリカ録音では、フルートのユニゾンに代わっているので、より洗練されたサウンドになっていますし、
インテリジェンスを感じさせるロン・カーターのウッド・ベースもすばらしいです。
それと、それぞれのデオダートのソロがオルガンとローズ・ピアノという違いもあります。
■ユニゾン…同じ高さの音で、複数の楽器や声でメロディを演奏すること。広義では、オクターヴも含む。


TOKYO-WXW


また、バックの演奏もブラジルは、ワウワウ・ギター(キーボードかも)がうるさいくらいに聴こえます。
一方、アメリカのバッキングは、フェンダーのローズ・ピアノが前面に出て、都会的な雰囲気を醸し出しています。
このエレクトリック・ピアノの音は独特で、それを実感するには最適な曲ともいえるでしょう。
テンポもブラジルはゆったりで、アメリカはもう少し速くなっています。


そして、もう1曲の 「摩天楼」 は、『DEODATO2』(1973年)に収録されていた、デオダートの代表的な曲です。
こちらは、ブラジル録音のセルジオ・バホーゾ、アメリカ録音のスタンリー・クラークという二人のベーシストの、
エレキ・ベースの演奏を聴き比べるという、なんとも贅沢な楽しみ方ができます。
それと、パーカッションがアメリカ版は抑え気味ですが、ブラジル版はカウベルがちょっと出過ぎですかね。

ただし、ブラジル版のマーヴィン・スターム(Tp)などが参加している、ブラス・ロックのシカゴやBS&Tのような、
短いながらもカッコいいブラス・アンサンブルが、アメリカ版では、ジョン・トロペイのギター・ソロや、
シンセサイザーのソロに代わっているのが、僕的にはちょっと残念でした。


-ipanema-beach-in-rio-de-janeiro-brazil


さて、こうやって聴き比べてみると、それぞれの国のメンバーのお国柄と云うか、特徴がよく出ていますし、
デオダート自身も、ブラジルとアメリカという環境の違いによって、アレンジに変化があったのかもしれません。
それにしても、同じころに録音しているのですが、メンバーやアレンジで結構変わってしまうんですね。

では、「カーリーとキャロル」はブラジル、アメリカの順に、そして「摩天楼」はその逆でアメリカ、ブラジルの順に、
お聴きください。まさに甲乙つけがたい“名演”と云えるパフォーマンスです。
みなさんは、どちらがお好きでしょうか?では、また。


『カーリーとキャロル/Carly&Carole/DEODATO』 BRAZIL (1972録音)




『カーリーとキャロル/Carly&Carole/DEODATO』 USA (1972録音)




『摩天楼/Skyscarapers/DEODATO』 USA (1973録音)




『摩天楼/Skyscarapers/DEODATO』 BRAZIL (1972録音)



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「作曲家;ニール・リチャードソン」


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■The Great Composer of Library Music,NEIL GRANT RICHARDSON
ニール・グラント・リチャードソン(1930年2月5日-2010年10月8日)は、英国の作曲家&指揮者です。
彼は数多くの作品を残していますが、「Approaching Menace」 や 「The Riviera Affair」 などが特に有名です。

1960年代〜1990年代に、様々なBBC・ラジオ・オーケストラのアレンジャーおよび指揮者として、
ストリングス・サウンドやラジオ・オーケストラ・ショーなどのプログラムに携わりました。
また、KPMなどの企業のライブラリ・ミュージックの多作な作曲家としても著名で、彼の作品は多くのテレビ、
映画、ラジオ番組などで使用されています。

■ライブラリ・ミュージック および「kpm」
主に、CMや映像のBGMなど業務用に制作される音楽で、様々な専門の出版社がありますが、
数ある中でも高い完成度を誇り、多くの音楽マニアから圧倒的な支持を得ているのが 「kpm」 レーベルです。

Neil BIG (2)


今回取り上げるニール・リチャードソンは、ライブラリ・ミュージックの代表的な作曲家として名前が挙がる、
キース・マンスフィールドやバーバラ・ムーアほど著名なライブラリの作曲家ではありません。
しかし、“哀愁を帯びた美しいストリングス”という流麗なサウンドは、他の作曲家が真似のできない彼特有のものです。

「The Riviera Affair」(1970)、「Sunrise」(1975)、「Another Happening」(1976)、という3つの作品にも
その“哀愁を帯びた美しいストリングス”がふんだんに使われており、いずれも胸がキュンとなるキラー・チューンです。
世間どころか、音楽ファンにも知られていないのが、本当にもったいない楽曲であり、作曲家だと思います。

それと、3曲ともライブラリに収められていたので、1分半から2分の間という短いパフォーマンスになっています。
しかし、これらの曲は、実際にテレビ番組や映画で使用されたそうです。「Another Happening」は、
映画『オーシャンズ13』で流れたみたいですよ。どれも、ドラマティックなサウンドですもんね。

では、いかにも映画音楽という感じの3曲をお聴きください。


■『The Riviera Affair/NEIL RICHARDSON AND HIS ORCHESTRA』(1970)




■『Sunrise/NEIL RICHARDSON AND HIS ORCHESTRA』(1975)




■『Another Happening/NEIL RICHARDSON AND HIS ORCHESTRA』(1976)



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「のっちが行く、神田の雑居ビル」


NHKオンデマンド/2019年8月6日(火)PM10:50〜ON AIR(30分)
『雑居ビルの奥のおく』 〜カンダダの迷宮〜

■出 演;ケンドーコバヤシ、のっち、羽田圭介  ■ナレーション;梶 裕貴
N-0


ケンドーコバヤシにPerfume のっち、芥川賞作家・羽田圭介という個性派3人が雑居ビルを巡る街歩きバラエティ。
3人は、東京でも有数の歴史を誇る雑居ビル街・神田を探索。扉の先には驚きの世界が広がっていた!?
本物そっくりのパンダの着ぐるみを開発した男や、築50年以上の雑居ビルの地下で、波乗りを教えるレジェンドなど、、
雑居ビルの奥のおくに、「東京の今」 が浮かび上がる⁉

歌番組やインタビューでは見られない、のっちの普段のいろんな表情が満載です。
爆笑したり、驚いたり、当たり前ですが、街中を歩いたり・・・・・・・・・。
なんだか普通に30才の女性だなぁ〜!と、親近感が湧いてきました。どうぞ、ご覧ください!


■『雑居ビル探索/のっち 他』(2019年8月6日)



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「蜃気楼/Minuano」


表紙N-8cm アルバム『蝶になる夢を見た』
 Botanical House
 BHRD012 国内盤
 2019年
 参考価格 2,916円(税込)





 ★アルバム詳細



Minuano は、永年に亘りLampのサポートメンバーを務める パーカッションの 尾方伯郎 のプロジェクトで、
ヴォーカルにLampの
榊原香保里 をフィーチャーして、過去に2作品を発表しています。
今回のサード・アルバムは、なんと9年という長き時間を要した自信作です。

かつて Minuano が発表した2枚のアルバム『Love logic』(2009)と『ある春の恋人』(2010)は、MPB、シティーポップ、ソフトロックなど、
影響を受けてきた音楽や当時新たに関心を持ち始めていたジャンルへの憧憬をモチベーションにして制作しました。
一方で今回の新作は、内側から湧き上がった音をそのまま捉えるという、以前とは少し違った過程の中で生まれました。



S-2 (3)


それは、自分さえ知りえなかった別の自分を再発見するプロセスでもあり、
また同時に、音楽それ自身が個人の手を離れ、ひとりでに成長していく姿を目の当たりにする体験でもありました。
作品が出来上がった今もなお、満足感とも充実感とも言いようのない不思議な感覚に囚われています。
とにもかくにも、9年振りの新作がいま完成したのです。

(メーカー・インフォメーションより)



Minuano の詳細は、過去記事をごらんください。下記のアドレスのクリックでジャンプします。
SOSEGON魂 『Minuanoというすごいユニット!』



Lamp 榊原香保里をVocalにフィーチャーした、待望のサード・アルバム。
相変わらずソフトなサウンドで、転調の多いコード進行もあり、これまでのレベルをしっかり維持しています。
尾方さんの言葉に、前作までは好きなサウンドへの関心や憧憬が作品のコアな部分だっただったのが、
今回は自身の内側に目を向けて、それをダイレクトに伝える手法に変えたとのことでした。


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しかし、サウンド自体に関しては、それほど変化はないように思います。もしかしたら、歌詞やニュアンスなど変化が、
尾方さんにとっては大きなものでも、聴いている僕には気が付かないレベルにしか受け取れないのかもしれません。
そう、センシティブなセンサーが、プロは広範囲に反応するのに対して、僕のようなアマチュアは狭いのでしょう。

もう少し聴き込んだら、違いが分かるかもしれません。その時には、この本文に付け足すことにします。
いずれにしても、鮮やかな転調は健在ですし、榊原さんの壊れそうなヴォーカルもそのままです。
幽玄な世界観や、かげろうのように朦朧とした物語性は、このユニットの特徴であり、大きな魅力になっています。

それにしても、2作目から3作目の間隔が、9年というのは空きすぎですよ。
冗談ではなくこのままのペースなら、いよいよ最終末に入った僕の体調悪化で、
4作目の発売時には、あの世に旅立っている可能性が大なんですよねぇ〜。

なので、4作目はできるだけ短い間隔で、理想としては1年後ぐらいにお願いしたいです。
はい!では、シングルの 「蜃気楼」 とアルバム・ダイジェストをお聴きください!


■『蜃気楼/Minuano』(2019)




■『アルバム〜蝶になる夢を見た〜ダイジェスト/Minuano』(2019)



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「サディスティックス 1976&1977」


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なんと、約40年前の サディスティックス のLIVE映像があったのでご紹介します。
画質、音質ともかなり状態が悪いのですが、今となっては貴重な映像なのでUPすることにしました。

サディスティックスは、加藤和彦さんがリーダーとして英国でも活躍した、サディスティック・ミカ・バンドが母体で、
1975年の解散後、バック・メンバーがそのままデビューしたバンドでした。
高中正義、高橋幸宏、後藤次利、今井 裕 という豪華なメンバーで、1976年から78年まで活動しました。

本日ご覧いただくのは、テレビ朝日の深夜番組 『NOKニューおもしろ倶楽部』 に出演した時の映像で、
1976年の回と、1977年にファースト・アルバムをリリースした直後の回があります。
それぞれ1曲だけですが、YouTubeにはまだ5,6曲はあったと思うので、興味のある方は検索してください。


正方形


では、曲紹介です。
最初は、1976年出演時の 「Type1」 です。ファンキーなインストゥルメンタルですが今で云うフュージョンですね。
ゲストは、フィリピン出身のサックス奏者、ジェーク(ジェイク)・H・コンセプションさんです。

彼は、1964年に来日しましたが、1970年代、80年代の活躍が目覚ましく、吉田拓郎、CHAGE and ASKA、
松任谷由実(荒井由実)、角松敏生、中島みゆき、中森明菜などのアルバムに名前がありました。
中でも松任谷由実さんは、彼がお気に入りだったようで、20枚以上のアルバムで録音に呼んでいます。

コンガはお馴染みの斉藤ノブさんです。
それから、高橋幸宏さんの、こんなに手数の多いドラムはあまり見たことがなかったので新鮮でした。
あと、後藤次利さんがお馴染みのチョッパーをガンガン披露してくれます。


ジェイク・コンセプション&斎藤ノブ


続く 「The Tokyo Taste」 (1977年)は、40年も前とは思えないなんともオシャレな作品です。
ヴォーカルで参加しているRAJIE(ラジ 本名:本田(旧姓:相馬)淳子、1956年7月9日 - )さんは、
1970年代から80年代にかけて、7枚のアルバムをリリースしている実力派の女性シンガーです。
女性らしい優しい声質と、洒落た楽曲がマッチした、ファッショナブルなシティ・ポップの歌姫です。

もう一人のヴォーカル、アレックス(Alexander Easley)は、ペンシルバニア出身のアメリカ人で、
4才のころから親しんだゴスペルを今も歌い続けているそうです。
コンガは、1曲目と同じく斉藤ノブさんです。この頃、パーカッションと云えば、ノブさんか浜口茂外也さんでした。


RAJIE1-2


それと、コーラスですが、ちょっと場違いな感のあるBUZZのお二人(小出博志、東郷昌和)もいます。
ああ、僕はアルバムも3枚持っていますし、決してBUZZが嫌いではありません。でも、ここでは残念ながら浮いていますね。
ファッションもそうですが、ノリというか、雰囲気というか、佇まいに違和感があるんですよ。

それはともかく、この曲は、歌詞もメロディもパフォーマンスも、ハイ・レベルで先進的なキラー・チューンです。
そして、この2曲の演奏を見て思うのは、これが映りの良い映像だったら・・・・・・・・・ということです。
鮮明な画像とクリアーな音質であれば、もっとこのパフォーマンスに興奮したと思うので、残念でなりません。
どうにかならないでしょうか?という事で、未練たらたらでおしまいです!


■『Type1/SADISTICS』(1976)




■『The Tokyo Taste/SADISTICS』(1977)



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「猫4匹、未だ打ち解けず」


新人


長男夫婦と同居するようになって、早くも1ヵ月以上過ぎました。

人間の方はすんなり暮らし始めたんですが、猫ちゃんたちはなかなか打ち解けてくれません。

いちばんの原因は先住民のメロディです。この子が予想外に新人たちを拒否しているんですよね。

特に、気の弱いモカちゃんがターゲットになってしまいました。

僕も新人の猫たちと早く打ち解けたいのですが、メロディが階段の下でにらみを利かせているので、

新人2匹は、2階から降りて来れれないんですよね。


T&M-2


それでも、少しずつ、本当に少しずつは進んでいるような気がするので、気長に待つしかないようです。

新人の2匹は、とてもスマートでシュッとしています。

もしかしたら、太っちょおばさんのメロディが、若くてスマートな2匹をひがんでいるのかな?

今のメロディは、俗に云う“お局様” 状態なのかもね。とにかく、時間が解決してくれるでしょう。


最後に、ハイ・ファイ・セット 「まぶしい貴方」 をお聴きください。

あまり知られていないけど、すばらしい作品だと思います。


■『まぶしい貴方/HI FI SET』(1977年)



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「サンダーバードのテーマ」


TOP-X

来る2019年11月9日(土)、池袋の新劇場・東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)に於いて、指揮に西村 友氏を迎えた、
東京佼成ウインドオーケストラの 『サンダーバード』 を取り上げたコンサートが開催されるようです。興味のある方は、下記のサイトで詳細をご覧ください。

東京佼成ウインドオーケストラ  https://www.tkwo.jp/concert/others/TB-20191109.html


確かに記憶の中にはあるけど、ぼんやりとしか覚えていない曲ってありませんか?
先日、自衛隊のカラーガード隊のお姉さんたちの、パフォーマンスをYouTubeで見たんですが、
その時バックでかかっていたのが、「サンダーバードのテーマ」 でした。

お若い方は知らないと思いますが、この 『サンダーバード』 は1960年代にイギリスで制作されて、
日本でもヒットした人形劇で、細部にまで拘った特撮技術は、当時としては驚異的なクオリティでした。


T2=XXX


また、隊員のユニフォームや、登場する女性のファッションも、当時、最先端のモードを取り入れて、
男性に偏りがちなファン層を、女性にまで広げてブームと云えるような人気を博しました。

そして、その人気の一端を担ったのが、バリー・グレイ さんによる躍動感のあるオーケストラ・サウンドです。
今回初めて、クラシックを聴くように、真剣に向き合ったのですが、その完成度の高さに驚かされました。
マーチですから勇ましいのは当然としても、ストリングスの細かいアレンジにも魅了されました。


T-2


およそ、50年前の楽曲だというのが、聴き終わった今でも信じられません。
「サンダーバードのテーマ」 は聴いたことあるけど、なんとなくしか覚えていないという方が多いと思います。
これを機に、みなさんもぜひ聴いてみて、ワクワク感をもらってください!

それと2004年の実写版映画のテーマもUPしときます。映画音楽を得意とするドイツ出身の作曲家、
ハンス・ジマー さんのアレンジですが、超カッコいいですよ!


■『THUNDERBIRDS★Opening Theme』(1965 - 1966)




■『THUNDERBIRDS 2004 Theme』(2004)



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「朝が来るって最高だ!」


A-6


「よし、朝だ!」というのも、「あ〜あ、朝か・・・」というのも、あなたの考え方次第だ。

ウエイン・W・ダイアー (アメリカの心理学者)

良くも悪しくも、また、望もうが望むまいが、朝が来れば昨日はリセットされます。
そして、また0 から始まるのです。でも、ちゃんと準備していれば、 から始められるかもしれません。
いずれにしても、新しい自分になれるのって、なんだか嬉しくなりませんか?


早起き


昨日から引きずっている案件は、今日、何をするのがベストなのかを考えて、対処してください。
明日、明後日と継続する場合も、1日ごとに何をやればいいかを決めてください。
先走って考えると、明日、明後日の心配事まで抱え込んでしまいます。

それに、仕事が終わる頃には、変更せざるを得ないことが必ず出てきます。
仕事が終わったら、今日の検証を済ませて、明日のラフな計画を立てましょう。
そして朝が来たとき、今度はできるだけ具体的にやるべきことを決めてください。


A-4


これが、『新しい朝』 のお考え方です。(まあ、古い朝なんてないんですけどね!)
2日、3日と通しで考えると、一区切りが長くなって、やるべきことを多く抱え込んでしまいます。
これがパニックになったり、忘れてしまったり、混乱したりする原因になります。

1日、1日を区切って考えると、やるべきことがはっきりしますし、やり遂げやすくなります。
そうすれば、毎日、仕事終わりに満足感を味わえますし、夕食時には、おいしいビールも呑めますよ。
そして、間接照明のもとで、Good Music を聴いて RELAXすれば、良い眠りにつけるでしょう。


N-1


今では、『朝』 と聞いただけで、ワクワクするようになってきました。
『早朝』 となれば、もっとテンションが上がります。
それは、やるべきことがあるから、早く起きたわけですし、ポジティヴになっている証拠です。
 

でもって『今日の1曲』 は、そのものズバリの 「モーニング」 です。
偉大な作曲家、クレア・フィッシャーの代表的な1曲で、スペイン語では 「Una Manana」 となります。
発音は、「ウナ・マニャーナ」 で、正確に訳すと 「ある朝」 となります。
本日は、エドゥ・ロボ・プロジェクト の超カッコいいラテン・ジャズ・アレンジでお聴きください。

ラテン音楽特有のピアノのモントゥーノが鮮やかな哀愁に満ちた1曲です。


■『Una Manana(Morning)/EDU LOBO PROJECTO』(2018年)



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「Butterfly/小林香織」


表紙 アルバム『Be Myself!』
 キングレコード
 KICJ-90809  国内盤
 2018年 初回限定盤
 参考価格 3,780円



 

 ★アルバム詳細


いまや女性サックス奏者という枠を超えて、また、国内だけにもとどまらず、台湾を中心にタイ、韓国、
インドネシアなどのアジア諸国でも、人気を獲得している 小林香織 さん。(各国にファン・クラブもあるそうです)

2005年のデビューなので、気がつけば来年で15周年となり、もう立派な中堅女性サックス奏者になっていました。
昨年、長く在籍していたレーベルを移籍して、12年ぶり、通算12枚目のこのアルバム 『Be Myself』 を発表しました。
今作はすべてオリジナルという構成で、全曲がカバーの前作 『MELODY』 とはアプローチが変わっています。

さらに、これまでのバンド的なサウンド作りだけではなく、バック・トラックに打ち込みも取り入れた意欲作です。
しかし完成した作品は、バックが無機質な分だけ、香織さんの人間味や女性らしさが際立つ結果になったようです。


NEW KK


最初に貼った 「Batterfly」 は、バックの打ち込みに対して、メロディは 《哀愁のヘレナモルフォ》 的なマイナーチューン。
ヘレナモルフォとは、世界で美しい蝶と云われている中のひとつで、見とれるくらい綺麗です。
この鮮やかな色彩は、高級クラブのママの和服姿を連想させます。って、お水っぽい連想ですみません。

ま、そういう夜の社交場での、ブランデーが薫る男と女のラブアフェア的な艶やかな曲なわけです。
何度も云うようですが、打ち込みでも人間味というか、本能的な欲望までも表現できるという事ですね。(ほんとかよ?!)

続く 「Seaside Memories」 は、バラードとして、お手本になるようなロマンティックな逸曲です。
一部プログラミングもあるようですが、ギターやベースがいるバンド形式で録音されています。
終盤の香織さんのオルガン・ソロもステキです!


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とまあ、打ち込みだ、バンド形式だと書いていますが、最初の 「Butterfly」 と 「Seaside Memories」 を、続けて聴くと、
気にしているのは僕の脳みそと目玉でだけで、ハートはなんの偏見もなく2曲をスッ〜と受け入れていました。
なんの違和感もなく、そよ風のように2つの曲が通り過ぎて行きました。やっぱり、音楽はハート=心で聴くものなんですね。
 
それと、下手な予備知識なんかない方が、その曲を聴いた感想が素直に出てくるような気がします。
本来音楽は、そういう聴き方がベストなのかもしれません。

ありゃりゃ、自分がやっている曲のレビューを、真っ向から否定する感想になってしまいました。
(~ヘ~;) ウーン これまでに僕が書いた多くのレビューは、解説どころか邪魔な情報だったのかもしれません。
そうなると僕は、膨大な時間を無駄にしましたねぇ〜。でも、『世の中に無駄な働きはない』 という格言もありましたよ。
う〜ん、どうなんでしょうね?


5POSE


さて、気を取り直して・・・、って、立ち直りが早くない?そうなんです、そういうのをすぐ忘れるのが僕の特技なのです。
結婚したての頃は、奥さんとちょっとした口喧嘩をしても、30分も経てばすっかり忘れてしまうので、
普通に 「なんか機嫌悪くない?」と云って、「それ、本気で云っているの?」 と、怖い顔で睨まれていました。
今では・・・・・、おっと、また脇道に逸れてしまいました。では、本筋に戻ります。

Capsule や Perfume のようなテクノ・ポップの、人の演奏ではなくマシンの操作で作られた無機質な音楽も良いのですが、
まあ、ちょっと大袈裟に云えば、先端技術と人間性の関わり方が絶妙な本作品が、今後のコンピュータやAIとの、
理想像を示したと云えます。 ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ! 学術的な論文でもないのに、ここまで仰々しく未来像を語るかね?! 

理屈抜きで、音楽に対峙しろとか云っていたのにね。なんだか今日は、いつもにも増して混乱しております。
みなさん、とっ散らかったレビューでごめんなさい。て云うか、あちこち飛んでは戻るスタイルがSOSEGON流なのかも。


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リラックスして聴ける、癒し系のGOOD MUSICです!

これだけで充分だったかもしれません。それなら、僕は長々と箸にも棒にもならない話を書いていたのですかね?
たぶん、違うでしょ! 『音楽には二種類しかない。よい音楽とそれ以外だ。』 と、デューク・エリントンは云いました。

その通りです。僕の余計なレビューがくっついていたかもしれませんが、曲は自信をもって推薦できます。
そして、この 『Be Myself』 も、良い音楽=Good Music の方です!と云う結論でおしまい。

※それにしてもだらだらと長い文章を書きなぐりました。反省しています。次から、まとめてからUPします。では!


■『Butterfly/KAORI KOBAYASHI』(2018)




■『Seaside Memories/KAORI KOBAYASHI』(2018)



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「プログレッシブ・ロックとは?そして、アフロディテス・チャイルドの世界」


kiki


はじめに、プログレの定義と歴史から。

まずは、“アフロディテス・チャイルド” が属するジャンル、プログレッシブ・ロック(プログレ)の説明から。
プログレとは、様式にとらわれない実験的な試みや、変拍子の多用などの高度な演奏技術、それらに加えて、
クラシック音楽のような芸術性や構成美、さらに、自身のルーツにある民俗音楽的なサウンドが特徴のジャンルです。

そして、“楽しさ” は求めないので、宣材写真をみても、どのバンドも難しい顔で修まっています。(でも、一人ぐらいは異端児がいました)
つまり、一般的なロックのように娯楽性が表に出るのではなく、宇宙や未来、異次元などのサウンドを想像させ、
主題によってはアカデミックな組曲形式の長尺(20分〜30分くらい)な曲もありました。

主なバンドは、ピンク・フロイド、イエス、エマーソン・レイク&パーマー、ジェネシス、キング・クリムゾン、キャメルなどで、
1970年代にイギリスを中心にヨーロッパで栄華を誇り、80年代になりパンク・ロックの台頭により下火になりました。


2BAND


すると、それまでの組曲形式の作品構成を止め、ヒット狙いのシングル曲を中心のロック・バンドに転身したのが、
イギリスのイエスやエイジア、アメリカのアンブロージアなどで、うまく時流に乗って成功しました。
一方で、ペンドラゴンやマリリオン、マグナムのように、70年代のプログレを継承するバンドが現れます。

しかし、60年代後半から70年代中盤までを最初の波(プログレ全盛期)と呼ぶなら、第二波的なポジションの彼らは、
プログレッシブの“先進性”という言葉がそぐわず、代わりに、大仰でハード&ヘビィーなサウンドを、
“華麗、盛儀“という意味のある“POMP”を使って、ポンプ・ロックと呼んでいました。


民族性を感じさせる、神秘的でドラマチックなサウンド!

さて、映画の『炎のランナー』(1982年)や『ブレードランナー』(1982年)の音楽監督をご存知ですか?
それらを作曲/プロデュースしたのが、ヴァンゲリス (フルネーム;ヴァンゲリス・パパサナシュー) というミュージシャンです。
ここまでは、ちょっとした音楽ファン(映画ファンも)なら、ついてこられると思います。


T20 (2)

ALBUM FORMAT
アルバム『666』 ユニバーサルインターナショナル 国内盤(限定盤/紙ジャケット仕様)
2004年(オリジナル1971年) 参考価格 1,800円より(税込)         ★アルバム詳細


しかしその彼が、長ったらしいフルネームで、キーボードを担当していたギリシャのバンド、
“アフロディテス・チャイルド” という舌を噛みそうな呼び名の3人組を知る人は多くないと思います。
この宗教的な “アフロディーチェの子供” というバンドのご紹介です。

しかし、コアなプログレ・ファンなら、アルバム『666』(2枚組)の中の 「エーゲ海」 はご存知でしょうか?
深い海の底にある神殿から聴こえてくるような、この神秘的でゆったりとしたサウンドにうっとりしていると、
その静寂を切り裂いて、いかにもエーゲ海を感じさせる、民族音楽的なギターが鳴り響きます。

まさに、ギリシャという歴史と伝統と神秘を感じさせる名曲です。
また、『666』という宗教的なタイトルは、ヨハネの黙示録にあるのですが、《7つの頭と10本の角を持つ、
野獣の数字もしくは名前で、じつはその正体は人間である》
というようなことが書いてありました。
当然ハッピーな意味ではないようです。映画『オーメン』(1976年)でも悪魔の子の額にある刻印が「666」でした。


AC正-2


余談ですが、ヴァンゲリスは、1974年にリック・ウェイクマンの抜けた絶頂期のイエスから誘われましたが、
断ったという話は有名です。ま、結果的には個人で売れたので、イエスに参加しなくて良かったですね。


「エーゲ海」と並び称される、独特の世界観にあなたを誘います!

では、最初に、このアルバムのハイライトで、神秘的で映像的な 「エーゲ海」 をお聴き頂きましょう。
続く2曲目は、こちらもシングルになった 「4人の騎手」 です。曲の構成が、「エーゲ海」とほとんど同じで、
「ちょっと安易すぎないかい」 と思ったのですが、レコード会社としてはよくあるパターンですね。

そして最後に、この2枚組24曲のトリを務めるのが、どこかホッとさせるポップな 「ブレイク」 です。
しかし、ポップなメロディとは裏腹に、バンドの解散のことを語っているような・・・・・・・・・。
で、最後に入っている、“Do It!” は、もう次の曲なので気にしないでください。。
※ちなみに、“Do It!” の日本語訳は、 “やっちまえ!” 、”SEXしろ!”、“やれ!(殺せ!)”などです。

まあ、メンバーとか、音楽出版社、レコード会社に、マネジメント先と、人間関係は難しいですからね。
でも、半世紀前のもめごとなので、とっくに時効でございます。おしまい。


■『Aegian Sea』(1971)  〜エーゲ海 〜




■『The Four Forsemen』(1971)  〜 4人の騎士 〜




■『Break』(1971)  〜 ブレイク 〜



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