アルバム『UP』
ワーナーミュージック・ジャパン
WQCP₋735 国内盤
2009年(オリジナル1977年)
参考価格 1,250円(税込)
★アルバム詳細
8年ぐらい前から、このアルバムの 「Footloose」 か 「What A Way To Go」 がYouTubeにUPされたら、
このレビューを書こうと、ずっ〜と待ち続けていました。半年に1度ぐらいの割合で、チェックしていましたが、
ラッキーなことに10日前に Planty Herbs という方がUPしてくれました。
なぜそれほど、このアルバムを紹介したかったかのか?それは、日本ではあまり知られていない主役の二人、
ジム・ミュレン と ディック・モリッシー をみなさんにご紹介したかったのは当然として、
さらにもうひとつの要因として、このアルバムのプロデュースをあの伝説のファンク・バンド、
アヴェレイジ・ホワイト・バンド(AWB)が担当しており、しかも、ほとんどの曲でメンバーが演奏もしているからなのです。
つまりこれは、主役の二人と共に、AWB のメンバーが、フュージョンの夜明け前と云える1977年に作り上げた、
インストゥルメンタル・アルバムということができるのです。アルバムのクオリティも高いですし、
僕は冒頭で挙げた2曲だけでも、このアルバムを購入する価値があると考えます。
録音には、AWB のメンバー以外では、コーラス隊の中に、著名な ルーサー・ヴァンドロス の名前もありますし、
同じくコーラスで、ホイットニー・ヒューストン の母親、シシー・ヒューストン も参加しています。
今回、やっとこのアルバムを紹介できることが、嬉しくてたまりません。
最初に書いた通りCDを手に入れてから、8年も待っていたんですから。
それに、こういうレアなアルバムや楽曲を紹介するのが、この 『SOSEGON魂』 の意義だと考えています。
さて、ジム・ミュレン&ディック・モリッシーは、1970年代から活動しているフュージョン・ユニットで、
本国イギリスやヨーロッパでは知名度も高いのですが、どういうわけか日本ではあまり知られていません。
二人はそれぞれ、日本でも1970年代のロック・ファンには有名な、ブラス・ロックの イフ(モリッシーが在籍)や、
ファンク系の大型バンド、ココモ (ミュレンが在籍)で活躍していたので、知る人ぞ知る的な存在ではありました。
そんな中、日本で云うフュージョン、イギリスではジャズ・ファンクと呼ばれるサウンドが流行り、
1981年に、カタログ的なオムニバスの2枚組レコードがリリースされました。取りあげられたバンドは、
シャカタク や LEVEL42、インコグニート など、今となっては大物と呼ばれるバンドばかりなのですが、
その中にこのモリッシー・ミュレンも入っていましたから、実力のあるミュージシャンに間違いないのです。
本日ご紹介するアルバム 『UP』 (1977年)初めて組んだデビューの作品です。
70年代、80年代のブラス・ロックやジャズ・ファンクがお好きな方には垂涎もののアルバムだと思います。
また、若いファンク・ファンにも、ブリティッシュ・ジャズ・ファンクのルーツとして認識していただきたいです。
では、最初に 「Footloose」 をお聴きいただきましょう。サックスでハモるメロディーがステキですし、
シンプルで力強いリズムも心地いいです。思わず痛い首でビートを刻んで、ズキッとなって飛び上がりましたよ。
ルーサー・ヴァンドロス中心のコーラス隊も大活躍です。
続けて、ファンキーで都会的なキラー・チューン、、「What A Way To Go」 をお聴きください。
70年代イギリスのファンク系のバンドが得意としていたパターンの曲で、ゴンザレス や ココモ を彷彿とさせます。
では、このアルバムの中でいちばんのキラーチューン、「Footloose」をどうぞ!!
■『Footloose/JIM MULLEN&DICK MORRISSEY』
■『What A Way To Go/JIM MULLEN&DICK MORRISSEY』
■日本最大のランキングに参加しています。順位はクリックすると出ます。
☜ クリック!
にほんブログ村
■日本で規模が第2位のこちらのランキングにも参加しています。順位はクリックすると出ます。
☜ クリック!
人気ブログランキングへ
■下手なエッセイを書きなぐるブログです。お暇な方はぜひ!
■【SOSEGON魂 NEO】 http://blog.livedoor.jp/sosegon226-second/ ☜ クリック!
■日本映画(時々洋画)のブログもやっています。そちらも覗いてみてください。
■【邦画スピリット】 http://blog.livedoor.jp.sosegon226-houga/ ☜ クリック!