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アメリカのプログレッシヴ・ロックというタイトルにしていますが、アメリカのその手のバンドを聴いて思うのは、
その呼称がそぐわないという事です。結構ハード・ロックの要素も含んでいるバンドが多いので、僕的には、
『アメリカン・ハード・プログレッシヴ・ロック』、通称 “アメリカン・ハード・プログレ” と呼びたいですね。
本日はそんなアメリカの70年代プログレについて語ります。




KANSAS  

KANSAS3

最初は、カンサスです。このバンドは、初期の頃はプログレ風だったんですが、イエスがそうだったように、
80年代は普通にポップなロックにシフト・チェンジして成功しました。
そういう変化を求められたのは、パンク・ロックの台頭によるプログレの衰退でした。

さて、今回の曲は、コーラスワークや力強いリズムセクションなど、独自のスタイルを作り出しています。
アメリカにおいて、その後の、スティックス、ドリーム・シアターなど後続バンドの先導役にもなりました。
まあ、このバンドは一流と云えるバンドなので、詳しい説明はいらないと思います。

選んだのは、カッコいい 「伝承(Carry On Wayward Son)」 (1976)です。




STRAY DOG

Timmy Dulaine

続く、ストレイ・ドッグは、エマーソン・レイク&パーマー(以下EL&P)のアメリカ・ツアーに前座で同行し、
そのパフォーマンスを見たEL&Pのグレッグ・レイクがイギリスに呼んで、マンティコア・レーベルからデビューさせた、
アメリカのハード&ヘヴィー・ロック・バンドです。(デビュー時はトリオ)

しかし、EL&Pのマンティコア・レーベルという事もあり、曲のアレンジなどに、ヨーロッパ的でプログレッシヴな、
雰囲気がありますし、本日ピックアップした 「Worldwinds」 (1974) は、プログレッシヴ・ロックと呼んでもいい曲です。
ハードなツイン・ギターと、ドリーミーなメロトロン、複雑なリフなど、イギリスのバンドとはちょっと違うテイストです。
「Worldwinds」(1974)は途中、長い無音状態が続くので、終わりだと思わないで待っておいてください。(曲は7分15秒ぐらいです)




CATHEDRAL

Cathedral2

最後にご紹介するカテドラルは、1990年代を中心に活躍したイギリスのロックバンドとは同名の別バンドです。
イギリスのカテドラルの方が有名なので、アメリカのカテドラルはなおさら目立たなくなったようです。
まあ、同じバンド名ですし、プログレとメタルという違いこそあれ、どちらもロックですからややこしいですよね。

で、 「Gong」 (1978)は、ベースとギターのコンビネーション、そして断片的なリズムなど、こちらはもろに、
イエスの特徴を再現しているバンドと云えますね。(特にベースは、クリス・スクワイアが相当好きですね。)
ただ、1枚だけで解散してしまいましたが、続けていたらだんだん個性を確立しそうな可能性を感じました。

選曲は、カッコいい「Gong」 (1978)ですが、本当にイエスをお手本にしてるのが丸わかりです。
あと、イントロなどはEL&Pっぽくもあります。う〜ん、これはありなのか?



■『伝承 〜 Carry On Wayward Son/KANSAS』(1976)




■『Worldwinds/STRAY DOG』(1974)




■『Gong/CATHEDRAL』(1978)



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