昨日は 骨盤の臀部(骨盤の後ろ側) 神経解剖を解説しましたが

追加の神経があります。


陰部神経:Pudendal Nerve

  これは通常骨盤内にあると思われていますが、仙骨神経叢から出て 一度骨盤の外に出てきます。 産婦人科や泌尿器科の疾患で 陰部の痛みや痺れが出ることが多いのですが、
骨盤骨折や股関節疾患と合併して、陰部の痛みを訴えてくることがあります。
股関節鏡の後に牽引をしすぎて 惹起されてくることもあります

・支配:
下直腸神経:
外肛門括約筋
肛門周囲の皮膚

会陰神経:
会陰の筋(浅会陰横筋、球海綿体筋、坐骨海綿体筋)
会陰、外陰部の皮膚
尿道・尿道球
陰茎背神経・陰核背神経:
陰茎・陰核の皮膚


・走行:
仙骨神経叢から起こり、梨状筋と尾骨筋の間を通り、大坐骨孔から骨盤外へ出ます。
ここで、下直腸神経が分かれ、そのすぐ後に会陰神経と陰茎背神経・陰核背神経の終枝に分かれます。
坐骨棘を回り、小坐骨孔から再び骨盤内へ入ります。
梨状筋'(Piriformis M)と 内閉鎖筋Obturator Internus との間、仙結節靭帯と内閉鎖筋との間で
絞扼して 痛みや痺れを訴えられる患者さんがいらっしゃいます。


内陰部動静脈とともに陰部管を通り、会陰部に分布します。

下直腸神経下直腸動静脈と並走して肛門へ向かいます。

会陰神経は会陰動静脈の下を並走して浅会陰神経と深枝の2枝に分かれる。
浅会陰神経は男性では後陰嚢神経に、女性では後陰唇神経となる。

陰茎背・陰核背神経は同名血管とともに、陰茎・陰核の背面を通り皮膚に分布する。
・分岐:






臀部解剖 陰部神経あり





























仙骨神経叢(L4,L5,S1-S4) → S2-S4仙骨神経の前区 → 陰部神経(S2-S4)
(大坐骨孔の外)
→ 下直腸神経
→ 会陰神経
→ 浅会陰神経 → 後陰嚢神経・後陰唇神経
→ 深枝(筋枝)
→ 陰茎背神経・陰核背神経

















・支配:
下直腸神経:
外肛門括約筋
肛門周囲の皮膚
会陰神経:
会陰の筋(浅会陰横筋、球海綿体筋、坐骨海綿体筋)
会陰、外陰部の皮膚
尿道・尿道球
陰茎背神経・陰核背神経:
陰茎・陰核の皮膚
・走行:
仙骨神経叢から起こり、梨状筋と尾骨筋の間を通り、大坐骨孔から骨盤外へ出る。
ここで、下直腸神経が分かれ、そのすぐ後に会陰神経と陰茎背神経・陰核背神経の終枝に分かれる。
坐骨棘を回り、小坐骨孔から再び骨盤内へ入る。
内陰部動静脈とともに陰部管を通り、会陰部に分布する。
下直腸神経下直腸動静脈と並走して肛門へ向かう。
会陰神経は会陰動静脈の下を並走して浅会陰神経と深枝の2枝に分かれる。
浅会陰神経は男性では後陰嚢神経に、女性では後陰唇神経となる。
陰茎背・陰核背神経は同名血管とともに、陰茎・陰核の背面を通り皮膚に分布する。
・分岐:
仙骨神経叢(L4,L5,S1-S4) → S2-S4仙骨神経の前区 → 陰部神経(S2-S4)