私たちは、医療の現場で働いていますが、現在の研究のエビデンスを元に、 怪我や疾患に対して、誠心誠意つとめて参りました。

股関節解剖学的構造は、骨や股関節唇だけでなく、 筋肉や神経や皮膚といった様々な組織が複雑に組み合わせってできていて、 単に鼡径部の痛み 股関節の痛みといっても、 その原因が様々な状態が複雑に組み合わせっていることもあります。


まずはリハビリなど運動療法を中心に治療を行いますが、 手術が必要な場合もあります。

股関節の手術は、関節温存手術 と人工関節の大きく二つに分かれます。

関節温存手術は 骨きり術と  関節鏡視下手術に分類されます。

骨きり手術は、従来解剖学的に異常のある寛骨臼形成不全に対する 治療で 骨を切って移動させて 荷重部面積を増やしてあげる手術です。

一方股関節鏡は、損傷した組織を アンカーや糸、 ごく最近では人工靭帯などを用いて 修復していきます。この手術は、車の修理と違い、患者さんが治りにくくなった組織を、縫合したりすることで治るお手伝いをする治療です。

手術をした場合は 約93%が機能が回復しますが、 残りの 7%は、組織十分に治らない、 手術の体位の影響で、神経などが絞扼されてしびれや機能障害を定することがあります。


股関節の手術後だけでなく、産婦人科、泌尿器科、 交通事故の
術後も痛みがなかなかよくならない、力がうまく入らない患者さんの中に、 神経の絞扼性障害が大きく関わっていることがわかってきました。



これを解説していきます。