2年ほど前から

超音波ガイド下神経ブロックによる治療を導入しています。


従来方式の触診 身体所見による診断と  レントゲン写真とMRなど画像所見も大切ですが、
それ以外に、

超音波による画像診断に基づいた神経ブロック治療という最先端の技術を導入しています。

今まで発見できなかった痛みの原因を突き止め、

より質の高い治療法を患者さんに提供することができるようになりました。


その方法により、今まで解決できなかった患者さんの痛みを改善できることができるようになりました。

関節鏡の術後の膝の痛みや 股関節の痛み  臀部の痛みなど
今まで原因がわからなかった 症状に対して 丁寧に問診と診察をして、

超音波ガイド下神経ブロックは、次の大きなメリットがあります。
1. レントゲン被爆がない(安全である)
2. 血管や筋肉といった軟部組織を直接観察しながら穿刺できる(正確な治療が可能)

特に最近では、

生理食塩水を用いた ハイドロリリースを 超音波ガイド下に行うことによって  副作用がほとんどなく疼痛の原因を確認し、 疼痛を緩和させることができます。


femoral nerve US














Femoral nerve US finding















鼡径部痛の原因は股関節痛が主体であるという概念がありますが、

手術をした後も痛みが取れない  太ももがあげにくい 太ももの力が入りにくいなどの
症状がある場合は  大腿神経という神経が絞扼
周りから圧迫されて神経の通り道が細くなっている場合があります。



FA 大腿動脈のすぐ外側にある FN 大腿神経を 超音波でみながら、針を刺して 周りの腸骨筋や鼠径靭帯と癒着している 生理食塩水を注入して、神経の絞扼部分を解除させる 方法が画期的です。


従来の局所麻酔薬を注入すると 麻酔薬による麻痺が生じて 神経絞扼部分が解除したかどうかわかりません。生理食塩水は 絞扼していた部分に水分を補充することにより 劇的に筋力が回復することがわかります。

痛みや痺れも改善されます。

以上の方法により、
臀部の奥の方にある神経も回復させることができます。



整形外科医でありながら 当院の麻酔科医と密に連携を取りながら、ペインマネージメントをしています、

困った方はぜひお問い合わせください。