SIFFH algolithm1大腿骨頭軟骨下骨脆弱性骨折  Subchondral Insufficiency Fracture of the Femoral Head (SIFFH)

SIFFH の治療は、早期に診断ができれば、保存療法が主体です。

保存療法
  • 免荷 松葉杖しよう
    牽引 
    NSAID 非ステロイド系消炎鎮痛剤
    最近では 骨粗鬆症の治療として
     副腎皮質ホルモンを間欠的投与する

  テリパラチド テリパラチド

フォルテオ  毎日注射する薬剤

ただし、適応が限られていますので、保険適応の観点から

Indication for PHT is really limited for severe osteoporosis in terms of health insurance in Japan.


レントゲン写真ですでに 骨頭の圧壊が認められれば、手術の適応となることがあります。

In the early phase of SIFFH when no evidence of femoral head collapse is observed, conservative treatment should be first line treatment.

Conservative treatment
  1. Non-weight bearing with crutches.
    Non inflammatory
    PTH intermittent administration




Collapse and progress of SIFFH are indication for surgery including trochanteric rotational osteotomy or total hip arthroplasty in elderly patients who are progressing osteoarthritis.

潰れてしまった(圧潰)してしまった SIFFHは手術の適応になります。
大腿骨転子部回転骨切り術 や 高齢者ですでに変形性股関節症へと進行する症例などは、人工関節 YHA)の適応となります。

特発性大腿骨頭壊死と間違いやすい

 SIFFH algolithm1















アルゴリズムを書くとこのような図となります。
This figure shows algorithm of treatment of SIFFH.









保存療法ではなかなか治癒しない患者さんがいらっしゃいます。これは論文にあまり掲載されていません。
進行もしないので手術の適応にならない しかし患者さんは痛がっていて保存療法でもいっこうに疼痛が改善しない というかたがいらっしゃいます。

 
Indeed, some patients with SIFFH are resistive for conservative treatment even though early stage of SIFFH. This problem are not discussed in the previous literature.

However, those patients often time do not improve and still severe pain. This is terrible.


We have experienced hip arthroscopic treatment for some patients with SIFFH





45歳女性   6ヶ月間も続く 左股関節痛 保存療法で全く改善せずに来院されました。


MRI SIFFH















MRA showed acetabular labral tearing.
造影MRで股関節唇損傷も認められました。特発性大腿骨頭壊死と間違いやすい

なかなかなおらないため 患者さんと相談の上、関節鏡を行うこととしました。

Since this patients still had persistent pain, we discussed about further treatment and decided arthroscopic treatment.





SIFFH labrum





















This arthroscoic finding showed acetabular labral tearing and inflammatory synovitis surrounding acetabular labrum.

股関節鏡の所見は股関節唇損傷があり、その周囲は炎症性の滑膜炎が認められました。




SIFFH labral repair























まずは関節唇を修復しました。関節唇損傷による不安定性を改善させるために 修復することが必要です。

First of all, arthroscopic labral repair to stabilize the joint was performed.





SIFFH softning





















大腿骨頭側は Proximal mid anterior portal から触ることができました。骨折部が軟骨下骨が脆弱となっており、SIFFHの所見でした。 金属で触っている部分が柔らかくなっていると思います。



Probing showed softening of articular surface at the site of SIFFH.
Articular surface still healthy condition.
But it can predispose toward collapse and osteoarthritis


We decided to perform arthroscopic fragment fixation of SIFFH in the treatment for SIFFH.



SIFFH superfixorb 1




















このSIFFHの部分は軟骨がまだきれいでしたので、このまま放置すればいずれ圧潰してしまいます。
そこで ハイドロキシアパタイト ポリL乳酸の合材の生体吸収ピンで骨折を治すことを決断しました。

整形外科医であれば、なおらない骨折は 手術をして骨接合をします。その考え方と一緒です。
特発性大腿骨頭壊死と間違いやすいですが、SIFのこともありますので、要注意。



SIFFH postope MR





















患者さんは 術後から疼痛が劇的に改善し、1年のレントゲン写真と MRでは  SuperfixorbはMRでみえますが、骨折部も完全に治癒しています。
経過良好です。






















内田宗志は  

Dr. Soshi Uchida is taking care of the patient in Fukuoka, Tokyo and Kyoto.


産業医科大学若松病院

 火曜日と水曜日の午後外来をしています。


尾山台整形外科クリニック 東京関節鏡センター

東京都世田谷区でも木曜日午前中と土曜日隔週で診察をしています。詳しくは御問い合わせください。






年間股関節鏡の手術件数が200件を超え、アジアでナンバーワンの手術件数を誇り、海外からも患者さんも来られる 経験豊富で 患者さんに向き合った治療を行う  Dr Soshi Uchidaにお問い合わせください。




股関節唇損傷は 出血をおこして 水がたまることがあります。
通常はあまり水がたまることはありませんが、股関節唇損傷が長引き、炎症が強く 関節炎がひどくなれば、出血や血管の透過性が亢進して 水がたまります。(俳優の坂口憲二さんの例がそのようです)

股関節専門医もしくはスポーツ整形外科医で股関節鏡の手練れのドクターにご相談ください。



内田宗志は エリートアスリートやほかに知られたくないかたの外来診察も行っています。
御問い合わせください   soushi☆med.uoeh-u.ac.jp(☆を @へ変換御願いします)