バレリーナは、股関節可動域を異常に外転や屈曲 さらに回旋させて さらにジャンプなどの動作により 股関節に負担がかかる 運動です。


スポーツ整形外科にもバレリーナ (Ballerina)が数多く訪れます。  Many ballerinas have presented to us, complaining with hip pain.   

股関節唇損傷と診断されても、まずは保存療法で様子をみますが、損傷が大きい場合には、 さらに軟骨損傷が惹起されて、変形性股関節症へと進行することもあります。したがって 保存療法で効果がなければ 手術療法が選択されます。

バレリーナ バレエダンサーは やはり容姿が大切ですので 低侵襲の手術が望まれます。
我々が 股関節鏡を行い治療した患者さんの術後成績を記します。

Less invasive approaches are needed for balled dancer (Ballerina) because they commonly look upon beauty as importance . Thus, we investigated Clinical outcomes following hip arthroscopic labral preservation and correction of bony abnormalities for treating ballerina (ballet dancers) with acetabular labral tear.


バレエダンサーにおける股関節鏡手術の治療成績  股関節唇損傷
Clinical outcomes following hip arthroscopic labral preservation and correction of bony abnormalities for treating ballerina (ballet dancers) with acetabular labral tear.

産業医科大学 若松病院 整形外科
田丸満智子、宇都宮啓、鈴木仁士、熊谷達仁、金崎志帆、本田英三郎、嵐智哉、内田宗志
Michiko Tamaru and Soshi Uchida

【背景】股関節唇損傷に対する股関節鏡視下手術の有用性に関する報告は多く、近年その原因としてスポーツとの関連が示唆されている。バレエダンサーは股関節の障害が多く、股関節唇損傷に対する手術治療が必要なことがある。

Hip arthroscopy is evolving tool for treating patients with acetabular labral tearing. Hypermobile hip range of motion cause hip impingement resulting in acetabular labral tear. Recent studies demonstrated the high prevalence of hip problems in ballet dancer, who sometimes need to undergo hip arthroscopic surgeries.

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【目的】大きな股関節可動域を要求されるバレーダンサーの股関節唇損傷に対する股関節鏡視下手術の治療成績について報告する。
The purpose of this study was to investigate clinical outcomes following hip arthroscopic labral preservation and correction of bony abnormalities for treating ballerina (ballet dancers) with acetabular labral tearing.














【方法】2009年6月から2012年6月までに当院で手術を行われたバレーダンサー24股(17症例)を対象とした。、境界型臼蓋形成不全 5例、FAI 9例に対し、股関節鏡視下関節唇縫合術、CAM切除、関節包縫合を行った。 寛骨臼形成不全症例(臼蓋形成術施行症例) OA、 生活保護、精神疾患症例)は除外した。全例女性、平均追跡期間は
Between June 2009 and June 2012, 17patients ( 24 hips) who underwent hip arthroscopic labral preservation surgery in our hospital were enrolled in this study. There were 5 hips in borderline DDH and 9 hips (FAI). 6 patients ( 10 hips) were excluded ( exclusion criteria, Tonnis grade 2 or 3, shelf acetabuloplasty, welfare aid, lost followed).

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【結果】術後1年でModified Harris Hip Score、Nonarthritic Hip Scoreは術前と比較して優位に改善した。術後1年で、11症例中10症例(91 %)で術前と同等か、 それ以上の競技レベル復帰が可能であった。
Modified Harris hip score and Non-arthritis hip score significantly improved from preoperatively to postoperatively.

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2 hips (18 %) returned to higher level, 8 hips (73 %) returned to same level and one hip returned to lower level.




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全例股関節唇が損傷しており、ほとんどの症例が10:00〜2:00にかけて断裂していた。

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【考察】
バレーダンサーにおけるスピリッツ プリエなどの動作でインピンジメントしやすいという報告がある。全例前上方の股関節唇が損傷していた。













【結語】
クラシックバレエダンサーにおける股関節唇損傷に対する股関節鏡視下手術により、11症例中10症例が術前と同等またはそれ以上の競技復帰が可能であった。

In conclusion, Ballet dancer did return to sports following hip arthroscopic labral preservation surgery and cam osteoplasty.



内田宗志は  

Dr. Soshi Uchida is taking care of the patient in Fukuoka, Tokyo and Kyoto.


産業医科大学若松病院

 火曜日と水曜日の午後外来をしています。


尾山台整形外科クリニック 東京関節鏡センター

東京都世田谷区でも第1 第3木曜日午前中と土曜日隔週で診察をしています。詳しくは御問い合わせください。






京都下鴨病院

古都 京都でも 第四木曜日に外来をしています。 午後手術をしています。


大阪 奈良 和歌山などの関西方面の方や愛知県 三重県、岐阜県、名古屋、岐阜 福井 や 北陸 石川 富山  股関節鏡が必要な方が来られて 診察を受けられています。