中学・高校と生徒会活動に携わり、肌で感じた一番大きな問題について書こうと思います。政治に対する国民の態度の問題にも似て、現代生徒会は自治意識(当事者意識)の低下の問題が顕著になっています。その解決策を探ります。 

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自治意識の低下問題

 リンカーンの言葉をまねて言えば、生徒会とは生徒の生徒による生徒のための自治組織です。よりよい学習環境の獲得や特別活動における更なる充実化等を目的として、総じて学校の発展をめざして活動します。生徒会活動での自治意識とは、生徒会という存在の根源にあるものです。つまり、生徒会はそもそも生徒の自治意識を尊重するために存在するものなのです。その点、自治意識がないのであれば、生徒会などなくてもいいと言えます。自治意識を言い換えれば「自分たちの力で学校をつくっていくぜ!という活力」ということになるでしょう。しかし、現代においてそういった活力の低下が多くの学校で見られています。

解決策1

 この課題の背景には、生徒会活動に単なる義務感で参加する生徒割合が高いこと、顧問教員の指導に依存すること、伝統・慣習を引き継ぐのみの活動をすることなどの問題が存在します。これらの問題を解決し、自治意識の活力を取り戻すためにはどうしたらいいのでしょうか。
 始めに行動しなくてはならないのが、委員会運営者です。彼らにまず必要とされるものは、全生徒会会員を積極的に巻き込むリーダーシップです。生徒会組織の中枢で活動を完結させることは極力避けなくてはいけません。中枢のみで行う活動があったとしても、その活動を全会員にしっかりと周知させることが大切です。委員会運営者の開かれた姿勢は、一般生徒会会員の生徒会活動に対する関心低下を防ぎます。また、委員会運営者は変革をしなければいけません。時とともに環境は変化します。それに対応して、組織や行事も変化しなければ機能不全に陥ります。問題点を見つけ、改善策を見出し、変革をもたらすことは、組織や行事の魅力化に大いに貢献し、これも生徒会活動に対する関心低下を防ぎます。

解決策2

 もちろん、委員会運営者のみの働きかけでは自治意識低下問題は解決したことにはなりません。委員会運営者の関心低下対策やその他の活動に呼応して、一般会員もフォロワーシップを発揮しなければなりません。生徒会活動に積極的に参加することが大切です。さらに言えば、委員会に属する人、部活に熱中する人等どんな人でも生徒会に属する生徒一人として、現行生徒会を常に見つめて検証することも重要です。そうして、全生徒会会員が生徒会運営や様々な問題解決などの議論に参加していけば、生徒自治意識は回復したと言えるようになるでしょう。委員会運営者は、一般会員がフォロワーシップを発揮しやすい環境づくりをしていくべきです。



ということで、2回目の記事にしては情報を詰め込みすぎた文章になってしまいました。
ここに書かれた言葉たちは、今後私が書く記事に度々でてくるものばかりだと思います。
今回は短くまとめて文章にしたせいで、少しわかりにくかったかもしれませんね。
今後記事を更新していく予定ですので、そちらも読んでいただき、
理解していただければと思います。