前回の記事で、演説の書き方を扱いました。
今回は実際に演説するときのポイントを書きます。
3つポイントを大まかに挙げた後、演説をする際のチェックリストを載せます。
演説の練習をする際に、活用してください。





1、聞こえやすい声で

 単純ですが、一番大切なことです。演説では、あなたが何を言っているのかを、リスナーにしっかり届けることが必須です。緊張すると、話すスピードが速くなってしまいます。原稿用紙1枚にかかる時間は1分と考えるのが通常ですが、演説の際は1分10~20秒くらいかけるといいと思います。そして、大きな声ではっきりと話しましょう。もごもご言ってはいけません。顔をあげて、全校生徒一人ひとりの顔をみながら、語りかけるように話します。

2、間を有効活用する
 
 原稿用紙1枚に1分以上かけるとなると、言葉の間に、間(ま)をあけざるをえなくなるでしょう。東進の林修先生は、いつやるのか今でしょでブレイクしましたが、彼はその言葉に相当な抑揚をつけています。そして「いつやるのか」と「今でしょ」の間に、ちゃんと間をあけています。それはもちろん、「いつやるのか」という問いに対して、一度リスナーに考えてもらうためです。
 つまり、間をあけるとは、リスナーに耳を傾けさせ、少し考えてもらったらり、意識してもらうという効果を得るためのものです。間も開けずに、つらつらと話していても、リスナーの頭には入っていきません。間を有効活用して、抑揚ある演説にしてください。

3、熱を込める

 ロボットの演説と、あなたの演説は違います。ロボットの演説には、熱がありません。あなたが演説で訴えたいことに熱を込めてください。政治家の小泉進次郎さんは、話すときには、「自分の体温と体重の乗った言葉」で話すことが重要だと発言していました。まさにその通りで、そういう言葉こそが、リスナーの心に届く言葉だと思います。ですから、あなたの正直な言葉で話しましょう。下手に脚色したり、うまいことを言う必要は一切ありません。生徒会演説に一番大切なことは、誠実さです。冒頭にキャッチ―なフレーズを入れるのも構いませんが、そんなことはさして重要ではありません。あなたが、正直にどうしたいのか、どう思っているのか、そんな言葉を語れば、熱が込められた演説に自然となります。


☆演説チェックリスト
▢正直なことを話している
▢早口になっていない
▢間がしっかりとれている
▢文節ごとに、アーとかウーとかを言っていない
▢姿勢が悪くない
▢全校生徒に聞こえる声で話している
▢抑揚がついている
▢誠実さが損なわれていない
▢顔がこわばっていない
▢全校生徒の顔を見ながらに話している

演説の練習をするときに自分の声を録音してみるのもおすすめです。
もし全校生徒がそれを聞いたら、どう感じるか考えて
ぜひ自分なりに、工夫を重ねてみてください!