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アマチュア無線局JF3FGLのSOTA活動記録

3エリア

2024年3月31日(日)三角点・川上(鳩ヶ峰) SOTA JA/KT-122

今週もSOTA JA/KT regionの2pts峰を埋める山行です。残っている2つのうちの一つ、京都北部と福井嶺南の県境にある鳩ヶ峰で、SOTA登録名は「川上・三角点」。現在、見ごろとなって観光客でにぎわう綾部のミツマタ群生地近くから登ります。

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 ▲ 登山前にミツマタ群生地に立ち寄り。見事に咲き誇っています。

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 ▲ 朝早くで観光客も少なくいい感じでした。

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 ▲ 永谷坂のミツマタ群生地の臨時駐車場からスタート。

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 ▲ 駐車場の脇にある登山口。8時35分クライムオン。

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 ▲ 京都・福井の県境尾根です。境界杭がマーカーがわりとなります。

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 ▲ 8時53分、妻谷尾山を通過。

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 ▲ 山中にポツンと1本だけサクラ。ソメイヨシノ?

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 ▲ 以前、ミツマタついでに登った養老山。ガスっていたので下山時に撮影。この時は黄砂で霞んでいました。

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 ▲ 今週もガスガスです。頂上までもう少し。

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 ▲ 9時43分、三角点名・川上に到着。

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 ▲ 山名は鳩ヶ峰。グーグルマップにも載っています。

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 ▲ 今日はここだけのアクティベーション。久しぶりにフルサイズダイポール+QRO運用します。

10mを聞くと海外のSOTA局がたくさん聞こえます。ですが英語が苦手なのでスルー、7MHzにでます。最初はいつものようにQRPで出ますが、コンディションはイマイチのようですぐに送信出力アップ。効果はてきめんで、SOTAチェイサー局以外からも久しぶりに応答がありました。なんだかんだ言っても最後はパワーなのですね。

433MHzにも出ますが、ローカル局と移動局から応答。移動局は舞鶴の空山で、海側の展望台ではなく三角点近くの運用と判明。SOTA アクティベーションゾーンなのは相手局も知っておりS2Sゲット。あと、いつものJA3WPN局とは珍しく何とか交信できるレベル。改めてUHFが厳しい山域だと裏付けられました。

■川上(三角点) SOTA JA/KT-122(京都府綾部市)
7MHz SSB 14局(城峯山 SOTA JA/ST-009とS2S)
433MHz FM 3局(空山 SOTA JA/KT-050とS2S)
144MHz SSB 1局


 ▲ 沿面距離 5.7km、累計高度 404m。

今日もガスガス登山でしたが、ミツマタの賑わいとは違い、静かな山歩きができました。これでKTサミット2pts峰の完全act制覇にリーチです。



2024年3月24日(日)太鼓山 SOTA JA/KT-029

久しぶりの週末に行けるSOTA登山。日曜日の天候はすぐれないが、近畿北部は曇りながら何とか午前中は雨がもちそうな予報。丹後半島のピーク555を埋めるついでに近くのお手軽サミットに立ち寄ります。スキー場のゲレンデトップが山頂の太鼓山です。夏はススキのヤブに覆われるサミットなので季節的にはベストです。

この日の京都北部は雨こそ降っていないが広範囲で霧が発生。2座目となる太鼓山もガスに覆われ、ゲレンデや山容は確認できず。道中、ホワイトアウトとなるので、リフトの支柱をマーキング代わりに進みます。

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 ▲ レストランから見るスキー場ゲレンデ。真っ白で何も見えない。

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 ▲ 雪が若干残っていました。

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 ▲ リフトの支柱がマーカーとなります。

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 ▲ 夏はヤブが薄い排水溝を伝って登りました。

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 ▲ リフト下は荒れていて登りにくい。

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 ▲ 倒されたススキの茎で滑って前に進めません。

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 ▲ リフトの最上部。この先が山頂です。

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 ▲ 15分ほどで山頂に到着。

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 ▲ 夏は背丈以上のススキに覆われます。

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  ▲ 竿をススキのヤブに挿し込みセッティングします。

昼を境に雨の予報で、微妙にぱらつき出しました。手っ取り早く7MHzで終わらしたいところ。ですが午前からコンディションは急落。しかもノイズがオーバーナインで、いつも強力な変調の1エリア局も了解度がかなり落ちる状態でした。何とか4局クリア。あとは天候と相談しつつ433MHzにでます。

しかし、こんな時にUHFのコンディションは上向き。午前中にあった弱いラジオダクトは9エリア方面に移行。石川県と3局交信。59からノイズ交じりの51に上がり下がりするコンディションでした。雨雲の接近で深追いせず閉局しました。

■太鼓山 SOTA JA/KT-029(京都府京丹後市)
7MHz SSB 4局
433MHz FM 8局


 ▲ 沿面距離 1.0km、累計高度 66m。

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 ▲ 下山後、霧が晴れるあるあるで締め。この後、雨が本降りとなりました。
 
夏のヤブが濃くなる前に運用できた京都・丹後半島の2座。下山後の降雨もほぼ想定通りでした。アクティベーションの目標もいよいよ大詰めで、KTサミット2pts峰の制覇はあと2座。ユニークサミット400までもあと4座です。


2024年3月24日(日)ピーク555 SOTA JA/KT-125

久しぶり週末に行けるSOTA登山。しかし天候はすぐれない。日曜日の近畿北部は、曇りながら何とか午前中は雨がもちそうな予報。残しているKTの2pts峰のうち、登山情報は皆無で懸案だった丹後半島のピーク555を埋めることにします。かなりのヤブ山として警戒し、残していたサミットです。

この日の京都北部は雨こそ降っていないが広範囲で霧が発生。登山口の碇峠へ高度を上げるにつれ霧の濃度が増し、視界が10mほどで運転もかなり慎重になりました。

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 ▲ 霧に覆われた碇峠。切通しのためここからは尾根に取り付けない。

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 ▲ 笹が刈り込まれた場所。ここから8時15分スタート。

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 ▲ 林業関係の作業道のようです。

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 ▲ 作業道の終点。ここから尾根に取り付きます。

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 ▲ 笹が刈り込まれた踏み跡あり。お仕事で使われるようです。

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 ▲ 上部は薄いヤブ状態。

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 ▲ 主尾根に合流。想定していたヤブはなし。杣道ですね。

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 ▲ 8時45分、歩くこと30分ほどでピーク555に到着。大ヤブ警戒が拍子抜け。

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 ▲ 山名板の残骸か。名前が気になるところ。

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 ▲ ガスの中QRV。

UHFは期待していない山域につき、まずは7MHzでノルマを。コンディションは今一つながらコンプ。余裕ができたので433MHzにも出ます。ローカルの兵庫・豊岡2局と若狭湾越えの福井・越前町以外に思わぬDXができました。島根県出雲市と山陰海岸沿いを伝搬して交信。障害と思われる伯耆大山は脇を通り抜け回避していますが、約220kmあるので見通しはありません。弱いラジオダクトですね。この日は4や9エリア各局も異常伝搬を期待してレピーターをワッチしていたようです。これからが日本海ダクト本番の季節ですね。

■点555 SOTA JA/KT-125(京都府京丹後市)
7MHz SSB 6局(高笹山 SOTA JA/FS-098とS2S)
433MHz FM 4局


 ▲ 沿面距離往復 2.0km、累計高度 244m。

このサミット最大の懸案だったヤブ漕ぎもなく、無事にユニーク峰ゲット。これでKTの2pts峰アクティベーション完全制覇も見えてきました。そろそろ我がSOTA記録もクライマックスを迎えそうです。


2024年3月3日(日)箕ノ裏ヶ岳 SOTA JA/KT-078

今日もKTリージョンの2ptsユニークサミットを埋める登山です。京都市左京区南部に位置する岩倉エリアに隣接する2座を巡ります。

2座目は箕ノ裏ヶ岳。岩倉地区から鞍馬方面へ向かい、途中、右に折れて登山口のある静原地区へ。農道への分岐地点で広くなった路肩に駐車します。

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 ▲ 農道から見た箕ノ裏ヶ岳。10時46分スタート。

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 ▲ 正規ルートは坂原峠方面ですが、尾根をダイレクトに登りショートカットします。防獣フェンスの歪んだ扉を開けるのに四苦八苦。

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 ▲ 尾根に取り付きます。

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 ▲ 1座目の迷い込んだ尾根に比べると思いのほか登りやすい。急登もほとんどなし。

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 ▲ 尾根を登り切ったところで正規ルートに交流。

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 ▲ 最後の登りが一番キツイ。

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 ▲ 11時27分、箕ノ裏ヶ岳に到着。眺望はゼロ。

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 ▲ HFのアンテナを展開するのが面倒になってきた。433MHzでとりあえず様子見です。

1座目の耐え難い寒さは陽が高くなるにつれ和らぎました。のんびりとSOTA運用できる現場コンディションとなりましたが、電波の飛びは1座目よりさらに限定的な感じです。大阪平野にはちょうど天王山をかすめ淀川を抜ける感じで飛んでいるようです。滋賀・草津市は7~800mある比叡山の山並みを飛び越えています。深追いはせずノルマ達成で終了です。

■箕ノ裏ヶ岳 SOTA JA/KT-078(京都市左京区)
433MHz FM 5局


 ▲ 沿面距離 4.0km、累計高度 241m。帰りは坂原峠を経由する正規ルートで下山。

これで京都市内登録の全SOTAサミットでアクティベーション完了です。県境の1座(JA/SI-030)も近々アクティベーション予定で、完全アクティベーションを目指します。





2024年3月3日(日)瓢箪崩山 SOTA JA/KT-060

今日もKTリージョンの2ptsユニークサミットを埋める登山です。京都市左京区南部に位置する岩倉エリアに隣接する2座を巡ります。登山口へは京都の市街地を通らないとならないのでずっと見送っていたエリア。この2座でKTリージョン京都市内登録のサミットは埋まります。

1座目はユニークな山名の瓢箪崩山。岩倉の住宅街を抜けた先にある飛騨池のサイドに駐車します。この先は林業関係の作業道が延びています。

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 ▲ 7時20分、飛騨池からスタート。行程の半分は作業道です。

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 ▲ 聖護院長谷廟所。歴代門主の墓地だとか。

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 ▲ これも気になる。大戦時代の弾薬庫とか!?

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 ▲ 作業道の終点。ここから登山道です。

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 ▲ ピンテに導かれ尾根に乗ると登山道の様子がおかしい!? 手前の分岐で真っ直ぐ谷筋に行くのが正解だったよう。

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 ▲ まあ、尾根でも大勢に影響ないのですが、結構な急登です。

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 ▲ 8時2分、寒谷峠に到着。正規ルートに戻ります。

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 ▲ 8時18分、瓢箪崩山に到着。

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 ▲ このあたりのトレイルは看板がデカい!

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 ▲ 眺望は木々の間から少しだけ。正面に比叡山です。

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 ▲ 京都の市街地もチラリ。

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 ▲ 蓬莱山は冠雪しています。

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 ▲ とりあえずいつものセットを組みます。

寒い、本当に寒いの一言です。寒の戻りで、積雪こそありませんが京都らしい底冷えです。足の裏から冷気が伝わってきます。9時前ですが、手っ取り早く済まそうと7MHzからQRV。軽くバンドワッチすると結構賑やかです。この時間、いつも聞こえない6エリアも入感。コンディションは良さそうです。スポットを入れCQ。RSレポートはいつもにない59の連発で、悪くても55。7エリアともでき、コンディションがいいのはいうまでもありません。

9時までにノルマ達成でしたが、ダントラのいないせっかくの日曜日。少しだけ433MHzFMにでます。場所が京都市の奥まった低山なので飛びは限定的ですが、それなりにQSOできました。ただ、寒さが限界で、1回空振ったところで閉局です。

■瓢箪崩山 SOTA JA/KT-060(京都市左京区)
7MHz SSB 10局
433MHz FM 6局(金剛山 SOTA JA/NR-029とS2S)


 ▲ 沿面距離往復 3.7km、累計高度 363m。寒谷峠からの下山は正規ルート。

このあと2座目は箕ノ裏ヶ岳へ。縦走するか迷いましたが、いったん下山。車で次の登山口まで移動して楽します。


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