【消費税の福祉目的税化、とは(社会保障費が増えるどころか) 1.現在の福祉水準で消費税20%に増税 2.社会保障費抑制 のことだ】
私がサボってる間に、財務省が一般+特別会計の(予算決算)合算概要を出してる!
財務省HP→予算決算→予算 平成23年度→平成23年度予算書の情報→ http://ow.ly/40dYU
財政法第28条等による予算参考書類→ http://ow.ly/40e4y (p.17 平成21年度決算)
これによると【社会保障関連費】の、
歳入‐保険料及再保険料収入は33.0兆円
歳出‐社会保障関係費は71.4兆円
つまり、社会保障費は、保険料収入だけだと、38.4兆円の赤字!
平成21年度決算
租税の歳入‐39.2兆円 http://ow.ly/40eYN
(所得税収12.9兆円 法人税収6.4兆円 消費税収9.8兆円 等 http://ow.ly/40euv )
☜つまり、これらの税収39.2兆円で、保険料の38.4兆円の赤字を補填している。
(何度も言いますが、今現在でも消費税9.8兆円は【福祉目的にしか使われていない!】それでも28.6兆円足りない!)
※更に、直間比率は是正されているので(むしろ逆転)、消費税を増税するなら、法人税・所得税も増税しなければ、いびつな税体系になる。
ところで、【消費税の福祉目的税化】とは、この保険料38.4兆円の赤字を【全て消費税で賄う】という意味。
(他の税収を、例えば法人減税や、財政再建に使う為。)
以前総選挙前の当時与党の石原伸晃幹事長(自民)が、TVで、
<社会保障費の赤字分は、全て消費税でと考えている>
旨を発言。(おそらくそれが財務省・財界の本音)
つまり、今の福祉水準で38.4兆/9.8兆(消費税5%税収)×5%=19.6%必要だということ。
【まとめ】 「消費税の福祉目的税化」とは、【1.現在の福祉水準のまま、消費税を20%に増税すること!】
☜更なる高齢化を計算しないでこの数字!この事実をどれだけの報道機関が明らかにしているでしょうか‥
【参考1】元財務官僚 @muramasa092874 氏の、消費税「目的税」化についての、財務省の意図ツィート
「厳格な」目的税にすると1.他の財源を回せないようになりかねない
(2.社会保障費抑制の財務省の意図も書かれている。)
・同じく「Japan Medicine」で京都府医師会の安達先生が消費税の福祉目的税化に反対の見解を示されていた。
私も07年に「中央公論」に「消費税目的税化は社会保障費抑制につながる」という論文を書いた。
消費税率の引き上げは必要だが、消費税だけでの厳格な目的税化はむしろ弊害がある。
http://ow.ly/40Uwl
・今でも予算総則で消費税は基礎年金、老人医療、介護に使われることになっていますが、「緩やかな」目的税なので不足分には他の財源を使えます。
これから目的税化するという議論をするなら、現状よりも「厳格な」目的税にして他の財源を回せないようになりかねません。
http://ow.ly/40faI
・過去に「厳格な」目的税化が検討されたこともありましたし、財務省幹部も「目的税化すれば社会保障費を抑える口実になる」と発言していましたし、
「消費税引き上げが必要だと思われるまでしぼり続ける」という小泉元総理の手法はそれを体現しているとも言えます。(終わり)
http://ow.ly/40UwO
【参考2】経団連試算で、消費税17%に増税しても、社会保障給付は横ばい
http://ow.ly/40UYk
(※赤旗の引用ですが、数字がいつもしっかりしているので引用しているだけで、彼らの主張を全面的に受け入れている訳ではありません。)
私がサボってる間に、財務省が一般+特別会計の(予算決算)合算概要を出してる!
財務省HP→予算決算→予算 平成23年度→平成23年度予算書の情報→ http://ow.ly/40dYU
財政法第28条等による予算参考書類→ http://ow.ly/40e4y (p.17 平成21年度決算)
これによると【社会保障関連費】の、
歳入‐保険料及再保険料収入は33.0兆円
歳出‐社会保障関係費は71.4兆円
つまり、社会保障費は、保険料収入だけだと、38.4兆円の赤字!
平成21年度決算
租税の歳入‐39.2兆円 http://ow.ly/40eYN
(所得税収12.9兆円 法人税収6.4兆円 消費税収9.8兆円 等 http://ow.ly/40euv )
☜つまり、これらの税収39.2兆円で、保険料の38.4兆円の赤字を補填している。
(何度も言いますが、今現在でも消費税9.8兆円は【福祉目的にしか使われていない!】それでも28.6兆円足りない!)
※更に、直間比率は是正されているので(むしろ逆転)、消費税を増税するなら、法人税・所得税も増税しなければ、いびつな税体系になる。
ところで、【消費税の福祉目的税化】とは、この保険料38.4兆円の赤字を【全て消費税で賄う】という意味。
(他の税収を、例えば法人減税や、財政再建に使う為。)
以前総選挙前の当時与党の石原伸晃幹事長(自民)が、TVで、
<社会保障費の赤字分は、全て消費税でと考えている>
旨を発言。(おそらくそれが財務省・財界の本音)
つまり、今の福祉水準で38.4兆/9.8兆(消費税5%税収)×5%=19.6%必要だということ。
【まとめ】 「消費税の福祉目的税化」とは、【1.現在の福祉水準のまま、消費税を20%に増税すること!】
☜更なる高齢化を計算しないでこの数字!この事実をどれだけの報道機関が明らかにしているでしょうか‥
【参考1】元財務官僚 @muramasa092874 氏の、消費税「目的税」化についての、財務省の意図ツィート
「厳格な」目的税にすると1.他の財源を回せないようになりかねない
(2.社会保障費抑制の財務省の意図も書かれている。)
・同じく「Japan Medicine」で京都府医師会の安達先生が消費税の福祉目的税化に反対の見解を示されていた。
私も07年に「中央公論」に「消費税目的税化は社会保障費抑制につながる」という論文を書いた。
消費税率の引き上げは必要だが、消費税だけでの厳格な目的税化はむしろ弊害がある。
http://ow.ly/40Uwl
・今でも予算総則で消費税は基礎年金、老人医療、介護に使われることになっていますが、「緩やかな」目的税なので不足分には他の財源を使えます。
これから目的税化するという議論をするなら、現状よりも「厳格な」目的税にして他の財源を回せないようになりかねません。
http://ow.ly/40faI
・過去に「厳格な」目的税化が検討されたこともありましたし、財務省幹部も「目的税化すれば社会保障費を抑える口実になる」と発言していましたし、
「消費税引き上げが必要だと思われるまでしぼり続ける」という小泉元総理の手法はそれを体現しているとも言えます。(終わり)
http://ow.ly/40UwO
【参考2】経団連試算で、消費税17%に増税しても、社会保障給付は横ばい
http://ow.ly/40UYk
(※赤旗の引用ですが、数字がいつもしっかりしているので引用しているだけで、彼らの主張を全面的に受け入れている訳ではありません。)