環濠都市・堺に生きる

江戸時代の町割り。細々と今に伝わる町家の風情。今のところ何とか残った阪堺線・・・。 この町から、なぜか草原の風のように、時にさわやかに、時に苛烈に、日々思うところを綴ります。

町なみ再生基金応援、12月の「月いち」バザーの結果報告

堺環濠都市北部地区 町なみ再生協議会 主催、12/3(土)・4(日)・5(月)に開催の、町なみ再生基金応援「月いち」バザー(拡大版)の総売り上げは

12万2945円 となりました。

 全額、町なみ再生基金に 入金した上、堺町家案内所維持や広報活動などのため、有効に使用させていただきます。本日、すでに基金の口座に入金しました。ご協力ありがとうございました。

堺環濠都市北部地区 町なみ再生協議会 バザーのお知らせ

「堺環濠都市北部地区 町なみ再生協議会と堺市では、町家や寺社といった歴史・文化資源を、地区の市民の貴重な財産として次世代に継承するとともに、これらを活かして、新たな魅力とにぎわいを創出することをめざしています。そこで、まちなみの将来像とそのルールを示す『まちなみガイドライン』を作成しました。」(『堺環濠都市北部地区 まちなみガイドライン』平成27年3月発行) 

堺環濠都市北部地区 町なみ再生協議会では、上記ガイドラインにもとづく町なみ再生事業に協力し、「江戸時代の町割を活かした 環(わ)をはぐくむまちなみ」をキャッチフレーズに、HPの作成・維持管理、協議会ニュースの発行(年4回)、講演会、まちあるきマップの作成・ワークショップ、町なみ再生連続講座の開催、地区内のまち歩きの実施など様々な活動に取り組んでいます。

また、昨年度からは、まちなみ修景補助制度による事業が開始され、第1号事例となった町家の1階表部分を、今年度から「堺町家案内所」として、協議会が 完全民間資金で借り上げ、運営しています。この、完全民間資金を「町なみ再生基金」」と名付け、国や市からの補助金とは別に、協議会が管理しています。「町なみ再生基金」は、皆さんからの寄附やバザーの売り上げなどを充当し、「堺町家案内所」の運営など町なみ再生のための活動を支えます。

このため、協議会では、大体月1回のバザーを開催する予定です。「月いちバザー」と 名付けています。今回は、以下のように、11月と12月の分を合同で日程を3日間にして開催することになりました。
ぜひ、お出で下さい。ものは、いっぱいあります。 

            ****************

町なみ再生基金応援 11月と12月は合同で 月いちバザー拡大版
 
12月3(土)・4(日)・5(月) 3日連続開催します!(時間に注意!)

  日時:2016年 12月3日(土)・4日(日)・5日(月)
             11:00〜16:00
  場所:堺町家 案内所(内田家住宅1F)堺市堺区北旅籠町大道
        ○阪堺電軌 阪堺線 高須神社駅下車 西へ徒歩1分 
            ○南海本線 七道駅下車 東へ徒歩5分
 
 3日目は、大変お得なバーゲン実施!(一部品物を除く)
   色々バラエティーに富んだ品物があります!! 
           掘り出し物もあります。ぜひ、ご覧下さい!!
主催:堺環濠都市北部地区 町なみ再生協議会(連絡先:TEL 072-228-0953 志賀)

 

泉北すえむら資料館・その後

泉北すえむら資料館が閉館した9/30に、たまたま、堺東近辺へ行く用事があったので、久しぶりに泉ヶ丘の資料館まで足を伸ばしました。今回、資料館の建物が高名な建築家の設計によるものと初めて知ったのですが、実は、その時に、当の建物がどんな建物だったか、明確には思い出せませんでした。館内の記憶はあるのですが、外観の記憶がほとんどなかったのです。それで、建物を確かめるためにも最後に出かけていきました。

着いてみて、「やっぱり!」と思いました。建物正面の外観は、極端に言うと入り口のみという感じです。正面からは、入り口の1階部分しか見えないので、建物全体の印象がなかったのです。そして、展示室は1階から段々と下に降りていくしくみになっています。しかし、地下ではありません。つまり、泉北丘陵の起伏を利用して、丘陵の景観を損なわないように設計されていたのです。

「さすが・・」と思いましたが、最後になって気づくなんて、どうしようもないですね。しかし、せっかく、資料館が丘陵の景観に配慮して建築されているというのに、その横には目立つ大きな遊具が作られていて、雰囲気を壊しています。資料館は、元は大阪府が建てたものです。遊具はどこが作ったものか知りませんが、どこが作ったものにせよ、景観を全く意識していないことがよくわかります。このように比較すると、当時から、景観に配慮した資料館はやはり、優れた設計だったということもよくわかります。

ところで、資料館に収蔵されていた、多くの重要文化財を含む須恵器ですが、前回ブログに書いた、市議会の質疑の段階では、すべて、現地から離れた文化財課分室に移転し展示もそこでするということでした。ところが、その後開催された、博物館協議会では、やはり現地から離れた博物館に収蔵されるという話が出ていたので、いったいどうなったのかと思っていたら、11/21の文化財保護審議会で、重要文化財の須恵器は博物館、あとは文化財課分室で収蔵し展示もするという説明があったので、傍聴していた私にも須恵器の行方がはっきりしました。

ちなみに、文化財保護審議会の席上、委員から「資料館廃止は残念だ」という声がでていましたが、「堺市文化財課としては資料館はいらない、博物館で世界遺産とも連携して展示公開していく」というような趣旨の説明がありました。しかし、特定地域の遺跡群の一括資料を重文は博物館、あとは分室という分け方も如何なものかと思われます。しかも、外部の専門家や市民(市議会議員もでしたよね)が資料館の閉館を惜しんでいるというのに、当の文化財課が冷たい反応だなぁと、本当に悲しい気持ちになりました。

それはそうと、意外なことに、資料館の建物は再利用するかどうか現在検討中とのことでした。まだ、結論はでていないということですが・・。再利用するなら、補修して資料館として使えばいいのに、と心から思います。前回ブログにも書きましたが、1億や2億のお金は、続々と建設されているハコモノに比べれば、ほんとに安いものです。(もちろん、1億、2億というお金は、普通の市民にすれば、とてつもない金額ですが、それ以上の桁違いのお金をいとも簡単に出してしまう役所の感覚からすればという、比較の問題ですから、念のため。)それにしても、同じ税金を使うなら、意味のあるお金を使ってほしいと、いつも、いつも、いつも思っています。

堺市の総合交通政策雑感(5)阪堺線はどうなる?!—4

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この写真は、阪堺電車の天王寺駅のホームへ続く地下道の入り口です。道路の拡幅工事等で、歩道橋からの導入口がなくなってから、長い間、唯一のホームへの入り口でした。この写真は、だいぶ前に撮りました。去年だったかもしれません。でも、この阪堺電車の乗り場への案内表示は、今日(11/20)も同じでした。今年の12月3日から天王寺駅前停留所のホームは新ホームに移動するそうですが、やっぱり、最後まで案内表示はこのままでしたね。

昨年、東大阪の方がグループで堺にまち歩きに来られました。もちろん、天王寺からチンチン電車で。ところが、案内された方は「今まで、天王寺から堺に直接来られるとは知りませんでした。」と言われました。私はすぐに写真の案内表示を思い出して、「やっぱり、そうやろな。」と、納得したものです。

写真を見ていただければわかりますが(クリックすると拡大します)、行き先は、「住吉大社方面のりば」となっていて、知らない人は、大和川を越えて堺市まで行くとは、絶対に思わないでしょう。私は、ずーっと、これを見るたびに、堺市と阪堺電気軌道(=南海電鉄)のやる気のなさを痛感してきました。

このことを最初に気づいたのはずーっと前ですが、その時は、そのうち是正されるだろうと思っていました。以前、堺市から電車が直通していたのは、阪堺線のえびす町でした。
堺区間は廃止の危機もありました。しかし、天王寺から我孫子道で乗り換えしなくても堺に行けるようになりました。でも表示はそのままでした。LRV(低床車両)が導入されて、天王寺まで乗り入れるようになっても、結局、表示は変わりませんでした。「ほんまにやる気がないんやな・・。」と思いました。

もちろん、この表示を作ったのは大阪市または大阪市交通局か知りませんが、堺市や阪堺が作ったものではないでしょう。しかし、乗客を増やしたいと思えば、この表示の不備に気づくはずですし、気づけば管理者に働きかけて、せめて「堺・浜寺方面」という貼紙くらい貼らしていただけないでしょうか?実際、上に「阪堺電車のりば」という表示を貼付けていますし。

結局、今日まで、期待が裏切られ続けましたが、でも、今度は新たな期待が持てるというものです。それは、12月3日です。新しいのりばへの案内表示は、きっと大きく「堺・浜寺方面」と表示されていることでしょう。できだけ早く見に行って(といっても、マニアじゃないので、用事のついでですが)ブログでもお知らせしたいと思います。

12/3の新線切替についてのお知らせが、阪堺電気軌道のHPに掲載されています。阿倍野停留所の想定写真には芝生軌道とLRVの堺トラムが 写っています。LRVを手に入れたあと、堺区間廃止なんてことになったら、堺市も南海電鉄も、堺市民に何て言い訳するんでしょうね。

ところで、昨日(11/19)我が家のポストに、『第2回「都市交通フォーラム@関西」開催!』のチラシが入っていました。テーマは、「関西からの発進、三位一体の都市交通まちづくり!ー交通ネットワークを守っていかそうー」です。「何のこっちゃ」と思って、講演者を見ると、タマちゃん電車の和歌山電鐵の方です。「ひょっとして、阪堺線?!」と思って、チラシの裏を見ると、やっぱり阪堺線です。それも、私もこのブログで再三取り上げている、南海の立体交差の工事での浜寺船尾間の長期運休のことが触れられていました。

ああ、そんなことなら行かなくちゃと思って、開催日時を見ると11/23です。全く知りませんでした。もう予定が決まっています。もう少し、早くお知らせいただければと思いました。阪堺線については、沿線住民の関心はとても高いです。でもみんな、もう安心しています。このような会は、広く沿線住民に知らせていただいて、危機感を共有し、盛り上げていきたいものです。 

「里親募集中」

先日、堺市の公用車に「里親募集中」のステッカーが貼ってあるのを見つけました。貼ってあったのは、軽自動車の車体後部、ナンバープレートのすぐ横の所です。
そして、今日もまた同じステッカーが貼ってある公用車を見ました。やはり、後ろのナンバープレートのすぐ横でした。

最初は、その場所からしても、動物愛護センターが犬や猫の里親を募集しているのかと思いました。しかし、次の瞬間、人間の子どもの里親を募集しているのだとわかり、驚くとともに怒りが込み上げてきました。

現在では、公用車も車体に広告を入れていますが、この「里親募集中」のステッカーは、広告の邪魔にならないようにということで、あんな所に貼ったのでしょうか?

そもそも、場所も場所ですが、人間の子どもの里親を募集するのに、車にステッカーを貼って宣伝(広報?)するということが、適当なのかどうか、しっかり考えたのでしょうか?もちろん、考えていたら、あんな場所に貼る訳はありませんよね。

里親というのは、子どもの人生を預けるものです。その募集を、あんな安直で軽い形でするなんて、堺市の人権意識が問われます。「人権文化の花を咲かせよう」なんて、何を言っているんでしょうね。

このような堺市の態度では、里親になる人は、ますます出て来ないだろうと思いました。最近実施されている「子ども食堂」の事業(カレーが多い)等でも感じますが、もっと子どもたちのことを考えて取り組むべきだと切に思います。

それにしても、「里親募集中」のステッカーを貼ったり、見たりした堺市の職員の方たちは何とも思わないのでしょうか?

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