環濠都市・堺に生きる

江戸時代の町割り。細々と今に伝わる町家の風情。今のところ何とか残った阪堺線・・・。 この町から、なぜか草原の風のように、時にさわやかに、時に苛烈に、日々思うところを綴ります。

5月の月いちバザーのお知らせ

4月の月いちバザーはお休みで、5月に下記の3日間、拡大版として開催します。

当日は「堺七まち 端午の節句飾りめぐり」のイベント期間中(5/5〜6/5)で、堺町家 案内所も参加しています。ぜひ、お越し下さい!! 

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 日時:5月19日(土)/20日(日)/21日(月)
    11:00〜17:00(最終日21日は16:00まで)
 
 場所:堺町家案内所(北旅籠町大道・内田家住宅1F)
           ○阪堺電軌 阪堺線 高須神社駅下車 西へ徒歩1分
           ○南海本線 七道駅下車 東へ徒歩5分 

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町なみ再生基金応援 3月バザーの報告

3月17日(土)・18日(日)に開催しました、3月着物バザーの総売り上げは、5万1160円となり、全て、町なみ再生基金に入金しました。

4月の月いちバザーはお休みで、5月に3日間の拡大版で実施する予定です。
また、お知らせします。よろしくお願い致します。 

3月バザーのお知らせと2月の報告

3月の月いちバザーは、着物・和装バザーで、3月17日(土)・18日(日)に、開催します。

当日は「堺七まちひな飾りめぐり」のイベント期間中(3/3〜4/3)で、堺町家 案内所も参加しています。ぜひ、お越し下さい!! 
 
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日時: 2018年3月17日(土)・18日(日)
    11:00〜16:00
場所: 堺町家 案内所(内田家住宅1F)堺市堺区北旅籠町大道
           ○阪堺電軌 阪堺線 高須神社駅下車 西へ徒歩1分
           ○南海本線 七道駅下車 東へ徒歩5分
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*2月10日(土)・11日(日)に開催しました、2月バザーの総売り上げは、4万1730円となり、全て、町なみ再生基金に入金しました。

かわいそうな阪堺線(下)

ところで、この「利晶の杜の効果」と「阪堺線のけなげさ」を再認識するできごとがありました。前回(中)で紹介した泉北コミュニティの記事に先立つ、H29年2月22日開催の、第12回堺市阪堺線活性化推進懇話会を傍聴していた時の事です。(この会議については、既に昨年9月に、このブログの「H28年度堺市阪堺線活性化推進懇話会(上)(中)(下)」の中で一部、取り上げています。)
 
この会議では、H28年度阪堺線の交通量調査(休日)についてのやり取りの中で、28年度の利用者が減少しているという問題が取り上げられました。その中で、堺市観光ボランティア協会理事長でもある委員が、
「平成28年度は観光客そのものが堺市では激減している。それに伴って、それなりに頑張ってはいるが、利晶の杜についても2年目のジンクスがある。その数字と比較すると、阪堺線の減少はそうでもない。平成28年度はあと1カ月残っているが、おそらく我々の活動においても一昨年の前ぐらいの状態になると思う。堺の各スポットの観光客はそれより減っている。」と発言されました。

それを聞いて、そうなんだ、周囲の状況が厳しくても、阪堺線は健気にがんばっていたんだ・・と、思わず感動した私でした。

また、行政と会社の阪堺線に対する仕打ちについても、委員は、
「春の文化財特別公開が4月の初めにあるが、パンフレットの鉄道案内が、新今宮が起点になっている。恵美須町は入れなくても良いのか。」

「南海と京阪とで「名物&ええとこめぐり」という取組みがある。堺で載っているのは、利晶の杜と伝統産業会館で地図も載っている。しかし、JRと南海本線と高野線は載っているが、阪堺線が載っていない。」とも発言されました。

これらの発言を聞いていて、いかに行政や会社が阪堺線を無視して、亡き者にしようとしているかを再確認し、こんなにスルーされても、何とかがんばっている阪堺線がいじらしくてたまらなくなりました。

もちろん、阪堺線は貴重な公共交通機関です。しかし、阪堺線はそれだけではありません。他にも、いろんな才能や能力を持っています。その魅力を引き出す役割を担うべき会社や行政に、その気がないのは、堺市という都市や市民や利用者(潜在的利用者も含めて)にとって、本当に不幸な事です。

私の脳裏には、最近「千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らず」(*伯楽=馬の良否をよく見分ける人)という中国のことわざが、よく浮かんできます。これは、馬や人間だけのことではないよね、なんて荒唐無稽な事まで考えてしまう今日この頃です。

かわいそうな阪堺線(中)

しかも、その状況に輪をかけるのが、阪堺線を所有する、阪堺電気軌道と親会社の南海電鉄です。これらの鉄道会社にとっても、阪堺線はお荷物で、早く廃止したいと思っているようにしか見えません。以前、会社の幹部からも、上町線だけがあれば、会社は十分存続できるという考えを何度も聞きました。結局、堺市の支援が行われていても、会社はその路線で進んでいるようで、現在は、堺区間だけでなく、阪堺線の大阪市内区間も廃止に向けて、着々と準備が進んでいるように見えます。
 
阪堺線は、例えば、間違った方針を持った親や教師によって、その才能を伸ばせないどころか、摘み取られていく不幸な子どものようにも見えます。大阪の都心、それも外国人観光客も増えているという、新世界や新今宮から、堺市にある府立浜寺公園までを路面電車で結ぶという、それだけでも十分な魅力がある路線です。
だいぶ前から、韓国でも路面電車がブームになっているという指摘がありましたが、なぜか全く発信できていないようです。以前見た、テレビの阪堺電車の沿線特集でも、アナウンサーが「何とかなりそうなんですけどね〜 。」と言っておられたのに、激しく同感しました。阪堺線を身近に見ている者からすれば、もっと何とかできそうな気がするのです。

アホな(としか私には思えない)会社と、本気では全くやる気のない(ように私からは見える)行政によって、持っている才能を最大限に活かせない阪堺線は、ほんとうにかわいそうな路線です。
でも。周囲の冷たい仕打ちにもかかわらず、阪堺線はけなげにもがんばっていることが、時々わかります。

またまた、泉北コミュニティですが、昨年(H29年)の3月23日付紙面の「根ほり葉ほりの調査報道」というコーナーに『営業赤字2億円弱 「利晶の杜」も効果なし』という見出しで、H15年度の阪堺線の収支をめぐっての記事が掲載されました。この見出しを見た時に、即、「利晶の杜」の効果って・・・何?と思ってしまいました。もっと、泉北コミュニティらしく鋭く調査してほしいなあ〜、とも思ったものです。泉北コミュニティの阪堺線たたきの記事を見るたびに、他に、大きな無駄遣いがあるんじゃないのと疑問に思うことしきり、です。
 
もちろん、(上)でも指摘したように、支援策の内容については、「利晶の杜」最寄りの停留所(宿院)の移設改修のように、無駄としか思えないものもあるので、たたくのなら、そういう事案をたたいてほしいものだとつくづく思います。1億2千万円もかけて、あれじゃほんとに救われません。
千歩ゆずって、「利晶の杜」関連で停留所を改修したいのなら、阪堺線支援の予算ではなく、堺市の観光予算から出すのが筋です。阪堺線支援の予算は、本当に阪堺線の活性化に寄与するものだけに限るべきです。
(つづく)

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