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独占インタビュー! 或るテロリストの告白
 2019年9月12日 空京ウォーカー
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 真実の追究とは、時に命の危険を伴う極めて冒険的なものだ。
 私はそれを、この職に就いてから今まで、事有るごとに感じてきた。
 私の書いた記事が表に出ることを由としない連中から命を狙われた事も一度や二度ではない。
 だが、それでも私は筆を置く訳にはいかない。真実を伝える為に。

 私はつい先日、或る人物への直接取材を行うことに成功した。
 その人物(仮にA氏としよう)は、あろう事か自らを『鏖殺寺院』のメンバーと名乗る人物。
 何を思って私たちに接触してきたのか。何が目的なのか。そもそも彼の言うことは真実なのか。
 私は半信半疑のまま、A氏との約束の場所に向かった。
 
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エドIC こ、こんにちわ・・・。(緊張に押されつばを飲む)
 あなたが、編集部に連絡をくれた〜〜さん(以下、Aさん)ですか? 
 
 
???IC ああ、俺がAで間違いありませんよ。
 どうしました?もしかして、緊張しているんですか?
(エドワードの緊張を見抜いたのか、ニッと不敵な笑みを浮かべる)
 
エドIC いやいやいや、そんなことはありません、よ。
 あまりに一般人然とした格好でしたので、その・・・
 
 
???IC ・・・とてもじゃないが鏖殺寺院には見えない?
 そりゃそうでしょう、どこの世界に店の看板掲げて歩くテロリストがいますか。
 

エドIC そ、それもそうですね。失礼しました。
 それでは、早速ですがインタビューの方を・・・
 
 
???IC ああっと、その前に。
 取材を受けるのは別に構いませんが・・・
 顔出し、名出し、は当然ですがNGですよ。

エドIC ええ、勿論です。
 取材源の秘匿はジャーナリストの義務ですから。
 その点に関してはご安心下さい。では・・・
 
(※以下、エドワードから一問一答形式でのインタビュー)

エドIC Q1:
 あなたは何故、鏖殺寺院に協力するのですか?
 
 
???IC 鏖殺寺院に協力と言うよりは、恋人に協力しているんだけどね。
 ほら、恋は盲目って言うでしょ(笑
 実はね、今回の校長会議、サポートとして参加しているんだ。
         前に鏖殺寺院に協力した事を恥じて、汚名を雪ごうとしてたんだけどね。
         でも世間の目が冷たくて、受け入れて貰えそうに無くてね。中には親切にしてくれる人もいる。
         でも、もう疲れちゃったんだ。・・・辛気臭い話になっちゃったね。
      
      
エドIC Q2:
 あなたが鏖殺寺院に与するキッカケは?
 
 
???IC 最初は恋人が鏖殺寺院だとは知らなかったんだけどね。
 知ったからと言って別れられるものじゃないよね。
 
 
エドIC Q3:
 いったいどこでその恋人が鏖殺寺院だと知ったのですか?
 
 
???IC 恋人が「実は鏖殺寺院だった」とベットの中で語ってくれたんだ。
 え、ベットの中で何をやっていたかって?
 それはだね・・・(※放送コード抵触につき割愛)
 
エドIC Q4:
 あなたは普段どこで何をされているんですか?
 
 
???IC 薔薇の学舎で真面目な学生として過ごしているよ。
 パートナーと一緒にイエニチェリを目指しているんだけどね、流石にもう無理かな。
 
 
エドIC Q5:
 あなたのパートナーはあなたが鏖殺寺院の人間だとご存知なんですか?
 
 
???IC 猫被っていたからばれて無いと思うよ、多分ね。
 でも校長会議の席で、バレちゃうかな。さすがに、許してくれないだろうな……
 いっておくけど、パートナーの方が大事だとは思ってるんだ。困った顔や怒った顔が可愛くて(笑
 
エドIC Q6:
 今回のテロ予告に対して、学園側は新入生まで動員した異例の警戒態勢を敷いていますが?
 
 
???IC 新入生をふるいにかける気じゃないのかな。
 忠誠の高いもの、能力の高いものを選抜するためのね。
 
 
エドIC Q7:
 もしあなたが鏖殺寺院の人間だと学校側にバレた場合どうしますか?
 また、それが怖くはありませんか?
 
 
???IC ……ごめん。
 それは考え無い事にしているんだ。(微かに震えている)
 
 
エドIC Q8:
 鏖殺寺院としてのあなたの主張をお聞かせ下さい。
 
 
???IC 鏖殺寺院にだって愛という感情は存在するという事かな。
 君の愛は誰にも迷惑をかけない愛だと断言できるのかい?
 
  
エドIC Q9:
 鏖殺寺院から抜けるつもりは?
 
 
???IC 恋人次第だろうね。
 もし恋人が死んだら協力する意味も無いよ。
 
 
エドIC Q10:
 最期にお訊きします。今回の校長会議でAさんは何を考えどう動くおつもりですか?
 
 
???IC テロがなく普通に会議が開催されたとしたら・・・
 5校が結束して1つに纏まるとは到底思えないんだけどね。どう思う?
 もし1つに纏まったなら、鏖殺寺院のテロが引き金だといえるんじゃないかな。
         もしパラ実が会議に迎え入れられるようなら尚更だね。
         恩着せするつもりはないけど、見えるものだけが全てじゃない、と思いたいね。
 
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 その言葉を最期に、A氏は空京の雑踏の中に姿を消した。

 過激な言葉と行動で己の意思を貫こうとする地球のテロリスト達の姿を多く見てきたからだろうか、
 その、あまりにもテロリストらしくない姿と言動に私は戸惑いさえ覚えた。
 しかし「恋人の為に・・・」と語るその瞳に宿る、情念の炎とでも言うべき光は、私の背筋を凍らせた。
 人の想いとはかくも危うく恐ろしきものかな、と。

 この記事が表に出れば、鏖殺寺院は間違いなくA氏の消息を探るだろう。
 帰属意識が薄いとは言え、氏が寺院の情報を外に漏らす可能性を持つ人物と言うことに変わりない。
 勿論そうなれば取材に当たった私自身に寺院が何らかのアプローチを掛けてくる可能性もある。

 しかし、これだけはハッキリと言える。
 今回の取材記事がどんな結果を生もうと、報道人として悔いを残す結果にだけはしない。
 私たち空京ウォーカーは、これからも鏖殺寺院についての取材を続けてゆく。
 【文責:空京ウォーカー特派員 T・E・ショウ】

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〜中の人通信〜
 と、いうワケでお送りしました、空京ウォーカー9/11号、如何でしたでしょうか?
 今回はナント!読者の方からのタレコミを受けて、鏖殺寺院に与する人物へのインタビューという形式でお送りしました。
 ちなみに、A氏は実在するMCであり、実際に今回のグランドシナリオで鏖殺寺院としてアクションを掛けておられます。
 こういった風に、自分の意思ひとつで敵役(かたきやく)として行動できると言うのも、この手のゲームの魅力のひとつ。
 自分もインタビューして欲しい!なんて奇特な方がいたらメッセージなどでお気軽にお知らせ下さい。
 本日締め切りを迎えるグランドシナリオが果たしてどんな結果として帰ってくるのか。
 全くの未知数ではありますが、その公開を静かに待たせて頂きましょう。

空京ウォーカー編集部では、各種スタッフ(記者・カメラマン・各校特派員)
皆様からのアツい投稿記事・タレコミをいつでもお待ちしております!

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