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主人公はあなた自身。コードギアスの世界に入り込め!


タイトル:コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS
対応機種:PSP
ジャンル:アドベンチャー(主人公以外フルボイス)
発売日:2008年03月27日
発売元:BANDAI


一応、全ルートクリアしたので感想を。
PSP関係のレビューは久しぶりだ(´ω`) (バレ注意)

・ストーリー
主人公はゲームオリジナルのキャラクター「ライ
名前を変更することはできますが、デフォルトでプレイすることをお勧め(´ω`)

ストーリーは、このライ視点で基本1期の話をなぞっていく形になってます。
なぜ記憶喪失なのか?なぜギアスの力を持っているのか?なぜ(ry
といったところが本編の主題でしょう。


PSP版では、5つのルートに分岐します。
1日の行動回数には限りがあり、会いたいキャラクターを選択すると行動回数が1回分減ります。
分岐に必要なイベントでは行動回数を2回分消費することが多いので、これを目安にしてキャラクターを選んでいきましょう。


以下、クリア順に感想です。
ちなみにロード時間は、PSPのゲームでは長い方。

・ギアス篇
1期のストーリーをルルーシュの傍で追体験しながら、このゲーム独自の謎に迫るシナリオ。謎の少女C.Cとの出会いは?そして、あの遺跡で何が起きるのか。
さらに新キャラクター ロロ・ランペルージも登場。

初回プレイは必ずこのルートになります。基本、C.Cを追ってればルート確定。
ギアス編という名だけあって、ギアスのことを知らない人でも理解しやすいような内容になってます。
C.Cと接触したことをきっかけにギアスの力を認識しはじめる主人公。
それから黒の騎士団に入り、記憶のことも思い出していき、最後は・・・。

ルルーシュの最後もこんな感じになるのでは?と自分は思ってしまった(´ω`)
ルルーシュ・C.C・ナナリーのEndを確認したけど、ナナリーかわいいよナナリー
妄想イベントにはわらた。


・ブリタニア軍人篇
スザクの誘いで「特派」に所属することになるのがブリタニア軍人へ編。
スザクと肩を並べ、新型ナイトメアを駆って戦うストーリー。コーネリアを始め、ブリタニア軍人が多数登場。あのオレンジを助ける展開もあるとか・・・。

ギアス篇をクリアするとシナリオ開放。スザクを追って特派に入ることを承諾すればこのルートに。ナイトオブラウンズのナイトオブナインも登場(ゲーム限定?
一度クリアすることによって親衛隊ルート(コーネリア)が開放、親衛隊ルートをクリアすると純血派ルート(オレンジw)が開放。
両方とも特派に入った後の選択肢で分岐するので2周目のデータが必須となってます

話自体は↑の通り、原作とは正反対のブリタニアに所属することになります。
ゼロは勿論、カレンらとも戦うことに(´ω`)

オレンジルートが面白かったけど、ロイドEndがあってセシルさんEndがないのは・・・。


・黒の騎士団篇
カレンの誘いで黒の騎士団に入団。
ゼロに従い、カレンや扇たち黒の騎士団のメンバーと共に、日本の開放を目指して戦うシナリオ。ゼロの片腕となり、最後まで戦い抜くことができるのだろうか?

カレンを追ってればok 
カレンルートといってもいいぐらいカレンの出番が多い
カレンが好きな人にはたまらないんじゃねw

黒の騎士団に所属するということで若干ギアス篇と被ります(戦闘等)
ゼロとカレンendを確認しましたが、このゲームで唯一のグッドエンドじゃないかな。黒の騎士団のEDは。
バラすと(特区日本が成立)=ユフィが生存)

好きなシーンは、ゼロが主人公に正体を明かし、自ら仮面を取るところかな。


・アッシュフォード学園篇
ミレイの勧めでアッシュフォード学園の学生となり、学園生活を送る主人公。
学園祭委員長に任命されてしまい、学園祭成功を目指して活躍することになる。
どうやら温泉に行くイベントもありそうだが・・・。

会長を追っていけばok(だと思う
このルートでは学園での生活のみとなります。(戦闘なし
学園祭の実行委員長となり、好きなキャラと学園祭を一緒に回ったり。
そして、最終的には記憶を取り戻し・・・。

個人的には微妙なルート。EDがねぇ・・・。
個別Endは会長を確認。
他のキャラ(たぶん、生徒会のメンバー全員)もあると思いますが、セーブシステムが糞なせいでやる気しない(´ω`)
何度もプレイすることを考慮してない。


・日本解放戦線篇
PSP版のみのシナリオ。
ゼロの命令に従えなくなった主人公は、黒の騎士団を脱走。
日本開放戦線に合流し、藤堂やしせいけん達と共に戦い抜くシナリオ。
戦いの先に、ゼロとの再開はあるのだろうか?

黒の騎士団篇をクリア後開放&派生。
途中の選択肢でゼロの行動に疑問を持ち、日本開放戦線のメンバーを助ければこのルートになります。

話自体は藤堂と四星剣がメインですが、まあ千葉さんのためのルートだな。
R2新キャラの中華の人もゲスト的な扱いで出演するけど、EDがイマイチすぎる。



・以下、雑記
シナリオに関して
どのシナリオも主人公が記憶を取り戻して終わるという感じです。
ファン向けな内容ではありますが、自分のようにR2から入った人にも楽しめると思います。
ただ、戦闘シーン等に期待している人にはお勧めできません。あってないようなものです。
シナリオの整合性には若干難あり(´ω`)

良かったのはギアス篇と黒の騎士団篇。
当たり前だけど、ギアス篇が一番ギアスっぽいと思う。
黒の騎士団篇は、最後のゼロと主人公のシーンが何ともいえない。
EDも本編の救済みたいなものだし、アニメを見ていた人にこそやってもらいたい。
逆に微妙だったのは学園篇と日本開放戦線篇。両方ともEDが唐突すぎ。

キャラクターに関して
改変されたようなキャラはいないと思う。
強いて言えば、ナナリーかわいいよカレン

CG等に関して
本編登場キャラなどに関しては不満はなし。
しかし、このゲームために書かれたであろうmobキャラの絵は酷い。
手抜きってレベルじゃねーぞw

ムービーはアニメからいくつか。
紅蓮の初登場の時やカレンの母親のシーン、ユフィの虐殺シーンなど・・・。
ゲームオリジナルのムービーもありますが、あまり期待しないほうがいいでしょう。

音楽に関して
主人公以外はフルボイス。改めて、OPのFLOWの曲は良いと思った。
アニメそのままのOPを見ることができます。BGMもアニメから流用かな?たぶん。
EDは「モザイクカケラ」だけど、残念なことに演奏のみのボーカルなし・・・。

その他、システム等に関して
PSP版はCGとムービーの観賞のみ可。BGMやシーンごとの回想機能はなし。
シナリオをクリアすることに増えるOPのタイトルコールは面白いw

システムに関しては・・・
ハルヒの方がまだまし。セーブ・スキップ機能と不親切すぎる。
各シーン切り替わるごとにセーブされる”オートセーブ”機能はあるが、自分でセーブ(ロード)できるのはマップ選択(キャラ選択)画面のみ。
後半になればなるほどマップ選択画面が登場しなくなる=セーブできる機会が減ります。しかもセーブできる数は5つまで。これが(同じシナリオの)再プレイをだるくさせてる要因。
既読スキップの判定がセーブごとなのもまた・・・。

1つのシナリオのプレイ時間が長くない(4時間程度)のが救いです。
次があるとすれば、もっとプレイする側のことも配慮してほしい。



似た系統のソフトはPSPの「涼宮ハルヒの約束」ぐらいしかプレイしたことがないけど
「LOST COLORS」も良くも悪くもキャラゲー。
コードギアスファン向け、またはR2で興味を持った人向けの作品です。

ハルヒの時も同じことをいったと思いますが、これを機にコードギアスを好きになるという作品ではないです。
まあ、販売側も新規ファン獲得を狙ったわけではないと思うから問題ないんでしょうけど。

次もあるとすれば、システムだけはどうにかしてほしいね。本当・・・。