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    Amazon.co.jp: DEARDROPS

タイトル:DEARDROPS
対応機種:Windows
ジャンル:青春恋愛ロックンロールADV
発売日:2010年6月18日
制作:OVERDRIVE


ひっそりチラ裏感想&レビューその15。(一応、ネタバレ注意)
リンク先も含め、「?」な人は見ないことをお勧め。

*注
非常にまとまりに欠けるチラ裏感想となっております。今後修正する気もありません。

この作品を”心から好きだ言える方”は、迷わずBackSpaceを(´ω`)





・あらすじ
ある事から、人生という名の”道筋”から外れてしまった主人公。

まったく違う場所で、それぞれの「生き方と音」を主張し続けてきた不器用な人間たちと出会い、呼応することで、バラバラな人生の線は絡み合い、絆となって未来への道標となっていく。

「ライブハウス」という場所で新しい音楽を通じ、
新しい世界を広げ、高みを目指す青春+ロックンロールの物語。



・はじめに
一応、作品のテーマは、”各々にとって、音楽とは・・・”かな。


”青春恋愛ロックンロールADV”といえば、同ブランド制作の「キラ☆キラ」
連想してしまうが、あの作品の出来は”別格中の別格”

だから、あそこまでのクオリティは望んでいない。
そもそも”ライター”の人が違う。


というわけで、とりあえず、


「”音楽”を絡めつつ、笑えれば、楽しめれば」


いいなと購入したのが本作「DEARDROPS」である。


キラ☆キラでは、音楽、バンドという要素を”ひと夏の青春”といった感じで、
話の始めから”誰でも馴染みやすい”ように描けていたと思うけれど、
個別ルートに入ると、その要素は次第に薄まっていった。そこに不満を覚えた人もいるかもしれない。

でも、前半のひと夏の青春を経験したからこそ、後半の個別ルートが活きるわけであり、
そのバランスが絶妙であったと自分は思う。特に鹿之助ルートと言ってもいい話は、その過程に心を震わせてくれるものがあって、非常に良かった。


で、今回の新作「DEARDROPS」
バンドを形成する要素がより(一応)強調されている作品となっている。
キラ☆キラでその手の要素の少なさに不満を覚えた人は満足できる作品・・・かもしれない。




DEAR DROPS



今回は特典CD目当てに”ソフマップ通販”で購入。
・・・タンブラーそのものも付いてくるとは思わなかった(;´ー`)



以下、クリア順にチラ裏感想。
バレバレだと思うが、”かなで”のみ、ルートクリア直後に書いたチラ裏。

プレイ時間は・・・20時間ぐらいだろうか?
本編の楽しみが減るから”体験版”はプレイしておりません。

時間だけ書くと短く思えるけれど、一部ヒロインの個別ルートが酷いだけで、
カーテンコールほど”ボリューム不足”だとは感じなかった。
これは”律穂ルート”を最後にまわした影響もあるかもしれない。

シナリオ自体は、全体的にあっさりし過ぎて残念の一言。
どこら辺が「青春ロックンロール」だったんだろうと。

話そのものが”面白いつまらない”ということじゃなくて、
個人的に期待していた”はっちゃっけぷり、ぶっ飛び感”が物足りなかった。
学園祭のゲリラライブまでは良かったのに・・・。



個人的にお勧めな攻略順は、


りむ⇒弥生⇒かなで⇒律穂


だが・・・この順番は、シナリオのボリュームにも比例しています。
右にいくほど長く、左にいくほど短い。りむとか酷すぎるぐらいに。

そんなわけで、最初にりむをやってしまうと「はぁ?」と思う可能性も大なので、
かなでを一番最初にやるのが無難かな。

そして、この作品を満足して終えるという意味で”最後は律穂を推奨”


回想枠は、”7”。可も無く不可もなくな内容だと思う。




・かなで
「ライブハウス696」のオーナーの娘であり、主人公の幼馴染。
冒頭の段階から主人公のよき理解者である。

性格は”典型的な幼馴染ヒロイン”といった感じ。


話自体は、切れ者とされる事務所の人間が全く有能に見えなかったり、
それを挽回させる描写も皆無であったり、勿体無く感じる面も多々あったが、
周り(家族)のことを第一に考えて、ずっと”我”を抑えてきた”かなで”

それを苦痛に感じていたわけではないけれど、キラキラと輝いている翔一達を見ていたら・・・。


そんな彼女に廻ってきた”一生に一度あるかないかのチャンス”
初めての我侭。そんなところから話が2転3転するのが”かなでルート”


まず、自分がこの話で良かったと思うところは、
翔一とかなでの”デュエット”デビューが決まって終わりだとか、
安易なエンディングで〆なかったところかな。

作中で翔一が言っていたように、バイオリンが駄目になったから、
ロックにギターに。で、バイオリンがおkになったから、ロックとギターも投げ出す・・・。

もし大した成長が描かれないまま、


「やっぱり、俺・・・かなでとやっていくよ」


的な結末だったら、100%萎えていたね。

だから、この先”二人でやる時”が訪れるかもしれない。
でも、それはあくまで”先のお話”  今は、バンドに打ち込むんだ!

と、安易に二人がハッピーを迎える〆じゃなかった点は良かったと思う。


あとは・・・そうだな・・・。

個人的には、翔一達とかなでの真剣勝負をゴシップで有耶無耶にしないで、
ちゃんと描いて欲しかったな。リアル感?を漂わせる演出なのかもしれないけれど、
今回のライブシーンには、作り手の気合い・気迫があまり感じられなかった。


かなでに関しては、割と感情移入出来たかな。
ルート問わず、彼女が”芯からくる強さ”を見せるシーンは好き。




・弥生
受験生であり、バンドいちの常識人である彼女。
DEARDROPSでは、ギターを担当。

作中では”普通普通”と連呼されているが、ギターの腕は確かなもの。
自分から言わせれば、ギターがとんでもなく上手いという時点で(ry

とまあ、普通、普通だった女の子が”ヒロイン”へと昇格。
ギターという相棒を絡めつつ、改めて自分という人間を見つめ直す的なお話。


話自体は、2時間あるかないか?なボリュームのため、
かなりあっさりしているけれど、個別の中では一番まとまっている印象を受けた。
このルートこそ、まさに”ロック”だろう。割とリアルっぽいところも共感できたポイントかもしれない。


弥生に関しては、ヒロインの中で一番好きなキャラかな。
いじられキャラとして、ある意味”一番キャラが立っていた”と思うし、
あの札束を数えているSD絵には吹いたわw



・りむ
DEARDROPSでは、ドラムを担当。
1才の頃から”プロである父”に教わったというドラムの腕前は凄まじい。
猫を連想させる”我”っぷりは、オタク受けしそうであり、自分も可愛いと思ったが・・・。


個人的に”律穂の次に期待していた”彼女の話。
こんな我全快の子の話は、どんな風に仕上げてくるのだろうと。

だがしかし・・・個別ルートの長さは”弥生以下”
思わずスキップしたくなる衝動に堪えて、2時間・・・いや、1時間半程度だろうか。

話は、小さい頃に自分を置いていった”父親の存在”が焦点になるんだけれども、
それが全く活かされていないよね・・・共通ルートだけで力尽きたみたいな?

翔一とりむがいちゃつくような描写は皆無だし、音楽も全く絡んでこない。
”ドラムとの会話”等の伏線はどうしたんだよと突っ込みたくなるレベル。

りむの父親=レオ?と、とんでもない深読みをしたのは自分だけじゃないはず・・・。



・律穂
この作品のメインヒロイン。DEARDROPSでは、ヴォーカルを担当。
その内に秘めた”魂”は・・・。


律穂は自分好みのキャラなこともあって、個人的に一番期待していた話だが・・・


律穂ルートである意味がねええええええええええええええええええ



DEARDROPSという作品の中で、一番出来が良い話なのは否めないし、
このルートだけは”力”が込められている雰囲気も感じられた。

でも、なぜだろう。このすっきりしない感じは・・・。
所々に面白いエピソードは含まれているのだが、何とチラ裏すればいいのか・・・。


個別ルートの中では、一番”ボリューム”のある律穂ルート。
最後の〆も、それまでの過程も王道だったと思うが、自分的には、
無駄に長くて、まとまりに欠けている印象の方が強く残ってしまった・・・。

”共通ルート”までは素直に楽しめていたのだけれど、
結構”同じような展開”が繰り返されていたのが気になったかな・・・。
ストーリーにヒロイン分(律穂である必要性)が足りないのは間違いないと思う。


話としては、律穂がメインというわけでもなく、
主人公である翔一・・・いや、”DEARDROPS”という一つのバンドの行く末を描いた話。ご都合主義な展開が連続のは別にいいのだが、それを気にさせないような”面白さ”、笑える要素が少なかったのがなぁ・・。


比べることが間違っているのは承知だが、どうしても名前を出したくなってしまう。

一つの”バンド”を描いた濃さであれば、「第二文芸部」よりも、
今回の「DEARDROPS」の方が上だろう。自分も高校の時にバンドを組んでいた経験があるから、バンドのいざこざにはリアリティを感じた。


でも、音楽を絡めた要素はどうだ?
本当に活かされていただろうか? ロックだっただろうか?

なんというか、曲をコピーする描写が皆無だし、オリジナル曲”一曲”だけで、瞬く間に人気が出るものなのか?と、どこか”冷めた目線”で観ていた自分もあると思うが、DEARDROPSのライブシーンは、向こうの盛り上がりがこちらに伝わってこないんだよね。分かりやすく例えれば、”身内だけで盛り上がっている”感じ。

学園祭のゲリラライブは”キャラクターが活き活きしていて”良かったけれど、
それ以降は”熱さ”が全く感じられなかったや。

曲作りの描写なんかもそうだ。
あの姿勢が「DEARDROPS」というバンドなのは分かるんだけれど、
新曲が出来上がっても「へぇ、そうですか」で終わってしまう。
披露されるwktk感が全く芽生えてこない。

この辺は、「第二文芸部」の方が圧倒的に上手かった。
読む側が求めていることをよく分かっている。



○○○をファンサービス的に出演させたのは驚いた&複雑な心境ながらも嬉しかったが、男の方は誰得だ(r


律穂に関しては、”ヒロインらしい活躍”を見せてくれなかったのが残念。
自分には、翔一に”はっぱ”をかけるために動かされているようにしか思えなかったや。



・以下、雑記
シナリオに関して
ライターは、那倉怜司さん。
これがデビュー作となる新人なのか、ある人がPNを変えただけなのか。自分は知らない。


呟きたい事は、律穂の欄で殆どチラ裏してしまったけれども、
自分がこの作品に期待していたのは、


「音楽を絡めることによる面白さ、笑える楽しさ」


あのひと夏の思い出のような青春劇。面白ければ、笑えれば良かった。
別に凝ったシナリオを望んでいたわけじゃない。
キラ☆キラとは別の方向で”弾ける”ようなものを期待していた。

しかし、その”音楽を絡めることによる面白さ〜”すら、
イマイチ感じられなかったのが残念なところである。

やっていることは”弾けている”かもしれない。
でも、それがあっさりし過ぎていた印象。言葉で説明して、それ終わっているようなもの。

正直、自分の中でのピークは”学園祭ゲリラライブ”であり、
あそこから、緩やかぁ〜に下っていった感じ・・・(;´ー`)






あとは・・・バンドメンバーの話で、一番人間味を感じられたのはジイジだけ。
翔一は終着点が見え見えだったため、それほど印象には残らず・・・。


キャラクターに関して
「DEARDROPS」というバンドの内面は上手く描けていたと思うけれど、
外面は物足りなさすぎる・・・感情移入できたキャラが皆無な点は痛い。

なぜあんなにも人気が出たのか? それを頷かせる描写が弱かった。
バンドのメンバーに魅力があったから? うーん・・・。


個人的に好きなキャラは”オカケンさん”
各々音楽へのスタンスは異なるけれども、あの人のエピソードには、妙に共感してしまった。
語りも熱いし、「俺は音楽が好きなんだ!」という気持ちが物凄く伝わってきたよ。


CGに関して
原画は藤丸さん。可もなく不可もなくといったところ。

自分としては”好みの絵柄”なので、全く問題なかったけれど、
一部イベント絵での崩れだけは気になった。


音楽に関して
BGMは各場面、雰囲気に合っている良曲揃いだと思うが、
今回のヴォーカル曲はどうしたんだろう・・・元の音源、音質がしょぼいのだろうか?
どうも聞こえが悪くて、あまり印象に残らなかったな・・・(;´ー`)


一番気に入ったのは、特典CDに収録されていた「君の元へ」
ライブ音源?だから、歌の上手さは置いておくとしても、
あれが一番”律穂が唄っている”感じがして良かったと思う。

・・・とキラ☆キラの曲だけを挙げるのはどうかと思うので、
DEAR DROPSの曲から選ぶと・・・やはり「希望の旋律」と「No music,No future」、
あと「Noisy スイートホーム」かな。


「希望の旋律」はイントロの入り方と、ヴァイオリンが活き活きとしている感が好き。
曲全体のクオリティも高いと思う。

「No music,No future」は、作中ではあまり好きになれなかったのだけれど、
特典のCDを聴きこんでいたら、好きになってきた。こちらの方が、あきらに音質もいいだろう。



と昨日クリアしたので書きなぐってみました。

自分の中では、今後も語り継ぎたくなるような作品だとは言い難いので、
手短に〆たいと思うが、キラ☆キラをプレイしているか否かで、感想も大きく変わるだろうな・・・。


最初に述べた通り、キラ☆キラと比べるつもりは全くなかったけれど、
どう考えても”同じ土俵”を狙っている作品であり、期待してしまうのが人間というもの。

自分としては、”青春を感じさせる群像劇”を堪能できれば、それで良かったのだが、
ソフマップの特典CDがなかったら、もっと酷いチラ裏になっていたかもしれない(;´ー`)


と、全体的に振り返ってみると、シナリオというか、ゲームの内容ばかり指摘しているけれど、
音楽も・・・いや、ヴォーカル曲がイマイチぴんと来なかったのも痛いな。


単にヴォーカルが自分の好みじゃない? ゲームで使われている音源自体が微妙?


なんとも判断し難いが、ライブ音源と謳われている特典CDの方が。
(ゲーム内の楽曲よりも)良く聞こえるんだから、どうなんだって話。
自分の耳がおかしいだけだろうか・・・(;´ー`)


とまあ、こんなダラダラ書き続けていたら終わる気がしないので、ここらで〆ることにしよう。

キラ☆キラとは別の方向で、音楽で・・・思いっきり弾けてくれることを期待していたが、
そんな淡い期待に応えてくれなかった・・・そんな作品でしたとさ。