2008年12月

2008年12月16日

路傍の花 〜第13回〜

 昨日は酢酸への怒りに我を忘れていました。というわけで路傍の花第13回。

 どうも、劉牙です。


 一応定期的に一週間に一度という風にやってますが、この回を更新する時はもう一週間経ったのか…。と思いますね。本当に時間が経つのが早い。


 さて、今回からしばし「次回作シリーズ」♪

 夏に向けて制作予定の呉伝(仮)で描く予定の子たちのデザインを紹介していきます。

 栄えある最初の呉伝の子はこいつ。


諸葛恪 諸葛恪、字は元遜。

 諸葛瑾の子供にして諸葛亮の甥。

 時代的には孫権が死ぬ前後に活躍した人間でしょうか。

 諸葛一族の若き期待の星とも言えた人間です。


 諸葛一族にはいろいろ逸話があり、三国それぞれに存在することでどの国が勝利しても一族を絶やさないようにしたという説もあります。

 晩年まで子供のいなかった諸葛亮に、諸葛瑾は自分の次男を養子として送り出しますが、それもその一環だったのであれば頷ける話です。

 この諸葛恪は諸葛瑾の長男。

 若い頃から才気に溢れ、将来を期待されていましたが、どうも自分の才を鼻にかけるところがあったらしく、諸葛瑾に「あの子は才はあるが、その才のために一族を滅ぼしてしまうかもしれない」と言われていたようです。

 そして大都督である陸遜にも、その人を人とも思わない性格を何とかした方がいいと言われたり。

 更には、劉備の死後国交を回復した蜀と呉の手紙のやり取りの中で、叔父である名軍師、諸葛亮にも「あの子に重要な仕事を任せるのは止めた方がいいですよ」と忠告される始末。

 どうも内にも外にも敵が多い人間だったようですね。


 そして、結果的には父親の言葉の通り、呉の二代目皇帝によって誅殺され、その煽りを受けて一族は皆殺しに。

 諸葛瑾は孫権にも気に入られ、呉軍内部でも重要な役割にいましたし、諸葛亮ももちろん蜀の丞相として蜀を担った大人物。そんな一族の中で若く才を持った諸葛恪は、あまり良いとは言えない最期を迎えてしまいました。

 自分の才能に自信を持つことはいいことですが、それを鼻にかけて傲慢になってしまうのは慎んだ方がいいということでしょうかね。


 デザインの方は諸葛瑾、諸葛亮のデザインの流れから、自然な形になっていると思います。

 今現在肴里がネームを切っていますが、このデザインは肴里が描き始めた後に決定したもので、肴里はとりあえずの自分デザインで描いていたようなのですが…。


 面白いことに、この文月デザインと肴里デザインが大変よく似ていました。髪形は修正を加えたようですが、もう顔はそのまま。

 これは諸葛一族の見えない力が作用しているのかと思わざるを得なかったですねw


 今のところ、諸葛恪伝のサブタイトルは「言の石」。

 呉伝は自然物をテーマにサブタイトルを全て決定していて、それを表現していきたいなぁ、と劉牙は思っておりますが。

 まあ、そこは作家次第ですかね(゚∀゚)アヒャヒャ

soumeitei at 03:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) デザイン | 雑話

2008年12月15日

とんだ酢豚だぜ…

 酢酸許すまじ…!

 …あ、どうも劉牙です。


 今日、新たなる劉牙のわけの分からない思いつきと共に新たな仕事を頼むため、メンバーの酢酸に電話してみたんですけども。

 電源が入っていないか電波が届かないためかかりません、という例の声が聞こえてきて断念。

 が、夕方に向こうから連絡が!

酢酸「どうも、僕です」

 おお、豚。元気か?

酢酸「はい。何の用でしょう?」

 この時、劉牙の耳には激しい雑音が酢酸の声と共に入ってきていました。

 お前、家か?

酢酸「いえ、外です。車の音とかうるさいですか?」

 なるほど、ならば雑音も仕方ないと思い、早速用件を伝えます。

 なぁ酢酸。

酢酸「はい」


 武将151人描いてくれ。


酢酸「え、あ、は、はい…」

 意外とすんなりOKでした。

 
酢酸「え、でも151人…。151というとえっと、例のあれですかね? ポ○モン、ですか?」

 おお、酢酸にしては察しがいいな。

 大学卒業時、最後の成績表を受け取ってそれを見た時、単位が全く全然足りなくて、実はそれが間違えて取ってきた他人の成績表だということに気付くのに五分以上かかったお前にしては。

酢酸「いや、僕としても…。その、151人描くことはやぶさかではありませんが…」

 描くと言いつつお前は何をグダグダ言っているんだ。

酢酸「はい、か、描きます」

 そして、酢酸君はこの間の飲み会に参加できず、草命庭の今後についての話を聞き逃したかと思い聞いてきます。

 実際そんな話は一つもしていない! …んですが。

 しっかりと考えてくれているのだなと喜ばしい思いで、夏に出す予定の呉伝についての話をし、そして酢酸の近況について尋ねたり。

 最近はいろいろと不景気のために世間が騒がしいですから、それはもう劉牙にとっても気になる所でして。

酢酸「そうっすね、何とか…。あの、もうそろそろ…」

 なんだ、どうした。もしかして煽りを受けて無職への道を特攻戦法か?!

酢酸「その、いま僕…」


 パチンコの最中でして。


 …………。

 そうですか。

 普段は流れるままに生きているはずが草命庭の今後について尋ねたり、素直に仕事を引き受けてくれたり。

 そんなお前はもうただの豚じゃない! 草命庭無二の豚だ!

 とか心の中で賞賛しきりだったというのに。

 そうですか、あんまり席を外していると出している玉が店員さんに没収されるという恐怖から早く電話を終わらせたかったと、全てはその一点に尽きるわけですか。

 もう小一時間、俺とお前の将来について語り合おうか。

酢酸「あ、すいません。あ…。台が、没収、没収されちゃうぅぅぅぅ」

 焦って動揺して店内で騒いで、個室に連れ込まれてアッーーーってなことになってしまえばいいんだよ。

酢酸「すいま、すいません。きょ、今日はこの辺で…」


 プツ。ツー、ツー…。

 
 ( ´_ゝ`)

 っていうか、なんでそんな時に電話してきたんだろう。という疑問が激しくあるわけですが。

 ま、これが酢酸の酢酸たる由縁と言っても過言ではないので、こっちとしても慣れたものですが。

 
 …151人じゃ足りないな。1510人描いてもらわないと、この気持ちが収まらないよ、僕。


 こんな酢酸先生の次回作にご期待下さい。彼が生きていれば。(劉牙の怒り的意味で)

 ブログのカテゴリに酢酸を増やしてしまおうか…。

soumeitei at 02:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 草命庭 | 酢酸

2008年12月14日

世界一の少女

 どうも、劉牙です。

 昨日、今日とテレビでやってましたね。フィギュアスケートのグランプリファイナル。

 韓国で行われたこのグランプリの優勝は浅田真央さんだったようで。

 劉牙はたまたま昨日今日と見ました。


 実際フィギュアのルールとか分からない。得点の算出方法とかも分からないし、ショートとフリーの違いも分からない。

 それでも、やはり凄く楽しめました。続きが気になる、ってやつですねw


 現実は空想よりも奇なりと言いますが、同じ18歳のライバル、しかも自分で調べてないので実際はどうなのか分かりませんが、番組中で放映していた戦績では、全くの互角。

 ほぼ日本の浅田真央さん、キム・ヨナさんの一騎打ち。

 同じ年齢で、同じアジア圏の人間が昔から、そしてこれからも世界レベルで競っていくのだろうという興奮は、まさに一つの物語に違いありません。


 マスコミに踊らされるだのなんだという、もちろんマスコミの普段の情報操作の仕方にはいろいろと考え方もありますが、しかしそれがなければここまで注目を浴びなかったのも事実だろうと思いつつ、そういう意味では視野に入れてくれて感謝という感があります。

 
 元々全く知らなかった劉牙がフィギュアを知ったのは、四年前に荒川静香さんが優勝した世界選手権ですね。

 あの時にどれだけ日本中でフィギュアが盛り上がったのか分かりませんが、かなりのものだったと思います。

 何せ自分から流行に一歩乗り遅れる劉牙が知ったんですから(゚∀゚)アヒャヒャ


 あの時から、フィギュアって最高レベルよりもどれだけミスしないかなのか? っていうイメージが付いているんですが。

 実際には、今大会での演技では技術点の高いトリプルアクセル(劉牙はいまいち分かっていない)を二回決めた浅田真央に対して、大技を結局決められず、後半ミスが続いたキム・ヨナの点数はわずか2点ちょっと。

 そして二位のキム・ヨナと三位との点差は20点差近く。

 ジャンプの技術点と、全体的に見た曲に合わせての演技点で、わずかに2点という一位と二位の差。

 もちろん、0,00のレベルの差で決まる大会もあるのでしょうが、ちょっと意外な気がしました。

 でも見ていてやはり違うなと思うのは、はっとするか、わっと思うか。

 浅田真央さんの演技を見ているとどちらかというとジャンプするというフリが凄く分かって、その時のジャンプに期待し、そこで大技成功に一喜一憂しますが、キム・ヨナさんのはジャンプにそこまで目が行かず、全体的に見入ってジャンプであろうと途中の演技であろうと小さなミスに目が行ってしまう。

 ここに技術点と演技点の差があるなら、多少納得できる気もするかなと思いました。

 浅田真央さんは個々のジャンプがとてもレベルが高いものを持っていて、キム・ヨナさんは全体を通した演技が限りなく上手い。

 しかしこれを18歳が世界レベル、しかも一位二位をしょっちゅう争うレベルでやっていると思うともうね。情けない気もしながら、もう彼女らは素晴らしい化け物なんだと賞賛しつつね。

 まあ甲子園も似たようなものがありますけども。

 
 しかもキム・ヨナさんに関しては母国で開催の大会ということもあり、そのグランプリファイナルに参加するのも母国の選手唯一。参加したのは半分日本人ですしねw

 母国の期待を背負うというのはどれだけのプレッシャーがあったんだろうという恐怖に近い予想と、それでジャンプに失敗、転倒した時の感覚はどれだけ打ちのめされるものなのだろうと思うと、この結果は信じられないものがあったり。


 国民性の違いもあるでしょうし、半分固定観念みたいなのもありますが、母国でやる日本人選手よりはよっぽどプレッシャーがあったのではないかと思うと、彼女の演技中ちょっと涙が…、みたいな時もありました。

 そして優勝した浅田真央という少女のあくなき闘争心というか。

 難しい大技を挑戦していくあの精神は見習わなければと思いつつ、テレビでのカメラがロングになった時、こんなにも小さな少女がと思うとその時も涙が…。

 この涙腺を何とかしなければ、劉牙に将来はないと思う。

 
 あとその番組では松岡修造が司会? みたいのやってましたが、普段はうるせぇこいつ!

 とか思うんですが、自分が興奮しているとむしろ乗ってしまう不思議。


 まあ熱しやすく冷めやすい、という言葉は劉牙にも非常によく当てはまるものですが、何か自分も頑張らないといけないな、と思うこの感覚は冷めさせたくないものだなと思いつつ。

 
 明日は休みだからのんびりしようと思う自分がいる。


 諦めんなよ…
 諦めんなよ、お前!!
 どうしてそこでやめるんだ、そこで!!
 もう少し頑張ってみろよ!
 ダメダメダメダメ、諦めたら
 周りのこと思えよ、応援してる人たちのこと思ってみろって。
 あともうちょっとのところなんだから。
 俺だってこのマイナス10度のところ、しじみが取れるって頑張ってんだよ!
 ずっとやってみろ!必ず目標を達成できる!
 だからこそNever Give Up!!


 松岡修造の名言集の内の一つ、らしい。

 よし、劉牙もしじみ取りに行くぞ!(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

soumeitei at 02:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 劉牙 | 雑話

2008年12月13日

クズじゃない、愚民だよ愚民

 わ〜。アイマス面白いなぁぁぁ!

 …冒頭からこんなこと言ってたら酔ってても酔ってなくても同じですな。どうも、劉牙です。

 いえ、昨日の飲みの前に二回目のプレイを敢行したわけですよ。ゲーセンで。


 基本的には、凄く単純にいうとトレーニングで能力上げて、オーディションを受けて合格するとファンが増え、アイドルランクが上がり、最終的にトップアイドルを育成しようというゲームです。

 トレーニング、オーディションはタイミングボタン押しゲームのようなもの。

 XBOXや来年一月の半ばにPSPでも出るみたいですが、そのためにさすがにゲーセンでのアーケード人口は凄く少ないらしく。

 3プレイ500円になってる状態。

 そう、3プレイです。劉牙はそれに今回初めて気付きました。

 …前回は気付かずに1プレイ捨てていたというね('A`|||)


 で、もう広島にはもうそこにしかないらしいゲーセンで、二台しかないんですが、劉牙が座るとすぐ後に隣に、飲みの前に先に合流していた


 メンバーの草薙が座ってプレイし始めた。


 ふ、伏兵だぁ!? 待て落ち着け待て罠だ、待て慌てるなこれは孔明の罠d

 草命庭とはかくも恐ろしいものであったのか!?


 ということで草命庭で占領しつつプレイしたわけですが。


 アイドルランクはそのままファンの人数で。

 ランクFからSまであるのかな? 劉牙はまだランクFからEに上がらないとクビになっちゃうよ、って所で悪戦苦闘しているわけですが。

 プレイ終了して草薙と比べてみる。


 プレイ回数、全く同じ。

 そしてファン人数。

 劉牙→1万2000人。

 草薙→3万6000人


 (゚Д゚≡゚д゚)エッ!?


 劉牙の性能の低さが露呈してしまった…。


 くっそう、悔しい、悔しすぎる…!


 と、キモい男二人がアイドルを育てながら盛り上がっている中、ふと振り返るともう何か半年くらい放置して山のように積み重なって異臭を漂わせている台所を遠くから見るかのように、R.I.P氏がこっちを見ていた。

R.I.P「こんなクズ見たことねぇよ」


 アイマスを楽しげにプレイする人間がクズだというのならば。

 劉牙はクズになりたい。


 でも、本当はクズじゃなくて、訓練された愚民、らしいですよ?

 そしてその後、飲みへと向かう面々でありました。


 遂にアイマスの話だけで更新してしまった。人生とはかくも無常なものか(゚∀゚)アヒャヒャ 

soumeitei at 02:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 劉牙 | 雑話

2008年12月12日

元気があれば

 何でも出来る! 1、2、3、さぁー!!

 どうも、視界がおぼつかない劉牙です♪


 今日は忘年会と称して飲みに行ってきた。完全に代表者権限の甘い罠だった。今は反省している。

 
 というわけで行ってきたのはアントニオ猪木酒場広島店。まあ、メンバーのR.I.P氏が帰ってくるということで行ってみたわけですが。

 実際どこまでアントニオなんだと侮りながら。

 新規客とか連れ客が入ってきた度にゴングを鳴らされるのには大変驚きました(☆゚∀゚)

 仙台に一店、東京に二店、広島に一店、福岡に一店、沖縄に一店ある模様ですね。なぜ広島を選んだのか。ちょっと判断基準に迷いますが…。

 入るとまず目に入るのがリング。リング内には基本的に一人、または二人用のカウンター席。

 おいおい、リング内は空けてくれ。うちのR.I.Pが同メンバーの草薙に対していろいろと技を掛けることが出来ないじゃないかと思いつつ。

 たまに店員が集団になって大声を上げます。


店員「飲んでるかぁ!?」「まだまだ飲めるかぁ!?」「行くぞぉお!!」


 1、2、3、さぁー!!


 某卓球少女かと。


 どうやらサラダを頼んだ席には店員が寄ってくるらしく、だぁー!! が、サラダのサァー!! に。

劉牙「サラダ頼んでみるか〜」

CA「頼んだら30回殺す」


 頼めませんでした…(´Д⊂)


 ひたすらアントニオ猪木のDVD映像が流れるだけでなく、トイレに行くと「この道を行けばどうなるものか」と猪木先生の声が流れてました。


 この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。

 危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となる。

 迷わず行けよ。行けばわかるさ。


 引退試合後にアントニオ猪木が朗読した文で、元は一休宗純、一休和尚の言葉らしいです。

 行けば分かるさ。

 何ともトンチ小僧、一休さんらしい言葉です。

 人間何とも分からずとも、踏み出さないと始まらない。踏み出してみれば実際何とかなるもんじゃない? っていうか何とかしよう、うん。という感じでしょうか(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

 酒場内にあるたくさんのテレビ画面に流れている猪木先生の活躍に見惚れながら、いい具合に飲んできましたね。

 まあ、飲んでる最中にR.I.P氏が仕事場での挨拶代わりにこんなことを言うんだよ、と「チ○コ」「マ○○」とかひたすら連呼してましたが。

(※この物語にはある程度のフィクションが含まれています)


 酔っ払いはブログを更新するべきではない、という意見に一票。
 
 あと劉牙は人生を考え直した方がいい、という意見にも一票。


 本日は以上。Σ(゚д゚;)

soumeitei at 05:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 劉牙 | 雑話

2008年12月11日

第一章終了のお知らせ

 どうも、劉牙です。意味がないような気がしながら癖になってます、この名乗りw


 HPにて「天へもがく竜」第四話を更新。

 これで第一章終了となります。いわゆる三顧の礼編終了、って感じですかね。


 この作品は、もう三年前になるのかな? 大学時代に書いたものですね。

 元々これを書いてみようと思ったきっかけは、今のメンバーの中にR.I.Pという色んな意味で強烈な三国志ファンがいまして、自分の中で熱が盛り上がったっていうのはあったのですが。

 後は大学に入ってから読んだ北方三国志。あれがもう熱すぎた。何か三国志の小説を書きたいな、と思った要因の大きな一つだったのは間違いありません。

 が、なぜ題材を孔明にした作品にしたのかは、自分でもさっぱり覚えていませんw

 恐らく蜀が好きだったので孔明、劉備辺りを中心にいろいろ調べたりして、その中でこういう孔明も面白いかもしれない、といった感じではないかなと思います。

 
 さて、読んで頂いた方は分かっておられると思いますが、この「天へもがく竜」。全て孔明視点です。

 これから先、恐らく孔明が生涯を終えるまでそうです。まだ完結してませんが(゚∀゚)アヒャヒャ

 やはり、三国志はとてつもなく長いもの。同じ時間、違う場所で色んな人間が色んな出来事に出会っているわけで、色んな人間の思惑が混ざり合いなががら歴史を作っていくのですが。

 そんなの書いてたら終わらねぇよ。

 それが孔明視点にした理由の一つですw

 三顧の礼編においては、もちろん孔明の葛藤を描きたいというのがあったので、ずっと孔明を追い続けていこうという理由もありました。


 が、二章以降はちょうどこの時三国志ものを何かやろうと回りと言い始めていた頃。孔明視点を続けることによって、周りを描かないことによって、孔明と交錯する人間を新たに主人公とした物語を作っても面白いかなということに思考が飛んでいってしまいまして。

 例えば、長坂で孔明から見るとほとんど姿のない趙雲。小説ではほとんどその場面は描かれないけど、趙雲を主人公とする他の作品を作ることによって補填する、などですね。

 この延長上が草命庭の最初の作品である偲蜀伝なのですが、一番の問題はこの小説が完結してなかったことですね(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

 まあ、それでもしっかり作家陣が描ききってくれたので、もう僕を責めないで(((( ;゚д゚)))


 二章は一応完成しているのですが、やはり視点が一本というのはなかなかに厳しい…。ここで! ここであの男に場面転換出来れば! なんていう葛藤もしょっちゅうあったりなかったりしましたが、結局途中で止まってれば何を言っても言い訳に過ぎず。

 まあ人間目標がないとなかなか前に進めません。時間だけは過ぎていくんですけどね('A`|||)

 前へ進んでいるわけではない! 老いているだけだ! って天の声に怒られそうな気がします。

 というわけで完結させる意味を込め、尻込みしまくりの小さな決意をしつつ、HPに今後も上げていこうと思いますので、お暇な時にでも見てやってください♪

 
 次回からは二章を更新していく予定です。

 全10話くらいになる、かな?

soumeitei at 01:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0) HP | 作品

2008年12月10日

大都督・史上最強の陸遜

 乾燥した冬…。さぞよく燃えるでしょうね〜。船とか船とか船とか。どうも、劉牙です。

 いい加減この劉牙と名乗るのはいらない気がしてきた。


 さて、大都督シリーズ最終回。遂にあの男が…。


 陸遜伯言。横山以外はどこを見ても容姿端麗、そして頭脳明晰、火計で何でも燃やす呉の救世主!

 長耳とか白眉とか燃やすよ?


 完全に劉備軍を敵に回した呂蒙は、荊州を奪還して満足したのか逝去。彼がもし自分の後任を選ぶなら彼か、と選んだのが陸遜きゅん。


 まずこの陸遜、幼い頃に養ってくれた親族を孫策に攻め滅ぼされています。

 そのためか、はたまたまだ若かっただけなのか、21歳の時に孫権の代になって呉に仕官。もしかしたら、某鋼鉄のような葛藤があったのかもしれません。結局あの孫権は男なの? 女なの?

 さて、以前呉は豪族集団であり、孫権はそれを取りまとめることに神経を割いたと書きましたが、その豪族の中でも元々大きく影響力があったものがいました。

 張家、顧家、陸家、朱家。呉の四姓と呼ばれていたようです。

 まあ、姓が同じでも正確には一族じゃなかったりするので、実際名前を聞いてもピンと来ないこと請け負い。なので詳細は省きますが、少なくともこの中の陸家は、陸遜の一族でした。

 孫策は一時、その名家を敵に回していたようなものですね。孫堅の時代からあまり名士には好かれてはいなかったようですが、そこは賢い孫権くん。

 孫策の娘を陸遜の妻に据えました。もう完全に政略結婚ですが、陸遜はこうして孫家一族に加わることになります。

 異民族を討伐し、こつこつと功績を立てていましたが、しかし地道な努力という感じで、孫権陣営の中ではそこまで目立った活躍の部類にはなく。まあ呉は猛将揃いですからね。

 で、呂蒙が関羽を討伐することになり、呂蒙は病気と称して大都督の本拠地ともいえる陸口を離れます。そして孫権の所に一旦引き上げた呂蒙に大して、陸遜が言います。

陸遜「あなたこんな所にいて大丈夫なんですか」

呂蒙「いや、体調が悪くて…」

陸遜「関羽はあなたが帰ってきたので油断してますよ。その内本拠地からも兵を引っ張るでしょう。今攻めれば荊州が取れますから、もうちょっと頑張って!」

 呂蒙は自分の狙いが半ばまで気付かれていることを知りながら、敵を騙すにはまず味方からとその時は黙っていますが、この時のことで、孫権に彼は優秀だから、彼ならば自分の跡を任せられるかもしれないと語るのです。

 そして呂蒙は、嘘の病気ではあるものの、自分の代わりとして陸口に陸遜を向かわせました。陸遜は孫権陣営でも目立っていなかった頃。関羽は呂蒙の代わりに無名の新人が来たということで、余計に油断したわけですね。

 呂蒙以上にへりくだり、まんまと関羽を騙した陸遜+呂蒙は、そのまま関羽を討伐するわけです。

 そしてその直後に呂蒙が死に、大都督を受け継ぐ…、はずなのですが。


 しかし実は、呂蒙はもう一人後継者候補を選んでいました。朱然という武将ですが、彼は実績も年齢もいい具合。養父である朱治という武将は孫家の一族でもあるので、家柄も間違いありません。

 どちらを後継者にするのか。孫権は、自分の助言で阿蒙から蒙さんに変わってくれた呂蒙が大好きだったので、その跡を継げる人間にはことさら慎重だったはずです。呂蒙に比べると、みんな石ころに見えてしまう。そんな感じでしょう。

 しかしもう一つの観点から今までの大都督の流れを見てみると、周瑜、魯粛、呂蒙。

 そのいずれも、呉の四姓には入っていません。周瑜は孫策時代から有名でしたが、魯粛と呂蒙はほぼ無派閥。自分の代わりとなる軍の代表者が大きいことは、やはり孫権として、勢力のトップとして危険なことです。

 そして選択肢は、陸遜と朱然。一族か、名家か。

 一族として朱然を選ぶことは、あまり豪族たちが良い反応を示しません。あくまで、孫家は豪族たちの代表であり、同列とも言える立場なのですから、孫家の権力を増すことは独裁が待っているということ。

 となると名家である陸遜。そして、陸遜はまだ無名です。

 呂蒙が推挙する才能を持ちながら、地味に生きる男。これなら大丈夫かもしれない。陸家という名家として有名ですが、一応孫家にも繋がっているのですから。

 そして孫権は、劉備が関羽の敵討ちと称して荊州に攻め込んできた際にそれを完全に決定、陸遜を大都督に任命して劉備討伐に向かわせます。

 そう、大都督です。正式に大都督という役職に付いたのは、歴代の中で初めて。彼こそ真のスーパーサイヤ人。悟空やべジータの金髪化なんて偽者に過ぎません。

 劉備軍十万。その大軍を相手に、陸遜は下手に打って出ません。「劉備は狡猾で、経験豊富。機を待つべし」。

 味方はなんて腑抜けだとあざ笑い怒りますが、陸遜は何とかそれを抑え、劉備軍がだれてきた上に布陣が長くなった機を狙い、有名な夷陵ファイアーで劉備を滅菌消毒。「汚物は消毒だ♪」 この時、蜀のあまり有名ではないたくさんの将と、白眉馬良さんを討ち取ります。

 そして、ここからが陸遜の優秀なところ。絶対に魏が呉を狙っている。そう思い陸遜は、敗走する劉備軍を深く追撃することなく撤退。せっかくの機会なのに…、という他武将を抑えつつ帰還すると、果たして魏が三方から呉に攻め入る直前だったという事実。

 完璧に魏の二代目曹ヒの行動は読まれていたわけですね。

 この魏の攻撃に対し陸遜は偽の降伏という策略を使い撃破。多大な戦果を挙げ帰還しました。

 今まで地味であまり名もなかった陸遜きゅんは、ここで初めて自他共に認める名将として名を上げることになったのです。

 さてその後は魏からの攻勢を防ぐことがモットーで、孫権の命令で攻め込んでも「そして何より! 速さが足りない!」とか言いながら適当に戦って勝機がないと見ると撤退。決して負ける戦はしませんでしたが…。

 
 呉の不利益になるようなことは決してせず、配下の鑑のような存在だった彼が、あろうことか孫権の攻撃を受けることになるのは、呉の丞相に昇ってから。

 どんな勢力でもよくある話。いわゆる、後継者問題です。

 孫権の長男、次男が亡くなると、三男と四男が跡目争いを始めます。


 この事件は二宮の変と言われ、三男派と四男派で配下たちの多くが対立。

 その中で、あくまで長幼の順序を守るべきとして三男派で、後継者問題で滅びた国はたくさんあるんだから早く適正な判断をしてください、と孫権にあくまで言った陸遜でしたが…。

 孫権はあろうことか三男も四男も後継者にせず、なぜか五男を飛ばして六男を後継者にすると決定。これを知った陸遜は更に激しく抗議。

 孫権はなぜまだ公表していないそんな機密を知っているのかと詰問し、半ば濡れ衣状態で流罪に処します。さらに何度も詰問の使者を陸遜に送り、後継者問題がひどくなったのはお前のせいだと責め立て、遂に陸遜は憤りのあまり病を発して死んでしまいます。


 周瑜のごとき戦術を持ち、機を見るに敏、彼さえいれば呉は安泰だと思われるほどの才覚を持ち、早逝していくばかりの歴代大都督と違い60歳を越えるまで生きて呉のために尽くし続けた最後の大都督は、あまりにも惨めな味方の攻撃による死を迎えたのでした。

 この後、呉は迷走を続けて自国を治めることも十分にならず、滅亡へと向かっていくのです。


 呉のことを調べるためにまず大都督から、という劉牙の選択は間違ってなかったなと認識。もちろん他にも活躍した将はたくさんいるので、それらを含めた色んな視点を持たなければなりませんが。

 しかし少なくとも、この歴代大都督が呉の中枢となり、その意思を代表して動いていたのは事実。彼らがいたから、呉はこう動いたのだと言えるだけの存在なのは間違いないと思います。

 
 最後に、呉のことに関して調べる上で、一番分かりやすかったサイトを紹介して終わります。

 呉書見聞

 呉のことをもっと知りたいという方は、是非一度見てみて下さい♪

 別に回し者じゃないですが。非常に時勢と情勢の流れが分かりやすいと思います。


 「河童伝説と孫呉の人々」とか面白いですよ(☆゚∀゚)

soumeitei at 03:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 三国志 | 雑話
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