2008 Montreal-NY

February 21, 2008

カナダその1。氷点下の月食。あと売り切れのお知らせ!?

カナダ窓外







現在、氷点下10度のカナダ/モントリオールで滞在中です。Bー312というモントリオールにあるギャラリーでのパフォーマンスに向けて準備中なのですが、なんと昨夜、皆既月食というやつに出くわしました。以前に「月として」というタイトルでナラティブ/パフォーマンスをしたのですが、その話がでたところ「今日はエクリプスだ!」と教えてもらったのです。昨夜は、雪も降らず完全な快晴で、月がゆっくりとかけていき、完全に暗くなった時もぼんやりと明るい状態がみれました。普通、月が高く出てる時は銀色というか白色の光という感じですが、月食時はどんどん暗い黄金色になっていきました。たぶん地球の影で太陽光が遮られた分だけ暗いのでしょうね。いや〜なんかテンションあがります!

さて以前にこのブログでも販売のお知らせをしていた、「お と づ れ」の限定版CDが完売となりました。お買い上げ下さった皆さんどうもありがとうございます!

CDばら







現在、東京/佐藤美術館にてサウンドインスタレーション中なのですが、そちらのショップにてたくさんの方がご購入くださったようです。

今後、限定版のようなセット(画像の通り)ではなくCDのみの販売も検討していますので、ご興味ある方はメールなどにて問い合わせ下さい。



soundartist77 at 23:28|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

February 23, 2008

カナダその2ー今日は温泉!

スパ1







カナダに来てまで温泉に入るとは思いませんでしたが、
いわゆるスパというやつで、結構リゾート的な感じなのです。
滞在中のモントリオールから車で30分くらい走った森の中
http://www.lasourcespa.com/fr/index.html

リゾートなのですが、風呂は基本的に外!

スパ2







もちろん撮影禁止なのでHPから画像拝借してます。
画像に映っているのが温泉です。40度くらいで適温で、長湯オーケーなのです。
でも、けっこう何時間もリラックスする感じですごすので。。。
この温泉が外風呂。室内のサウナ、ミストもあるんですが、それと水風呂を行き来するんです!
水風呂も当然外。外気はマイナス10度くらいです、水温は。。。水の表面が凍っていたことだけは確かです。
スパ3







借りたバスローブとかをかぶりつつ。外を歩くんですがだんだん慣れてきて、
最後には天然の水風呂、完全に表面は凍ってました、にどっぷりつかりました。
寒中水泳ってこんなだろうなと思いながら。。。
スパ4







もちろん室内で休憩できるところもあるんですが、こんな感じです。
あとは外に薪ストーブがあって、なかなかにカナダフィールをだしています。

施設は16歳以上のみの入館で、基本的にはあまり話したりするのは控える感じで、
時々スタッフが静かにしてるかどうか見回っています。
初めはどうかと思ったけど、だんだんそうでもしないとリラックスできないだろうな、という状況になってきて。もしかしたらここ半年で一番ゆっくりしたかもしれない。。。と思いつつ。マイナスと40度を行き来していました。

明日はパフォーマンスなので、その前にリラックスできて最高の準備、になれば良いのですが。。。




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February 26, 2008

カナダその3 B-312 Montrealパフォーマンス

B-312mamoru










「 お と づ れ 」 narratives vol.2.3 / 2008.2.23

モントリオール現代美術館のすぐ近くに、こちらの主要なギャラリーが幾つも入ったフロアがあったり
その他のオフィス、ダンススタジオなどが入ったコンプレックスがある。
そのビルの4階に今回の会場B-312がある。もともと3階に会った頃に着けた名前だそうで、4階だけど312。
モントリオールのアーティスト・ラン・スペースの中でも代表的なギャラリーなのだそうだ。アートカウンシルなどからのサポートがあるようで、ここで展示するアーティストには通常フィーが支払われるそうで、なんともうらやましい状況。カナダではアートに対する政府からの支援がとても厚く、どこのギャラリーでもそういったスポンサーのロゴを見かけた。

今回のモントリオールでのパフォーマンスは、昨年の冬に東京で会って意気投合した、アーティストJérôme Fortinとの出会いがきっかけで。彼にNYに行く事が決まっているという話をしたら、トントン拍子で話が進んだ、というのが簡単な経緯。

今年に入ってから、日常にみられるオブジェクトから音をとりだす、という行為を、étudeというシリーズでそれらを作品化していこうと思い始めていて、その第一弾という感じです。画像はその中から「etude no.10」

ハンガーストリングス









だいたい40−50分くらいのパフォーマンスでしたが、大きな窓からの眺めを借景に日が暮れてゆく中で、ぽつぽつと音を重ねていきました。近頃お世話になりっぱなしの小松音響提供の新作マイクプリアンプのおかげでこれまでよりも太くて質感のある音がだせて、なかなか良い内容だったと思います。
会場と同じビル内のその他のギャラリーでのオープニングとも重なってたくさんの人が来てくれ、だいたい100人前後が出入りしていたと思う。何よりもとても熱心に聴き入ってくれているのがひしひしと伝わってきて、よい緊張感の中でパフォーマンスできました。残念ながら録音が部分的にうまく行かず、他のところは良い感じで録れているだけに。。。録れたところでまた機会があったらサンプルをアップしたいと思います。


B-312people

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February 27, 2008

カナダ最終

モントリオール朝今朝は雪。
1週間ほどのモントリオール滞在中はわりと快晴だったのですが、今日は朝から雪が降り続いています。明日、NYへ発つ事もあり、あちこち行きたいところもあり、かなり長い時間雪の中歩き回りました。





こちらの雪はさらさらで空気も乾燥気味なのでほとんど誰も傘をささないで歩いています。滞在中に気になってた店をのぞいたり、現代美術館に行ったり、B−312に顔を出したり。結局帰りもB312のスタッフと一緒に雪に埋もれる公園を歩いてかえりました。たまにだったらかなり楽しいです、雪道。

さて、こちらに来てから、モントリオールをベースにしているアーティストに会いました。
音関係のアーティストも多く、昨日も二人のサウンドアーティスト、作曲家、発明家に会いました。

Jean-Pierre Gauthier
もともとはビジュアル中心の作品を作っていた人で、あるときに子供の頃から電子部品で遊び慣れていた感覚を作品に盛り込んでいったところ本来持っていた音に対する興味とつながって今のようなインスタレーションのスタイルになってきた、とか。日本では知られていないけど、かなり面白い作品を作っていて、時々見かける安易なインタラク・サウンド作品とも違い、ビジュアルからアプローチする作品に時々見られる「音そのもの」への配慮の欠如もまったくなく、むしろとてもフレキシブルなのにしっかりと意図された音、動きが組合わさった作品の構造が印象的でした。ご本人は無邪気な感じの方でひたすらいろいろな作品を紹介してくれて、3時間近くいろいろと話をしてくれました、こちらの反応が良いとすぐにいろいろとくれてかなりレアなCDとかDVD、彼の作品集もゲット。自分の作品とかと交換してもらって、1アートファンとして幸せなひととき。今日も現代美術館にコレクションされている彼の作品が企画展の一環で展示されていて、とても良かったです。

Jean-François Laporte
もしかしたら今回のモントリオールで出会ったアーティストの中で最大級の衝撃を受けた人/作品です。
日本にも何度か来てるみたいなので知っている方々もいるかもしれません。この人は楽器の発明と、それらを使った現代音楽の作曲、あとは美術館などでのインスタレーションやパフォーマンスをしている人で、約10年くらい前に当時「音響」と呼ばれてた様な音楽の音色を聞いていて「こういう音なら自分でアコースティックに作れる」 と思ったのがきっかけで、とんでもない楽器を作り出していいる人です。いろいろとデモンストレーションしてくれましたが、デジタルとか電子回路とかでジェネレートする楽器とは次元の違う音色のリッチさに圧倒されました。基本的には高圧エアーコンプレッサーで空気を管におくりこみ、いろいろな楽器のマウスピースなどを応用したり、超強力風船!?を利用したシンプルな構造で、つまりは管楽器です。説明はほぼ不可能なので是非ホームページをみてください。(フランス語ですがouvres という所から音サンプルにリンクしてると思います。)なかなかに無骨な感じの人で男!って感じの人かっこよかったです。例にもれずCDなどを交換してもらいました。(幸)

自分のパフォーマンスでピアニカを使ったりするので、アコステックオルガンのように、モーターからそれらのリードに空気を送って音をだす、というようなアイデアを思いついてやろうとした事もありますが、ジャンーフランソワ氏の発明はそんなアイデアを遥かに凌駕していて、リードのアコースティックな振動を空気圧と振動体の表面を手などでコントロールするだけで信じられないくらいの音の広がりがあって、ノイズミュージックで得るような爆音性快感と、パイプオルガンの響きに浸るような忘我の触感があり、久々に音で興奮しました。

また時間があるときに他のアーティストも紹介できれば、と思っています。
ほとんどただの旅行記、という記事もありましたが、こうしてモントリオールでアート関係の人たちと知り合い、とても良くしてもらった事のお返し!?も兼ねて、またあまり知られていないシーンなだけにこうして紹介して、興味を持ってもらえたら幸いです。

明日からできればNY記と行きたいところですが、PC環境、日本語環境があるかどうか、によります(笑)
毎回見てくれた方々ありがとう。割と見てくれる方がいるようなので、今後もこんな感じでちょっと綴ってみようかなという気になります。

では!

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March 14, 2008

NY記 と展示の報告。

しばらくぶりです。ようやく帰国して、ぐったりした日々をしばらく送っています(笑)1月半ばから佐藤美術館で開催されていた「複眼リアリスト展」は先日終了しました。おかげさまで7600名以上の方々が来場され、佐藤美術館の動員記録を更新したそうです。もちろん諏訪さんの人気ということなのですが、驚くほど音の方も様々な方々が熱心な反応を示してくださって、予想外のCD売り切れという事態も発生したりしてうれしい限りです。ご来場いただいた皆さん、CDを買ってくださった皆さん本当にありがとうございます。

さて、事後アップですがNY記も少々記しておきます。

NYC_cab2008.2.27-3.6までNYに滞在してました。

即席サウンド・インスタレーションをしたり、いろいろと人に会ったり、にわかに結成されたユニットでサウンドパフォーマンスをしたり、バスで4時間くらいかけてロードアイランド・スクール・オブ・デザインという、全米最小の州にある、美大にてゲストレクチャーを行ったり、いくつか美術館やギャラリーの展示を回ったりと濃い滞在でした。

 

 

 

NY_383902

NY_3839

 

 

 

 

モントリオールからNYCへ移動。約1時間半で久々のラガーディア空港。今回のコラボ相手、作曲家のAenon Loo が迎えにきてくれてました、ハーレム付近にあるコロンビア大のレジデンスに彼は住んでいるのですが、そこまでタクシーで飛ばし、荷物をおろし休む間のなく即席サウンドインスタレーションの会場へ。会場はミッドタウンにあります。IAMというアートNPOのオフィス兼イベントスペース?(画像では狭く散らかっているように映っていますが、天井も高いし、割と広く壁面がレンガでとても良い雰囲気です)で、数日間この会場でサイレントオークションが開催され、コレクター、アーティスト、その他さまざまな関係者人達が出入りするという予定で、その期間中に何かサウンドを設置する言う話だったのです。

Aenonはラップトップを主な音ソースとして使用し、僕はパフォーマンスのセッティングをソースとして使用。ループサンプラーとアクティブスピーカーをそれぞれが一台ずつ使って、やや将棋のように一人が音を出し、相手はそれを聴いてから、音を重ね、何度かやり直したりした後で、お互いのサンプラーを交換し、相手のサンプラーにも自分の音を録音し、出来上がった2つの音源を同時に再生することにしました。タイトルは「I don't know if I heard you right, but I listened」

今回のNY滞在で一番印象的だったのは、グッゲンハイム美術館で開催中の展示でした。火薬でドローイングするあのアーティストです。制作ドキュメント風のビデオが最高でした。落ち込んだ時に見たい!http://www.guggenheim.org/exhibitions/exhibition_pages/cai.html

日本人建築ユニットのSAANAが設計した、NEW MUSEUM (http://www.newmuseum.org/)にも初めて行ってきました。が、個人的には展示の内容もあると思いますがあまり好みではありませんでした。

モントリオール、NYともに美術館、ギャラリーを問わずチープなマテリアルで組み合わさった作品という共通のコードを感じました。と言っても、そういうことは今に始まったものではなく逆に懐古的ですらあるのですが、その中でも新しいニュアンスのものがいくつか見れておもしろかったです。

モントリオールの現代美術館でみた若手作家の展示などは楽しめました。たぶんカナダですら全く無名のようなので・・・日本では知る由もないのですが。ウェブの画像は全然雰囲気伝わりませんが・・・こんな感じ。http://www.macm.org/en/expositions/43.html

この人の作品でおもしろかったのは、美術館の床(木製)を切り取って、その木片をパルプ化?し、紙を作り、その紙を部屋の隅っこに積み上げて、ちょうど切り取られたあとがある床の上、目線あたりに、その紙の一枚の上に何か走り書きしたメモをセロテープでとめてある、という作品でした。とこれだけ書いても微妙ですね。

また時間のある時に出会ったアーティストのことも書きたいと思います。

RohdeIsland_class レクチャーの様子。

soundartist77 at 19:34|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)