2010 Tokyo Experimental Festival

November 22, 2010

TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL に出演します!

(for English, please scroll down)

38

"etude no.38 water and paper" (C) 2010 mamoru

前々からお知らせしておりましたトーキョーエクスペリメンタルフェスティバルの詳細がようやく発表されました。各回10名限定で期間中に5回パフォーマンスを行います。お早めにご予約頂いてスケジュールもばっちりおさえて下さい!

-今回のパフォーマンスについて-

知り合いのオーストラリアのアーティストからすすめられて、最近気に入って飲んでいいるルイボスティーがあるんですが、先日オーストラリアにいった際にたくさん茶葉を買いこんで帰って来たので、そのお茶を皆さんにも召し上がって頂きつつ、その過程で秘かに聴こえる音を聴いいて頂きつつ、会/時間を進めようと思っています。

会の最後には、「no.38 水と紙」を聴いてもらうための空間と時間を用意するつもりですが、本当に小さな音ですが、何かしら新鮮な発見とそれを届けるためのユーモアを感じてもらえる様にいまから準備して行きますので是非楽しみにしていて下さい!私のパフォーマンスではわりと恒例?になってきましたが、今回も作品に関連した「小作品」をお持ち帰り頂こうと思っています。ちょっとしたクリスマスプレゼントという事で。

ちなみに、今回は自作楽器などの「演奏的」な要素は今回はありません。ただ、少し新しい試みとして、音源を事前に制作しそれを会場にサウンドインスタレーションとして設置してみようと思っています。以前はよく音源ベースの作品を作っていたので、いまのetudeシリーズと、そういうものと結びついた形です。

最近つくづく思うのですが、音を聴いたり、音をだしたりする時に、容易い行為にも関わらず、行為にスイッチ的な性格があって、瞬間的にかなり集中した時間を体験できる。
12月後半という時期的には、おそらく年末の諸々で忙殺されておられる方も多いと思いますが、そこをあえて来てもらえれば、きっとその喧噪を少し離れ、価値ある時間を過ごして貰えると思います。

会場でお茶を用意しつつ、皆様のお越しをお待ちしています。

詳細は以下の通りです!

<最優秀賞受賞>

mamoru 「etude for everyday life」

会場:トーキョーワンダーサイト渋谷

日時:2010年12月21 日(火)14:00開演
    2010年12月22 日(水)16:00開演
    2010年12月25 日(土)13:00開演/14:15開演/15:30開演
    ※各回10名予約制
     ※当日券の有無は必ず事前にお問い合わせください。
入場料:¥2,000(お茶、小作品付き)

申込方法:氏名、電話番号、申込人数をご記載のうえ、件名を「TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL申込み」として、希望公演を明記の上、トーキョーワンダーサイト青山FAX: 03-5766-3742もしくはE-mail: performingart10@tokyo-ws.orgまでお申し込みください。
※定員になり次第締め切らせていただきます。予めご了承ください。

空間内で組み合わさる複数の音源。温かいお茶と、それを飲む行為から生まれる幾つかのetude。そして"etude no.38 水と紙"を「聴く」ための場。これらが組み合わさって出来る1時間の音体験。

プログラム:
etude no.13 氷
etude no.40 湯と茶
etude no.38 水と紙

プロフィール:
01年NY市立大学卒業後、自作音具などを用いた即興演奏活動を経て、近年は日常を音作品に読み替えるetudeシリーズを主に展開。国内外の美術館、ギャラリー等で展示やパフォーマンスを行い好評を得る。

その他のフェスティバル詳細:http://www.tokyo-ws.org/archive/2010/11/tokyo-experimental-festival-sound-art-performance-part-1.shtml

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I am performing a new piece of my etude at the TOKYO PERFORMANCE FESTIVAL.

<Grand Prize>
mamoru "etude for everyday life"

place:Tokyo Wonder Site Shibuya

Date: December 21 (Tue.), 2010 Start 14:00
    December 22 (Wed.), 2010 Start 16:00
    December 25 (Sat.), 2010 Start 13:00/Start:14:15/Start 15:30
※Reservation required. 10 people for one performance.
※Please ask if there is a today's ticket or not in advance.
Ticket: ¥2,000
Performer:mamoru

Reservation:
please write your name, phone, number of seats you need, title of the performance,
entitle the email/fax "TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL reservation"
E-mail: performingart10@tokyo-ws.org
FAX:FAX: 03-5766-3742

Original sound loops, a few etudes derive from drinking hot tea, and "etude no.38 water and paper" would be presented.

Program:
etude no.13 ice
etude no.40 hot water and tea leaves
etude no.38 water and paper.

Profile:
The etude series that recodes everyday objects and practices into sound works has been shown in and out of Japan.

you can find all the detail information of the festival here;
http://www.tokyo-ws.org/english/archive/2010/11/tokyo-experimental-festival-sound-art-performance-part-1.shtml

soundartist77 at 12:30|この記事のURLComments(0)

December 18, 2010

満席になりました! Now it's full, 2 more days before the festival!

(Bilingual)
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2010年12月18日現在
updated on 12.18.2010

トーキョーエクスペリメンタルフェスティバルにおける私の公演ですが、おかげさまで満席となりました。各回の定員が10名と少ないためあまりたくさんの方が参加出来ないのですが、
時々ですが、キャンセルが出る場合もありますので、キャンセル待ちをご希望の場合は一度お問い合わせ下さい。
All the tickets for my performance at Tokyo Experimental Festival is sold out. There are few occasions people cancel their tickets, so if you would like to be on the waiting list please contact the following email/fax with your name, phone number, and number of tickets.

申込方法:氏名、電話番号、申込人数をご記載のうえ、件名を「TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL申込み」として、希望公演を明記の上、トーキョーワンダーサイト青山FAX: 03-5766-3742もしくはE-mail: performingart10@tokyo-ws.orgまでお申し込みください。

12.21. TUE 14:00 - (満席/full)
12.22. WED 16:00 - (満席/full)
12.25. SAT 13:00 - (満席/full)
12.25. SAT 14:15 - (満席/full)
12.25. SAT 15:30 - (満席/full)

各回とも開始時間が異なりますので、その点ご注意下さい!
Please note that all the performance is starting on different hours.

フェスティバル詳細(日本語)
http://blog.livedoor.jp/soundartist77/archives/51618167.html

more details for the festival(English)
http://blog.livedoor.jp/soundartist77/archives/51618167.html

会場で皆様のお越しをお待ちしています!
hope to see you there!


soundartist77 at 20:38|この記事のURLComments(0)

December 21, 2010

はじまりました! The Festival has started !

(Bilingual)

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昨晩よりTokyo Experimental Festival がはじまりました。フェスティバルのオープニングは山下洋輔氏(ピアニスト)、一柳慧氏(作曲家/ピアニスト)、中川賢一氏(ピアニスト/指揮者)、ストリングカルテットによるトークや即興演奏を含むプログラムでした。

Last night at Tokyo Wonder Site Shibuya, Tokyo EXperimetal Festival has started it's week long program with Yosuke Yamashita, Toshi Ichiyanagi, Kenichi Nakagawa, and a string quartet.

私はそのオープニングの直前に、今回頂いた賞の審査員の方達をお招きしてパフォーマンスさせて頂きました。出演前にも関わらず一柳さん、中川さん、ICC学芸員の畠中さん、また今回から審査員になられた桐朋学園の沼野さん、TWS館長の今村さん、TWSプログラムディレクターの家村さん、といずれもお忙しい方達ですがお越し下さいました。今回の公演時間は60分なのですが、昨日は縮小版の30分で少しコンパクトにやらせて頂きました。皆さんに喜んで頂いたようで安心しました。

I performed a little before the opening for those who were the jury for the prize that I received. The performance was 30 min, a half of what I am preparing for the next few performances. It went good, and I was glad that they enjoyed the time.

パフォーマンスの後に一柳さんと少しお話しさせて頂いた時に、私の音の使い方に関して「なかなかできることではない」と、とても嬉しい言葉を頂きました。(独特のフレーズでしたので長い引用は控えます)前回のパフォーマンスの際も、あまり普段言われない様な点について褒めて下さって、非常に励まされました。
1933年生まれで現在も現役の音楽家というだけでも大尊敬ですが、クラシック音楽はもちろんのこと、日本の古典などにも精通されていて、その上でこうして実験的な事にも感心をもって評価して下さるというのは本当に稀だし、(僭越ながら)本当に面白い方だと改めて思いました。普段は飄々としておられるのですが、「面白かった」と笑顔で言って下さるとこちらも本当に嬉しくなります。そして、お話させて頂いてると時折、内に秘めたエネルギーというのがかいま見え、フルクサスに触れたり、ジョン・ケージらと行動をともにしたと頃の興奮というのが今も息づいているのを感じ、一柳さんの原体験というのがいかほど強烈であったんだろうと想像してしまいます。居るべき時に居るところに居て、会うべき時に会うべき人と会う、こういう事で人生は決まるんだな、と改めて思わされました。

After performance, I chatted with Toshi Ichiyanagi. He mentioned about the relation between artist and the work, and he complemented on my attitude on this regard. This is not a thing that I often hear from people, so I was very encouraged. Last time I had talked with him, he was also pointing out something similar.
Moreover, I am most honored when he said "it was fun" with his smile.
I respect him, born in 1933, being still very active as a composer and pianist, calm but so energetic, being interested in experimental works while he is a master of classical music of West and Japan. I see his experience with Fluxus and John Cage still remains deep inside. Being in the right place, meeting the right person at the right moment changes life.

今日もあと2時間後にはパフォーマンス開始、楽しみです!
I will perform today after 2 hours from now. I am looking forward to it!

12.21.2010. Tokyo

mamoru

soundartist77 at 12:13|この記事のURLComments(0)

January 31, 2011

氷、お茶、そして水と紙 and a reviews of my perfomance

(Japanese only)

先日のオープンスタジオ、公開読書会に参加して下さった皆さん本当にありがとう!少し難解な箇所もありましたが、7人規模でやったのは初めてだったのでまた雰囲気がかわるもんだな、と思いました。その後もたくさんの方達にお越し頂き予想外に一歩も部屋から出れませんでした。笑。関心を持って下さった皆さんありがとうございます。引き続きあれこれやりますんで、どうぞいらして下さい。

その際に、PCモニターでスライドショー状態で昨年末にTWS渋谷にて行ったパフォーマンス「etude for everyday life」にて撮影した画像を流していたのですが。実際にパフォーマンスに来て下さった方から頂いたコメントを、許可を得て、こちらに掲載させて頂きます。

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photo: etude no.38 水と紙 / パフォーマンスより

宮津大輔さん
著書:「現代アートを買おう !」集英社新書 
連載 ARTiTで展覧会レーティング&レビュー 


今回mamoruのパフォーマンスを見て感じたのは、今年本郷で行った公演に比べると、格段に洗練され流れがスムーズになった点です。
 生きている音(楽)あり、録音されたピアノの音(楽)あり、映像あり、しゃべりあり、笑いありと盛り沢山でありながら、進行が流れるようで、最初から最後まで気持ち良く、「ミクロの決死圏」的※な音の旅を楽しむことが出来ました。
 まるで、鰹節、さば節、あご節といった様々な出汁の素を使っていながら、全く濁りのないきりっと澄んだ出汁のようでした。
 
 前回と異なる2階建てという変則空間を上手く利用した構成も、二種類の紙の持つ素材の違いを、場所や行為の差異に転換し、音だけではなく目で見てわかる形にしたことや、時間や場所の移動、過去の体験といったオーディエンスとパフォーマーの間にあり且つ、埋めることの出来ない事象を、象徴的な映像で表現しつつ、映像の中と現実の所作をブリッジにしている点も、エッシャーのトロンプルイユ的な作品や、マトリョーショカ人形のようで見事でした。

 この人数で行うパフォーマンスとしては、もはや完成の域に達しているのではないかと思います。勿論お茶や舞と同様に、所作や語りに磨きをかける点に限界はなく、尚一層の研鑽も悪くないとは思います。

 しかし今後の課題としては、スペースが大きくなり、オーディエンスが増えた場合に、どのように見せるか、また実際にパフォーマンスをすることが出来ずに映像だけの出展となった時に、現実と映像の入れ子状のおもしろさや、時間や空間の移動について、如何にシンプル且つ大胆に映像表現の中だけで完結出来るかという点に尽きると考えています。

 次回の展覧会?公演?で、この課題にどう取り組むか、その成果を楽しみに待ちたいと思います。

※普段身近にありながら、気づかなかった想像を超えた事実の発見という例えで使っています。



soundartist77 at 10:00|この記事のURLComments(0)

February 04, 2011

氷、お茶、そして水と紙 2 and an another review!

(Japanese only)

先日、昨年末のパフォーマンスのレビュー的に、掲載させて頂いた宮津さんのコメントに引き続き、もう一方パフォーマンスにいらして下さった方のコメントを掲載させて頂きます。

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photo: etude no.38 水と紙 / パフォーマンスより

勝原基貴さん(日本大学大学院)

創造活動の歴史である建築史を研究している身でありながら、普段なかなか原点の人間的な側面や活動に直接触れていないので、ここ数カ月T.W.S.のイベントに足を運びつつ、大学での論文執筆という科学・工学的な狭く限定された手法にはない、現代アートのアーティストの方々の新鮮な視点と幅広い活動に、いつも色々と考えさせられることばかりです。

未だ「ストロー、無印インスタント麺、氷、湯と茶、水と紙、電動シェーバー」を拝見・聴したに過ぎませんが、それぞれのエチュードに通底していると個人的に感じている「既製品と物流」「日用品と所与(アフォーダンス)」「媒介としての水」といったキーワードは全く建築の世界でも課題として扱われており、特に建築計画学においてアフォーダンス理論はその研究と応用が続けられている分野でもあります。色々と他の方も含めて作品を鑑賞するたびに、アートと建築では、最終的な作品化への段階や手法は違えど、主に自然界から普遍的(ユニバーサル)な要素を探す(習作)する点や、社会や都市の抱える問題を扱う点は、大きく共通するところで、着目している出発点、所謂アジェンダが同じであるように感じています。

今回のパフォーマンス「etude for everyday life」では、「日常に隠れた/気付いていない音」しかもそれを“アンプなどの特別な増幅装置を介さず、自らの器官をもって集中するだけで感受できることの喜び”みたいなものを教えられた気がしました。教えられたと言うと啓蒙的な印象がするので、考えさせられたと言った方が適切かもしれませんが、今回のイベントを通して、わたしの感性は僅かながら進化した気がします。そのような意味で、まるで最後に頂いた小さな瓶は処方された薬のようにも見えました。嗅覚を含めた五感を満たす反応を通して、とても新鮮な一時間を体験させて頂きました。


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