2005年11月27日
ねぐらへ帰るナベヅル
ナベヅルの飛来地と言えば鹿児島県出水市だ。今頃の季節だったか、ナベヅルの撮影に出水へ行ったことがある。そこは各地から訪れるカメラマンで賑やかだった。その中の一人に北海道から毎年、ナベヅルの撮影に訪れる方がいた。
「北海道には美しいタンチョウヅルがいるでしょう?それに比べればナベヅルは地味なツルですが、何が魅力ですか?」と聞いてみた。「ナベヅルはタンチョウヅルと比べれば問題なく美しいと思います」そんな答えが返ってきた。所、変れば何とやら・・・と意味不明なことを思ったりしたが、爺さんも陸路で冬の北海道撮影に行ったことがあるが鶴居村のタンチョウヅルのダンスは優雅だった。そして屈斜路湖の近くで白樺の林を撮影していたら通りがかりの人が「白樺がそんなに珍しいですか?九州には一年中、緑の椿があるでしょう。私はその方が綺麗だと思いますが・・・」と云うではないか。人間お互いに身近な良さには気が付かず、「隣の芝生が綺麗に見える」のである。