テープ刺繍

テート美術館展作品をヒントに刺繍(3)

ブローチ刺繍を真似て
刺繍糸くず入れを作りました。
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ジャムの空き瓶に
5cm幅のテープを巻きつけました。

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こちらの面は
ボリュームに少し欠けているかも。

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小さなピンクッションにしました。
ミントの花が咲き始めました。
陽射しが強いためか、色が
くすんでいるように思います。

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小物づくりは、テーブルに
糸や布を広げなくとも
ちょこっと出来るので
息抜きにぴったりです。

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テート美術館展でのブローチから刺繍(2)

ブローチを参考にした刺繍が
できました。
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ブローチとは、全く異なった
テープ刺繍になりました。
まあ、ブローチからヒントを得た刺繍です。
刺繍糸くずをいれるジャムの空き瓶の
周囲に貼り付けようと思っています。

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ブローチになっていたのは、
モホイ=ナジ・ラースローの作品
「TK Ⅶ」

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面白くなってしまい
丁度出来上がった
sajou紫色のクロスステッチ布の
踊る人々の糸が
出しっぱなしでしたので、
その中から適当に色を選んで
似たように思いつくままに
残っていた切れ端テープ布に
刺繍をしてみました。

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なんだかあか抜けない感じ。

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刺繍のヒントは、
様々な物の中に潜んでいることに
今回は気づかされました。

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目黒通りの歩道側に
こんもりと涼し気に咲いていた
プランバーゴ(るりまつり)です。

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町内の方なのか、咲いていたビルの方なのか
水やりや手入れをされているので
こんなにカンカン照り続きの時でも
しっかり咲いているのだと
思います。

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テート美術館展でのブローチから刺繍(1)//ライオンキング

テート美術館展で見た
モホイ=ナジ・ラースローの「K Ⅶ」
のブローチから真似をしてみました。
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作品がブローチになって、
ミュウジアムショップで販売されていて
モダンな図案に引き込まれ、
刺繍でも参考にして
表現してみたくなりました。

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5cm幅のテープを使っています。
黒とグレーと赤の部分は真似て
ステッチしてみましたが、
そのうち好き勝手に広げています。

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自由に四角を入れていけば良いかと
進めていましたが、
やはり図案をおこして進めたほうが
迷わずに出来る事に気がつきました。
糸も適当にメーカーまちまちで
使っています。
テート美術館展は、国立新美術館で
10月2日まで開催です。

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劇団四季の「ライオンキング」を
8月下旬、鑑賞してきました。

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やはり、幕が上がってあらわす
2頭のキリンにくぎづけになっていると、
ゾウ・シマウマ・チーターと
会場内から現れる動物達や
エルトンジョンの音楽にいきなり感動です。

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間違いなく誰もが幸せ気分に浸る舞台です。
夏休みもあってか、子供の姿も多く
こんな場に連れてきてもらえて
良いなあと思うと同時に
座席斜め前に座っていた男の子の
感激姿を見るだけで、こちら迄
うれしくなる光景でした。
一緒に行った友達は、
パーカッション(岡戸 大氏と藤井珠緒さん)の二人が
すごいすごいと言っていました。
音大大学院出の友達は、私とは
目の付け所もちがうようです。

DSC_6767
ライオンキングを見たのは
2度目でしたが、
これは、ロンドンのコベントガーデンの
LYCEUM THEATREで入場の折に
受け取ったちらしです。
やはり、「日本語のライオンキングの方が
内容に入り込めて、いいわね」と
これまたロンドンで一緒に見た
もう一人の友達と語りました。
英語は眠たくなっちゃう。
ロンドンの方が、演出は大胆だった
記憶がありますが、と言っても
だいぶ前のことで、ぼ~んやりとしか
覚えていません。
劇団四季のライオンキングを見に
また行きたいです。

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テープ刺繍完成//東京ジャーミー

テープ刺繍の12月が終わり、
1年各月が並びました。
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色使いを欲張りすぎて
なんだかあか抜けない感じに
なってしまいました。

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すでに完成している赤一色の2017年
「Linen and Threads Mystery Sampler」の
壁掛けの横に並べてみました。
横のイカットハンガーの棒は
やはりフリーチャートで公表された
2020年 Long-Dog Samplersの
「Pandemic」に使用するつもりで
用意していたものですが、まだ
仕立てておらず棒のまま放置だったので、
今回の刺繍を並べて掛けてみました。

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ステッチし終えたものを
どんな風に飾ろうかと考えるのは楽しいひと時です。

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ベルプル仕立てに何を使うか、もう
新しいものは購入せずにあるもので、まかないます。
右の四角の網状のものは100円ショップで
数年前に見つけたもので、
これも金網状の一部を取り除き
面白く使えないかと考え中です。

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渋谷にある日本最大のモスクの
「東京ジャーミィ」に行きました。
ここは以前、小田急線の車窓から目だって見える
白い尖塔(ミナレット)が気になるという友達に
誘われて来たことがありますが、
何度来ても、礼拝堂の美しさに打たれます。

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アラビア文字をデザイン化した
アラビア書道や
太陽光を取り入れたステンドグラスも
白い壁に映えます。

EPA(政府の経済連携協定)で来日の
フィリピンやインドネシア人の研修を
担当したことがありますが、
イスラムの人は金曜礼拝に参加したくとも
研修中で出来ず、キリスト教の人は
日曜日に上智大学そばのイグナチオ教会の
英語のミサに唯一の休日を使い参加していました。
研修生の心のよりどころに
宗教が大切な役割を果たしていることを
感じたことがあります。
イスラム教の方は、来日したら一度は
東京ジャーミーを訪れたいと
思うのでしょう。

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イスラム教は偶像崇拝を禁じているので、
タイル(チニ)の装飾も
植物や幾何学模様になっています。

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建物内のハラールマーケットでは
イスラム圏の食品や手工芸品が
充実しています。
アラブ王室御用達の添加物無しの
デーツ500gと
白イチジク200gを購入しました。
これで1230円です。

東京ジャーミーのCamiiジャーミィとは
一日5回の礼拝が行われる礼拝堂のことで
モスクと同じ意味です。
見学途中にお祈りが始まる放送らしきものがあり、
慌てて出てきてしまいました。
海外のホテルや日本の外国人施設などでも
お祈りをする部屋や床に記されたエリアを
見かけることがあります。
ここは、日本最大でミフラーブと呼ばれる壁の窪みの
延長線上にある聖地メッカのカアバ神殿に向かい
アッラーに礼拝をささげるために
1000人以上もの人が礼拝出来る場でもあります。
驚いたのは、クラブツーリズムのツアーの見学者も
いらして、ここも東京名所の一つなのかと
思いました。

今年2月6日に
トルコ南東部のシリア国境近くで発生した
地震の救援募金箱の設置や
子供達の応援メッセージなどの
展示もありました。

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テープ刺繍12月//美術館ショップの刺繍

12月の最後の刺繍に
取り掛かりました。
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今まで使用してきた色を
総出で仕上げようと思いましたが、
黄色の使い道に迷い
この先の感じがつかめず、
相変わらずの行き当たりばったり配色です。

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今の季節スプリンゲリーが伸び放題で、
小さな小さなつぼみもつけています。
少し刈り込んでみましたが、
その枝を刺繍の上に置いてみました。
うっとおしいかな。。。。

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先日行った、東京都上野美術館の
ショップでこんな刺繍キットを
見かけました。
刺繡をしてブローチに仕立てるものです。
フェルメールの刺繍には真珠もついています。

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ゴッホの自画像や
ムンクの叫びをブローチにして襟元に
つけるのは、恥ずかしいけれど
帽子のつば横ぐらいにはつけられるかな。

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マティス展のショップには
クロスステッチのブラウスも販売していました。

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いかほどのお値段かは
確認していませんが、良い柄の刺繍です。

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こういう袖のパフ仕立てのブラウスを
マティスの作品に着ていた人が
いたような。。。。と思いました。

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今回のマティス展では
出品されていなかったですが、
「夢」1940年作品が、印象にあるので、
ミュージアムショップのブラウスは
この絵のイメージかなと勝手な
想像をしました。

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先日の美術展には、鳩のブローチを
付けて出かけました。
マティスの切り紙絵をイメージしたものです。
ルーブル美術館地下のアクセサリーショップで
妹がお土産に買ってきてくれたものです。
ブローチピンの止めの部分には、
小さなダイヤ(くずダイヤかな)が
一粒付いています。見えないおしゃれです。

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Linen and Threads Mystery Sampler 11 月

11月の図案ができました。
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わずか、3.5cm幅の幾何学模様です。

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12月はボリュームのある図案で、
もしかしたら、刺繍できる部分が17cmの
テープにおさまらず、
少し図案を調節しないとならない予感です。

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きれいな容器に入ったお菓子を
友達から頂きました。
お茶の時間です。
缶や箱がきれいだとほしくなりますが、
自分では購入しないので、
こんな入れ物に入ったお菓子は
大歓迎です。

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アガパンサスの季節です。
あまり見かけない白のアガパンサス。

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肥料が効いているのか
大きな丸型を作っています。

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こちらはいたるところで見かけるアガパンサス。
すこし色が濃い目で花びらにスジも入り、
べっぴんさんです。

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涼し気な色で、梅雨の空にもはえます。

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まさに、開花準備が出来た様子です。
面白い開き方です。

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テープ刺繍10月//カハラホテルのアフタヌーンティー

「Linen and Threads Sampler」の
10月の図案が終わりました。
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大きな布を丸めて、
たくさんの糸を広げてのステッチと違い
テープ刺繍は手軽に出来るところが良いです。

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このテープの両サイドは
幾何学模様の柄が入っています。
仕立てる時に
こういうテープの場合は、
どうやって裏地を付けたら良いのか
考え中です。裏無しでも良いか。

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横浜みなとみらいに、海外初進出の
「THE KAHALA HOTEL &RESORT
YOKOHAMA」のアフタヌーンティーを
楽しみました。
「スコーンにクロテッドクリームや
ジャム添えが無いし、
サンドイッチもきゅうりじゃない」と
言ったら、「イギリスのではなくハワイだからね」
と教えてくれました。
ホノルルの名門ホテルらしいのですが、
普段からパシフィコ横浜ノースの背後の
ガラス張りの建物を見ていたのに
それがホテルだとは知りませんでした。
2020年に出来た横浜の新しいホテルです。

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コロナで会うことを控えていた友達と
3年半ぶりのおしゃべり会でした。
一人がマンゴーが体に合わないと言ったら、
一部ケーキがマンゴーでないもので
サービスされていました。
一人分のアフタヌーンティーの器もかわいらしい。
最近はこのように丸枠仕立てのものも
見かけるようになりました。

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宝箱と題したBOXをゲストが
鍵で開けるという演出もありました。
クマさんは最中の皮で出来ていて
中には小さな小さな金平糖が入っています。
お腹いっぱいになってしまったので、
宝箱のお菓子は持ち帰り仕様に
していただきました。
ココナッツのチョコがけやトラジェは
ホテルショップでも販売していて、
パステルカラーのきれいな「幸せの種」の
トラジェをお土産に買って帰りました。

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ラウンジを出た後も、久々の友達会話は
とどまることがなく、
去りがたくロビーでもしばし話し継続でした。

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テープ刺繍//マティス展

ここのところ外出が多く、
ゆっくり刺繍の時間がもてませんでした。
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「Linen and Threads Mystery Sampler」
10月の一部をステッチ中です。

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湿気のある午後ですが、
窓を開けていたら、鳴き方も上手になって
ホーホケキョの声が
聞こえてきました。

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今月2回、マティス展鑑賞に
上野の東京都美術館を訪れました。

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「ニースの室内、シエスタ」1922年
塵一つない部屋で
窓辺からのわずかな風を感じながら
くつろぐ姿を見て、
同じ室内にいる空気を
共有した気持ちになれる絵画でした。

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「赤いキュロットのオダリスク」1921年
マティスの赤は、いいなあ。

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「石膏のある静物」1927年
マティスの赤は、やっぱりいいなあ。

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「赤の大きな室内」1948年
これぞ、マティスの赤。

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「マグノリアのある静物」1941年
マティス展で何より楽しみにしていた作品です。
撮影オーケーの場所にあり、感激でした。
原田マハさんの『ジヴェルニーの食卓』の中の
『美しい墓』を読んでいたので、
余計思い入れがあります。
マティスの赤は、
元気の出る赤です。

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マグノリア(タイサンボク)が一輪だけ
翡翠色の花瓶に挿されています。
背後のオレンジ色の鍋の
効果もでているようです。

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6月22日に撮ったマグノリアです。
今年は例年になくたくさん咲いています。
マティスの絵と同じ開花姿です。
マハさんの小説では、花が終わって
葉だけになった枝を
パラフィン紙に包み、
マティス邸に来たピカソに
帰り際に手渡す場面があります。
マティスの気持ちを思います。

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「夢」1935年
マティスの青もいいなあ。
マティスのずっとそばにいた
モデル兼助手のリディアのまどろみ姿。
あ~、マハさん作品のマティス邸の
ベテラン家政婦のリディアと
同じ名前だと、思いました。

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「緑色の食器戸棚と静物」1928年
これも青が効いています。
セザンヌ好きとしては、
思わず果物の位置を凝視してしまいます。

ポンピドゥー・センターのキューレーター
オレリー・ヴェルディエ氏は
「色彩のエネルギーを感じてほしい」と
展覧会を見る人に語っています。
充分すぎるエネルギーを感じました。
夏までにもう一度ぐらい
出かけられるとエネルギー補給できるのだけれど。

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SALのサンプラー//花巻宮沢賢治

「Linen and Threads Mystery Sampler」の
9月分を刺繍しました。
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数種の色しか使用しないので
その時の気分で色を並べています。

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すでにステッチ完了して、
壁飾りにしているサンプラーと並べてみました。

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同じ図案とは思えないほどの
雰囲気の違いがあります。

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2日目の岩手旅行は、花巻の宮沢賢治の
「雨にもまけず」の詩句の場所を訪れました。
文字は高村光太郎の書。
『雨ニモマケズ 風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク 決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル・・・・・・・・・』
こうありたいものです。

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畑仕事中の賢治は、こんなお知らせを
書いています。

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下の畑と言っても、この更に先の
畑での農作業だったそうです。
詩句の立っている場所から
そこそこ歩く距離です。

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宮沢賢治記念館。
様々な記念館を見学してきましたが、
この宮沢賢治記念館の充実ぶりは見事で
「銀河鉄道の夜」の特別展も開催中で
そこで頂いたパンフレットも
素晴らしい価値のものでした。
売店には「雨ニモマケズ」が記されていた
賢治の手帳の複製も販売されていました。
賢治ファンにはたまらない手帳です。
一部の詩がはいった栞を私は購入しました。

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『春と修羅』詩集におさめられている
『永訣の朝』高校の現国に載っていたので
えらく記憶に残る詩でした。
「このつややかな松のえだから わたくしのやさしいいもうとの
さいごのたべものをもらっていかう」
妹トシの臨終をうたっている詩で
さらに続く詩『松の針』も
松に積もった雪の情景が続くそうです。
現国教科書の部分しか記憶にないけれど。
トシさんは日本女子大卒で
彼女の弾いていたバイオリンも展示されていて
(賢治のチェロも)新しく知ることばかり。

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記念館から眺めた花巻。
花巻空港に降り立った時のイメージを
歌った松任谷由美さんの
「緑の町に舞い降りて」そのものの岩手です。

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昼食は注文の多い料理店の
「山猫軒」でとりました。
店内いたるところに物語の文言が
出てきて面白いお店です。

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記念館でたっぷり時間を費やし、
ポランの広場を抜け
宮沢賢治イーハトープ館に向かいました。
お連れの二人はやたらと
「星めぐり」の「赤い目玉のさそり~♪♪」を
歩きながら歌っていましたが、
最初の部分しか知らないらしく
同じ個所ばかり歌って歩いていました。
新緑と鳥のさえずりが心地よい
径が続いています。
帰路は遠野に向かい一泊しました。

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忘れていた刺繍//楽しみなマティス展

青い缶には何が入っていたかと、
開けてみたらやりかけ刺繍でした。
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すっかり忘れていました。
赤一色でSALをしていて、テープ刺繍でも
色付きで作成していたものでした。

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2017年公表の
「Linen and Threads Mystery Sampler」です。
8月分のPart8までステッチ済みなので、
昨日慌てて(慌てる事なんてないのだけれど)
Part9を少し進めてみました。

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東京都美術館で「マティス展」が始まっています。
6月中旬の入場予約を入れました。

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今回何より楽しみにしているのは、
1941年「マグノリアのある静物」です。
セザンヌのリンゴ同様に、私には
なぜかこの大胆な色使いや構図の絵が
元気をもたらしてくれます。

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原田マハさんの『ジヴェルニーの食卓』には
4編の小説が載っていますが、
この「マグノリアのある静物」を題材にした
『美しい墓』もその一つです。
家政婦をしていたマリアがマダムの使いで
アンリ・マティスに届けたマグノリア(タイサンボク)を
翡翠色の花瓶に3輪、2輪でもなく
一輪と光沢のある葉を添えて活けた
マグノリアです。
後ろはオレンジ色の鍋。
ピカソも登場してなんとも
胸がいっぱいになる小説です。

花が終わり葉と枝だけになったマグノリアを
マティスの邸宅を訪れたピカソに
パラフィン紙に包んで渡すという場面も
原田マハ小説には書かれています。

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マグノリア(タイサンボク・泰山木)は、
蕾があっという間に開花して
花期は短く、大きな花びらを落としてしまいます。
この時期、マティスを意識するのか
大きな木を毎日見上げます。
これは、5月30日に撮りました。

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それにしても不思議なのは、小説のマダムは
大木のタイサンボクの枝をどうやって切る
指示を出したのかと、思います。
マリアは梯子をかけて
カットしたと文中にあります。
マグノリアは低木品種もあるのでしょうか。

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これは5月28日に撮ったものです。
天高くそびえて咲くマグノリア(タイサンボク)です。

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これは今年3月に撮ったモクレンの花です。
モクレンをマグノリアと言って親しんでいますが、
マティスの絵画はやはり
タイサンボクの花だと
あらためて思います。
葉もタイサンボクは大きくて
この時期はやわらかい葉も
あります。
やはりモクレン科モクレン属の花です。

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今回は20年ぶりの大回顧展と言われていますが、
これは、1981年に東京国立近代美術館での
40年以上前の展覧会カタログです。
初めて「マグノリアのある静物」を見て感動した
美術展でした。すごい数の出品展でした。
また、ロシアのサンクトペテルブルクの
「エルミタージュ美術館」でもたくさんのマティス作品を
見ましたが、今回はポンピドゥー・センターからの
貸し出し作品です。
大回顧展ならロシアからも貸してほしかったけれど、
この世界情勢では、日本には貸してくれない、
我が国も貸してとは頼まないのは、明らかです。
文化に隔たりがあってはならないのですが。

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数年前に朝日新聞から毎月「マティス絵画」が
購読者に無料で届けられる企画がありました。
専用額にいつもマティスの絵画を飾っています。
今回のマティス展を楽しみにしています。

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