October 30, 2010
絶望の淵

今、日本にいます。
10月始めに2週間だけのつもりでちょこっと日本に帰ってきていた。
いくつかやるべきことがあったので、そのために。
そしてその用事も終わり14日にカナダへ帰国し、そこから向こう2年はずっとカナダにいるつもりだった。
日本にいる理由も、帰ってこなきゃならない理由もないから。
しかし複雑な事情により、日本への帰国を余儀なくされた。
それもたったの2日で。
楽しくなるはずだったこれからのカナダでの生活が一気にゼロになり、まさにお先真っ暗。
死んだわけではないが、死んだに等しい。
どれだけ私がカナダでの生活を切望していたか。
そのくらい大きなショックで、身体の水分がなくなるほど泣いた。
日本に帰ってきてからもしばらくは抜け殻のようだったし、今でもあの時のことを思い出すだけで身体が震えるし、涙も出る。
あの時何があったのかをここに書く訳にはいかないが、これまでに200万人くらいに同じことを話してきたので、正直もう疲れた。
あの話はもうしたくない。
思い出すのはいやなのだ。
いつか笑い飛ばせるようになるまで封印。
だから、何があったのか聞かないでほしい。
もし聞かれても、答えるつもりはない。
心配をしてくれてる人には申し訳ないが、理解してもらえるとありがたい。
そんなんでまたしばらく日本にいます。
携帯番号は13年使っていた番号を解約してしまったので、今は番号が違うので、このブログを読んでいる人でもし連絡先を知りたい人がいたら、コメントを残して下さい。
追って連絡します。
なんで、またしばらくは日本から更新します。
以前のカナダでのこともたまには書こうかな。
October 04, 2010
逆ホームシック

今、10月1日から少しだけ日本に来てます。
カナダが恋しくて、逆ホームシックです・・・・・
この1年で日本が色々と変わっていて知らなかったこともたくさんあるし、たった1年でもこんなに気持ちって変わるもんなんだなと意外である。
成田に着いて、まず全てが日本語なのがとても奇妙に思えて、変な緊張感。
家に帰ってくるまで私一人だけがTシャツで、誰一人として半袖を着ていなかった。
なんでこんなに暑いのにみんな長袖やジャケットを着ているのか。
カナダでは、たとえ冬でも暑けりゃみんな半袖になる。
日本人は無理してでもその季節に合わせた服装。
個性があるのかないのか・・・・・
東洋人だから顔が似てるとかじゃなくて、みんなが同じ服装で、みんなが同じに見える。
この1年で、私の考え方まで変わったのかもしれない。
TVも、何を見てもつまらない。
日本に来てから、肌と目がかゆくて、くしゃみもよくでる。
日本が身体に合わないのか?(笑)
先日友達に会った時、「外国の匂いがする」と、彼女はしきりに私の匂いを嗅ぎまくっていた

日本語どっぷりな生活に慣れてしまって英語を忘れたりしたくないし、一日も早くカナダへ帰りたいもんだ

久しぶりの更新で申し訳ない。
書いても誰もコメントしてくれてなかったので、、もう飽きて誰も見ていないんだと思ったから、ずっと書いてませんでした。
ネタはたくさんあったのに(笑)
そして、なんか絵文字が変わってるし。
August 24, 2010
Couldn't get it

2週間ほど前の話になるけど、またDeep Coveへ行ってきた。
前回ここへ行った時は真冬で、特に冬期は栄えていない小さな町なので、その時はとても寒く、1時間も外にいたらあまりの寒さで気を失うところだった。
(実際にはマイナス2℃程度で、死ぬはずもないが)
今回行った時は最高にいい天気で暑くて、それでも日陰は涼しいというバンクーバーの夏。
そして桟橋で、水着で寝転ぶ女子2人。
なんでビーチじゃなくて桟橋なのだね、君たち。
始めはそんなつもりもなく、適当にブラブラするはずだったんだけど、あまりに気持ちがいいので、カヤックをやってみた。

恐らくここDeep Coveではこの1件しかないであろう独占市場的なカヌー&カヤック屋さんへ。
私たち2人ともカヤックは初で不安だったため、2人乗りのにしておいた。
2時間で約$40と、思ったよりもかなり安い。
濡れていい用意を全くしていなかったので、なんとしてでも転覆は免れたい。
しかも、もし転覆すれば携帯やカメラなど、全てのものが底へ沈んでいく。
ちゃんと説明を聞いたけど、始めの5分は、想像通り同じところをグルグル回っていた(笑)
2人乗りの場合、方向をコントロールするペダルが後方についているため、後ろに乗った人が操作しなければならない。
それが、わたくしの仕事でした。
慣れないうちは漕ぐのに夢中になるとつい利き足に力が入り、どうしても左にばかり寄っていってしまう

両足均等に力を入れていればまっすぐに進むのだけど、少しでもどちらかに力がより入ると、そちらへ向かって曲がっていく。
友達が前に乗ってたんだけど、彼女が振り向かなくても、進む方向で今私が夢中で漕いでいるのかどうかが判断できたらしい(笑)
それも慣れてきたら無意識にコントロールできるようにはなったけど。

カヤックって、カヤック内部に水が浸入しないようにウェットスーツと似たような素材でできたベロベロを腰のあたりにくっつけて、それで乗り込むものだと思っていた。
(ベロベロの名称は知らん)
そうすれば内部が濡れないのでなんの心配もいらないのだが、私たちは水着も着ずに普通の服でやってたので、膝周りはビチョビチョ

濡れないように気をつけても、漕ぐときにオールを伝って水がじゃっぽんとかかる

まあ、天気が良かったのですぐに乾いたからいいけどさ。
周りで同じようにカヤックを楽しむ人らがたくさんいて、すれ違うたびにちょっとした挨拶なんかもしたりして、けっこう楽しかった。
しかし、彼らを見るとなんとも簡単そうに漕いでいるではないか。
特に私なんか、めちゃくちゃ力いっぱいにワッセワッセと漕いでいたのに、波に押し戻されてなかなか前に進まないなんてこともよくあった。
しかし、他の人らは一人乗りでもスイスイと進んでいく。
なんだ、何が違うのだ!!
結局最後まで分からなかった・・・・・
翌日、上半身筋肉痛になったのは言うまでもない。
カヤック後かなり腹ペコだったので、fish and chipsを食べた。

いつもfish and chipsを食べる時はコッド(たら)なんだけど、この時は大好きなサーモンにしてみた。
コッドよりも脂っこくなくて、とてもおいしくいただいておいた

August 02, 2010
Changed of a plan suddenly

先週、友達ら5人でSunshine Coastというところへ行ってきた。
私が今住んでいるのはバンクーバーの青丸のあたり。
そこから赤丸のあたりまでBC Ferryに乗ってはるばる行ってきた。
はるばるといっても、フェリーで45分程度の距離で、そんなに遠くはない。

ここHorseshoe Bayというところから数本のフェリーが出ており、Victoria行きやNanaimo行きなど、バンクーバー近辺の島への往復ができる。
うちらも車ごとフェリーに乗り込み、中でくつろぐことしばし。
フェリーにはいくつか大きさがあって、大きいものだと中にスタバが入ってるものもあるらしいけど、私たちが乗ったものにはスタバは入っていなかった


それでも結構大きなフェリーだし、内陸部を航海してるだけなので波もなく大きな揺れもなし。
朝出た時には心配していたくらい暗かった空も、陸に近付くにつれ一気にいい天気になり、海の色もキレイなブルーに。
Langdaleというところに上陸してすぐブランチ。
私はWendy's、友達らはミスドみたいなカナダのドーナッツ屋でサンドウィッチを食べていた。
旅に来たからといって、案外特別な物を食べなかったりして


今回の目的、実はフィッシング。
実は5人中4人がどこへ行くのか知らず、完全に計画者まかせの旅だったので、Horseshoe Bayに来るまでどこへ行くのか見当もつかなかった(笑)
なので、「どうやらフィッシングしに行くらしいけど、どこ行くんだろうねぇ」ってな具合だった

私自身はフィッシングなんて微塵も興味ないのだが、キレイな景色を見たくて来たのだ。
予めボートも予約してあるというので、どんなものかと思ったら・・・・・

こんな日除けもない小さなボート(涙)
しかもこの日はちょっと風が強く、釣りをするためには海まで出なければならず、この小さなボートで海まで出るのははちょっと無理だったようだ

急きょ予定を変更、湾内をボートで観光?することになった。


夏になってから、毎日空には雲ひとつないくらいの晴天で、この日も快晴。
その日光を全面に浴びて、海面がキラキラしていてすごくきれいだった。
日本よりも北に位置するため日差しが強く、気にしていないとすぐに日焼けをしてしまうほどだ。
クルーザーが横を通るたび、そのクルーザーの起こした波でこっちはタップンタップン揺らされて、それがまたワーワーギャーギャー面白かった。
うちらの乗っていたボートは免許のいらない誰でも運転できるような簡単なものだったけど、念のため運転はGuysに一任していた

どこかに適当にボートを舫って上陸してみたかったんだけど、実はどれもプライベートドックばかりで、私有地に勝手に入る訳にもいかない(笑)
それでもなんだかんだで2時間くらいは乗ってたようで、けっこう楽しかった。
帰りのフェリーまでの時間に、海沿いのレストランでFish n' chipsを食べた。
それからあっという間にバンクーバーへ戻ってきてしまい、日常への回帰となってしまったけど、もうひとつ帰りに寄ったところがあった。
バンクーバーにあるUBCというBC州の巨大な大学があるんだけど、その近くにnaked beachがあるのだ。
面白いから行ってみようってことで行ってきた。
しかしすでに時刻は9時くらい。
ビーチに人はまだまだたくさんいたのに、全裸の人は2〜3人くらいしかいなかった

一応裸の人がいる時は写真を撮ってはいけないのだが、近くにいなかったのでこっそり撮っちゃった。

日中は裸だらけのビーチとは思えないくらいキレイな夕陽だった。
August 01, 2010
映画「SALT」

最近映画ネタばかりだけど、昨夜は先週から公開になった「SALT」を観てきた。
映画を観に行く時はいつも同じシネコンへ行くんだけど、公開されてから1週間経ってもまだまだ人気なようで、一番大きなスクリーンのとこでも満席に近かった。
30分も前に入ったので余裕でいい席に座れたから良かったけど、こっちでは指定席制はないのかも知れない。
いきなりSaltの拷問シーンから始まる。
朝鮮でスパイと疑われた彼女が、なんとかアメリカに帰国することができ、結婚し生活も安定していたところに、Saltはロシアのスパイであると言う男性が現れ、誰もSaltを信じなくなり一気に逆転してまたSaltは容疑者となり、CIAから逃げ回ることになる。
Saltは本当は何者なのか・・・・・
内容自体はよくありがちではあるが、アクションがカッコいい

いやあ、アンジェリーナ・ジョリーはやっぱりこういうアクションものがいいと思う。
「トゥームレイダー」や「Mr.&Mrs. Smith」のような激しいアクションがお似合いである。
恋愛ものとか、そういうのに出ててもぱっとしないもんね

久しぶりにこういったアクション映画を観たので、かなり面白かった。
最近、いい映画によく当たっている。
ジャンクなものを一度みると、それからしばらくジャンクものが続いたりしてしまうから不思議だ。
最近また映画づいてるので、次は何を観ようかな〜

ちなみにいつも行くシネコンではTax込で$12.50。(映画館によって料金が異なる)
約1000円くらいだから、やっぱり1800円と比べると日本の料金は相当高いんだなぁ・・・・・

July 30, 2010
映画「Inception」

数日前、「Inception」を観に行ってきた。
映画館で映画を観るのは、去年のマイケル・ジャクソンのもの以来。
昔すごく人気のあった「Matrix」に似た映画で、Matrixではデジタルの世界へ行くけど、こちらは人の夢に入り込むのだ。
夢に入るのはいいんだけど、さらにその夢の中の人の夢に入り込んだりして、どこからどこまでが現実なのか、すごく混乱させられる。
Matrixなら、現実ではみんながボロボロの服を着てるので一目で分かるけど、Inceptionの場合、一見現実と何ら変わりがないので、ちょっとでも目を離したら、彼らが今現実の世界にいるのか、夢の中なのか分からなくなる。
でもね、すごくおもしろいです。
映像もキレイだし、おもしろいハプニングもあったり。
主演は、最近少し太って昔のハンサムガイからダンディに変わりつつあるレオナルド・ディカプリオ。
昔の「タイタニック」の時と比べると、別人のようだ(笑)
渡辺謙も出ていて、タイトなスーツを着ていてなかなかステキ。
英語を聴き取るのに必死で大変だったけど

内容自体は難しくないので、興味があったら観てみてくださいまし。
こういう映画は大好きである。
July 26, 2010
映画「Sherlock Holmes」

先日、映画「Sherlock Holmes」を観た。
こういった歴史的な内容の映画って興味なかった。
例えば極端な話、「風と共に去りぬ」的なああいった感じの映画。
しかし友達が、これはおもしろいらしいから観てみようって言うので、観てみた。
単なる歴史的な映画ではなかった。
もちろん着ている物や周りの物は全てオールドファッションだったけど、映画の内容としては完全に新しかった。
映像も斬新だしきれいだし、カメラワークもおもしろい。
シャーロックホームズって元々はミステリーだよね。
ミステリーももちろんあったけど、アクションもたくさんあっておもしろかった

ただ、英語がかなり難しくて、ただでさえ難解な単語ばかりでてくるのに、さらにブリティッシュアクセント・・・・・
非常〜〜〜〜に聞き取りづらかった

でも、ミステリー好きにもアクション好きにもいいと思うよ、これは。
字幕付きで観る分には無問題(笑)
しかし、主演のロバート・ダウニーJr、まだまだステキで十分現役ですな。
そしてジュード・ロウ。
昔からあまり彼の事を好きではなかったけど、この映画を観て少し好きになったかも。
あの独特な顔があまりすきじゃなかったんだけど、今回はヒゲがあったせいか、いつもよりかっこよく見えたなぁ

(ヒゲはいかんが、彼には似合っていた)
July 15, 2010
Small scale fireworks
Canada Dayは朝から小雨のようなものがずっとパラパラと降っていて、太陽が出始めてもそれは続いていた。
だんだんと陽が強くなるにつれて雨も止み、すっかりいい天気になった。
なんだかんだで小さな町Stevestonに5時間くらいいたので、そろそろ飽きてきたしいい天気になったしってことで、急に「夕陽を見に行こう」ということになった。
東京に比べればまだまだ空気がキレイなバンクーバー。
なので夕陽もキレイらしいが、私はまだ一度もまともに見たことがなかった。
東京よりも緯度が高いバンクーバーでは、夏になると日が暮れるのが遅くなり、10pm過ぎくらいまで明るいのだ。
なので、夕陽が見れるのはきっと8pmとか、それよりも遅いかもしれない。
しばらく友達の家で時間を潰し、友達のダンナが帰ってくるのを待って、車でWhite Rockというバンクーバーの南に位置する町へ向かった。
車で向かってる途中、携帯に「アメリカへようこそ!」的な内容のテキストメッセージが届いた。
White Rockはアメリカとのボーダーにとても近いために、このメッセージが届いたんだと思うけど、別にまだ国境越えてないし・・・・・
しかも、カナダにいながらにしてアメリカの電話会社の電波を捉えているため、もし電話でもしようものならロングディスタンス料金が取られる
なんてこった・・・・・(涙)
それはいいとして、やっと着きましたWhite Rock。

小さな町なので、普段はあまり人はいないと思うんだけど、この日はさすがCanada Day。
たくさんの人がいて、しかもみんな同じ方向に歩いていく。
何があるのか聞いてみたら、これからここで花火をあげるらしい。
ほう、それはなんとも奇遇な。
しかし正直、私は花火なんぞ興味がないのだ。
なので、日本でも花火大会なんて1度しか行ったことがない。
あの人ごみ、そしてわざわざ人に埋もれて見るものが花火とは。
花火を見ても、「へえ〜、それで?」程度にしか思わないので、毎年花火大会に誘われてもお断りを続けていた。
そもそも私たちはここに夕陽を見に来たのだ。
陽が暮れるまで待つことしばし、太陽さんは山の向こう側に落ちて行きました・・・・・
仕方ない、他に見るものがないので花火でも見ていこうってことになった。
何時に始まるのか訊いてみたら、「暗くなったら始まるよ」って言われた。
うーむ、なんとも曖昧な答えである。
確かに明るいうちでは花火を上げても見づらいけどさ。
海が目の前な為に寒かったので飛び跳ねてたら、やっと花火が始まった。


花火の写真なんて今まで撮ったことがなかったので、なかなかこれが難しい。
これでもちゃんと撮れたほうだと思うんだけど。
日本の花火大会を知ってる人には、正直全然物足りないだろう。
数十発やって、はい、おしまい。
それでも周りのカナディアンは大いに盛り上がっていた。
ちなみにここWhite Rockには、ホントに真っ白なでっかい岩がビーチに転がっている。
多分そこからこの町の名前がついたんだろうけど、噂によるとあの岩は昔誰かが塗ったらしいけど、真相は定かでない。
Google Mapの航空写真でも十分視認できるほどデカイ。
あれは、なんなのだろう・・・・・
だんだんと陽が強くなるにつれて雨も止み、すっかりいい天気になった。
なんだかんだで小さな町Stevestonに5時間くらいいたので、そろそろ飽きてきたしいい天気になったしってことで、急に「夕陽を見に行こう」ということになった。
東京に比べればまだまだ空気がキレイなバンクーバー。
なので夕陽もキレイらしいが、私はまだ一度もまともに見たことがなかった。
東京よりも緯度が高いバンクーバーでは、夏になると日が暮れるのが遅くなり、10pm過ぎくらいまで明るいのだ。
なので、夕陽が見れるのはきっと8pmとか、それよりも遅いかもしれない。
しばらく友達の家で時間を潰し、友達のダンナが帰ってくるのを待って、車でWhite Rockというバンクーバーの南に位置する町へ向かった。
車で向かってる途中、携帯に「アメリカへようこそ!」的な内容のテキストメッセージが届いた。
White Rockはアメリカとのボーダーにとても近いために、このメッセージが届いたんだと思うけど、別にまだ国境越えてないし・・・・・

しかも、カナダにいながらにしてアメリカの電話会社の電波を捉えているため、もし電話でもしようものならロングディスタンス料金が取られる

なんてこった・・・・・(涙)
それはいいとして、やっと着きましたWhite Rock。

小さな町なので、普段はあまり人はいないと思うんだけど、この日はさすがCanada Day。
たくさんの人がいて、しかもみんな同じ方向に歩いていく。
何があるのか聞いてみたら、これからここで花火をあげるらしい。
ほう、それはなんとも奇遇な。
しかし正直、私は花火なんぞ興味がないのだ。
なので、日本でも花火大会なんて1度しか行ったことがない。
あの人ごみ、そしてわざわざ人に埋もれて見るものが花火とは。
花火を見ても、「へえ〜、それで?」程度にしか思わないので、毎年花火大会に誘われてもお断りを続けていた。
そもそも私たちはここに夕陽を見に来たのだ。
陽が暮れるまで待つことしばし、太陽さんは山の向こう側に落ちて行きました・・・・・

仕方ない、他に見るものがないので花火でも見ていこうってことになった。
何時に始まるのか訊いてみたら、「暗くなったら始まるよ」って言われた。
うーむ、なんとも曖昧な答えである。
確かに明るいうちでは花火を上げても見づらいけどさ。
海が目の前な為に寒かったので飛び跳ねてたら、やっと花火が始まった。


花火の写真なんて今まで撮ったことがなかったので、なかなかこれが難しい。
これでもちゃんと撮れたほうだと思うんだけど。
日本の花火大会を知ってる人には、正直全然物足りないだろう。
数十発やって、はい、おしまい。
それでも周りのカナディアンは大いに盛り上がっていた。
ちなみにここWhite Rockには、ホントに真っ白なでっかい岩がビーチに転がっている。
多分そこからこの町の名前がついたんだろうけど、噂によるとあの岩は昔誰かが塗ったらしいけど、真相は定かでない。
Google Mapの航空写真でも十分視認できるほどデカイ。
あれは、なんなのだろう・・・・・

July 14, 2010
History of Salmon Cannery

サーモン漁で栄えていたStevestonには、かつてサーモン缶詰工場があった。
ここは今は使われておらず現在は博物館になっていて、当時の内部の様子を見て回ることができる。
普段は有料なのだが、この日はCanada Dayだったために無料で入ることができた。

漁であがったサーモンを、工場内の女性たちがこの場所でさばいていたようで、全てが模型だけどすごく生々しい作りで、ホントに今目の前で魚をさばいていたかと思わせるほどのリアルさ。
飛び散る血や内臓、使いかけの手袋などまでリアルに再現されていて、魚が苦手な人にはちょっと無理かも(笑)
そんなことは絶対にあり得ないのに、生臭さまで漂ってくるんじゃないかと思えるほどだった。
当時は全てが手作業で、さばくのは当然、缶詰にするのも手作業だったようだ。

実際に当時使っていた機械がそのまま展示されていて、なかなかおもしろかった。

当時のサーモンの缶詰の完成型。
フォントがレトロでちょっとかわいい


当時のサーモン漁の様子。
彼らの奥上方に写っている金色のものは、全て缶詰。
この工場内には大量の缶詰が積まれており、もちろん今でこそ中身は入っていないだろうけど、ここがどれだけこの産業に頼っていたかがわかるような気がする。
しかし、インディアナ・ジョーンズもサーモン漁するんだなぁ

July 13, 2010
Happy Canada Day!!

7月1日はCanada Dayという祝日。
国中の至る所で、この日をお祝いするイベントが行われる。
この日は友達と2人で、空港よりも南に位置するStevestonという港町へ行ってきた。
ここは、遠い昔に日本人がカナダに初めて上陸した土地で、当時はサーモン漁で栄えた町だった。
そのせいか、今でも日系カナディアンコミュニティがあるらしい。
StevestonはRichmond市にあり、Richmondは人口の半分が中国人で、普段Richmondにいると、自分は中国にいるのではないかと錯覚するほどに周りは中国人ばかりであるが、ここSteveston周辺には中国人は皆無で、ほとんどがカナディアンである。
私たちが着いたころ、ちょうど通りでは小さいながらもパレードをやっていたんだけど、小さい私の前には大きいカナディアンたちの壁が厚く張られ、何をやっているのかほとんど見えなかった

広場ではテントがたくさん張られていて、飲食ブースもいくつかあり、ここで有名なのがやっぱりサーモン。
長い長い列に並び、一皿$14も払って買ったサーモンがこれ。


この写真ではよく分かんないけど、網の上には大量のサーモンが並べられており、おいしそうな匂いが辺りに充満していた。
そしてサーモンの身自体はさほど大きくなかったけど、味は最高。
2人でシェアしたので難なく完食。
いろんな食べ物があったけど、大好物のケバブはなかったなぁ・・・・・



これが買ったレモネード。
写真ではさほど大きく見えないけど、これでもスタバのヴェンティサイズくらいの大きさがあるのです。
ここのレモネードも美味しかった〜〜

レモンが一切れ入ってるんじゃなくて、ひとつまるごと入ってるのも笑える。
豪快というか、適当っていうか、まあカナダのそんなとこが大好きだけどさ。
写真には撮らなかったけど、ここでキャラメルポップコーンを一袋買ったんだけど、んまあそれが美味しくて美味しくて

正直な話、今までの人生で食べたどのキャラメルポップコーンよりも美味しかった!
ディズニーランドで食べるものなんか目じゃない。
友達も同じことを言っていて、ただでさえ大きい一袋を、もう一つ買っておけばよかったと本気で後悔するほどのウマさ。

カナダの消防車。
いや別に、火事があった訳じゃない。
祝い事があったりすると、だいたいどこかで見かける。
単なる見せ物のためか、この後に何か起こるかもしれないことを想定して配置しているのかは定かでないけど。
なんとなく、かっこいいなと思って撮っておいた。