July 12, 2010
Days like this happen

かなり久しぶりな更新です。
仕事やら何やらと色々忙しくて、なかなか手をつけられませんでした。
今でもまだ誰か見てくれてるといいんだけど・・・・・
バンクーバーでは毎年の夏、約1週間にわたってジャズフェスティバルが行われる。
世界中からミュージシャンが集まり、街の至る所でフェスティバルのサインを見かけた。
今年は、6月25日〜7月4日までの開催で、ちょうど中日の6月30日は休みだったのでジャズを聴きにダウンタウンまで出かけた。
ダウンタウンに住んでいる友達が、「今朝はジャズで目が覚めた」と言ったほどですぐ近くに聴こえたらしく、これは期待できそうだ。
開催地の一つのGastownへ向かった。
しかし、なんの音楽も聴こえてこない。
まだ距離があるのだろうと思い、しばらく歩いたけどやってそうな雰囲気はゼロ。
朝はやっていたけど、私たちが行ったのは4時半くらいだったので、ちょっと遅かったのかもしれない。
それならばと、今度はYaletownへ行ってみた。
おしゃれなところでカフェがたくさんあるし、いかにもジャズが似合いそうな街である。
しばらくうろついてみたけど、音楽は聴こえないしフェスティバルのサインもない。
TD Trustというカナダの銀行がこのフェスティバルのスポンサーをしており、もしかしたらどこでやってるのか知っているかもしれないと思って銀行へ入った。
しかし、窓口にはたくさんの人が並んでおり、とても訊けるような感じではなかった。
友達に電話して調べてもらったら、Granville Islandで8pmからやると教えてくれたので、そこへ向かった。
8pmまで時間があったので、Bridgesというレストランで食事をした。

Bridgesへ向かう途中、小さいながらもステージがあり、今度こそここで聴けるぞと思った。
バンクーバーにもやっと夏がきて、毎日雲ひとつないいい天気で、外にいるのがとても気持ちいいので、この時も外のパティオで食事をした。
どれも美味しかったです

Fish n' Chipsが最高です。
もう8pm近かったのでレストランを出て、ステージへ近づいても何も聴こえてこない。
8pmを過ぎてもステージには誰もいないし、周りにも誰ひとりとしていなかった・・・・・
これから始まりそうな感じもない。
とにかく何もない。
いるのは、誰かがこぼしたチップスをつつくカモメと鳩だけ。
もうガッカリだったけど、最後の望みをかけてダウンタウンに戻り、Canada Placeというところでもやってるはずだからと思って急いで行ったけど、お察しの通り、何もやっていなかった・・・・・
8:20pmくらいにはCanada Placeに着いたのに、すでに何もやっていない。
っていうか、ジャズフェスティバルなんて最初からないんじゃないかと思えるほどの、この振られっぷり

フェスティバルなんていう名前だから、きっとサマソニとかみたいにどこへ行っても一日中音楽が聴こえてくるんであろうと思っていたのに、全く以てそうではなかった。
前日にネットで調べたけど、HP自体も見づらいし、結局何がなんだかわからないまま一日が終わってしまった

来年こそは、ちゃんと聴けるといいなぁ〜。
May 20, 2010
Amazing the Grand Canyon
飛行機で一気にバビューンと現地まで飛ぶ行き方がポピュラーなようだが、私たちは敢えて陸路を選んだ。
まあ、セスナで行くツアーよりも半額くらい安いし、フーバーダムに寄ってくれるしね。
Grand Canyonへ行く途中で通った砂漠の中の直線10マイル(約16km)。

この写真では10マイル全てが写ってないので分かりづらいが、どこまで行っても直線で、これも日本ではまず体験できないものである。
多少のアップダウンはあるもののホントに直線であり、なおかつ周りは砂漠で、不思議な感じ。
トイレストップを含めた約6時間のロングドライブを経て到着したのが、今回の旅行の第一の目的Grand Canyon。

通常、ここへ入るには車一台につき$7とか取られるはずなんだけど、この日はなぜかフリーで、ドライバー兼ガイドのJimmyも「Is it my birthday?」って言ってた(笑)
National Park内に入ってすぐ、この方に出会った。

シカさんです。
奈良にいるシカとは全くの別物で、すごい大きかった。
ここはNational Parkなので、ちゃんと管理がされていて舗装路もある。

想像していたよりも案外木が生えていて日陰もあるが、基本的には砂漠なのでとにかく暑い。
この先を抜けるとそこは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


火星でした。
いや、Grand Canyonでした。
見渡す限りずっとこんな地層がむき出しになり、ほとんど緑もない。
肉眼でも写真でも距離感がイマイチ分からないのだが、右側写真の遠くに見える地層の上の方の、白い帯状の地層部分だけで500mくらいの高さがある。
そこまでの距離にしたら、恐らくこの場所から100km近くあるんじゃないかな。
ちなみにその白い地層部分(Coconino Sandstone)は砂岩でできており、2億7500万年前のもの。
ずっと下方の岩の部分(Basement Rocks)で18億5000万年前のもの。
桁がでかすぎてピンとこない

地球ってすごいよね。(ちなみに地球は約45億5000万歳)
こんな景色がずーーーーっと続いてる。
視界の全部が岩肌でほとんど緑もないが、標高が高いので雪も降る。
行ったのは4月中旬だったけど、日陰部分にはまだ少し雪が残っていた。

高いとこ好きなバカなので、とりあえず淵に座ってみた。

ビーサン落としたら2度と取りに行けないので、予め脱いでおきました(笑)
そして、淵から落っこちてみたり。

いやいや、Jimmyがやれって言うから・・・・・
ここのLookoutには日本人は私たちだけで、他にはいろんな国の人が来ていたけど、こんなことしていたのはもちろん私たちだけである。
危険なのでマネしないでください。
こんなかわいい小さなリスにも会いました。

そして、こんな「世界の車窓から」的な列車も走っていたり。

ちょうどタイミング良く駅に停まっていたので、乗ってないけど写真だけ。
アメリカっていうか、地球ってホントにすごい。
人間なんてほんの短い歴史だし、地球にとっては非常にちっぽけな存在である。
ずっと行きたいと思っていたGrand Canyon、今回行かれてホントに良かった。
別のNational Parkも含め、また行きたい。
何しろ、ガイドのJimmyがすごくいい人で面白くて、12人乗りのバンで行ったもののツアー参加者は私たち2人ともうひと組の計4人だったので、みんな仲良くなれて楽しかった。
別の大人数の観光バスで行っていたら、きっとこんな風には楽しめなかっただろう。
少人数だったのである程度の融通も利いたし、Jimmyのおかげと言っても過言ではない。
一生に一度でも、Grand Canyonは行っておくべきである。
May 13, 2010
The biggest dam of U.S

ベガスから車で1時間ほどのところにある、アメリカ最大の人口湖、ミード湖。
Wikipediaで調べたら、ここは琵琶湖の約2倍の広さらしいけど、琵琶湖自体がどんだけ広いのかよく分からないので、琵琶湖を引き合いに出されてもよく分からん・・・・・

ここからベガスやカリフォルニアなどへ水と電力が供給されていて、なんだか大きすぎて人口とは言え、とても湖とは思えなかった。
その湖では、釣りはもちろんのこと、ジェットスキーやボートで遊ぶことができるらしいけど、人がいつか飲む水で遊ぶとは何事だと思ってしまうのは私だけだろうか(笑)
そしてそのダムがこれ。

全米一大きいフーバーダム(Hoover Dam)。
貯水量は約400億トン。
日本にある全てのダムの貯水量を合わせても250億トンらしい。
どれだけデカイか少しは想像できるだろうか。
(逆にでかすぎて分かんないか・・・・・)
この写真で伝わるかどうか分からないが、高さは約220mもあり、ホントは下を覗き込みたかったんだけど、そこで車を降りられず、仕方なくこういった遠景になってしまった。
ダム内部も見てみたかったけど、あくまでここは通過点だったため、いくつか写真を撮っただけ。
しかし、この写真を見て何か気付く人はいるだろうか。

いや、別に幽霊が写ってるとかじゃなくて、映画「トランスフォーマー」を見た人なら分かるかな。
最後の方のシーンで、この建物付近で悪者ディセプティコンと戦っていたシーンがあるんだけど、あれ、まさにここらしい。
ダムを見た瞬間、「おお、まさか」と思って、調べてみたらホントにここが撮影に使われた場所のようだ。
元々知っていたわけではなく、単に「全米一のダムとはどんなもんなのか」と思って見たかっただけであって、全くの偶然だけど、あの映画好きにはちょっとした興奮ものである。
May 02, 2010
Walked around the Strip
脱ぐストリップと同じ単語だが、そのストリップとは全く関係ない。
そのStrip沿いに巨大ホテルが並び、私たちのホテルもこの通りに面している。
お隣のNew York New YorkとMGMを過ぎてしばらく北上すると、このエッフェル塔が目印のホテル「Paris」。

横には小さな凱旋門もあり、目の前にはコンコルド広場の噴水もある。
どれも本物に比べて小ぶりだけど、パリに来たような気分になる。
ここは、ベガスですけどね。
ちなみに、このParisの向かい側には「Bellagio」。
映画「オーシャンズ11」のエンディングでの、見事な噴水ショーを覚えているだろうか。
あのホテルである。
また少し歩くと、今度は「Venetian」というホテル。
ホテルの名の通り、ホテル内部がベネチアになっていて、実際に水路もありとてもキレイ。
当然その水路には、カンツォーネを歌う案内人を乗せたゴンドラも。
ちなみに2人乗りで$60もしたので、もちろん乗ってません。

ここは客室ではなく、ショッピングモールになっている。
ベガスのホテルはホントに巨大なので、ホテル内にショッピングモールが併設されているところもいくつかある。

Venetian入り口の天井には宗教画もあって、とにかくそのこだわりはどのホテルでもおもしろい。
Venetianの向かい側には、「Treasure Island(TI)」というこれまた大きなホテル。

TIでは、毎夜数回にわたってセクシー海賊船ショーが行われ、人気の無料ショーの一つでもある。
何がセクシーかって、海賊たちが、肌も露わな美女ばかりだから(笑)
ちなみにこのショーを見たけど、うーん、正直あまり面白くなかったなぁ。
大砲の撃ちあいとかもやるから派手ではあるけど、また見たいと思えるほどの内容ではなかった・・・・・

いちいちホテルが大きいため歩く距離も相当で、めんどくさくなってきたので市バスで移動し、「Fashion Show」というショッピングモールへ向かった。

でっかい円盤の意味は知らないけどけっこう大きなモールで、ここには大好きなAbercrombie & Fitchが入っていて、満足のいく買い物ができた。
(バンクーバーにはA&Fはないの・・・・・

ここもかなり広いので、どうしても歩かされる。
休憩で少しソファに座るとすぐに眠気が襲うのはそのせいだったのか、とにかくベガス滞在中は眠かった(笑)
時差はないので時差ボケもありえないし。
これ、うちの隣のホテル「Luxor」。

エジプトじゃないっす、何度も言うけどここはベガスです

このスフィンクスの後ろにでっかいピラミッドがあり、それ自体が客室になっている。
そのピラミッド内のレストラン「Pyramid」で夕食を食べた。
レストランの名前、ストレートすぎて目を疑った(笑)

私は「Miami Vice」という名前のカクテルを飲んだんだけど、名前からしてどんな辛口なカクテルが出てくるのかと思いきや、上にソフトクリームの乗ったとても甘いカクテルだった

名前、変えた方がいいんじゃない??


大好物マルガリータピザと、クラブサンドウィッチを2人でシェア。
もちろん、食べきれませんでした・・・・・

May 01, 2010
Can I become the 007?

ホテルから車で10分ほどのところにある、「American Shooters」という射撃場へ行ってきた。
私、実弾射撃は初めてではなく、数年前に社員旅行で行った韓国の済州島(チェジュ)でやったことがあるのだが、自分から行きたいと言ったわりにはあまりおもしろくなかったので、今回もあまり気乗りしていなかった。
しかし連れのTKが昔からの夢でどうしてもやりたくて、なおかつ私の分の料金も払ってくれるというので、行くことにした。
一人$130もするのに、それを2人分払ってでもやりたいとは相当なもんだ(笑)
いくつかの注意事項を受け、実際に射撃場の中に入ったけど、でかいヘッドフォンみたいなのをしていたので、ほとんど音は聞こえず、耳の近くで大声出してもささやき程度にしか聞こえない。
つまり、そのくらいちゃんとしたものを使わないと、発砲音で耳がおかしく なるらしい。

人型の紙に向かって撃つんだけど、名前も何口径かも忘れたがこれはまだ小さい方の銃で、相当数撃たせてくれた。
リボルバーなので一度撃鉄を起こすと、後は引き金を引くだけでバンバン撃てる。

弾も小さいので、一度に10発の弾を込めることができるのだが、これはあまり殺傷能力はないらしい。
もちろん当たり所によっては死ぬだろうけど・・・・・

ちなみに、日本の警察が持ってるものと同じだそうだ。
まあ標的までわりと近いとはいえ、案外狙ったとこに当たるもんである。
私は頭ばかり狙って撃っていたので、TKに「一発で殺すつもり?」って言われた(笑)
やられる前にやらないと



これは、誰もが知ってるマグナム357でございます。
(え?有名だよね・・・・・?!)
007が使っているものとは違うけど、カッコいい。
銃身も長いし結構重くて明らかにこれはデカイので、写真のように火を吹くところも見える。
そして、撃った後に火薬が少し後ろに飛ぶのか、顔がちょっとピリッとする。
もちろん痛くはないけど、顔を検査したら間違いなく硝煙反応が出るだろう。 有罪確実である。
撃った時の衝撃がすごく、慣れていないとどうしても銃口があがってしまうので、ちゃんと構えていないと狙ったところに当たらない



これも名前は忘れたが、確かAKシリーズだったような気がする。
(違うかも)
マガジンに弾を込めたものを装填し、一度引き金を引けばババババと連射できる。
銃床を肩に当てて安定させているため、弾は小さいものの衝撃はわりと大きくて、肩が痛かった・・・・・

照準も遠くのものを狙えるように見やすくなっており、自動小銃を使っていた時よりも標的は倍くらい遠かったけど、難なく狙うことができた。
恐らく、全部で80発くらいは撃てたんじゃないかなぁ。
いやあ、チェジュの時と違ってすごく楽しかった。
たくさん撃てて、いろんな銃を使えたからかな。
こういう銃とかに興味ある人にはぜひともおススメです。
かなり興奮するしおもしろいよ

ただし、人だけは狙わないで下さいまし・・・・・

射撃場の隣では、ケースの中にいろんな種類の銃が売られていた。
もちろん全て本物でございます。
こういう大きいものだと、だいたい$2000以上はしたかな。
おみやげにどうですかね?
April 30, 2010
Don't get the wrong

到着日は意外にも疲れてしまったので、少しホテル内を散策したあとすぐに寝てしまった。
これは、私たちが泊まっていたExcalibur Hotel。
高速インター横にあるラブホテルのようでちょっと恥ずかしいのだが、客室は約4000室もあり、かなり大きなホテルである。
ホテル内も相当広く、移動がいちいち大変だった。
お隣には、ニューヨークを模したNew York New Yorkというホテルと、有名な巨大ホテルMGM Grand。

小さなマンハッタンのビル群の前にはローラーコースターが走り、これがけっこう怖そう。
ビルぎりぎりで走行し、回転するわツイストするわで、私には到底無理・・・・・

自由の女神さんですけど、こんなにむっつりした顔だったっけ?
そして女神の割にはたくましい腕。
ちなみにお台場でもなくニューヨークでもなく、ベガスですから

MGM内には、ホテルのシンボルにもなっているライオンが、大きなガラス張りの向こうに展示?されており、ケースの前は常に人だかりだった。


いやん、ライオン好きとしてはたまらない場所である


驚きなのは、ケース内に飼育員がいて、一緒に遊んでいた。
赤ちゃんならまだ分かるけど、このくらい大きくなればヘタしたら殺されるだろうに、きっと小さいころから人に慣れてるから平気なのだろう。
この2頭はまだ子供で大人のオスとメスもいたけど、とんでもなくキュートなのは、やっぱりこっち。

恐らくまだ生後2カ月程度の赤ちゃんライオン!!!
OMG!! なんてかわいいんだ

そして膝に乗せて寝かせてるし、なんて羨ましいんだ!
数年前に富士サファリパークで赤ちゃんライオンと遊んだ時もちょうど同じくらいの大きさで、めっさかわいかった。
えっと、ここは動物園ではなくて、ベガスですから

April 29, 2010
Almost missed the airplane
4泊5日の旅程で、航空券とホテル付き(食事なし)で、税込$400。
こんなに安く行けるのを見過ごすわけにいかない。
詳しくないのであまりギャンブルには興味はないが、映画「オーシャンズ」シリーズが大好きで、街を見てみたかったのと、まあちょこっとカジノがどんなもんなのかも見てみたかった。
フライトが5:45pmだったので、うちの店でランチを一緒に食べて軽くお酒を飲んだりして時間を潰した。
フライトの2時間前には空港へ向かおうとする私たちを、うちの店の社員連中が「そんなの1時間前とかで大丈夫だって」とやたらと引き留めるので、少し不安になりつつ、それでも1時間半前くらいにバンクーバー空港(YVR)へ着いた。
一番引き留めていた人は、すでに過去に3回もベガスに行っているからか、「早く行きすぎだよ」って何度も言っていた。
すでに周知かと思うが、アメリカに空路で入国する場合、ESTAというセキュリティシステムを事前に登録しておかなければならないのだが、私も友達もずいぶん前に済ませていたので何の心配もないはずだった。
そしてすでにWeb Check-inもしてあったのだが、チェックインカウンターで、「ESTAナンバーを取得した日にちを教えてくれ」と言われ、そんなもん覚えてないしメモもしていなかったのだが、「ずい分前だし覚えてないよ」って言ったらそこはなんとかクリアできた。
なんだよ、けっこういい加減だな・・・・・

空港内のスタバでお茶をしつつiPodでゲームをしながら時間を潰し、フライトの45分前くらいに移動開始。
セキュリティゲートを通った後に、さらにX-rayで全身をスキャンできる、電話ボックスのような箱に入ってスキャンされた。
やる前に、「金属探知機でスキャンするのと、あの箱に入るのとどっちがいい?」って聞かれた。
え?そんな、セキュリティチェックでどっちがいいとか、選ばせてくれる訳??(笑)
当然、面白そうな箱の方を選んだのは言うまでもない。
私は先月シアトルへ行った時に、アメリカ入国の際に必要なグリーンカード(永住権ではない)を記入してて、まだ有効期限内だったから不要だったけど、連れのTKは持っておらず、再度長い列に並ばなければならず、ここで時間を取られることしばし。
この時すでに時間は5:40pmを過ぎていた。
やばい!!
不運なことに、搭乗ゲートはターミナルの一番奥。
審査を通過した時で5:50pm。
Oh no〜〜〜!

電車やバスじゃないんだ、乗り過ごす訳にはいかん。
ダッシュしたけど、普段から走ることが大嫌いな私は走ることに慣れておらず、すぐに諦めて歩き始めた(笑)
TKは私が歩いていたことには気づかず、ゲートまでずっとダッシュしてくれたおかげで、何とか乗り遅れずに済んだ。
カウンターで「何やってたの?」と文句言われたらしい

「いやあ、思いのほかセキュリティで時間がかかってね」なんて英語で説明できるほどにはTKは英語ができず、「いや、あの」って戸惑うだけ。
情けない

もっと主張していこうぜ日本人よ。
グラホに「早く早く!」って急き立てられてやっと乗り込んだ機内で・・・・・
「Booooooooooooooooooooo!!!!!!!」
と乗客の約半数にブーイングされた。
150人乗り程度の小さな旅客機だったから、余計にみんなの団結力が強いというか・・・・・(笑)
「Thank you guys」なんて言いつつも、ベガスに着いたら殺されるんじゃないかと内心冷や冷やだった。
「気にしないでいいよ」って言ってくれた優しいおじさんもいたけどね。
もちろんジョークで言ってるのは分かってたけど、それでもちょっとびびった

離陸を10分遅らせ、到着を20分も遅らせてしまったが、無事ベガスの空港に着いた。

空港に着いてビックリしたのが、入国審査をしなかったこと。
普通、入国カードをパスポートと共に提出し、何日滞在するのか・何をするのなど聞かれるもんだが、ここの空港にはそれがなかった。
気付かずに通り抜けられるはずはないので、もしかしたらホントにないのかなぁ?
バンクーバーから南下しただけなので、時差もなく楽チン

ちなみに私はジェットラグにはならないので、時差があろうがなかろうがあまり関係ないが。
ベガスでは、少しでも多くお金をカジノで使ってもらうために、いろんな配慮がなされているらしい。
ホテルでは、レセプションやレストランなど、どこへ行くにも絶対にカジノフロアを通らなければならず、部屋にも、冷蔵庫などはおいていないホテルが多いらしい。(うちもなかった)
部屋を快適にしてしまうとカジノフロアまで客が降りてこないので、最低限のものしかないのだ。(最高級ホテルは別だが)
ヘタしたら、TVさえ置いてないホテルもあるようだ。
たったの2時間半という短いフライトだったけど、なんだか疲れた

April 14, 2010
Whoa,ewww!!
先週、日本から友達が遊びに来てくれた。
3泊5日なので、こちらでの滞在はたったの3日間だったけど、まあなんとかガイドブックに載ってるようなところには連れていかれたかな。
彼女にとって初めてのバンクーバーで、彼女の到着日に、まずオリンピックの聖火台を見に行ってみた。
オリンピック期間中は全くダウンタウンには出てこなかったので、実はどこにあるのかも知らなかった。
でもそれじゃホステスとしてイカンと思い、ちゃんと事前に調べておいたので、Google Mapで見た記憶を頼りに行ってみた。
当然オリンピックはもう終わってるので灯は点いていなかったけど、思っていたよりも結構大きかった。
しかし、この日は雨が降ったり止んだりの日で観光にはあまり向いていなかったので、撮った写真もあまりキレイでない・・・・・
次に、Stanley Park内にあるバンクーバー水族館へ行ってみた。
ここへ入るのは8年前に一人旅で来た以来で、ずい分記憶と違っていた。
私は元々水族館はあまり好きな方ではないんだけど、友達は好きらしい。
私が水族館が好きでない理由。
それは、まあとにかく何でも「グロい」よね。
イソギンチャクだろうが、普通の魚だろうが、とにかく見た目がダメ。
そしてグロくて気持ち悪いと分かっているものほど「うっわ〜〜、なんじゃこりゃ」と凝視してしまうのだ。
そしてさらにそれが嫌いになる。
アホな悪循環である。
そしてここバンクーバー水族館は、入口近くにいろんな種類のカエルを展示していて、一つのコーナーになっているほど。
さすがに友達もカエルは苦手らしく、2人で「無理、無理!」ってギャーギャー騒いでた。
しかし、騒ぎはこれで終わらなかった。
確かに水族館らしく、ベルーガやラッコ、イルカなどもいるんだけど、それ以外は基本的に全部気持ち悪い(笑)
これ、何か分かります?
「シーラカンス」の標本?なんだけど、1.5mくらいあって、口はバッカーと開いたままでやたらと体はでかいし気持ち悪い。
ここでギャーギャー騒ぐことしばし。
熱帯雨林を模して造られたエリアはホントに暑苦しく、色鮮やかな鳥がギャーギャー騒ぎ、何がビックリしたって、ゴキブリが展示されていたこと。
(もちろんケースに入っているが)
大きさは多分7〜8cmくらいで、形は日本にいるのとまったく違い、ゾウリみたいに見えたが、とてもじゃないけど近づけない。
始めはそれが何なのか分からなかったんだけど、文字で「Cockroach」と視認。
途端に後ずさりし、その背後には2mくらいのワニが2頭。
友達は、「海外の水族館て気持ち悪いんだね」って言っていた。
水族館のいいイメージが一転して変わってしまったそうだ(笑)
(私はワニなどは平気)
見た目グロいのはダメだけど、サメとかカメは安心して見れる。
しかし、屋内が暗いので写真撮るとこういう怖いものになってしまう。
フラッシュした訳でもないのに、眼がランランと不気味に光り、今にも取って喰われそうだ。
April 10, 2010
My new genius toy
いやね、本当は、iPhoneが欲しかったのだ。
それをiPhoneユーザーの友達に話したら、「Rogers(携帯会社)に連絡して、同じプランがコピーできるはずだから、電話してあげるよ」って言ってくれた。
友達が使っているプランは、月々税込みで$70くらいかかるものの、
?6GB分のデータ通信(通常最高でも2GB)
?夕方5時から、同じ携帯会社同士ならば通話無料(通常は7時から)
?テキストメッセージ無制限(プランによって制限あり)
?相手のナンバーディスプレイ(通常プラス$7必要)
など、普通では$70なんかじゃあり得ないプランだったので、ぜひともプランのコピーをお願いしたかった。
友達は以前、実際に電話してプランコピーできるってことを聞いていたので、その確認の意味で、私の件で電話してくれた。
しかし、目の前で電話してオペレーターに掛け合ってくれたのだが、なんと、「そういうことはできません」と断られた
「よし、またオペレーターを代えてみてもう一度トライしてみるよ」って、また数日後に掛け合ってくれたのだが、結局それも撃沈。
どうやら以前「プランコピーできますよ」って言ったオペレーターが間違っていたようだ・・・・・
なんだよ、期待させておいて結局だめなのね
一般の人が契約できるプランでは満足できず、仕方なくiPhoneは諦めたのだ。
もともとここのブログでも書いたことあるけど、iPodは持っていた。
nanoの多分3rdで8GBのやつだったけど、その容量をフルに使いきる程に曲は入っておらず、聴いていても結局あまり好きじゃない曲は飛ばすから、いい加減聴き飽きてもいた。
同じもの使うことにも飽きてたし。
それに何より、友達に教えてもらった「Cribbage」というカードゲームがやりたくてiPod Touchを買ったようなものだ。
しかもWi-Fiのあるところならネットが使えるし、こりゃ便利じゃと思って購入に至った。
32GBのやつで税込み$335くらいだったけど、日本で買うのとあまり変わらないね。
持ってる携帯では使い勝手が悪かったスケジュール管理も簡単になったし、ノートもあって、アプリケーションはタダで取れるし、これはとてもいいオモチャになった。
いやしかし、しょっちゅうゲームやってるもんで、すぐにバッテリーが切れちゃうのよね(笑)
もうすっかりハマっちゃってます。
ちなみに、古いiPod nanoは友達に$60で売れた。
購入時からずっとケースつけて使用していたので、傷が一つもなくて新品同様だったから、他人ならもっと高く売れただろうけど、他人とのやりとりもめんどくさかったので、少し安値で売った。
つまり、新しいiPodを$270程度で買えたことになる。
う〜ん、いい買い物をした
March 29, 2010
Nighttime Seattle

夕方を過ぎ、だんだんと日が暮れてきたSeattle。
昼間は多くの観光客などで賑わっていたマーケットも、この時間には全ての店がいなくなり、ガラーンとした空間だけが残っていて、すっかり寂しくなっていた。
そして海風のせいなのか、さらに寒くなってきた。
よく晴れていた日だったので、夕暮れ時はキレイな空だった。
2人とも昼食はまともなものを食べておらず、サンドウィッチもクラムチャウダーもシェアしてたので、さすがにお腹が空いてきた。
かなりな空腹の時って味の濃いものを食べたくなるので、マクドナルドなどの脂っこいジャンクフードを求めて、ダウンタウン内を彷徨っていた。
しかし、昼間には何件か見かけたマクドナルドも、その時は必要としていなかったので特に場所も覚えておらず、とにかく充てもなく歩くしかなかった。
空腹だし、サンドウィッチなんかじゃなくてガッツリ食べたかったので、カフェなどは無視。
もう言うなれば、うなぎ丼とかから揚げとかステーキとか食べたい気分(笑)
そして、多分何度か歩いたであろう通りにやっとこさマクドナルドを発見。
うちらは、あの赤い色したマクドナルドを探していたのに、ここの店は普通にスチールの文字で「Mcdonald's」と書いてあっただけ。
そりゃいくら探しても気付かない訳だ・・・・・

やっと脂っこい味の濃い食事にありつけて一安心。
暗くなるにつれて、だんだんと街の雰囲気が怪しくなってきた。
ハッキリと何が怪しいとは表現できないんだけど、1人では夜の街を歩くのは絶対に避けたい感じ。
女子2人で歩いていても、ちょっと怖かった


オシャレさは夜でも変わらないし、夜景もきれいだったけど、肌でアメリカを感じてきましたよ。
夜に街の写真を撮ってても、「Hey girl! 何写真撮ってんだよ、ああ?

バンクーバーがどれだけ安全か、改めて思い知ったのだった。
いや、もしかしたらそれが私のアメリカに対するイメージであって、実際にはそんなに危険ではないのかも知れないけど、用心するに越したことはあるまい。
(それでもアメリカ好き

ちなみに、前を通りかかったチョコレート屋さんのとこに停まってた店のバン。

かわいいでしょ?