先日、パチンコ業界のクライアントの会議の冒頭での出来事。
その会社の会長に突然こんな質問をされた。
「なぜ、ワシはおまえのスープカレーを食いに行かなきゃならなんのかね?」
と。

自分は、すぐに答えた。
「なぜなら、メイン商品であるスープは、豚コツ・牛コツ・鶏がらなどを香味野菜とじっくり煮込み、純粋に煮出したコラーゲンがたっぷり含まれています。つまり、お肌が喜ぶスープなのです。

さらに、漢方と称するスパイスが20種類も入っていて、しかも、味の調整には化学調味料を使っていません。

気になるカロリーはというと、ルーカレーより控えめで身体に優しいスープカレーとなっています。
また、それを作る技術を持ち合わせている店は、東京ではうちでしか食べられない、唯一で貴重だからです。」と。

それを聞いた会長。
「うん、そりゃ、身体に優しいし、家族や仲間を誘っても間違いがないな。それを徹底し継続しろよ」と言葉を返してくれた。

なぜ、この会長が突然自分にこんなことを言ったかというと、パチンコ業界はこの度開催されるAPECの関係で、パチンコ店最大の営業戦術である新台入替を業界で申し合わせて自粛期間を設けた。だから、ほぼ一カ月以上店に新台が登場しない。
APECとパチンコ店のそれとどう関係があるかというと、パチンコは警察の管轄する営業だから、警察がその警備で忙しいから、新台の検査なんてしなくていいから、国家的イベント、国際会議開催に集中して海外のVIPを警備してくださいということを趣旨として、業界が申し入れして、を警察が受け入れた?ということ。
かつては、長野五輪やサミット開催の時などもあった。

正直、これは、業界にとってはキツい話。特に中小ホール。

ますます客離れが懸念されるわけだ。
自分も過去に経験があるが、パチンコ店は新台が使えない時に真価が問われると言っても過言ではない。普段の積み重ねが物を言う。
経営者にとっては、普段は見えない営業の真実がが浮き彫りになってくるとも捉えられる。

翻って、飲食店の場合はどうか?
飲食店の場合は、こういうことはないといっても過言ではないだろう。
しかし、ある意味、強制的に自店を見直しができることもないわけだ。
だから、数字的に下降をしていても、手を打つのが遅くなったりしてしまう。
数字が良い時から落ち目になる時の境目やそれに対して何をどうしたら良いかを見過ごすことにもなりかねない。

この会長の言葉と、パチンコ業界を見た時、自分の店を今どうしたら良いかがわかったような気がした。

特殊な対応をするパチンコ業界にいるからこそ、当たり前の飲食業界での在り方が見えたということである。

集客においてのポイントは、やっぱりお客の立場で観るだ!
そのキーワードが今日のタイトル!

そうそう、これを読んでいるあなた、わかります?

もし、あなたが、「なぜ、あなたの店や会社に私はお金を使わなければならないのですか?」と尋ねられたらどう答えます?
答えられない人は、会社員であろうと、アルバイトであろうと、社会人としてかなりヤバいかも・・・。