2005年11月29日

勝る劣らず

> 負けず劣らず
> 互いに優劣がなく、同じ程度であること。
> 「―よく勉強する」「―の成績」
授業中にふと思いついた言葉、“勝る劣らず”。
平仮名で書いて“負けず劣らず”と一文字しか変わらないけど、意味は全然違う。
試しにGoogleで検索してみた。
勝る劣らず の検索結果約146件
負けず劣らず の検索結果約335,000件
(11月29日現在)
パっと読んでみたところ、“勝る劣らず”としているページのいずれも誤用と気付かずに使っているぽい。

似たような言葉で、“勝るとも劣らない”という物がある。
> 勝るとも劣らない
> 勝っていることはあっても劣っていることはない。互角以上である。
> 「師匠に―技量」
これと混用してるんだろうなぁ。

ということは、逆に混用してる人も居るだろう。
負けるとも劣らない の検索結果約723件
勝るとも劣らない の検索結果約207,000件
ほら見れ。
むしろ、こっちの方が誤用率が格段に高い。

と思ったら。
検索結果の一番上。
全く同じ事を考えてる人が既にいらっしゃる。
誤字等の館さん。
しかも一年以上前ときた。
考察もきちんとされてるし。

三文の徳然り、同じ事を考える人はどこにでも居るもんですね。

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