September 2011

September 27, 2011

ハチ騒動 その3


猛烈な台風にも蜂の巣は耐え

看板のみが道路に落ちていた。

翌日は全員(たぶん女王蜂は働いてない...)で巣の修復をしていた。

看板(張り紙)も子供たちが

「ハチさん大丈夫?看板ないよ〜、また作って〜。」

と何人も来るのでまた作り直し、

「松田さんちって、大きなスズメバチの巣があるんだって!!」

(うちは足長バチっ、スズメバチの巣の形くらい覚えとけよっ!)

とあらぬマヌケな噂に飛びついてた大人も飽きたみたいで、

静かに見守る子供たちのおかげで騒動はひとまず収束したみたいだ。



顛末はというと...

朝、蜂の巣の上に石が乗っかっていて不思議がっていたら

小学生達が何組も来て大騒ぎしながら巣に石を投げていた。

まあ、実際逃げ遅れて刺された子もいたらしい。

子供たちに聞いてみると朝礼だかなんだかで

先生から「あそこのうちには危ない蜂の巣があるから近寄らないように。」

と注意があったらしい(蜂の種類や習性はいっさい説明なしに)。

もとはどこかの無知な過保護親が学校に通報したみたいだ。

興味津々の子供たちはその日一日大騒ぎ

教えたら見に来るな、石を投げるなとは子供には無理である。

自分も自分達で巣見つけてを突っついたり石を投げた記憶がある。

まあ、刺されたら親にも先生にも

「お前が悪い!ションベンでもかけとけっ!」

と逆に怒られたけど...

ついでに関係のないやつにもションベンかけて

もっと怒られたけど...


「子供がちょっかいを出すのは当たり前だ、

子供は面白がるに決まってるのだから。

ほとんどの人が気がついていなくて

静かに暮らしていたうちの敷地内のハチの巣のことを

どうして習性や種類も教えずにただ危ないからと

安易に子供に注意するのか...

なぜハチのことをきちんと教えずにただ危ないとわざわざ朝礼で言うのか。」

といったような内容を教師に意見した。

その日は大人までも危ないから取れと苦情を言って来た。

話の伝わりは早い...

翌朝、子供たちが見るようにと

わかりやすくハチの習性や冬になるといなくなること

中には子供たちがいることなどを書いて貼った。



翌日、あさ7時過ぎ小学校の校長とお供の教師が来た。

「通学路の危険は排除しなければいけない。」の一点張りで

「子供たちを攻めるつもりは一切ない

安易に話題にした教師がいけない、

蜂の種類や習性をきちんと子供に教えろ!」

と何度も繰り返しても

「私は蜂のことは知らない、通学路の危険は防がないと」と繰り返す...

「蜂のことくらい知ってろよ、校長だろうがっ」

聞く耳無し...

そのうち通学路を塞いで

通る小学生を一人づつ尋問して

「この家に石を投げたのは誰だ?」とやる始末。

「そうじゃないだろー、問題にしてるのは!犯人探しは必要ない!」

聞く耳持たず...

家人は校長を殴りそうになった(笑)。

午後、数人の子供が「僕達がやりました。」と謝りに来た。

やはり校長どもは大バカである。

家人が張り紙を読ませ

犯人探しは必要ないこと、蜂の種類・習性を子供たちに説明した。

とても残念で悲しくがっくり来た。


その後数日は暇な連中が見に来てあーだこーだと

蜂の危険なことだけを騒いでいった...もちろんほっといた。

駅ビルでも家人がスズメバチがいるんだって?といわれた...


先にも書いたが

きちんと教えたら

小学生達は素直にしっかりと対処してくれた。


教師と噂好きのマヌケどもは今までのまま過ごしていく...

学校や塾に送り迎えをするバカママたちの

携帯をいじりながら運転する身の丈にあっていない大きな車のほうが

通学路の危険である。

盗撮する変態教師や身を潜めてる気狂いのほうが危険である。



100円ライターの規制も同じだ。



































松田浩之の今月は...
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September 17, 2011

ハチ騒動 その2

自宅はここ数日の間に

なんだか話題の場所状態で

わざわざ蜂の巣を見に来る連中とかもいて猫も機嫌が悪い。

(我が家は門も塀もないうちだが、巣があるのはまるっきり敷地内である。

基本的にはショットガンで撃たれても仕方がない場所だ。)

事の顛末は後に述べるが

騒ぎの中ハチが気になるので見に行く機会も増えてしまった(ハチ君ゴメン)。

なので昆虫博士ではないので基本的な習性しか知らなかった自分も

見に行くたびにいろいろなことに気がつくようになった


で、カッコいいとか感心することある。

静かに暮らしてたのにそうもいかなくなったハチ君たちは

ここ数日は臨戦態勢で人間と緊張状態にある。

どこかの国のマヌケ政府と違い

指令系や役割がはっきりしていて

各自もきちんとした仕事をこなすハチの国では

(女王様はとても魅力的か暴力的によっぽど怖いのであろう...)

人間がある距離まで近づくとスクランブルがかかり

まず一匹が即離陸、急上昇で高高度から警戒にあたる。

危険がないとわかると少々の警戒飛行のち帰還。

やや危険を感じるとすぐさま3匹くらいが緊急離陸でフォーメーションにつく。

もっと危険を感じるとかなりの数で一気に攻撃。

はじめの一匹の迅速な離陸と急上昇

そして適切な位置からの警戒には敬意さえ抱く。

領空侵犯されっぱなしのわが国とは大違い

アメリカ軍だってこうも行くまい。

と飛行機好きは感心する。



今朝も定年ルーキーくらいの近所の夫婦が

「おお、ここか。あったあった。」

「ハチは刺すから怖いわよね〜、取ってくれいないかしら。」

などとほざいていたが

今まで通っていて気がつかなかっただろうが、お前らはっ。

そのくらい静かに暮らしていたのに...

話題になってから物知り顔で騒ぎ出す連中にはウンザリする。




ウザイから好きではないが

動物愛護協会みたいなところに連絡すると

ナードっぽい連中が

椅子とテーブル持ってきてTシャツを売ったりするんだろうか?

「あしながバチを守れ」Tシャツとか。

まあ、そんなのもスモールタウンの話題として面白いかもしれない。




忘れちゃいけない大事なこと

ハチたちは巣の中の子供を守っている。




松田浩之の今月は...
south_chachan at 14:08|PermalinkComments(0) わからないこと... | animal

September 15, 2011

ハチ騒動 その1



始まりは1個の小石、いや小石というには大きい石が

自宅の蜂の巣にのっていたことだった。

普通のこと、今までなんともなかったことが

こんな騒ぎに発展するとは誰が我が家の中で想像できよう。

今はどう展開していくかわからないので

事態が収束、もしくは方向がわかった時点でまた書こうと思う。







松田浩之の今月は...
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