2010年04月
2010年04月29日
ハルノブの建物探訪
奈良県吉野町は和歌山県エリアを含め世界遺産に登録されている。豊かな自然や、後世に残さなければいけない歴史的な建造物がたくさん存在する。だから大規模開発工事や真新しい人工的建築物を作ることはできないし、作ってはイケナイ地域だ。
ここはちょっと人気のない道沿いに崖に向かって建っていた建物。外観はシンプルで味気なさも若干感じる木製造り、でも足元部分は崖に建つので、しっかりした鉄製。たぶん個人住宅か、何かのお店だと思う。
写真を観てもらえば分かるけど、1階部分は道路から少し下がった場所にあって、床部分はコンクリート板で出来ている。そして、そこには一脚だけ椅子がおいてあった。一見するととても殺風景に見えるけど、これには明確な意図がある――。
この季節この建物のこの椅子から見える景色は、一面ピンク色に染まる。その景色を遮る壁やガラス、ましてや邪魔な建物など一切存在しない。桜を楽しむ為だけの特等席だ。
正直こんなスペシャルな景色を独り占めできる場所は吉野でもそうそうないんじゃないかな。ましてや騒がしい観光客とは全く無縁で、一日中 見事な桜だけを堪能できる。
ひっそりと佇むように建っているこんな建物、ちょっと贅沢し過ぎやしませんか？みなさんもそう思いませんか？
2010年04月22日
まさに2年ぶり・・・
4月に入り、気候も穏やかで気持ちの良い季節になりました。暖かくなると草木や虫、動物たちも活動期に入りますが、寒い時期はみんなじっとしていて外に出て動くのが何かと億劫になります。実のところ、ボクもそうです。寒いのは着込めば何とかしのげますが、何かをしようと思う気持ちが正直なくなります。
この間の休みはとても暖かく気持ちが良かったので、2年近く放ったらかしだったバイクを動かしてみようと思った。これも春だからだろうか！
▲クルマからブースターケーブルでバッテリーを直結でエンジンを掛けてみる
2年も動かしていないバイクは当然ながら動くわけもなく、キーを挿しイグニッションを＜ON＞にしても、バッテリーの残量は｢0｣でインジケーターや灯火類が点くこともない。とりあえずバイクのバッテリーとクルマのバッテリーをブースターケーブルで直結してバイクのエンジンを掛けてみる。セルを回し、｢ブスブス・・・｣とピストンが動くのが分かるがエンジンは一向に掛かる気配がない。そのままセルを回し続け、4回・5回とセルを回し続けると｢ブスブス・・・｣とエンジンの燻ぶる音が変わり始めた。しばらくすると｢ボンッ、ババババ・・・｣とエンジンが勢いよく掛かった。回転数が落ちくつ頃にチョークを戻し、アイドリング状態で安定させる。このバイクが動くのは実に2年ぶりだ。
エンジンが掛かり更に細かい箇所を見ていくと、チェーンは乾いていて伸び伸び状態、ブレーキレバーやアクセルスロットルワイヤーが油切れを起こして硬いの何の。ブレーキフルード（油圧ブレーキの油）は劣化して真っ黒ろ黒助。エンジンオイルもオイルフィルターも今思えばいつ交換したか覚えていない。うむ〜、やるべき事はたくさんあるなぁ〜。まぁせめてもの救いはキャブレターからガソリン漏れを起こしていないのと、タイヤは前後とも山もありまだまだ使える事くらいかな。
このHonda XR250は購入してから14年（製造から15年）が経過している。四国も九州も一周したし、屋久島へも行ったし西日本横断もしている。そして、信州も富士山も箱根も走った。雨の日も雪の日も毎日通勤にも乗った。現在 走行距離も90000キロをオーバーで大きなトラブルもなく まだまだ現役。これからきっちりと時間を掛けて整備したいと思います。やっぱり暖かい時期に万全の状態で乗りたいですからね。
PS、ボクがバイクのエンジンを掛けた時、2歳の息子は その大きな音にビックリした様です。その日、息子はボクになついてくれませんでした。
2010年04月15日
日本一の桜
『日本一の桜』として全国的にも名高い 奈良県吉野町へ行って来ました。
▲桜と情緒ある旅館をパチリ
▲看板にも屋根があって、さすが世界遺産 吉野だという雰囲気
今の時期しか見られないとう事で、平日にもかかわらず現地には沢山の観光客でとても賑わっています。シーズン真っ只中で沿道には沢山の桜見物の観光客でクルマはノロノロ運転。こういう名所は年齢層もカナリ高くご老人も沢山おられます。駐車場までクルマの運転も十二分に気をつけなければなりません。
13時くらいに｢上千本｣に到着。そこからは歩いて更に上を目指します。途中通ってきた｢下千本｣・｢中千本｣の桜の見頃は既に過ぎていて、桜の花びらも随分と散ってしまっています。
▲散策道はサクラの花びらでいっぱい。まるでピンクの絨毯
てくてくと しばらく歩いていくとサクラがキレイに見える場所に到着。少し急な斜面に沢山のサクラの木があって、それを撮ろうと沢山の人たちがカメラを構えてパチリパチリと写真を撮っている。そんな人たちにボクも混ざって撮ったのがコレ↓。
▲サクラの下には遊歩道があって、間近で見る事ができる
サクラの花は一日前の雨でかなり落ちてしまっていて、見るとこ全てが満開って訳ではなかったけど、十分に｢吉野の桜｣を楽しみました。天気は曇り空で今ひとつだったけど、とても有意義な休日でした。ぜひ来年はもっと天気の良い日に行ってみたいものですね。
2010年04月01日
ハナサク キセツ
我家のプランターのチューリップがいっせいに咲き始めた。
それもチューリップの唱にある『アカ・シロ・キイロ〜♪』と見事に三色の花が咲いた。
▲太陽の光を沢山浴びて元気に咲く色とりどりのチューリップ
どの花見ても〜キレイだなぁ〜♪なんて思うけど、同じような場所にあって同じように世話をしても、茎の長さや花びらの大きさなんかは微妙に違う。また咲くタイミングもちょっとずつ違う。（花の世界も人間と同じなんだなぁ〜と思った）手前の白いのは、正に今が旬。写真にはないけど、黄色のチューリップは既に旬が過ぎたカンジ。奥の赤色はこれからが正に旬でもうしばらくの間 チューリップ観賞が楽しめそうです。
▲ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6 で撮影
チューリップのクローズアップ写真を撮ろうと思って望遠ズームレンズのテレ端で撮影したのが上の写真。中央の柱頭や葯にフォーカスを合わせての撮影。標準ズームよりは近くに寄れないけれど、望遠ズームを生かしたボケ具合はそれなりにキレイに撮れる。これ以上に寄った写真となると、マクロレンズが必要になる。う〜ん、ボクば普段 花の写真を撮る事はないのだけれど、マクロレンズをポートレート（人物）で使えるなら購入をちょっと考えてみようかなぁ・・・、でも高価だし どうしようかぁ〜ブツブツブツ・・・・・・。
おまけ
昨日は家族で堺市の大泉緑地にお弁当を持ってお花見に行ってきました。天気は曇りだけど、時より青空が覗くまずまずのお天気。花見会場は平日にもかかわらず沢山の人が訪れ、BBQをしたり、お弁当を持ち寄ってみんなで楽しんでいました。我家は1歳児の息子を連れて行ったけど、そこはもう花より団子。花よりご飯と遊びがメインで食事を摂ったら 遊ぶのに大忙しでした。気候も暖かく 外で食べるご飯も実に美味しかった。こんな休日の過し方もなかなか良いですね。
▲ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm f3.5-5.6 で撮影
天気が曇りのせいか、桜のピンク色がうまい事表現できない。一応ホワイトバランスをAUTOから曇りモードに切替えてちょっとは花びらのピンク色が強調されている。背景の空が曇りの為か、桜の花そのものもどんよりした印象で残念な結果に。。。せめて青空だったらよかったのになぁ〜。
▲昨年は快晴で桜も満開でした。今年は7分咲きってとこでしょうか(残念)
