2009年11月13日
ハルノブの建物探訪
季節も過ごしやすい11月初、トウキョウに研修に行ってきました。（ついでに実家が神奈川県なので帰省も兼ねちゃいました。）
旬はとっくに過ぎてしまった感の六本木ヒルズのある東京ミッドタウン、ここを訪れる東京在住の人は、『んっ、何を今さらミッドタウン？』と思うかも知れないけれど、何かとＴＶで取り上げられる
■六本木ヒルズ ■東京ミッドタウン
■赤坂サカス ■お台場
は関西に住んでいるとほとんど縁がない場所。
久し振りのトウキョウ建物巡り。国立新美術館やサントリー美術館などいろいろ見てみたい場所はあるけれど、時間的な制約もあって前から目を付けていた東京ミッドタウンの敷地内にある【21_21 Design Sight】に行くことにした。
▲安藤忠雄氏設計の建物 一見平屋に見えるが施設の大半は地下に隠される。この建物デザインは奥の高い木々と低い建物、広い空と植物のグリーンのバランスが絶妙。きっとこれらの構図は設計段階で全て計算されたデザインなんだろう…と一人納得。
地下鉄六本木駅の直ぐのトウキョウのど真ん中に、自然に囲まれた商業施設、これだけの緑と空の広がりのある施設に圧巻。さすが東京と言うべきだろうか。大阪なら差し詰め梅田の北ヤードの辺りに位置するような所だが、実際大阪に建物と自然が共存したこんな場所は無いかも知れない。
ここには、都会だから建物を建てなきゃイケナイ的な発想じゃなくて、人が暮らす都会にも適度な自然を感じてリラックスできるスペースが必要なんだと実感できる場所だった。そう言えば、先進国の大きな町（ニューヨークやシドニーなど）には市民が過ごす大きな公園があったりする。
▲芝生のグリーンと無機質色の建物、空のスカイブルーが日本建築とは思えない。
▲21_21Design Sightの看板はとても控え目
今回、研修もあって他の建物を見る時間がなかった。次回またトウキョウを訪れた時の楽しみにとっておこうと思う。
