2010年04月29日
ハルノブの建物探訪
この間 奈良県吉野町の日本一の桜を見に行った事はBlogに綴ったよね。今回はその時のお話の続き。
奈良県吉野町は和歌山県エリアを含め世界遺産に登録されている。豊かな自然や、後世に残さなければいけない歴史的な建造物がたくさん存在する。だから大規模開発工事や真新しい人工的建築物を作ることはできないし、作ってはイケナイ地域だ。
ここはちょっと人気のない道沿いに崖に向かって建っていた建物。外観はシンプルで味気なさも若干感じる木製造り、でも足元部分は崖に建つので、しっかりした鉄製。たぶん個人住宅か、何かのお店だと思う。
写真を観てもらえば分かるけど、1階部分は道路から少し下がった場所にあって、床部分はコンクリート板で出来ている。そして、そこには一脚だけ椅子がおいてあった。一見するととても殺風景に見えるけど、これには明確な意図がある――。
この季節この建物のこの椅子から見える景色は、一面ピンク色に染まる。その景色を遮る壁やガラス、ましてや邪魔な建物など一切存在しない。桜を楽しむ為だけの特等席だ。
正直こんなスペシャルな景色を独り占めできる場所は吉野でもそうそうないんじゃないかな。ましてや騒がしい観光客とは全く無縁で、一日中 見事な桜だけを堪能できる。
ひっそりと佇むように建っているこんな建物、ちょっと贅沢し過ぎやしませんか？みなさんもそう思いませんか？
奈良県吉野町は和歌山県エリアを含め世界遺産に登録されている。豊かな自然や、後世に残さなければいけない歴史的な建造物がたくさん存在する。だから大規模開発工事や真新しい人工的建築物を作ることはできないし、作ってはイケナイ地域だ。
ここはちょっと人気のない道沿いに崖に向かって建っていた建物。外観はシンプルで味気なさも若干感じる木製造り、でも足元部分は崖に建つので、しっかりした鉄製。たぶん個人住宅か、何かのお店だと思う。
写真を観てもらえば分かるけど、1階部分は道路から少し下がった場所にあって、床部分はコンクリート板で出来ている。そして、そこには一脚だけ椅子がおいてあった。一見するととても殺風景に見えるけど、これには明確な意図がある――。
この季節この建物のこの椅子から見える景色は、一面ピンク色に染まる。その景色を遮る壁やガラス、ましてや邪魔な建物など一切存在しない。桜を楽しむ為だけの特等席だ。
正直こんなスペシャルな景色を独り占めできる場所は吉野でもそうそうないんじゃないかな。ましてや騒がしい観光客とは全く無縁で、一日中 見事な桜だけを堪能できる。
ひっそりと佇むように建っているこんな建物、ちょっと贅沢し過ぎやしませんか？みなさんもそう思いませんか？
south_shimoda at 14:47│Comments(0)│TrackBack(0)│
