南大阪 中学受験地図

南大阪を中心に、大阪府下の中学受験の状況と、それに関する気になる話題を取り上げます。家庭学習のヒントや進学の指針になれば幸いです。

頑張れ!すべての受験生!!

例年になく、暖かい冬ですが、明日の朝は冷え込みが厳しいようです。

いよいよ明日は、近畿圏の中学入試の初日です。
午前だけではなく、午後も、また、明日も明後日も、連続して受ける方もあるでしょう。
寒さの中、どうぞ、しっかり実力を発揮できますように。

倍率が気になったり、隣の受験生の様子が気になったり、なかなか普段通りの力が発揮できないといけません。
倍率が高くても、それは「過去」との比較。
すべての受験生が、同じ倍率で戦っているのです。
今年の受験生だけで考えれば、みんな、同じ条件です。

普段の、これまで培ってきた力をしっかり発揮することが、成功への必須条件です。
最後まで粘り、時間を有効に使って、自分の答案を丁寧に点検しましょう。

あとすこし、準備できる時間も残されています。
テスト直前まで、そしてテスト開始後は終了まで、自分の力を悔いなく表現してください。

皆さんのご健闘をお祈りしています。

頑張れ!
すべての受験生!

これからの「できる子」って? (20181103講演会 その1 「余命って何年?」

突然ですが、「余命」を考えたことはお有りでしょうか?

以前よりも、寿命が伸びているのは、以下の資料からもわかります。

20181105_01

1970年~2017年にかけて、約12年ほど、平均寿命が伸びています。

ではここでもうひとつ考えていただきたいことがあります。
2007年に生まれた、現在小5~6年の子どもたちの寿命はどれ位だと思われますか?
実は、2007年に生まれた子どもたちの半数が107歳まで生きるという研究結果があるようです。

20181105_02

私が子供の頃は、70歳になるとかなりの老人で、80歳の方はたいへんな長生きというイメージがありました。
もちろん、現在でも、80歳でおられる方は長生きですが、その頃に比べると、元気な方が多いように思います。

現在の小学生の場合は、70歳に達した2080年頃から、約半数の人は、その後、40年間生きて、2120年ごろまで存命ということになります。
明らかに、私達の経験や常識が通用しない世代です。

20181105_03
上記の内容は、リンダ グラットンと アンドリュー スコット共著の「Life Shift」を参考にさせていただきましたが、社会の仕組みや人々の生き方まで、大きな変革の必要性が出ているのは間違いのない事実。
こういったところにも、大学入試改革を中心とした、教育改革の必要性があるわけです。

いずれにしても、大切な子どもたちの将来。
「生きていく力」、生活や人生のクオリティーを落とさずに生き抜けるように、子どもたちを応援していく必要があります。


20181105_04

(2018/11/3実施の全国統一小学生テスト内での、保護者会の内容+スライドをもとにしました。)



難化する学校選び

九月も下旬に差し掛かりました。
間もなく、受験校決定の時期です。
保護者の皆さんも、日々、検討を続けておられることと思います。

その時に大切なのが、学校選択の基準・ポイントなわけですが、これは、一人ひとりが大きく違います。
圧倒的に進学実績が必要と考える方もありますし、進学先を、毎日の生活・成長の場として考え、生活環境、あるいは成長のための環境を念頭において検討しておられる方もあるでしょう。

実は、学校側も「どのような受験生に選んでもらえるか」ということが大きな課題です。
学校によっては、「進学実績の創出」と「子どもたちを育む環境の提供」の2つの間をさまよっているようなケースもあります。
もちろんその両輪がバランスよく提供され、成功している事例もあるわけですが、その両方を求め続けるあまり、先生方の負担が増える一方になるという問題も。
社会の要請は、「働き方改革」ですから、学校の運営も大変でしょう。

そんな中で、初芝富田林は、大きな変革に踏み出しました。
今春、新しく就任された校長先生と、初芝学園全体+立命館が大きく協力されての動きのようです。
ここでは、詳細については書きませんが、来年度からは授業時数を減らし、朝、実施していたテストを廃止するそうです。
テストについては、毎日ではなく、単元ごとに、授業内で実施することにして、先生方の負担を減らすということだそう。
これは、単に、仕事の量を減らすのではなく、本来、先生がすべき仕事へ集中していただくことが目的のようです。
校長先生は「先生方が17:00には帰宅できる環境を作る」ということを掲げておられました。

さて、そうなると、授業終了後の補習・補講や、クラブ活動はどうなるのか。
確かに、日曜日も祝日も関係ないようなクラブ活動のあり方も、最近、俎上に上がっています。
一方で、時間をかけることで、生徒さんたちの学力や技能が向上するのも否定出来ないところ。
そこで、初芝富田林では、今後、勉強面では予備校・塾などの外部の教育機関の力を借り、運動部等のクラブ活動でも外部の力を借りる体制を整えるとのことです。


この一連の改革から見えてくるのは、学習面にしっかり力を注ぎ、生徒を伸ばしてゆこうという姿勢です。
「行きたい学校を見つけ、そこへ合格する力をつける」「市大+阪大に50名以上を合格させる」というのが具体的な目標とのこと。
初芝富田林は大きく「単機能・集中型」の学校に舵を切ったように見えます。

反対に、「複合機能・総合型」の学校はたくさんある。
多くの学校は、学業はもちろん生活面にも配慮、様々な経験を通じて人間的な成長を促す、行事などに関しても豊富に行うといった方針で動いている。
それらの学校は、コースごとに違う目標・機能を持っていたりするわけですが、初芝富田林は、その多様なニーズのうち、まず、学業+合格結果にこだわったようです。

ただし、今後、学習指導や課外活動でのアウトソーシングが成功し、さらに、教員団の活躍によって、大学入試実績が向上した場合は、新しい学校運営の形としてのモデルケースになり、進学先としての魅力も増すと考えられます。


大学入試の変化も、こういった事例にもあるように「社会のあり方の変化」と深く結びついています。
あらためて「進学に何を求めるか」を考える時期に来ていると言えるでしょう。
私立中学・国公立中学への進学についても同様で、そういった学校の動きや変化を知る必要があるわけです。

ただし、学校の運営・指導方針が改革され、実を結ぶのには時間がかかります。
成果が出たといえるのは、4年後?6年後?10年後かもしれません。
一方で、入学した生徒さんは、かけがえのない6年間をそこで過ごすわけです。
あとから、取り替えたり、やり直したりはできません。
ますます、保護者の皆さんの、情報収集と決断が大変重要になってくると思われます。

大阪南部では、同様に帝塚山学院泉ヶ丘大谷も、リーダーシップのある校長先生を外部から迎え、変革に動いている。
また、大阪市立の水都国際中学校の動きも、多くの私立に影響を与え、「座っていても生徒が集まった」最上位の学校も、従来以上に学校紹介=生徒確保に注力するなどしています。

より、将来を見通しての「受験戦略」「学校選び」が必要となってきています。

餅は餅屋

GW明けから夏休み前のこの時期、多くの私学の先生方に訪問していただきますが、ほとんどの先生に尋ねられるのが、展示している「ロボット」についてです。

ロボットと言っても、アシモくんのようなものではなく、ヒューマン・アカデミーのロボット教室の作例です。
一見、レゴのようではありますが、完全にオリジナルのパーツで、月に1体ずつ作成をしていきます。
子供達には人気が高く、また、熱心に通い続けてくれる生徒が多いのも特長です。
お尋ねになる先生のほとんどが、詳細をご存じなく、興味深く、聞いていただきます。


IMG_3540
作例⇒ホイールローダー:北野田駅前校(航路開拓舎)の詳細はこちら

私達も、この教室を始めたときには、ぼんやりと「男の子」対象のコースと考えていました。
でも、現在は、小学生から中学生まで、すべての学年で女子が学んでいます。
この点は、私達にとって、大きな驚きでしたが、やはり、私学の先生方もそうで、女子が多数在籍することに、大変、驚かれます。


ところが、このお話をした時に、1校だけ「もちろんです。」「そうだと思います。」とのお返事を頂いた学校がありました。
来年度から、高校も募集を始める、大谷中学校・高等学校の先生方(女性)です。


このお返事には、正直なところ、驚きました。
また、同時に流石だなとも感じました。
表題の表現は、少々失礼かもしれません。
結局、しっかりとした女子教育をされていて、しかも、現場のことを知っておられるのです。


今、進学といえば、共学校を前提に考えられる方がほとんどです。
それにともない、男子校・女子校の数も、かなり減ってきました。

しかし、やはり男子校には男子校の、女子校には女子校の「得意」があり、「伝統」があり、「教育力」があるのです。

中学受験を考える生徒さんは、中高の大切な時期を、地元の学校ではなく、あえて選択した環境の中で過ごそうとする方です。
もし、そうであれば、共学とともに「単学」の学校も、しっかり検討していただければと思います。

選択肢に加えないことで、数多くの特長を知らずにいるのは、宝の箱を開けずに見過ごすことになるのかもしれません。
最終的には「我が子にあった」学校を選べばよいわけですが、その選択の幅を、はじめから狭める必要はないのです。

全国統一小学生テスト 保護者会

6/3に実施された、全国統一小学生テストでの保護者会。
無事、終了しました。

今回も、多くの保護者様にご参加いただきました。
今年は、大学入試の難化と、家庭学習のヒントとして、ご家庭でお子さんを「ほめる」必要性と、褒め方のコツを紹介させていただきました。

参加いただいた皆さん。
ありがとうございました。

今後も、情報を集め、検討し、必要なものをお伝えしていこうと思います。
よろしくお願いします。

2018-06-04講演-1


2018-06-04講演-2
教育関連情報+α (@south10star)
航路開拓舎ホームページ
南海高野線北野田駅(大阪府堺市東区)を最寄り駅とする航路開拓舎のホームページです。
記事検索
最新コメント
アーカイブ