〝女の相続〟相談員のブログ

立場も年齢も考え方も経験値も違う女性相談員がそれぞれの切り口で相続を語ります。
女子力あふれる新感覚のブログ。ただ今、熱烈なファン募集中!!

高齢化社会・おひとりさまの増加・税法の改正…
相続を取り巻く環境は日ごとに変化している中で、私たち女性相談員が体験した事例にもとづいて同じようなケースの人々の役に立てればという思いで書いています。
登場する人物・地名・家族構成等は変えています。

同性カップル

世の中、男と女ばかりがカップルではありません。
女と女、男と男のカップルも、存在します。

同性カップルの場合、生前二人で築いた財産は、誰に相続されるのでしょうか?

パートナー(カップルの相手方)は戸籍上の配偶者ではないため、何もしないでおくと、それぞれの財産は親または兄弟に相続されてしまい、パートナーへは相続されません。

 

パートナーに財産を渡す主な方法をいくつかご紹介します。

①養子縁組をすること

カップルではありますが、養子縁組をすることで戸籍上は親子となりますので、相続人となります。
そうなれば、各々の財産を相続することが出来るようになるのです。

 

②遺言の作成をすること

遺言書を作り、パートナーへ財産を遺贈することを明文化しておけば、相続人でなくても財産の継承が可能となります。

 

(注)カップル証明

渋谷区などの一部の区では、同性のカップル証明が発行され、配偶者として親族と同等の扱いを受けられるようになってきました(手術の際の立会いや、同意書署名等)。
しかし、相続の場合の配偶者としての立場までは認められていません!!

相続時の年金関連手続

相続発生すると、配偶者や御子息は多くの手続をしなければなりません。

   ①権利を引き継ぐ手続 …… 不動産の登記

   ②故人の義務の履行  …… 納税

   ③請求手続       …… 生命保険

   ④脱会・解約手続   …… 会費・クレジットカード

 

 ③の請求手続のなかに、社会保険・年金関連の手続があります。

   ㋑高額療養費の還付

   ㋺未支給年金の請求

   ㋩遺族年金の請求

   ㋥葬祭料・埋葬料の請求

   ㋭死亡一時金の請求

 

㋭の死亡一時金が請求されるのは独身者が亡くなった場合、生計を同じくする父母・兄弟が受給できます。

 

又、結婚していても専業主婦だった妻が死亡した場合には、死亡した本人と生計を同じくしていれば、配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹は受給できます。

 

通常の場合、市町村や年金事務所から郵送される請求案内は、未支給年金と葬祭料・埋葬料が多くの割合をしめています。
そのため、それらの手続きが済んで、社会保険・年金手続きは完了したと思い込んでしまいがちなので注意が必要です。

 

夫に先立たれた場合は遺族年金請求が漏れる事は少ないのですが、市町村や年金事務所から案内される請求手続だけで万全と考えず、故人の状況をチェックして、手続失念のないようにする事が大切です。

<手続き番外編>生前にしておくべき大切なこと

親友のB子さんのお母様が先日亡くなられました。
自宅で突然に倒れられて、そのまま帰らぬ人になったということで、一緒に住んでいたB子さんの悲しみはとても深いものでした。少し落ち着かれた頃に一度電話をしてみました。
その時の話がとても印象深く、また、とても大切なことだと思いましたので、手続きではない番外編として、書かせていただきます。

 

B子さんのお母様は長い間、慢性の肝臓の病気を患っておられました。
そういう理由だからでしょうか、とても「体にいいもの」に敏感で、特に最近
2,3年は、次々といろいろなものを購入されておられたそうです。
外側から体にいいものとしては、マッサージ機、内側から体にいいものとしては、水素水をつくる、米を玄米にするなどの機械。
水素水をつくる機械に至っては、その都度つくるものから、ついには蛇口から直接出るものに変えていたそうで…。
でも、そこまでするお母様の心の中には、離れて暮らすご長女Cさん(B子さんのお姉さん)への心配があったそうです。
B子さんのお姉さんは
40代後半から「リューマチ」を発病し、手足の関節が痛くなったり、片方の膝が曲がらなくなったりと、その症状に苦しんでおられたそうです。
最初に買ったマッサージ機をCさんへ送り、水素水を都度つくる機械も、お母様が蛇口から水素水が出るものに買い替えたときに送られたそうです。

 

実は、もう1つ、お母様が購入されたものがあり、それは、おそらく、今までのものの中では最も高額で、でも、「体にいいもの」を求め続けたお母様がたどりついた、最も信頼のおける電位治療器というものでした。
よく整形外科とか整骨院とかに置かれているものの家庭用的なものだそうですが「体にいいもの」というのは、市販されているものだけではなく、よく口コミで…というものがあると思いますが、そういう類のものだったようです。
その効果などをお母様は実感しておられたのでしょう、Cさんにも購入を進めていましたが、そんな高価なものは買えないと押し問答があったとかで、一度試してみるから、近いうちに実家へ帰るねと言っていた矢先…今回のお母様の不幸があったとのことでした。

 

結果的に、お姉さまが高額で買えないと言っていた、その電位治療器が残ってしまったというのは、なんというお母様の思いの表れでしょうか。

 

B子さんは、お母様と同居でしたが、会社員として、日々忙しくしておられ、自分のことに精一杯で、お母様とお話する時間も最近は余りなかったとのことで、「母が本当に大事にしていたことやものについて、もっと真剣に耳を傾けてあげればよかった。
母にとっては、財産よりも大事なものだったのに、私はその使い方も知らない」と電話口で嘆いておられました。
「母の希望は、姉の病気がよくなるように、その電位治療器を使ってほしいことだったから、必ず、使い方がわかる人を探し出して、姉の元に届けます」とおっしゃっていました。

 

財産的に価値のあるものではなく、故人にとって大切だったもの、それに対する思いは、生前に聞いておくべき最も大切なことだと思いました。

女性相談員プロフィール
=== 新宿のピー子 ===

【相談員歴】
13年

【家族構成】
ヒ・ミ・ツ???

【略歴】
戸籍は男でも気持ちは女!!
女性の立場から多種多様な相続のケースに
ワンポイントアドバイスします!



=== 富士さん ===

【相談員歴】
9年

【家族構成】
夫と小学生と中学生の子ども2人



=== ちゃこ ===

【相談員歴】
5年

【略歴】
幼いころから寝たきりの祖父の介護をする家族を見て育ち、介護を担う専門家になりたいと中学生の時に進路を決めた。

初志貫徹し介護福祉士になり、障碍者の皆様や、高齢者の皆様の介護に携わる。その後、介護支援専門員(ケアマネジャー)として主に高齢者の介護のマネージメントに取り組む。

そんな時、担当をしていた高齢者のご家族から相続についての相談を受け何の力にもなれない自分が不甲斐なく、次は相続でお困りの方を助けたい!と一大決心し、相続手続支援センターの相談員となる。

何があったわけでもないが、幼いころから結婚願望はなく、自立した女性でありたいと思い、なんと20歳で自宅購入。(若気の至りです)

幸せなおひとりさまの代表になりたい!!と、しあわせ人生模索中です。



=== JunJun ===

【相談員歴】
5年

【家族構成】
夫婦2人

【好きなもの】
フルーツ・大豆・お酒

【身内の相続経験】
最愛の祖父を亡くした時。
しっかりしていた祖父は、生前に金融機関の口座をまとめていたり、不動産の名義も祖母名義にしていた。
相続人間のもめ事もなく、手続きとしては、生命保険の受け取りくらいであった。


【嬉しかった言葉】
『信頼していたから何でも話して解決できた。ありがとう!』
『次は私の遺言書の相談にのってほしい』


【失敗談】
遠方に居住している相続人とのやりとりに時間がかかってしまい、印鑑登録証明書の手続き上の期限が切れたり、その間、相続人が引っ越してしまい住所変更、遺産分割協議書の作り直しなど、情報のやりとりがスムーズにいかず、結果、手続きがすべて完了するまでに時間を要してしまったこと。


=== ARIのママ ===

【家族構成】
夫(マス夫さん)
まだまだ働き盛り働かされ盛りなれど、体力、脳力(?)の衰えが最近危機感に変わりつつあります。

娘&息子
(昔はやんちゃ娘&ドラムスコ)
今年めでたくステージアップ!(ようやく学費支払から解放されます)


同居の父
昭和一けた生まれ

同居の母
今年喜寿を迎えました

【仕事上の目標】
一人でも多くの方から感謝の言葉をいただくこと!
(月並みですが、ヒヨっこなので本当にそう思います)


【今一番気になること】
アンチエイジングも兼ねられる健康管理

【趣味】

新たな人との出逢い、そして好きな歌のレパートリーを広げようと「Gospel Choir」に所属
「?」年後にはSoloに挑戦したいです


ゴルフ
まず、腰痛、○○痛を改善し、クラブを振り回せる状態に戻して夫と(唯一の?)共通のスポーツであるゴルフを楽しむ(予定)

ヨガ
体の歪みがとても気になるこの頃。定期的かつ継続的で、姿勢矯正、最終的には体力アップも目標に!

【好きな食べ物】
甘いものすべて、特にアイスクリーム
(そろそろ控えなきゃとは思っているけど、やめられない)
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