2005年10月

2005年10月22日

フラット35について

最近、「フラット35」という言葉をよく耳にしますね。
簡単にいうと長期固定金利の住宅ローンです。
ただ、仕組みが通常のローンとはちょっと違います。

金融機関の住宅ローンの債権を住宅金融公庫が買取り、証券化することにより、長期固定金利の住宅ローンが組めるというものなのです。
 
返済方法は、各金融機関の口座を利用しますので、通常の住宅ローンと同様に毎月指定日に引き落としになります。

金利・手数料は、各金融機関によって、異なりますので、各金融機関や住宅金融公庫で確認をしましょう。

◎申込人の条件

・申込時の年齢が70歳未満(親子リレー返済の場合、70歳以上の方も利用可能)
・安定した収入があること
・日本国籍がある、または永住許可などを受けている外国人
・フラット35の毎月の返済額の4倍以上の月収のある人(収入合算可能)
・フラット35とその他の借入れを合わせた年間総返済額が、年収に対し基準割合を満たしていること

◎資金使途
申込本人または親族が居住するための、住宅の建設資金または購入資金

◎融資金額
100万円以上8,000万円以下、建設費または購入価額の80%以内

◎融資期間 
次のいずれか短い方であること
15年以上35年以内(1年単位)
(ただし、申込本人の年齢が60歳以上の場合は10年以上)
完済時の年齢が80歳となるまでの年数

◎金利
 固定金利(申込時ではなく、融資時の金利が適用される)
 金利は、取扱金融機関または住宅金融公庫にて確認しましょう

◎返済方法
 元利均等返済毎月払いまたは元金均等返済毎月払い
 6ケ月毎のボーナス払い(融資金額の40%以内)も併用可能。

◎担保
 融資対象となる住宅及びその敷地に、住宅金融公庫が第1順位の抵当権を設定

◎保証人
 不要

◎団体信用生命保険
 団体信用生命保険の利用が可能

◎火災保険
 融資対象となる住宅に火災保険をかけます。
 敷地に抵当権を設定しない場合は、その火災保険金請求権に、住宅金融公庫を質権者とする第1順位の質権を設定。

◎手数料
 取扱手数料は各金融機関によって異なる
 物件検査の手数料は適合証明機関によって異なる

◎保証料
 不要

◎繰上げ返済手数料
 不要(一部繰上げ返済は、100万円から可能)


一般の銀行の住宅ローンとの違いを簡単にまとめてみます。

●親族が居住するための住宅ローンでも可
基本的には、住宅ローンは、借主本人居住のためのローンです。
しかし、17年4月から商品内容が変わり、家族居住のための住宅ローンでも可となりました。つまり、フラット35で親のために家を買ってあげることもできます。

●住宅の質の目安になる
住宅の耐久性などについて住宅金融公庫が定めた技術基準に適合する住宅しかローンが組めないので、住宅の質の目安になる。(これは、フラット35のだけでなく住宅金融公庫でローンを組む場合の特徴でもある)

●費用等について
保証料不要。繰上げ返済手数料も不要。(手数料は、各金融機関で異なる)
抵当権設定時の登録免許税も不要

●団体信用生命保険について
有料ですが、利用が可能です。
保証人をつけることによって団体信用生命保険を利用しない方法もあります。
(死亡・高度障害になったときにリスクがありますので十分検討しましょう)

●店舗・事務所併用住宅でも利用可能
融資の対象は住宅部分(店舗や事務所以外の部分)の建築費等に限る)
住宅部分の床面積が全体の1/2以上あること
店舗や事務所は申込本人または同居者が生計を営むために自己使用するもの(賃貸借するものは除く。)
「住宅部分」と「店舗や事務所部分」を建具などで区分していること
「住宅部分」とr店舗や事務所部分」を−つの建物として登記(−体登記)できること(店舗や事務所を区分登記しないこと)
などが、条件です。詳細は住宅金融公庫で確認したほうが良いでしょう。

●一般の金融機関の住宅ローンと協調融資が受けられる
フラット35の長期固定金利と変動金利型の住宅ローンの一体的な融資が可能

フラット35を利用する金融機関と同一であること
フラット35の融資額+住宅ローン融資額=建設・購入費用の80%以内
であることが条件です。

景気回復の兆しも見えてきました。
超低金利のうちに優良物件を手に入れましょう!!!

2005年10月18日

不動産のオークション

ヤフーが不動産にも力を入れてきましたねー。
不動産オークション会社と提携して、物件の調査から契約締結まで一貫したサービスを行なうというのですが・・・。

こんな感じのサービス

勢いのあるIT系企業の進出は既存の不動産会社にとっては気になるところ。
ただ、個人的には不動産はオークションで簡単に決まるものではないと思っています。
本当にごく一部の超優良物件や破格の物件ならば、入札数も見込めるのでしょうが、大体の物件はそんなに簡単には決まりません。

弊社としても、色々な不動産関連サイトの動向は気にしていますが、不動産業界はまだまだネットの普及率が低いのでは思っています。

いくつも原因があると思いますが、まずは価格が高価すぎるということ、そして、本やアクセサリーなどとちがって、同じものが2つとないということで、やはり最終的には自分の目で確かめる必要があるため、などではないでしょうか。

どちらにしても、「IT」を避けて通れない時代が来ていることは間違いないようではありますが。

2005年10月17日

同窓会

今日は全く不動産に関係ない話ですが・・・

「この指とまれ」というサイトがあります。

ウェブ上で同窓会ができるというものです。
調べてみたら、姫路の小中学校、高校、大学も登録されていて卒業年度別に会員が分かれています。

卒業してから年月が経つにつれ、なかなか本物の同窓会に行く機会が減ってしまいますが、インターネット上でなら気軽に参加できるかもしれませんね。

本当にすごい世の中になってきましたねー。



2005年10月01日

たつの市誕生

今年も残すところ3ヶ月ですねー

今日、たつの市が誕生しました。
龍野市、御津町、新宮町、揖保川町の4者合併です。

ホームページの地域区分変更や住所変更、物件資料の表記変更など、結構手間がかかります。

特に全国的に事業を行なっている会社さんは市町村合併対応が意外に大変でしょうね。

銀行合併など企業同士の合併はもっともっと大変だと思いますが・・・。

うちも吸収合併されないように頑張ります。