追悼碑訴訟 前副知事ら証人採用


「群馬の森」(高崎市)の朝鮮人追悼碑をめぐる訴訟の第13回口頭弁論が17日、前橋地裁で開かれ、塩田直也裁判長は原告側申請の茂原璋男前副知事と中島聡県土整備部長、守る会の神垣宏事務局長を証人として採用するとした。原告側は茂原前副知事が追悼碑をめぐる協議で実質判断を行ったとし、中島部長は追悼碑設置や集会に抗議した一般市民に対応したとして証人尋問を要求していた。中島部長は次回公判の6月21日、茂原前副知事は7月19日に証人尋問が行われる。

ソース:産経新聞群馬版5月18日 

http://www.sankei.com/region/news/170518/rgn1705180017-n1.html


今回、裁判官2人のうち1人が交代し、新たに女性裁判官が就いたので、原告、被告双方がこれまでの主張を述べました。それが終了したところで、産経新聞が報じるように、塩田裁判長は原告側が申請した証人を3人とも採用すると告げ、次回、次々回の裁判における証人尋問の日、順番を決定しました。

 

茂原璋男前副知事は既に退職していますが、最終決定権者である大沢知事に代わる行政執行の実質的最高責任者だった方で、原告の角田弁護団長と更新不許可について議論した当事者です。中島聡氏は群馬の森を所管する県土整備部の河川課長を経て、この4月1日付で同部の部長に昇進した方です。

神垣宏氏は碑を建てる会(現・守る会)の事務局長で、2004年の除幕式において「碑文に謝罪の言葉がない。それを入れるまで今後も活動を行う」と発言したといわれています。こうした発言が「碑の政治利用」と県側は見なし、更新不許可の根拠となりました。
ところが、昨年11月の第9回口頭弁論で、原告側は突然、氏の発言は除幕式後行われた別会場でのものとして「自白の撤回」があったこと、そもそも、除幕式の式次第には氏の発言予定はなかったと主張し、DVDと式次第を証拠として提出しました。こんな有力な証拠をなぜ原告側は裁判開始から2年近くもたってから持ち出したのでしょうか。
DVDに関しては、不自然な編集の痕跡があるとして裁判長は証拠採用を却下しています。

 

昨日の原告側の主張を聞いていると、つくづくご都合主義だと思いました。いわく、

*事前に指導を行わなかったのは配慮義務の欠如だ。

*謝罪と賠償を求める発言は政治的ではないし、設置許可条件にある「政治的行事を行わない」という文言は不正確で漠然としている、評価に誤りがある。

*仮に政治的行事を行ったとしても、死者を悼む行事であることに変わりはない。

*不許可は裁量権の逸脱・乱用であり、判断の妥当性を欠く。

*村山談話、平壌宣言にのっとっている。

*前回の口頭弁論の際、動画で証明したように、碑は公園の片隅にあり、公園の利用者に影響はない。

*被告の主張する「論争の対象になった」のは、2012年5月以降に保守団体がクレームしたからだ。

*仮に許可条件違反があったとしても、碑の歴史的・文化的意義を県民に広め、国際平和、日韓・日朝友好に役立つ。

*不許可は表現の場を奪う。

*よもや不許可になるとは思わなかった。碑の目的からすると10年は短すぎる。

*公園を利用する県民の安心・安全を守るためなら、警察の手を借りることで解決できる。

*碑前で追悼式を行わないなどの条件付きで設置継続を認めることも可能だった。

*(DVDの編集の痕跡について)スピーチとスピーチの間は撮影を止めた。

*式次第はそもそも除幕式の進行をあらわすものなので、全部を網羅せず、黙禱など、一部は記述しないことがある。

 

被告(県側)の弁論

*「政治的行事を行わない」とした許可条件に触れる発言があった。

*碑は特定の主義主張を行う施設となり、公園にふさわしくない。

*許可条件は非常に重要なものである。にもかかわらず、原告は4回違反行為を繰り返した。

*原告は許可条件の重大な誤りを犯したので、不許可処分の乱用には当たらない。

 

原告側弁護士は「日韓・日朝友好と国際平和に役立つ」と2度述べましたが、全く白々しい限りです。強弁する弁護士も内心では嘘っぱちだとわかっているので、自信のない口ぶりでした。それはそうでしょう、碑が建立された2004年以降、日韓・日朝関係は改善しましたか? 日朝国交正常化を妨げている拉致問題は解決しましたか? 友好どころか、関係はますます悪化し、弾道ミサイルを日本に向けて発射し、核実験を繰り返してアジアと世界を危機に陥れているのは北朝鮮です。強制連行だ、慰安婦だ、関東大震災で朝鮮人が虐殺されたニダと言いつのり、次なるたかりのツール化をもくろんでいるのは韓国です。
こういった贖罪意識の醸成とたかりの根拠にすべく建立されたのが群馬の森の朝鮮人碑なのです。撤去するのは当然であり、捏造の歴史の根拠にしようとする朝鮮人、反日日本人の代理人の言い分など到底認められません。

 

次回、次々回の口頭弁論の予定です。

*6月21日(水曜日)13時45分開廷、17時まで。証人:中島氏と神垣氏

*7月19日(水曜日)13時45分開廷、17時まで。証人:茂原璋男前副知事

 

両日とも開廷前に抗議街宣を行います。

群馬の森にある朝鮮人碑の撤去を求める県民の会
会長 佐藤みずえ