一昨日のそよ風映画鑑賞会に参加して下さった
加藤清隆氏ツイッターより

https://twitter.com/jda1BekUDve1ccx/status/1137683366222819331

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昨日、敗戦間際に公開された国策映画を観た。
驚いたのは当時の朝鮮の町並みや学校。
戦争末期なのに空襲されていないから、どこも壊れ
ていない。朝鮮人で少年航空隊に入隊された方の
解説によると、当時600人の生徒の中から合格
したのはたった2人。
彼らは激烈な競争の末、入隊。当然、街の英雄
だった。

引用ここまで。
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そうなのです!崔先生の合格が決まると町を挙げての歓迎で
町中の人や親戚中が集まって大祝宴会が開かれました。
入隊に出発する日は、町中の人々100人以上が駅頭まで町の
英雄を見送りに集まって来ました。
その誇らしい光景は今でも崔先生の目に焼き付いているそうです。
どうか日本人の皆様が、日本がどれほど素晴らしい国であるか
自覚し誇りを持って頂きたい、と語られました。

(文責・鈴木)

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映画 愛と誓ひ あらすじ
三浦小太郎(評論家)

愛と誓ひ」 1時間14分
後援:海軍省 朝鮮総督府 指導:大本営海軍報道部 製作:社団法人 朝鮮映画

応援:東宝株式会社 昭和二十年五月製作
監督:今井正 崔寅奎 
キャスト: 白石局長 高田稔  白石局長夫人 竹久千恵子
村井未亡人  金信哉  村井少尉の父 志村喬


この映画は1945年の撮影で、しかもフィルムの保存状態も悪く、声も聞き取りにく
いです。まず、これが映画のあらすじです。

ソウルの新聞社「京城新報」から映画は始まります。局長で日本人の白石(高田稔
)は、自分自身も貧しい生い立ちであったことから、ほとんどホームレス同然だっ
た朝鮮人孤児の金英龍を引き取って育てており、この少年は新聞社で雑用をして働
いていました

そこに、白石の知人であり、ともに尊敬しあっている朝鮮人軍人、村井少尉が訪ね
てきます。村井少尉は、今回海軍特別攻撃隊に出撃することになり、白石に別れを
告げに来たのでした。彼らは思い出に記念写真を撮ります。英龍にとっても、朝鮮
人でも堂々と使命を果たし、日本人にも尊敬されている村井少尉はあこがれの英雄
と映ります。金英龍もまた村井少尉と記念写真を撮り、これは彼の宝物となります


村井少尉は、アメリカの軍艦に見事特攻して戦死、そのことは「半島の神鷲」とし
て京城新報の一面を飾りました。白石は、村井少尉の記念写真を届けるために彼の
生家を訪ねます。
少尉の父親は、村の小学校の校長をしていました(志村喬)父親は、息子は死んだ
とは思っていない、今も世界中で戦っている日本軍のニュースを聞くたびに、ああ
、ここにも息子はいる、あそこにも息子はいる、今もすべての日本軍兵士とともに
生きているのだと思っていますよ、と語る。

しかし、渡された記念写真を見た村井少尉の未亡人は、夫以上に、そこに映ってい
た金英龍の姿に注意をひかれました。この少年は、かって自分が生き別れた弟にど
こか似ているように思えたのです。

ソウルに戻った白井は、こうして記念写真を撮ったのも何かの縁であり、そろそろ
金英龍にも一人前の仕事をさせようと、英龍に、村井少尉の家庭を訪問して記事を
書くように命じました。

訪れた英龍は、村井少尉が出撃前に残した最後の言葉を録音したレコードを、少尉
の父や未亡人とともに聴きます。敵軍を非難することも、運命を嘆くこともなく、
ただ冷静に己の責務を果たそうとする立派な言葉に、皆は深く感動します。

その後、村井少尉の未亡人は、英龍にいろいろと話しかけますが、結局接点はなく
、弟かもしれないと思ったのは未亡人の錯覚だったことがわかります。しかし、英
龍は、自分が本当に、英雄である村井少尉と、この美しい未亡人の弟だったらよか
ったのに、という思いが頭から消えません。

そして、軍に志願した村の若者のために、盛大な壮行会が開かれました。朝鮮の民
謡が歌われ、万歳の叫びの中で若者は出征することになります。しかし、なぜか彼
が乗る予定のバスのガソリンが抜かれており、若者は大事な日なのに走ってソウル
に向かわねばならなくなりました

実はガソリンをひそかに抜いたのは金英龍でした。予定では、取材が終わればこの
バスでソウルに帰ることになっていた英龍は、このままこの村にとどまって村井少
尉一家と共に暮らしたいという思いから、夜こっそりとガソリンを抜いてしまった
のでした。英龍はそのことを村井少尉の未亡人に告白し、彼女は、あの若者がどん
な思いでソウルに向けて走っていったかを諭しました。

ソウルに帰り、村井少尉の記事を書こうとする英龍ですが、どうしても思うように
まとめることができず、住まわせてくれている白石局長の家を飛び出してしまいま
す。白石局長は、再びホームレスに戻りかねない英龍を町で見つけ、お前は、村井
少尉の精神の何を学んできたのだと厳しくしかり、家に連れ戻します。しかし、書
きかけで捨てられていた原稿は、未熟ではあるけれど、英龍の村井少尉への思いが
こもったものでした。白石局長は英龍を励まし、原稿は新聞に掲載され、好評を博
しました。

白石局長は、これからは新聞記者見習いとして英龍を扱うことを彼に告げます。し
かし、英龍は「村井少尉のあとに続きたいんです」と告げ、海軍へ志願する決意を
告げます。ラストシーンは、彼が軍に入隊するところで終わります。(終)