私達が活動を行うと、必ずプラカードや大音響機材を持ち込んで抗議をする人々が押しかけてきます。私達には日本人の名誉を守る為の言論の自由があると思うのですが、暴力的に弾圧されていると感じています。マスコミは、圧倒的に、彼等を擁護する側に立っています。
例えば、そよ風の真実の慰霊祭については、40年間続けてきた朝鮮人慰霊祭を妨害しようとする右翼団体が、酷い事を行っている、という印象操作に終始しています。

皆様、どうか、朝鮮人犠牲者慰霊祭で披露されるメッセージにぜひ耳を傾けて下さい。

そして、私達日本人が本当に恥ずべき民族なのか、どうか真剣に考えて頂きたいのです。


(文責・鈴木)

以下抜粋


 
その犯罪を心に刻み付け、加害者の名を明かし、犠牲者に尊厳ある記念をささげる―それは終わりなき責任です。その責任に妥協はありません。
この恥ずべき事件を直視し続けることなしに、日本社会は真の多様性と共生を実現することは出来ません。


アメリカ人は、日本の40年にわたる朝鮮半島の残酷な植民地支配について知っているかもしれませんが、1923年9月1日の関東大震災の後、流言飛語に扇動された軍、警察、民間の自警団によって、何千人もの朝鮮人、何百人もの中国人、そして日本人社会主義者が虐殺されたことを知っている人はほとんどいないでしょう。私たちは、日本人がこの恐ろしい不正義を記憶し、反省し、大虐殺の被害者を追悼する式典を行っていることを聞き、勇気づけられる思いがします。

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 関東大震災97年 朝鮮人犠牲者追悼式典
                      追悼メッセージ


オリバー・ストーン(映画監督)とピーター・カズニック(アメリカン大学教授)=二人共同で

Message for the Memorial for the Victims of the 1923 Kanto Massacre
September 1, 2020

Americans may know Japan’s four decades of brutal colonial rule of Korea, but few know about
the massacre of thousands of Koreans, hundreds of Chinese, and some Japanese socialists in theaftermath of the Great Kanto Earthquake of September 1, 1923, by Japanese soldiers, police, andcivilian vigilantes, who were instigated by false rumors. We are heartened to hear that someJapanese remember and feel remorse for this terrible injustice and hold a memorial ceremony tohonor the victims of the massacre. We are disappointed, though not surprised, to hear aboutintensified efforts by right-wing Japanese history deniers, including the governor of Tokyo, towhitewash this history. We know that confronting the past honestly is not easy for any nation.
Our
own country is struggling with this problem right now, especially as it involves racial oppression,the legacy of the Second World War, including the atomic bombings of Hiroshima and Nagasaki, andthe history of empire. We stand firmly in solidarity with those, like you, who fight for atruthful view of history and join you in mourning the victims, with the determination that we willnever allow such crimes of hatred to happen again.
Oliver Stone and Peter Kuznick

アメリカ人は、日本の40年にわたる朝鮮半島の残酷な植民地支配について知っているかもしれませんが、1923年9月1日の関東大震災の後、流言飛語に扇動された軍、警察、民間の自警団によって、何千人もの朝鮮人、何百人もの中国人、そして日本人社会主義者が虐殺されたことを知っている人はほとんどいないでしょう。
私たちは、日本人がこの恐ろしい不正義を記憶し、反省し、大虐殺の被害者を追悼する式典を行っていることを聞き、勇気づけられる思いがします。
私たちは、東京都知事を含む、日本の右翼的歴史否定主義者たちが、この歴史を歪曲しようとする動きを強めていることを聞いて、驚きはしませんが、失望しています。
過去に正直に向き合うことは、どの国にとっても容易なことではないでしょう。
それは私たちの国が今直面している課題でもあります。とりわけ人種的抑圧、広島・長崎への原爆投下を含む第二次世界大戦の負の遺産、帝国の歴史といった歴史問題があります。
私たちは、皆さんのような、真実の歴史観のために闘う人々との連帯を強固にし、このような憎悪に基づく犯罪を二度と起こさせないという決意のもと、みなさんと共に被害者を追悼したいと思います。
         2020年9月1日
           映画監督オリバー・ストーン
           アメリカン大学教授ピーター・カズニック
                     翻訳乗松聡子


金性済(キム・ソンジェ)(日本キリスト教協議会総幹事)
ジェノサイドの悲劇と恐怖:97周年を迎え

2017年以来、小池都知事は、関東大震災朝鮮人虐殺の歴史に対する追悼文についてはかたくなに拒み続けています。
小池都知事のこのような姿勢を思うたびに、ドイツのメルケル首相が昨年12月6日にアウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所跡を訪問した際に行った演説の一部を想起します。
「その犯罪を心に刻み付け、加害者の名を明かし、犠牲者に尊厳ある記念をささげる―それは終わりなき責任です。その責任に妥協はありません。その責任は私たちの国から切り離しえないのです。この責任を認識することは、私たちの国民的アイデンティティ、啓蒙的で自由な社会、
民主主義、法治国家としての自己理解の不可欠な部分です。」
この一言に、歴史の過ちに誠実に向き合うことにより、和解と信頼、そして平和を回復しようとする崇高な精神を垣間見ることができます。私たちはこのような精神に倣い、これからも忍耐強く、負の歴史に対する不誠実な東京都の姿勢をただしていかなければなりません。


平野啓一郎(作家)

関東大震災の混乱の渦中で、デマと差別扇動により殺害された、罪なき朝鮮人犠牲者のために祈ります。この恥ずべき事件を直視し続けることなしに、日本社会は真の多様性と共生を実現することは出来ません。

星野智幸(作家)

当時の記録をまとめた証言集を読むと、人間の心は脆く、こんなにも簡単に虐殺は行われてしまうのか、と恐怖を感じます。
この恐怖は過去のものではなく、今、私たちがこの社会に生きながら生々しく感じているものです。
関東大震災時の虐殺をなかったことにしようという態度は、これからまた虐殺を繰り返します、という意思表示にすら、私には思えます。
そのような暴力への意思は徹底して認めないことを、今日この日に確認したいと思います。