特定失踪者問題調査会代表の荒木和博氏が、下記のショートメッセージの動画で
北朝鮮から「日本も強制連行したではないか」といわれたらどうすればいいかと話されています。
<「拉致被害者を返せ」と言ったら、北朝鮮から、また日本人の中からも「戦前朝鮮半島で悪いことをした事を忘れてはいけないのではないか」という人がいます。でもそんなことを考える必要はありません。なぜなら今北朝鮮は、酷い人権侵害を行なっているからです。それは日本統治時代とは違い酷いものです。また北朝鮮は840万人を強制連行、20万人を慰安婦にしたと言っているが、これはその根拠を北朝鮮の人に聞いても、答えられなかったそうです。なぜそんなことを言うかは、おあいこ説にして自分達が日本人を拉致という罪を、隠そうとしているからです。そんな彼らの言い分を聞く必要はないし、聞いてはいけない(東風意訳)>
本当に無視すればいいのです。そして下記の加藤哲史氏がFBで述べられている様に、声を大にして今の北朝鮮の人権侵害を訴えて、金王朝を打倒して、拉致被害者を奪還していけばいいと思います。

「金王朝による自国民に対する人権侵害問題』を拉致被害者救出の為の武器にしないのは勿体ない話しだ。自国民の100人に一人が強制収容所で迫害され、百万を超える人々が殺された事実、これを声を大にして、金王朝、総連、親北日本人に叩き付けるべきだ」加藤哲史氏FBより転載

それより問題は、下記の増元輝明氏の
拉致アワー動画や、「明日への選択」に書かれている様に、日本人の中にいる親北朝鮮の人たちが、やってきたことだと思います。それは今なお、そよ風が取り組んできた、群馬の森や横網町公園の、嘘の反日碑などを守り、強制労働、虐殺したと、北朝鮮、韓国、中国に謝るべきだと言っている、反日日本人を糾弾し、また、拉致に協力した朝鮮総連を調査し、追及していく必要があると思います。(文責中田梅子)



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拉致事件を放置した政治家・外務省・言論人

「八人死亡」が事実なら、彼らを見殺しにしたのは誰か

(平成14年「明日への選択』編集長 岡田邦宏より引用)

◯外務省
歴代アジア局長は何を言ったのか
 まずは外務省から見てみよう。結論を先に言えば、外務省には国交交渉再開だけが目標であって、拉致問題の解決など眼中になかったことは明らかである。
阿南惟茂アジア局長(当時・現中国大使)
拉致疑惑には、亡命者の証言以外に証拠がないわけなんですから慎重に考えないといけないんですね。韓国の裁判で証言があるといったって、韓国に捕まった工作員だから、彼らは何を言うかわからない」。さらに「警察白書に七件十人という書き方もされているが」という質問に「この間、議員に『拉致疑惑』と言うけれども、『疑惑』とは何ごとか、と怒られました。『疑惑』をとって『拉致事件』と言え
槇田邦彦・シンガポール大使
たった十人のことで日朝正常化交渉がとまっていいのか。拉致にこだわり国交正常化がうまくいかないのは国益に反する
田中均・アジア大洋州局長
水面下で拉致問題解明の中止を働きかけていた

政治家
自民党
野中広務・自民党幹事長
 北朝鮮との国交正常化を「ライフワーク」(文藝春秋・平成十二年六月号)だと言ってはばからない数少ない政治家であり、また平成二年の金丸・田辺訪朝団に加わったのをはじめ与党訪朝団(平成九年)や超党派訪朝団(平成十一年)の事務局長を務めた。また、何の役にも立たなかったコメ支援(合計百十七万トン。無償支援は九十万トンを超える)に最も積極的だった人物でもある。
 野中氏は、小泉訪朝後に「いくたびかあの国と交渉しながら、時、利あらずして(被害者を)救出できなかったことは申し訳ない」(日経・九月二十九日)と述べたようだが、これまでの発言を見ると「被害者救出」が野中氏の念頭にあったとはとても思えない。
例えば、平成十年四月六日、自民党本部での講演で野中氏はこう述べている。
拉致疑惑があるから食糧は送るなとの意見は強いが、(北朝鮮とは)従軍慰安婦や植民地、強制連行があった。近くて近い国にしたい。日本はコメが余っているのに隣人を助けることができないのは恥ずかしい。壁を破ってでも食糧援助をすべきだと思って環境整備をしている」(産経・同年四月七日)
また平成十一年十二月、「隣国が困っているのに援助せず、心を通わせないで、拉致疑惑をはじめとする問題が解決するか」(十二月五日・NHK日曜討論)とも述べていた。
 さらに野中氏は拉致被害者の救出運動を一貫して貶めてもきた。例えばコメ支援に反対して拉致被害者家族が自民党前に座り込みをしたが、それに対して、野中氏は「日本人の拉致問題を解決しないでコメ支援はけしからんと言うが、日本国内で一生懸命吠えていても横田めぐみさんは返ってこない」と言った(三月二十九日・島根県での講演)。
中山正暉(拉致疑惑日本人救援議員連盟会長)
平成九年に結成された「拉致疑惑日本人救援議員連盟」の会長だったのだが、その年の十一月の与党訪朝団に参加して帰ってきてからは百八十度発言が変わってしまう。そしてなんと日朝友好議員連盟の会長にまでなってしまい、今年三月には有本恵子さんの実家に電話して「(政府が有本さんの拉致を認定したことで)これで帰れなくなる」と恫喝。
なんとか北朝鮮を軟着陸させたい。被害者の親にも『生きた顔を見たければ』と穏当な方法での解決を説得している。『消息不明者』でも結構ではないか」(平成十年八月三日・時事通信インタビュー)
(北朝鮮の)誰が連れて行ったのを返してくれという話ならわかるが、この問題は挙証責任が日本側にある。拉致を(交渉の)前提に置くと何も進展しなくなってしまう」(平成十二年八月八日・記者会見)
政治家としての勘だが、色々でている話は、幽霊のように実態のないものだったと思う」(朝鮮新報・平成十二年九月四日)
河野洋平・元外務大臣
一貫して、北朝鮮との「話し合い」だけを強調し、そのためにはコメ支援が必要だと言ってきた。
田中真紀子(当時自民党)
コメ支援に反対して拉致被害者家族が座り込みを行ったことに対して「拉致問題があるからけしからんという意見もあるが、五十万トンといわず、百万トンでも出した方がいい」と明言し、外務大臣就任の記者会見でも「(拉致問題は)これは人道問題ですから」という程度の認識だった。

 ◎過去の発言に口をぬぐう政治家
◯共産党 
不破哲三委員長
拉致問題について「政府は(拉致の)確たる証拠を示していない」「疑いがある段階から出ていない
だから「疑惑の段階」に相応しい北朝鮮外交をすべきだと主張した。翌日の「しんぶん赤旗」は「いま政府が『拉致疑惑』として持ち出している案件で、証拠や物証に基づき拉致という結論が出たケースは一件もないことがあらためてわかりました」と書いた。
 社民党(朝鮮労働党と友党関係)
土井たか子党首
拉致事件を金正日が認めたことには「これまでそういう事実はないという(朝鮮労働党の)答えだった。大変ショックだ」(東京新聞・九月十八日)と語った。
社民党は北朝鮮の言うままに拉致問題は存在しないとだけ考えていたわけではない。むしろ、積極的に拉致問題つぶしに奔走してきたというべきであろう。例えば、横田めぐみさんの拉致事件が明るみに出た平成九年には、社民党の機関誌『月刊社会民主』にはこういう論文が掲載されている(同誌七月号・北川広和「食糧支援拒否する日本政府」)
拉致疑惑の根拠とされているのは、つい最近、韓国の国家安全企画部(安企部)によってもたらされた情報だけである」「産経新聞に掲載された元工作員の証言内容に不自然な点がある」。従って「拉致疑惑事件が安企部の脚本、産経の脚色によるデッチあげ事件との疑惑が浮かび上がる」。「二〇年前に少女が行方不明になったのは、紛れもない事実である。しかし、それが北朝鮮の犯行とする少女拉致疑惑事件は新しく創作された事件というほかない。……拉致疑惑事件は、日本政府に北朝鮮への食糧支援をさせないことを狙いとして、最近になって考え出された事件なのである

 ◯北朝鮮を擁護し続けた社民党

田辺誠・元委員長、
平成二年に訪朝したが「
当時、拉致に関しては全く知らなかった。家族からの陳情も私には届いていなかった。行方不明者がいるという話を小耳にはさみ、訪朝前に外務省や警察庁に聞いたが確認できなかった」(読売・九月二十二日)
そもそも、拉致問題に限らず一貫して北朝鮮問題で北側に加担してきたのは社民党だったことは周知の事実である。手元にある資料からいくつかを例示すれば、二年前に金正日生誕祝賀会というものが行われたが、その主催者の一人は清水澄子・社民党政審会長代理であり、そこで挨拶したのが槇枝元文・元日教組委員長(元総評議長)、乾杯の音頭をとったのは村山富市元首相(元社民党委員長)だった。今でも社民党国会議員のホームページを見ると、北朝鮮を「共和国」と北朝鮮と同じ呼び方をする議員さえいる。拉致問題との関連で言えば、平成元年に社会党議員が中心になって韓国大統領に提出した在日韓国人政治犯釈放要望書のなかには、原勅晁さんを拉致した犯人・辛光洙も含まれていた。また、昨年、朝銀問題で警察が朝鮮総連に家宅捜査に入った際、不当捜査だと抗議に行ったのも二人の社民党国会議員だった。
 拉致議連事務局長の平沢勝栄議員は「私が警察にいた時も、北朝鮮関連団体の事件をやったら、すぐに社民党の議員が抗議に来た。こんなばかな党はない。辻元さんも土井さんも、北朝鮮とズブズブの関係ですよ」と言っている。
土井たか子社民党党首
昭和六十二年に訪朝した際、土井氏は故・金日成から「スケジュールはきつくありませんか」と尋ねられて、「いいえ、自分の家に帰ったようです」と答えたという(週刊文春・同年十一月十三日号)

◯北朝鮮御用学者の面々

 吉田康彦・大阪経済法科大学教授(元埼玉大学教授)「北朝鮮人道支援の会」主宰
ら致疑惑は二十年前の『事件』であり、必要とあれば二国間で解決すべき問題である。……わけても、横田めぐみさんという新潟の十三歳の少女の失そう事件は、韓国に亡命した北の工作員がピョンヤンで聞いたという伝聞に基づくものであり、しかもその亡命工作員は特定されておらず、韓国安企部の情報操作に踊らされたというのが実態である」(民族時報・平成九年七月一日)問題は拉致『日本人拉致疑惑』で、これを棚上げし、国交正常化のあかつきに、多少とも解決の手がかりが得られればいいとしなければ、交渉は前進しないであろう」(北朝鮮人道支援の会ニューズレタ)
 和田春樹・東大名誉教授
横田めぐみさんが拉致された断定するだけの根拠は存在しないことが明らかである。そういう情報が韓国情報機関から流れているのなら、拉致されたかもしれないという疑惑が生じうるという以上の主張は導き出せないと思われる」(世界・平成十三年二月号)
坂本義和東大名誉教授
先日、横田めぐみさんの両親が外務省に行って、まず、この事件の解決が先決で、それまでは食糧援助をするべきではないと申し入れた。これに私は怒りを憶えた。自分の子どものことが気になるなら、食糧が不足している北朝鮮の子どもたちの苦境に心を痛め、援助を送るのが当然だ」(朝鮮時報・平成十二年)