神社を通りかかったら、梅がきれいに咲いてました。太宰府天満宮も、今が見ごろかな。

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動詞のて形(見て/書いて)や辞書形(見る/書く)の作り方を学ぶとき、まずは、動詞をグループに分ける方法を学ばないといけません。
国語教育でいう五段・上一段・下一段・カ変・サ変の5グループを、日本語教育では3つのグループにまとめます。

授業前に、教師が確認しておくことが2点あります。
まず、3つのグループをその教科書で何と呼んでいるかです。これは教科書によって呼び名が違うからです(だいたいこれら↓のどれか)
  Ⅰグループ/Ⅱグループ/Ⅲグループ
  5段動詞/1段動詞/不規則動詞
  u-verb/ru-verb/Irregular verb

もう一つは、新語リストか索引を見て、その教科書がます形ベースか、それとも辞書形ベースかを確認しないといけません。学習者が初めて見る形が「よびます」なのか「よぶ」なのかによって、グループの分け方が少し異なるからです。

<動詞のグループ分け>
①日本語の動詞は活用規則によって3つのグループに分かれる。分け方には(幸いなことに)ルールがある。

②Ⅲグループの動詞は「します(to do)」と「来ます(to come)」だけ。「洗濯します/勉強します」などのする動詞もⅢグループ。

③ⅠグループとⅡグループを分けるには、動詞の音に注目する。
 【ます形ベースの場合】
 「よます/かます」のように、「ます」の前の音がi⇒Ⅰグループ
 「たます/ます」のように、「ます」の前の音がe⇒Ⅱグループ
 ただし、「ます/ます」のように、「ます」の前のiが1音のときはⅡグループ。また、「起ます」「借ます」のように、Ⅰグループに見えてⅡグループになるものもあるので、これは例外として覚える。
 Ⅱグループのほうが数が少ないので、「eます・1音のiますはⅡグループ」と覚えればOK。

 【辞書形ベースの場合】
 「書/泳/読」のように、最後の音が「る」以外のもの⇒Ⅰグループ
 「わる/つる/る」のように、「る」の前がa・u・o⇒Ⅰグループ
 「る/たる」のように、「る」の前がi・e⇒Ⅱグループ
 ただし、「る/家にかる/」のように、Ⅱグループに見えてⅠグループになるものもけっこうある。
 Ⅱグループのほうが数が少ないので、「iる・eるはたいていⅡグループ」と覚えればOK。

 説明をしながら、下の図を書くこともあります。左がます形ベース、右が辞書形ベースです。青字の説明(図の黄緑のところ)だけにばっさり絞ることもあります。

Vgroup


④ルールがわかったら、プリントやフラッシュカードを使って、動詞を3つのグループに分ける練習をする。はじめはゆっくりでいい。未習の動詞をいくつか分けてみて、音に注目すれば新しい動詞でもグループに分けられることを意識させてもいい。

ここまでで、授業では20分ぐらいだと思います。

日本語母語話者の場合、動詞のグループは「〜ない」の形を頭の中で作ればすぐにわかります。「よない/はしない」など、「ない」の前がaになるのがⅠグループです。
日系人の学習者などで、ペラペラと話すようだけど活用形がどうも正確でないという人がいます。そんな場合は、「〜ない」の形をパッと作れるかどうか試してみると、習得具合を知ることができます。

ああー文字にすると長い!!