クーロンフィーユ(1) (講談社コミックス)
よしづき くみち
講談社 (2013-05-09)


「クーロンフィーユ」第1巻のレビューです。

続きはこちら(※ ネタバレを含みます)

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「クーロンフィーユ」第1巻 書籍情報

生まれついての「乾燥ワカメ髪」のせいで、キモワルがられる15歳・若井寛造。
完全に青春をこじらせた少年は、新天地で不思議な少女と巡り合う。
穂刈ノエミ――、彼女もまた「人と触れることができない」悩みを持つ特異体質の持ち主だった……!
「乾燥ワカメ怪人」と「帯電少女(クーロンフィーユ)」。二人の出逢いは運命!? それとも……。

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自分の髪の毛・・・そう、生まれついての乾燥ワカメみたいな髪質や見た目のせいで、
キモがられてしまい、完全に捻くれてしまった主人公・若井寛造。
そんな彼が、親戚の家にお世話になる事になったのだが、そこで1人の少女と運命的な出会いをする・・・
物語はこんな感じに始まります。

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主人公の寛造は・・・このワカメ髪のせいで完全に孤立状態になっています。
クラスメイトからは忌み嫌われ、不良からは絡まれ・・・とにかく人間扱いすらされていないですね。
15歳という多感な時期なのに・・・イジメを超えるような扱いされています。

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親戚の家にお世話になることもあり、
新天地で仕切り直し・・・と行きたかった寛造でしたが、
初っ端からラッキースケベイベントに遭遇するわ、案の定キモがられるわと
最初から(ノ∀`)アチャーな感じでしたね・・・そして彼はブチ切れてしまい・・・

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最早、モンスターじゃねーかwww

何かドラクエにこんなキャラいたような・・・メデューサボールだっけ?(マテ
折角新天地で仕切り直ししたかったのに、前と状況は全く変わらなくなってしまった・・・(;^ω^)

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そんな彼が森の中で出会った1人の少女が・・・穂刈ノエミです。
彼女は1人森の中で住んでいるという、ちょっと・・・いや、かなり変わった境遇の女の子。
身体から管が伸びていたりと、やっぱり変な女の子って感じですね。
寛造には自分に近付かないで欲しいと言い、彼はやっぱりか・・・と思いましたが、
その理由は身を持って知ることになります・・・

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そう、彼女は帯電少女なのです。
常に強力な電流が流れており、身体から伸びている管はアース線だったのです。
ノエミはそんな体質のせいで、親からも捨てられ・・・1人孤独に生きている訳です。

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ワカメ髪と帯電体質・・・それぞれ事情は違うけど、
他人から忌み嫌われたり、必要となれなかったり、触れ合いが出来なかったり・・・
そんな孤独というキーワードで結ばれた、まさに運命的な出会いですよね。
ノエミはそんな優しく手を差し伸べてくれた寛造に対し、好意を抱くようになります。

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お互いに触れられないけど、心と心は触れ合っている・・・
そんなちょっと変わった境遇を持つ2人の触れ合いは、見ていてホントに綺麗です。
寛造はそんな触れ合いしたことなかったので、ちょっと不器用にノエミと接しますが、
一生懸命にノエミと向きあおう、支えようとする姿勢はちょっとカッコよく見えました。
ラストで衝撃な展開でしたが・・・この特異体質同士の不器用な2人はこれからどうなって行くのか?
寛造とノエミは本当の意味で幸せになれるのか?第2巻が今から楽しみですねー

正直、ギャグテイストな感じなのかな?と思って手に取り読んでみましたが、
寛造とノエミのちょっと不器用で一生懸命な交流は、ホントに純粋の一言です。
人との触れ合いをした事がない、ちょっと甘酸っぱさもある・・・そんな2人の交流は一見の価値ありですよ。



クーロンフィーユ(1) (講談社コミックス)
よしづき くみち
講談社 (2013-05-09)