「いつかみのれば」第1巻のレビューです。

続きはこちら(※ ネタバレを含みます)

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「いつかみのれば」第1巻 書籍情報

勉強も運動も苦手で友達もいない少女、揺籠(ゆりかご)みのる。
プロゲーマーを目指す少女・四条と出会ったことで、彼女の世界は一変する。
「対戦して勝つこと」を目指す格闘ゲームという世界の中で、
「楽しむこと」「勝つこと」「負けること」様々な感情と向き合うみのる。
「格ゲーって何が楽しいの?」そんな疑問を抱えながらも、
彼女は今日も筐体の前へと足を運んでいく――
少女たちが織りなす青春格ゲー物語、堂々開幕!!

※ 出版社書籍情報より引用


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高校に入学するも、勉強も運動も苦手で友達もいない主人公・揺籠みのる。
そんな中、格闘家である父親が本場アメリカで限界に挑戦しようと、
家族でラスベガスに引っ越そうと言われ…こんな感じに始まります。
今の生活も大事…そう思うみのるは、ラスベガスへの引っ越しには反対。
まぁ、いきなり言われてもねぇ…多感な時期の少女に即決なんか出来ないでしょう。
憂鬱な気分で帰宅の途についていると、同じ学校の女生徒がフラッととある場所に入って行くのを見る。
気になってついて行くと、そこは…

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ゲームセンターでした

初めて入るゲームセンター…そこで彼女はモニターに映し出された格ゲーのプレイ動画を見る。
外国で、カッコ良くプレイする画面に釘付けになってしまうみのるちゃん。
まぁ、プロの技ってホントに見惚れちゃいますからね…どうしてそんな動きが出来るのか…と、
見入っちゃうのも無理は無いわなw
そして、動画にあった同じゲームにチャレンジするみのるちゃんですが…

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あっという間にボッコボコw

まぁ…初めてのプレイだからそうなるよね(;^ω^)
対戦相手もプロゲーマーを目指す女の子ですので、圧倒されて当然かとw

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そんな対戦相手の女の子…プレイヤーネーム「四条」さんにプレイのコツを教わるみのるちゃん。
レバーの持ち方、技のコマンド、プレイの基本を詳しく説明していました。
ゲーセンでは確かにレバーの持ち方ってのは大事だよね…自分に合った持ち方を見つける面白いし。

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個人的に、フレーム等の解説は凄く嬉しかったかな。
ぶっちゃけ、「何フレーム」とか言われても、よく分からなかったし(;^ω^)
後、技の解説…これ決まれば気持ち良いんだけれど、
下手っぴな管理人はレバーをガチャガチャさせて偶然決まるってケースが多いwww

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しかし、このみのるちゃん…父親が格闘家だからなのか、
プレイのコツをすぐに察知し、そして実行するスキルを持っています。
足払いをガードした上に、初見で中下段連携攻撃もガード、
フレームの関係上ガード出来ない筈の攻撃もガード…
反応速度、動体視力、そして判断力が物凄く、四条さんもかなり焦る位でした。
ガードって、初心者なら目立たないのであまり重要視されていない技ですが、
それを初見で…反応だけでやっちゃう訳ですので…みのるちゃん凄すぎでしょ(;^ω^)

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第1巻のテーマは「どうゲームをプレイするか?」が主題ですね。
四条さんのように「勝つために」…途中から登場するZTTさんのように「楽しむために」…
どっちも大事なゲームに対する愛情と熱情ですが、個人的にはZTTさん寄りかな?
まぁ、負けたくない!って気持ちもありますけれど、それだけだと肩張っちゃうからねー
プロゲーマーとして「勝つ」のは当然の事でしょうけれど、
まだまだ素人のみのるちゃんには、理解するのはまだまだ早いでしょうね。

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そして、ラストで対戦するみのるちゃんとZTTさん。
最初は経験の差があって、ZTTさんが圧倒していましたが、
相手を見極めた上にカウンターを決めたり、投げは絶対に抜け、
フェイントを仕掛ければ暴れて来る…初心者とは思えない難しいコマンドを駆使しながら、
ZTTさんをじわりじわりと追い詰めて行くみのるちゃん…マジで初心者なん?(;^ω^)
反応速度や対応力も凄いけれど、勝負強さが半端なく強い…
これ成長したらとんでもないプロゲーマーになりそう(;^ω^)

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「ゲームをプレイしていて一番大事なのは?」
様々な思いを心に秘めつつ、格ゲーをプレイする少女達…
フレームや技のコツ等…作品内容はかなりガチな格ゲー作品となっています。
「何が楽しいのか?」を自問自答しつつ、格ゲーをプレイするみのるちゃん…
最後は、これ以上無い笑顔で「格ゲーが好き」と告げるシーンは、思わず感動したわー

女の子達がかなりガチで格ゲーと向かい合う…百合姫連載としてはかなり異色な感じですねw
でも、女の子達が感情をぶつけ合ったり、切磋琢磨したり、不器用なアピールをしたり…
格ゲーを頑張る女の子達による手に汗握るプレイっぷりは、
こっちも思わず手に汗が滲むような熱さを感じる…そんな第1巻でした。