2009年08月

2009年08月31日

今週はイタリア中部、Abruzzo州の‘新生ワイン’をご紹介いたします。

 

 

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Abruzzo

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生産者は‘Torre dei Beati’。1972年に創業の新しいワイナリーですが、本格的に輸入の始まった昨年から注目しており、実際にいくつかお受けした専門誌などの取材に際しても‘優良ワイナリー’としてご紹介してきました(詳細は昨年58回目の本ブログ内で記しておりますのでご覧になられてください)。

生産しているのは、国内外を問わず最もポピュラーな銘柄のひとつ、‘Montepulciano d'Abruzzo’ですが、既存他社の同銘柄のものとは、一味違った繊細で上品な仕上がりに驚かされました。さらに感銘を受けたのが、トップ・キュヴェである‘Mazzamurello’で(上質なブルゴーニュの赤ワインを髣髴させる)存在感とエレガントさとの共存は今後のアブルッツォ州におけるワイン造り自体に影響を及ぼすのではなかろうか・・・というのがテイスティングした当時の率直な感想です。

 

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Montepulciano d'Abruzzo Mazzamurello 2006

  バイ・ザ・グラス ¥2000

 

 

 

その‘Mazzamurello 2006’、待望の新しい年号が入荷になりました。「2005年の印象と比べていかに・・・」という期待と不安のある中でのテイスティングでしたが、間違いなく州を代表すべき偉大なワインへ一歩近づいたかな・・・という気がします。

‘Edoardo Valentini’、‘Emidio Pepe’、(先日ご紹介した)‘Masciarelli’に追随するであろうアブルッツォ州の‘ニュースター、是非御賞味ください。

*ちなみに、安定してきた円高の影響で以前より少し安く御提供できるようになりました。さらに、今回の輸入では、初リリースのペコリーノ種(中部イタリアの土着品種)により造られる秀逸な白ワインも届いています。こちらも合わせて御用意させていただきます。

 

 

 



(00:15)

2009年08月30日

Xtenex

エクステネクスという特殊な靴紐をゴルフシューズに着けてみました。
前から気になっていた商品でしたが、使ってみると素晴らしい!
朝一番は少しきつく感じるのですが、慣れてくると抜群のフィット感に変わります。
KK20081008012720010000000001[1]
Xtenexはindexed-tensioning-nexus(伸張率結束)から生まれました。
世界特許の紐穴間の「張りの調整」を生む、節のある紐テクノロジーです。
このテクノロジーは、靴にフィットし、心地よくそして性能を引き出すのに他に類を見ないダイナミックなパワーを創造します。
靴底の左右均等はインソールでカバーできますが、アッパー(甲側)の左右均等の調節ができるのはXtenexが世界初となります。
2009_ITU_Jan[1]
ゴム形状の靴紐なので、圧迫感、疲労感を減少させ、足全体が楽であり疲れにくい。
どの紐穴においてもアイランド(丸いコブ)がある事により各自独立したテンション調整ができる。
カラーバリエーションもシングルカラー11種類とダブルカラー4種類がありますので、ぜひ一度使って快適性を確かめてください。


SPEDIRE S.p.A.  S.Matsunaga



(13:07)

シチリアといえば・・・。

当店にもミラノから持ってきていただいたポスターがかざってあるマリオ・ビオンディ。大ヒットした曲ですが、最近もまたよく聞いてます。

 

Spedire Design



(00:00)

2009年08月28日

今週は近所にあったら嬉しい中華料理店”菜香”をご紹介いたします。祐天寺にある”菜香”はまさに地域密着型の小さな中華料理店。各地域に中華料理店はたくさんあると思いますが、なかなか暖簾をくぐりたいと思うような地域密着型の店は少ないと思うのですが、”菜香”は地域密着型のお手本のようなお店です。

家族経営(おそらく)の温かみのある、こじんまりした毎日でも行きたくなるようなアットホームなお店です。アットホームな空間で、味は・・・というお店はたくさんあると思いますが、”菜香”の料理は何を食べても旨い。

ありそうでなかなかない、温かみがあって旨い店。

近所にあったら本当に重宝してしまうお店です。

10048737106_sお店のご紹介

菜香(さいか)

<住>目黒区中町2−38−2

<電>03−3711−5350

SPLENDIDO K.miura

 

 



(10:01)

2009年08月27日

1 こんにちは。今回は来週のテーマ Sicilia についてです。

シチリア島は地中海最大の島です。島のシンボルはエトナ火山で、今でも時々噴火しています。

土地の3/5が丘陵地で、ブドウの栽培に適しておりワインの生産量は多いです。

中でも代表はMarsala(マルサラ)です。船の輸送に耐えられるように1773年に造られ、四大強化ワインのひとつになりました。

マルサラの他にも、1つのD.O.C.Gと21のD.O.Cがありますが、これらのワインの生産量は州全体の2%ほどです。

来週はシチリアの郷土料理に合わせたシチリアのワインをご紹介します。

 

Barista,Y,Akiyama

 



(00:40)

2009年08月26日

si-map今週は、シチリア島についてお話したいと思います。

シチリア島は、イタリア半島のつま先にメッシーナ海峡を挟んで浮かぶ地中海で一番大きな島で、またイタリア20州の中で一番大きな州でもあります。
気候は典型的な地中海気候で、冬は温暖で、夏は暑く乾燥しています。

シチリアは地中海の中心にあって、戦略的に重要な地点のため、歴史的に幾多の民族の標的にされてきました。フェニキア人に始まり、ギリシャ、ビザンチン、アラブ、ノルマン、フランス、スペインの支配を受け、食文化にもその影響が残って今す。
その結果、とても豊かな食文化が発展しました。また島内で栽培される活力ある野菜や果物、個性的なチーズ、新鮮な魚介類など素材に恵まれてシチリア料理はバラエティにあふれています。メリハリのはっきりとした、大胆で主張のある味わいで、お菓子にも見られるように盛り付けも色彩のコントラストが際立つ傾向にあります。

主な特産品としては、野菜や果物は、トマト、なす、ズッキーニ、パプリカ、ブラッドオレンジ、ピスタチオなどです。
魚介類は、カジキやマグロ、イワシ、海老、アサリなどです。

主な伝統的な料理は、イワシのパスタやカポナータ、カジキのインヴォルティーニ、アランチーニなどです。

今週末の賄いは、多種多様の異文化の料理が色濃く残るシチリア島の伝統的な料理を作ってみたいと思います。

Cuoco Y,Watanabe





(02:10)

2009年08月24日

今日はイタリアを代表する優良生産地として名高いピエモンテ州より‘Gattinara 2004’をご紹介いたします。

銘柄である‘Gatiinara’とは(産地をラベルに表記するというヨーロッパの法律上)、小さな村の名前で、著名で偉大なワイン‘Barolo’などが生産されるアルバの街より北東のノヴァーラ近郊に位置しています。

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品種はこの土地で‘スパンナ‘と呼ばれる‘ネッビオーロ’種、(熟成期間など)製法における規制も‘Barolo'’と酷似しているのでがすが、ワイナリーの数や規模、生産量の少なさゆえに少し陰に隠れってしまっている感があります。

本来‘ネッビオーロ’種は豊富なタンニンと酸を兼ね備えたその特性から、充分に熟成させて飲み頃のピークを迎える、強靭で厳格な酒質のものが多く見られますが、この土地‘Gattinara’では、土壌、気候の関係からか少し違った趣が見受けられるような気がします(もちろん個人的な見解であり、例外など多数ありますので・・・)。それゆえ、あえてこの時期に‘お勧めのワイン’としてご紹介させていただきます。

‘あえて・・・’とは。やはり‘Barolo’は(またまた個人的ですが)秋冬に出回る、野鳥類、牛肉の赤ワイン煮込み(ピエモンテ州ではブラザートと呼ばれます)、素晴らしい芳香を放つトリフ・・・など個性的で味わい深い料理と共にじっくり楽しみたいと思っていますが、この‘Gattinara’をテイスティングした時に、穏やかで優しくスムーズな口当たりに驚かされました。

これは、土壌、気候の違いだけでなく、生産者である‘Anzivino’の理想とするワイン造りが大きく影響していると思います。1999年設立の同社は、まだ10年ほどの新しい造り手ですが、‘時代に流されず食事と共に楽しめる上品なワイン’を目指して、古い修道院を買い取り伝統的な製法を続けています。

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Gattinara 2004 

     〜 Anzivino            

   バイ・ザ・グラス¥1600

 

 

 

 

飲み疲れする事の無いその穏やかな酒質は、シンプルに仕上げた鳥肉や豚肉、特に仔牛料理との相性が素晴らしく、残暑の続くこの季節でも充分に、そして軽快に(決して軽くてさっぱりという意味ではないのですが・・・)お楽しみいただけると思います。

もちろん‘冬場の雄大なワイン’も格別なのですが‘ひと足早いネッビオーロ’皆様是非お試しください。

S.Takechi

 

 

 

 

 

 

 



(00:30)

2009年08月23日

BOSSA NOVA

夏もそろそろ終わりに近づいてきました(涙)名残惜しむように夏っぽいラテン系の曲ばかり聴いている毎日。

 

Spedire Design



(00:00)

2009年08月22日

Manfrotto

最近、テリーさんからデジカメ用の三脚を譲っていただきました。
マンフロット社の「Modopocket797」というタイプなのですが、機能以上にデザインが秀逸です。

マンフロット(Tha Manfrotto Group )は、イタリアの三脚メーカーで、1960年代末にリノ・マンフロット(Lino Manfrotto )が創業しました。
そのラインナップは業務用の大型三脚から携帯用の小型三脚まで、またスチル用、ビデオ用、照明用などと幅広い。
パノラマ撮影用に決まった角度でカメラを回転させることができる雲台も製造している。

D0010_0b83e6aa690b78f7a70bdefc9a770b14_L[1]ユニークな形状と機能を持つ超コンパクト設計のカメラ・スタビライザー「Modopocket」。
これまでModoシリーズは「思い出を確実に残せる信頼の撮影補助機材」としてデジタル・コンパクト・カメラやビデオ・カメラどちらにも対応する革新的なアイテムを発表してまいりました。
「Modopocket」は、折り畳めば手のひらに収まるコンパクトな設計が特徴。脚を広げると、コンパクト・カメラや軽量のビデオ・カメラをしっかりと支えます。
しかも、いつでも使えるように、カメラに装着したままでの持ち運びや、三脚にセットすることも可能。

フレキシブルでコンパクトな設計に加え、斬新なデザインも魅力のひとつです。
撮りたい時にいつでもそこにある「Modopocket」は、記念撮影などさまざまなシーンでシャッターチャンスを活かします。


SPEDIRE S.p.A.  S.Matsunaga



(07:20)

2009年08月21日

今週は中華料理店”筑紫棲”をご紹介いたします。

”筑紫棲”といえば=フカヒレ料理で有名です。中華料理の高級食材の代名詞フカヒレ、たまには美味しいフカヒレ料理を食べたいと思い”筑紫棲”に伺いました。

フカヒレ料理の感想

フカヒレ料理を堪能するならやっぱり姿煮と思い、姿煮を食べましたが…美味しいのですが・・もっと何かを期待してしまいます。

でも、流石はフカヒレ。他の食材には存在しない、滑らかさ・食感・たっぷりコラーゲンそして、その独特な食材と合わせるスープは、なんともいえぬ味わい深さ、このスープの味わいがあってこそのフカヒレ料理。

そして、ちょっと情けない話ですが、フカヒレ料理と一緒に、炒めたシャキシャキのもやしが付け合わせとしてあるのですが(フカヒレのスープとあわせて食べます)、このもやしとスープの相性が最高で本当に旨いと思い、もやしに少し感動してしまいした(笑)

私は個人的には中華料理は点心類が大好きです。

 

10032198079_sお店のご紹介

筑紫棲(つくしろう) 恵比寿店

<住>渋谷区恵比寿南1−10−2 恵比寿32山京ビル1・2階

<電>03−3760−0016

SPLENDIDO K MIURA

 

 

 

 

 

 



(14:00)