2004年11月13日

琉球共和国 竹中労著

4aeaa939.jpg琉球新報ニュース
【宮古】政府が12日の閣議で、下地島空港の軍事利用を容認する姿勢を初めて示した問題で、空港を抱える伊良部町や軍事利用に反対する住民グループなどからは、一斉に「軍事利用は許せない。郡民を挙げて反対する」との反発の声が上がった。


今読んでいる本が題名の琉球共和国。まだ全部は読んでないんですが
何とタイムリーに上記の事件をこの人この本の中で予言している。
かなりの左寄りで有ると共にかなりの毒舌なため、結構冷めて読んでいたのだけれど
なんと復帰前の1969年に書いているにもかかわらず、将来
の沖縄を憂いた通りになりつつある。
期待しているのでした


唯一、彼が予想して居なかったのは、今のように日本全国で沖縄
に関心をもつブームが来ることだったのではなかろうか?

このブームがただの浮かれた熱ではなく、その土地に魅入られた人が、その土地の
事情を知り、声高に叫ばずとも、各人それぞれに意見を持つ事になれば、
例えば政府が横暴な事をしようとした時に抑制できる唯一の武器「世論」
になるんじゃないかなと密かに

spiceherb at 15:04│Comments(3)TrackBack(0)沖縄ニュース 

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この記事へのコメント

1. Posted by hiro   2004年11月13日 19:34
この竹中さんの予想の根拠は、沖縄本島が八重山を支配するという構造でしょうか。
この沖縄音楽・料理・観光ブームが、沖縄の抱える問題を普通のヤマトンチューが考えるきっかけになると本当にいいと思います。
2. Posted by 店主   2004年11月16日 00:19
いえ72年に復帰する前にアメリカに支配されていた沖縄は復帰
すれば、アメリカの横暴に耐えなくて済むという世論に支配されていたそうです。
竹中さんは、復帰でアメリカの支配から逃れれるのは幻想だ、日本の
いいように利用されるだけだという論調です。

まさにその通りで当時の屋良知事が政府側と交わした下地島空港の災害時の人道的目的以外の使用は禁止と言う覚書は無視という事になりつつあります。

3. Posted by 琉球独立党   2006年02月12日 00:02
琉球独立党のホームページ
http://www.bekkoame.ne.jp/i/a-001/index.html

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