フランスでは2月2日はシャンドルール(La Chandeleur, Fete des chandelles) というキリスト教の祝日。光の祝日と呼ばれるこの祭りはキリスト教以前の原始宗教からユダヤ教、そしてキリスト教に関係して意味合いが変化していき、現在ではキリスト教の聖母御潔めの祝日ということですが、まあ面倒くさい歴史や宗教の細かい説明は省くとして、大切なのはこの日はフランス人にとってクレープを食べる日だということ。1月になるとスーパーなどでは10枚1パックのクレープやイタリアのチョコペースト「ヌテッラ」が山積みされるようになります。もちろん自宅でクレープを焼く人も多いようで、左手にコインを握り、右手で高くクレープをひっくり返すことができたら幸運が訪れるという言い伝えもあります。
私もクレープ焼きました。でもコインを握りしめるのは忘れました。どっちみちコインを握りながらクレープを焼くなんて不衛生なこと、私にはできません。
実は2月5日はヌテッラの日"World Nutella Day"という非公式の祝日。ヌテッラおいしいですよね。初めてヨーロッパで食べたヌテッラに感動したことを覚えています。 娘はスティックタイプのクラッカーとヌテッラがセットになっているものが大好きで、フランスのスーパーに行くと大量に買い込んでいます。今年はヴァローナのプラリネチョコレートを使い、自分でチョコレートペーストを作りました。頒布でも出していますので、レッスンにお越しの際には声をかけてくださいね。