2008年01月

2008年01月31日

Rez HD

サウンド・エフェクトをBGMのBPMにクォンタイズするという知覚情報操作により、生体そのものがバイオ・フィードバックを獲得する装置へと変換され、CRTディスプレイとバイブレーションによる可逆的なシンクロが、情報神経回路の加速と身体感覚の拡張を喚起させる。

この生体感覚地図を再編するメソッドと、八〇年代後半のバブル期を想起させる西武セゾングループ系対抗文化的状況こそが、『Rez』のサイバネティックス・ランドスケープである。

『Rez』、『Lumines』、『Every Extend Extra』。一連のヴィデオ・ゲーム群のインナー・テクノロジーとその情報神経戦略をデコードするには、未完の八〇年代日芸対抗文化の走査と再編が急務となるだろう。

(メディア美学)

ノト at 12:35|PermalinkTrackBack(0)