2006年04月07日

にんてんその2

突然ですがヒマなんで今後の任天堂の予想をしてみる。

DSの余熱を持ったまま、味方につけたテレビ・雑誌・新聞の各メディアが「重厚長大は既にOut」という論調一本で煽りまくり、日本ではレボが事前予想を大きく超えたバカ売れ状態に。特にレボ経由で配信する過去の格安コンテンツを携帯機で外に持ち出すことが可能なら、さらなる成功が見込めるだろう。欧米でもカジュアルゲームの熱はそれなりに高まっており、2005年時点でのアナリスト予想である任天堂圏外という悲惨な結果にはならない。ただし、欧米でカジュアルゲームを遊ぶ女性や大人たちは、あくまでも仕事の合間の息抜きが中心のため、どうしてもPCベースになる。大人が人前でゲーム「ボーイ」を遊んでいるような風景は日本だけなので、カジュアルゲームを遊ぶ世代の意識をDSによってどこまで変えられるかがカギ。

しかし。

やはりDSブームは「売れないは必然、売れるは偶然」というある意味ヤケクソな社風に吹いた神風。脳や犬だけでいつまでも引っ張れるわけないことは、任天堂が一番よく解っているだろう。特に今回はポケモンブームと同じく、ゲーム以外の新商売で一発当てたようなもの。本業のゲームの内容が、焼き直しばかりで何十年も前から殆ど進化していない点にも注意を払うべきだ。「ゲームのルールは任天堂が作ってきた。今後も変える必要は無い」という開発のプライドと、新社長の危機感が悪い形で共存し始めているよう僕には見える。


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ノト at 13:12│TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by oo   2006年04月07日 14:46
焼き直しばかりってのはゲーム業界全体の問題では?
むしろ任天堂は新しい遊びを提案して、唯一受けてる会社でしょ。
どうぶつの森とか、メイドインワリオとかも焼き直しの範疇?
2. Posted by ノト   2006年04月07日 15:24
>ooさん

僕自身は『サウンドボンバー』『どうぶつの森』は64版からのファンですし
ドシンや番長、マリオアーティストのような極端な例も含め
任天堂が他の企業以上に新しい試みにもトライしていることは理解しています。

ただ、マリオやゼルダなど定番タイトルを代表とする「任天堂らしさ」が
ゲームデザインの硬直化を招いている面も感じていて
それが岩田ドクトリンとの微妙な乖離を感じる、という個人的な感想です。

他には直前に"Metroid Prime: Hunters"を遊んでいて
その印象が今回のエントリーに影響しているのもあるかと思います。
http://blog.livedoor.jp/spikee_rez/archives/50345452.html

岩田氏の「ハード性能やグラフィックの進化だけでは駄目」という意識は
任天堂の定番タイトルに対する危機感の表れかもしれませんね。

焼き直しが他のプラットフォームでも常態化しているのは
当然異論ありませんし、ゲーム業界全体の問題と同意しております。

また、エントリーの乱暴な文体に気分を害されたのなら、大変申し訳有りません。