2007年07月10日

Darknessクリア

アクションアドベンチャー、ゲームとしての基本的な構造はリディックとほぼ同じ。二作続けて遊んでみて、どういうゲームを作る人たちか判ってきた。

デザイン的に目を見張るようなことや、見たこともないようなことは特にやってない。ゲームプレイだけに限定して言えば、あらゆる面で平均点以上。普通に秀作。

かといって凡庸という訳でもない。特に一人称視点での演出面では結構実験的な手法にチャレンジしていて、実際それは成功している。特にラスト30分はよかった。最後ここまでヤケクソに盛り上げるのは、洋ゲーでは珍しいんじゃないだろうか。

リディックのロード時間の短さも異常だったが、今作もプレイヤーが感じる「待ち時間」は極力排除している。ストレスを減らす努力とその成果はリディック以上。そのあたりの基本の押さえ方も優秀。

あとは僕の英語力の問題かな。カットシーンやサイドクエストなど、脚本や声優の演技にすごく力が入ってるのは判ったので、英語が理解できればもっと評価も上がったと思います。


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Darknessその2

ノト at 00:28│TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by IDA-10   2007年07月10日 02:59
> カットシーンやサイドクエストなど、脚本や声優の演技にすごく力が入ってる

僕の英語力はたいしたことないですが、わかる範囲でも、HALOの「今の敵、お前の妹にソックリだったな」以上に、ゲームと関係ない台詞が面白いゲームでした。「俺、あの女とヤったぜ」「アイツ、男だって知ってるか?」「ぐ...それでもいいんだよ!」とかとか。

字幕欲しいですねー。
2. Posted by ノト   2007年07月10日 11:01
>>IDA-10さん
GAME NEVER SLEEPS、いつも楽しみに読ませてもらってます!

公衆電話も面白ネタが多そうでしたが、英語力の無さからスキップすることもしばしば… 特に向こうの世界での感動的な会話がもう少し味わえたならと残念です。

僕は原作を読んだことが無いので、このタイトルの持ち味のどこまでを原作が握っているのかは判りませんが、このゲームプレイとゲームデザインにも関わらず、ヒューマニズムや倫理、愛と成長を真正面からガチで語る姿勢は、洋ゲーならではアメリカならではのパワフルさと感心してしまいました。